ここ数日で五編の掌編を書いてみたわけだけれど。
思ったことと、お礼なんかを列ねてみようと思う。
まずは第一作。「裕福な扉」
http://anond.hatelabo.jp/20090711032230
題目なんか考えずに、当初は2ちゃんでSSスレでも立てようかと思って作ったものだった。所要時間一時間未満。
しかしながら元来から初めてのことをするのが苦手な私はスレタテが甚だ億劫だった。でも、書いたからにはどこかで表現したい。
で、ここに書いたのだった。
それが一夜明けるや驚いた。ブックマークの量に。
大変遅くなりましたが、心底嬉しかったです。ちょっと心臓がばくばくして肌が粟立ったほどです。ありがとう。
たくさんのコメントを見てにたにたしてました。すまない。
個人的には、現代の日本社会のことを書いたつもりだった。産まれたその時からある程度は恵まれている私たちのことを表現してみたかった。たぶん。
星伸一っぽいとのコメントもあったけれど、正直星伸一の小説は一編たりとも読んだことがなかったりする。
なので今後読むかもしれない。分からない。
さてさて、これで味をしめたのが悪かった。なるほど、創作でもこんなに考えてもらえるんだなと思って翌日に書いたのが二作目。
http://anond.hatelabo.jp/20090712074901
当たりも掠りもしなかった。
トラックバックに(私が書いたのに!)一作目を参考にするといいですよ、との指摘をいただいたほどだ。結構淋しかった。
童話調の文体がいかなかったのか、はたまた改行が見易くなかったのか。
謎は尽きないのだが(どの文も二行以上は続いていない)、内容についてここでちょっと補足したい。
イソップ物語を題材に考えたものだった。有名な狐と葡萄のお話。心理学の――確か合理化だった気がするのだが――例に上げられているものだと思う。
で、今回はそこにコミュニケーションも含ませてみた。意地っ張りって奴だ。
後半部分が少し粗かったかなと今となっては反省していたりする。
二作目が悔しかったから三作目で動向を伺いたくなかった。
http://anond.hatelabo.jp/20090713054312
内容なんてものはほとんどない、「夏」を前面に押し出した一編にしたつもりだった。
まったく見向きもされなかった。
ここら辺で、私も気が付いた。つまりは、これこそがあるべき姿なのだと。要は、一作目が異常だったのだ。運がよかっただけなのだ。
ただ、ほとんど頭の中に浮かび上がっただけの文章を形にしただけのものが一番反応がよかった、という事実が受け入れられないだけで、こういったことはままあるのだ。
もう止めたらよかった。
だが、一作目のようなものを書けばどうにかなるのでは、と思ってしまった私がいた。
そんなわけでできたのが四作目である。
http://anond.hatelabo.jp/20090713234052
一応考えさせる文を書いたつもりだった。おちの付け方も、一作目を踏襲している(あくまでもつもり)。なんとかなるんじゃないかと、希望的観測を持ちながら待っていた。
……正直に書こう。時間を置いてみた画面に、私は肩を項垂れた。
トラックバックがひとつあったので、どんなことが書かれているかなと思ったら、まさしく図星を言い当てられたような気分になった。
この文章にトラックバックを書いてくれた方、あなたは素晴らしい洞察力を持っていらっしゃる。だからね、もっと違う方にも活用できると思うよ。
一文は的確に私が抱いていた考えを正確に射抜いたが、反面、勇気付けてもくれていた。
で、諦めの悪い私が昨日書いたのが五作目である。
http://anond.hatelabo.jp/20090715074519
「命と家族」のようなテーマを設けたような設けてないような作品だった。微妙に方言が懐かしい、ような気がしないわけでもない。
さて、この文章であるが。
なんと、ブックマークがひとつついた!ありがとう!
五文字を胸に抱き嬉しくなるのと同時に、私はもう十分に満足してしまっていることに気が付いた。
というか、毎日毎日新しい文章を考えるのに疲れてしまっていた。
どれもこれも所要時間は一時間と満たないものばかりだったと思うが、それでも堪えるものは堪えていたのである。
あるいは、義務のように思うほどにやる気が削がれてしまっていた。
だから、ここいらで一呼吸入れようと思い至ったわけだ。
考えてみれば、甚だ空気を読まない文章であったことは否めない。
悩みの独白や、思想、政治観、何気ない一言などであふれる匿名ダイヤリーの中に、たった一文だけ掌編が交じっていたのだ。
それも、結構長い。
お目汚し致したことを、この場で謝罪したいと思う。
スクロールバーが長くなってごめんね。
というか、今回のこのくっだらない自慰文章も長くてごめんね。
まあ、気の長い利用者諸君ならば許していただけるものと願っている。
とまあ、長々と書き連ねたわけだが、このあたりで終いとしたいと思う。
繰り返しになるが、第一作「裕福な扉」へのコメントの数々、大変嬉しかった。「裕福な扉」なんぞの題目が付いたことにも驚いた。
ありがとうございます。心より、嬉しかった。創作冥利に尽きました。
……だめだ、纏め方が分からない。グダグダになってきた。もう嫌だ。終わらん。
ので、ここで文章を止めることにする。どうもでした。
気が付いたら不思議な部屋に立っていた。 目の前には扉が二つ。 にこやかな笑みを湛える爽やかな青年と、体調の優れない中年女性がドアノブを握っていた。 女の人の窪んだ目が気味...
ここ数日で五編の掌編を書いてみたわけだけれど。 思ったことと、お礼なんかを列ねてみようと思う。 まずは第一作。「裕福な扉」 http://anond.hatelabo.jp/20090711032230 題目なんか考えずに...
色々と考えさせられるところが似ている。 豊かさとは、幸福とは何だろう? http://anond.hatelabo.jp/20090711032230
それを知るために、まずは「幸福の科学」へ入りませんか?
なぜか、これを思い出したな http://www.amazon.co.jp/%E8%B2%A7%E5%9B%B0%E3%81%AE%E3%81%AA%E3%81%84%E4%B8%96%E7%95%8C%E3%82%92%E5%89%B5%E3%82%8B-%E3%83%A0%E3%83%8F%E3%83%9E%E3%83%89%E3%83%BB%E3%83%A6%E3%83%8C%E3%82%B9/dp/415208944X/ref=sr_1...
なんでこんなに面白い読み物なのに、お金とらないのかなぁ。
まず、会話以外の文を、改行以前で終わるようにしましょう。 お手本 http://anond.hatelabo.jp/20090711032230 あとは狐よるクマの方がいいかな。