2009-06-10

会社を辞めることを決めた

昨日の朝、久しぶりに死にたいと思った。

12時から部の全体会議があり、なおかつ進行役なのに、目が覚めたら16時だった。

リアルに「オワタ」とか思いながら会社にTEL。

「何で遅れたの、会議なの分かってたでしょ。体調不良なわけ?」イライラを隠さない部長の声に

「寝ていただけです」と返事をする。

「9時に目覚しをセットしていたのに、起きたら、16時だったのです」

はあ、と電話の向こうでため息が聞こえる。はあ、もういいよ、いいから会社着て。

はい、はい、はい。すみません、すぐ行きます。

のだめ”は1枚しか着なくていいから楽、という理由で毎日ワンピースしか着ないという設定だったと思う。私もまったく同じ理由で、ワンピースをずるずると着て、化粧だけは何とかし、会社へ這うように向かう。

部長の所へすぐに出頭する。

「申し訳ありませんでした」

「生活習慣を夜型から朝型へ直す努力をしている?」

「…」

「夜毎日3時とか4時まで居たって全然偉くないって分かってる?」

「…」

「それよりも朝、10時には会社に着て、夜の10時には帰れる努力をしないとダメだ」

「はい」

「もういいよ。下がって」

「はい」

机に戻り、キオスクで買っていたおにぎりをのそのそと取り出す。机の上には、資生堂香水「ばら園」がいつも置いてある。

おにぎりビニールを右手と唇で器用にはがし、ばら園を持ち、おにぎりにしゅっと吹きかけ、食べた。

甘たるい香りと苦くてピリッとした舌ざわりと、中から出てくる赤い梅干。

食べ終わって指をなめて、隣の席の男性が呆然としているのを見て、

「何固まってんのさww なんか会議でまずいことあった?そうなら、ごめ…」

「今、おにぎり香水かけてなかった」

「はあ?だって、それって、ふつ…」

普通じゃねーよ。


人工の甘いバラの香りが、鼻について、私は会社を辞めようと思った。

仕事中なことは分かっていながら、彼氏電話をする。

「なに、どうしたの、昼間に電話なんて…」

とがめるような声にかかわらず一気に告げる。

「私会社辞めることにしたんだけど、収入があなたより大分少なくなってしまって半分ニートみたいになって仕事バリバリしている格好いい女性(笑)じゃなくなっても私と付き合ってくれる? でも、あなたが大丈夫だよって言ってくれてもプライドの高い私は逆に、きっと、たぶん耐えられないから今のうちにわかれる。ごめん、もうよくわかんないけど、くだらなくてごめん」

そのときになって、思い出したかのように吐き気が戻ってきた。

げっぷをするとね、バラの香りがお腹から立ち上がって来るんだよ。

笑っちゃうよね。

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    いいからとっととうんこして寝ろ http://anond.hatelabo.jp/20090610131247

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    事実かフィクションかわからないけど、フィクションだとしたら巧いし事実だとしたら小説みたいな人格の持ち主だ。

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    誰を模倣した文体かわからないけど最後まで読むことはできたよ。よかったね。よしよし。

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     こんな会社舐めてやる  昨日、久しぶりに死にたいと思った。  17時の定時が迫り、当番の女子社員が皆の湯呑みを回収して洗い始める。だが俺の机の上には湯呑みが残ったままだ。...

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