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2007-12-26

http://anond.hatelabo.jp/20071009200109

その日は、よく晴れて暖かく、けれど風の強い日だった。

僕は約束の時間に待ち合わせの場所に立っていた。彼女は来ない。予想通りの結末。僕はため息をつき、その場所を離れた。歩きながらふと携帯をみると、「着信」の二文字が表示されている。はたしてそれは、彼女からだった。

僕は近くのベンチに座り履歴からコールバックする。呼び出し音が三回鳴って彼女が出る。「元気にしてた?」いつもの台詞から無為なループを繰り返す会話が始まった。沈黙の方が長いその会話の背景に時折環境音が混じる。「今どこにいるの?」そう尋ねると、「月が奇麗なところ」、と彼女はこたえる。空を眺めると観覧車の向こうにほとんど欠けていない月が浮かんでいた。

再び外からのノイズがスーピーカの向こうから聞こえてくる。今度は悲鳴のような。その楽しげな悲鳴に僕は聞き覚えがあった。観覧車の横を走るレールの上。僕は半ば確信してもう一度彼女に聞く。「今どこ?」、「だから、月の奇麗なところだって」。僕は通話状態のまま園内を歩き回る。階段を下りて、アトラクションの間を縫ってベンチに目を凝らしながら。幸い今日はこんな日だ。ベンチに座っているのは十中八九男女二人で、一人きりで電話をかけている女の子なんていやしない。

中心からは少し外れた見晴らしのいい場所に、彼女はいた。ベンチの端に座り、携帯に向かって話しかけている。その姿と電話からの声がリンクした。「見つけた」そう言って電話を切る。彼女と少しだけ間をあけベンチに座る。「元気にしてた?」そう口を開く。

ご飯を食べながら、手をつないで歩きながら、まるで久しぶりに再会する恋人のように互いの近況を報告する。それでも結局、彼女のわだかまりは解消されなかったらしい。「友達になれないかなぁ」そういう彼女に、僕はノーの返事を返す。以降、会うこともないし、会いそうなところには行かない。そう宣言して、手を振る。

電車を待ちながら、携帯電話の履歴と、アドレス削除する。ものの5分で作業は終わり。あとは。ポケットの中の感触を確かめる。帰り道の途中の橋の上からリングを思いきり投げた。やっぱりこういうものは海でするものなのだろうか。ふとそう思った。

2007-12-19

駅のホームで中学生カップルが抱き合ってた。

どちらも不良みたいな感じじゃなくて、垢抜けない、ぶっちゃけて言えばオタクっぽい子ら。

ダサい眼鏡かけてバサバサの長い髪してる女の子が、必死にうで回してて可愛かった。

まるで昔の自分みているようだった。今でもたまに思い出して不思議に思う。

中学生の頃、授業をサボッて彼氏と二人で隠れて抱き合ったりしてた。

そしたら、どういうわけか、誰かが目撃してチクッたのか、彼氏と二人で先生に呼び出された。

先生は机をドンと叩いて、唇を震わせながら大声を張り上げて私たちを叱責した。

私はショックを受けたり落ち込んだりする前に、先生の異常な怒りように唖然とした。

説教が終わった帰り道、「先生、なんであんなに怒ったんだろうね」って彼氏と笑った。

本当に何であんなに怒ったんだろう。

2007-12-14

これって犯罪か?だとしたら俺にできることは?

スーパー夜勤バイトをしている者なのだが、ちょっと気になることがある。

バイトの同僚に中年男性がいるんだが、その息子(25歳・無職)がときどき買い物に訪ねてくる。

それだけなら別に何の問題もないんだが、実は店内に若い女性がいると、何か物色しているようなんだ。

そして、奴が店を出るのは決まってその女性が店を出るのを待ってから。

自分はバイトがあるから、その後どうなったか確かめることはできない。が、おそらく女性の後をつけているような気がする。

特定の女性を付け回してるわけじゃないからストーカーとは違うし、他人の後をつけるだけなら犯罪とは言いにくいと思うのだが、そのうち痴漢レイプ、ひったくりでもするんじゃないか、という疑いを持ってしまう(既にやっていなければいいのだが)。奴は少々ぶっとんだところがあるし、やりかねないという心当たりもある。

俺にできることは何かないだろうか。

奴が目をつけた女性に「帰り道はお気をつけて」なんて言うのも、変だし。

2007-12-09

3年かかってもムリだった

http://anond.hatelabo.jp/20071111205453

もう10年以上経つけど、

私は結局受け入れたけど、

なんだか読んでいて自分のことを思い出してきて涙が出た。

拒み続けたアナタはえらいよ。

当時、私は進学校の公立高校3年で、

ある近所の飲食店冬休み前からアルバイトをはじめた。

彼氏いない歴18年。

でも、マジメな子が多い学校彼氏彼女がいる子の方が少数派な

ぐらいで、特に気にもしてなかった。

彼氏のいる生活や、デートしたりセックスしたり、ってことに

全く現実味がなかったんだよね。

高校卒業間もない頃、卒業後は県外の企業専門学校へ行くという

バイトで一緒の彼からデートの誘いを受けた。

バイト先では、何組も付き合ってる子たちがいて、

少し前から「ねぇ。○○くん、★ちゃんのこと気に入ってるらしいよ」

とは、聴いていた。誘われてイヤな気はしない。

けど、ごめん。

彼は小顔ではなく、背も低かった。

好みタイプか、といわれると、決してそうではなかった。

でも、デートに誘われて悪い気はしなかったし、

もう会えなくなるから、最後に。

というような事を言われて、その誘いに私はのった。

デートは、確かどこかの遊園地

移動は、彼の親の車。

免許は以前に取っていたので、運転は結構慣れていて

不安もなかった。

もう遅いし、帰らないと。

帰り道、そういいつつも、もう少し話がしたいと言われ、

人気の少ない場所に車が止まった。

もう、何を話したかは覚えていない。

ただ、はっきりしてるのは、

キスをして(はじめてでした)、

フェラさせられて、最後までした。

泣いた。

痛くて泣いたんじゃない。

なんでこんなことになったのか?

デートした自分が悪いの?

ただショックだった。

ゴメンね。

そういわれても、ただ泣いていた記憶がある。

帰りたいと言う私に、彼がどんな言葉で私を説得したのかは、

細かいことはもう覚えてないけれど、ただただ、私は

「この空間から抜け出すためには、家に帰りたければ、

もうあきらめて言われるまま受け入れるしかないんだ」

というアキラメの心境になったことだけをハッキリと覚えてる。

結局、その彼とは遠距離時代も含めて3年付き合った。

まず、趣味が合わないから、

私の好きなことに彼を付き合わせることはなくて。

でも、彼の趣味は理解したいとは思っていたので、

レースをやっていた彼に付き合って、

カート場にいったり、

鈴鹿にいったり。

本当は、「彼氏」とはクラブに一緒にいったりしたかったけど、

おしゃれでもなく、音楽趣味も合わない彼のことを

大学の友達には紹介したくなかったし、

彼もその手の遊びはしたがらなかったので、

彼が地元に戻ってきた週末はべったり一緒に過ごして、

その他は、大学の友達と遊んだりバイトしたり。

1年経って、遠距離が終わって地元に彼が戻ってきたあとは、

普通に年相応にAV大好きな子だったし、

年齢的に仕方ないか、と今でも思うけど、

セックスするために会ってる感じだった。

休日は、彼の家に私が行って、

まだ寝てる彼のベッドに入りこむと、

もう大きくなってる(朝なんでね)から、

すぐセックスして、終わったら服着て部屋でごろごろして。

私も年相応に興味もあるし、

セックス自体への抵抗感も薄れて、

行為自体は楽しんでするようになってたから、

そんな休日はイヤじゃなかった。

避妊は初めてのときも含めて、

きちんとしてくれたし

「彼は私のことを大事に思ってくれてるな」

「私、彼のことすごく好きなんだな」

そう思ってた。

でも、ごめんね。

ずっと、本気で好きじゃなかったんだよね。

そのことにうっすら気づいたのは、

私がこれから進みたい分野ですでに仕事をしていた

5歳年上の男性と知り合ってから。

最初は、セミナーイベントで知り合って、名刺交換して、

その後電話がかかってきて「話が合うお兄さんだな」ぐらい。

でも、話をしててだんだんドキドキするようになって、

しばらくして、友達が主催クラブイベントに顔をだしてくれた時、

一緒にしゃべってたとき手をつながれた瞬間、「この人のこと好きかも」って。

気持ちが、その年上の人にいってしまったことを

はっきり自覚したから、

彼には悪くて「もう付き合えない」と平謝り。

イヤだ!って、泣かれたけど、別れてもらった。

最後のセックスは、2人とも泣いてた。

彼は別れるのが悲しかったからだろうし、

私は、彼に申し訳ない気持ちで、一緒に泣いてた。

気持ちが入ってないから、なかなか濡れない。

痛かった。

初めてした時みたいだな、って頭の中で考えながらしてた。

女の体は正直だなぁ、と思った瞬間だったな。

2週間後、

年上の人と初めて2人でデートした。

手をつないだり、キスはしたけど、それ以上は何もなかった。

当時、私は20歳で、新しい彼は25歳。

「あれ?」

って思ったけど、

家に帰ってから

「そうか、初めてのデートなんだもん。これが普通なのか」

と、思ったりもした。

新しい年上の彼は、電車で1時間半ほどかかるところに住んでいたので、

元彼ほどではないけど、遠距離スタート

2回目のデートは2週間後。

今度は、デートの最後にホテルに入った。

うれしかったな。

ドキドキしたけど、わくわくした。

でも、彼は緊張しすぎて、

途中で萎えちゃって、その日は最後まではできなかった。

すごく落ち込んでる5歳上の彼氏が愛しくてたまらなかった。

かわいいなぁ、って。

彼とは音楽趣味もあって一緒にクラブにしょっちゅう行けたし、

大学の友達にも気軽に紹介できた。

私が目指していることに対してアドバイスしてくれたり

将来につながるような人との出会いもあったり。

プラスになることが多い付き合いだった。

結局、その彼とも3年付き合った。

一度付き合うと長くなるほうなのかもしれない。

今は、その後付き合った人と結婚して、子どももいて、毎日を過ごしてる。

細かい悩みはあるけど、幸せです。

そんなある日、増田日記人気エントリーを流し読みしていたら、

http://anond.hatelabo.jp/20071111205453

に出くわしたのです。

当時は、振り返る余裕がなかったし、

自分で認めたくなかったから、考えないようにしていたんだろうけど、

今は、はっきりと、そう思う。

私は、デートレイプ被害者だったんだ。

当時はそんな言葉は世にでてなかった頃だけど、

自分の初めてが、こんなにも納得できない形で終わってしまったことが、

きっと私は許せなかったんだと思う。

「付き合っていれば好きになるかも」

「性格いい子だし、あの日はきっかけだったから」

バイト仲間カップル同士でみんなで遊びにいったら楽しいし」

「あの日、受け入れた自分は間違ってなかった」

と、そう思いたかったんだ。

3年付き合って、情も生まれた。

セックスもよくしたし、気持ちよかったし、

だから「好きなんだ」って思ってた。

でも、違ったんだよね。

「私はかわいそうな子じゃない」

「私の初体験は、好きな子とだった」

そう、思えるようにしたかっただけなんだ。

3年も。

3年も付き合ったのに、結局ダメだったんだもん。

バカだなぁ。

すきでもないやつの誘いにのって、車で遠出するなよ!

無知すぎるよ!!バカ!

そう、当時の自分に言ってやりたい。

そういう意味では、元彼にも謝りたい。

好きじゃなかったのに、好きなふりして付き合ってごめんね。

しかも3年もひっぱって。

今、幸せに暮らしてくれてるといいのだけど。

あの時、断固拒否して、車から飛び出て

歩いてでも帰る勇気が持てたなら、

私はあの後どんな人と付き合ってたんだろうか。

もうそんなことは、想像もできないけど、

2007-12-04

友達に大好きなバンドを薦めてくる子がいるんだけど、それがしつこくてしつこくてもう嫌です。

それに俺そんなにそのバンド好きじゃないんですよね。ヴィジュアル系って言うのかな。いや確かにヴィジュアル系は好きだって言ったことはありましたよ。見ている分には面白いじゃないですか。綺麗だし。マリスミゼルとか昔いましたよね。一枚だけCDも買ったことがありました。だから好きだと言ったんです。ヴィジュアル系が好きだと言ってしまったんです。

そしたらその子、次の日に彼女が好きだと言うバンドCDDVDを何枚かを持って来て俺に手渡しました。一言、「貸してあげる」と添えて。いや、貸してもらえるのはまあ嬉しいことには違いないんですが、誰も貸してくれなんて言ってないし、俺そのバンドに全然興味ないですから…。

でも断れませんでした。だって、あの子の笑顔が嬉しそうに輝いていたんですから。もしも断れば、花の萎れるようにこの笑顔も消えてしまうんです。そう思うととても怖くて断れたものではありませんでした。だから俺、満面の笑みを以て彼女「ありがとう」言葉を返すことしかできなかったんです。

ああ俺、この子が絵売り女になって駅前に現れたら、間抜けな顔して付いて行っちゃうかも知れない。絵も買っちゃうかも知れない。俺って馬鹿。でもいいんですよ。まさかCDDVDを売り付けるって訳でもないですし、好意だけで貸してくれたんですから嬉しいじゃないですか。

帰り道、俺はきっと浮かない顔をしていたんでしょうね。渡されたCDDVDを割れないように丁寧に持って帰っていきました。家へ帰っても、借りたCDDVDを聴く気にも観る気にもなりませんでした。そもそも興味がないんですから。

興味のないものを借りようとする人なんているのでしょうか?興味があるからみんなレンタルビデオ屋にビデオを借りに行くんです。客が興味のないビデオしか貸し出さないレンタルビデオ屋なんてすぐ潰れるに決まってます。でも俺は借りてしまったんです。

もっと心に余裕があれば興味がなくとも聴いていたかも知りませんが、あいにくそんな心の余裕を持ち合わせていませんでした。ですから、部屋の隅っこへCDDVDをタワーにして積み上げて置くしかありませんでした。

翌日、案の定彼女に訊かれました。「昨日貸したの、聴いてみた?」って。聴いてません。何も聴いてません。忙しくて聴く暇がなかったと言いました。すると残念そうな顔を見せながら、「アルバム何々の何曲目がお勧め、忙しいならこれだけは聴いてね」と言います。

彼女は意地でも聴かせようというつもりです。何と優しいのでしょうか。俺がそのバンドに少しでも興味があれば本当に良かったんですが。お勧めの曲だけは聴いてくれなどと言われてしまっては、もう聴くしかありませんでした。

帰宅してとうとう聴いてみましたが、それといった感想が湧いてきません。男の色っぽい声だけしか頭に残りません。ああ、もう本当に興味がないと感想すら思い浮かばないんですね。早く聴き終えたいという思いしかありませんでした。

こうなると感想を捻り出すしかありません。そこで嫌々もう一度曲を聴き直し、感想をなんとか掴みました。ヴォーカルの声質が良い、ギターの音がいい。どういいのかは知りませんが、とにかくいい。そう思うしかありません。

そしてまた翌日、彼女に昨日と同様に訊かれました。「どうだった?」ヴォーカルの声が優しかった、癒された。などという言葉が口をついて出ました。少しも癒されてもいないのに。

愚かしいことにこの嘘が彼女を喜ばせてしまいました。可愛い笑顔が見られたのはまた良かったんですが。でもこのこと以降、彼女の中で俺は同じバンドのファン仲間だと認識されてしまったんです。

それ以来、残りのCDDVDを鑑賞するように催促されて実際に全部聴いてしまったりファンクラブ過去会報プレゼントされたりもされました。来年カレンダーを一つ余分に買って渡してくれたりもしました。一体どうしろと言うんでしょう。挙げ句の果てに今度ライブへ行こうなどとも誘われています。その都度スケジュールが合わないことを言い訳にしていますが、こんな自分がアホらしくなってきます。

でも今さら興味がないなんて言えないし。もしも言ったら、きっと裏切られたと思われて関係破綻してしまうかも知れません。どうして一番最初にこのバンドには興味がないって言えなかったんでしょうか。馬鹿ですね、俺って。

2007-11-30

ドラゴンクエストIV 導かれし者たち』が60万本!

これを買う人って、好きな作家の本を文庫になったら買い、豪華本になったら買い、装丁が変わったら買い、収録された全集ももちろん買う人と同じだよなとちょっと思った。

ドラクエ4」はディズニーランドデートして、夕食や、その後のホテルまで想定してたのに、「用があるから帰る」攻撃をされたために、やけくそで帰り道抱き合わせ上等で買った思い出のゲーム

すごくおもしろかったのであの日はホテルまでいかなくて正解だと思ったよ。その後しばらく童貞をこじらせたけど。

2007-11-16

電子レンジで温めたらバナナが爆発した

これhttp://secondlife.yahoo.co.jp/gourmet/recipe/y/2nd0711/e302114.htmlを作ろうと思ったんだ。レンジバナナ

けどこれさ、手順1のところに皮に切れ込み入れるって書いてあんじゃん。それ無視してやっちゃったんだよね。しかも2分半くらいって書いてあるのに途中携帯メールが来て5分弱くらいレンジに入れっぱなし。

バナナ取り出したらなんかシューシュー音して明らかにやばそうな雰囲気が漂ってたんだけど、まあいいか思って皮向いたら、その瞬間半液状化したバナナがブフゥって音立てて飛び出してきて唇火傷した。部屋で一人なのに「ふひぃ」とか叫んじまったぜ。バナナって意外と水分多いのな!

でさー、氷で唇冷やしながら雑巾で飛び散ったバナナ拭いてたんだけど、梶井基次郎の「檸檬」ってあんじゃん、本屋檸檬爆弾とか言っておいて来るやつ。あれ思いだしたのよ、雑巾掛けながら。

おお、これまさに爆弾じゃん、比喩とかじゃなくて本物の!って思ってたら、なんか試してみたくなった。この衝撃を誰かに伝えたいっていうほとばしる情熱。で、さすがに丸善は行けないから、家の近所で後輩が働いてるブックオフに仕掛けてやろうと思ったの。どうでもいいけど、本物の京都丸善も行ったことあるけどあれ別に普通ビルで面白くもなんともないのな。

そんで、レンジで6分温めたバナナビニール袋に入れて持って出かけた。ブックオフで働いてる後輩って私と同じサークルの子なんだけどさ(名前を仮にカジイ君としとく)こいつがスゲーいいやつでさ。バカなことばっかいつもやって人のこと笑わせてるくせに、カジイ君本人がマジで怒ったとことか誰も見たことないの。マジ心のジュノンスーパーボーイ。だし、カジイ君なら笑ってくれるだろ思って超わくわくしながらバナナ持っていってさ。むしろ爆発寸前なの私の胸ぐらいの勢い。カジイ君ほんと誰にでも優しいからさ、彼女いるくせに。

で、ブックオフ着いたらカジイ君働いてて、「らっしゃいませー」つって。客が私ってわかったら超笑顔で「どしたんですかー?」とか言うから、私は挙動不審ぎみにうへへって笑いながら「これ差し入れおやつに食べて」つってバナナ爆弾渡してきた。カジイ君一瞬「は?」って顔したけどすぐ笑って、「なんでバナナ?いや食いますけど。ありがとーございます」だって。そのままダッシュして帰った。

帰り道バナナが爆発したらさすがに怒るよな、いくらカジイ君が温厚でも。嫌われるかなー。嫌われるよなー。けどカジイ君ならもしかして笑って許してくれるのかもな。カジイ君誰にでも優しいからな。はあ、いっそ嫌いになってくれたら諦めつくのに」とか考えてたらなんだか知らんけど泣けてきた。カジイ君は爆発した。

http://neo.g.hatena.ne.jp/llpp/20071202#p1

2007-11-13

2週間ほど前、よく飲みに行くバーの常連同士の、ちょっと年下の男の子に突然キスされた。

私が彼にちょっとしたことでお礼をしようと思っていて、軽く晩ご飯をおごった後に、そのバーに向かっていた時のことだ。

たしかに私は彼とはここ最近、仲良くしていた。

でも、それは店でだけだ。メールも一週間に一度するかどうか程度。だからちょっとびっくりした。

私は自分の顔が一般的にどの程度のランクに属するのか客観的に判断することができない。

時々、びっくりするくらい自分の顔がぶさいくに見えるときもあるが、ごくたまにかわいく見える時もある。そんな感じ。決して美人ではない。かわいくもない。しかもちょっとぽっちゃり気味。足も太いし。

でも、思えば、高校卒業後は「彼氏がいない期間」はすごく少なかったような気がする。たぶんのべ3ヶ月くらいしかないはず。

不思議と「彼と別れたー」とか言ってめそめそしてると、告白されるのだ。

「つきあってる人はいるの?」って聞かれて「それがいないんですよー」と言ってたら帰り道に茂みに引きずり込まれて襲われそうになったことすらある…(←これは本気でどうかと思うが)

今も、ちょっと前につきあってた人と別れてぶらぶらしてたら、こんなことがあり、またか、と思ってふと気づいた。

私ってハードル低そうに見えるのか

ということに。

そうかー、ちょっと優しくすればヤれそうに見えるのかー。

本当の美人ってちょっと近寄りがたい感じがするもんな。高嶺の花っていうか。

んーむむむ…

でも、私ぐらいのランクの女がお高くとまってるのってかなり痛いような気もする。少なくとも、愛嬌をなくしたら終わりな気がする。

ちなみに、キスをした彼との関係は、その後まったく変化がない。

あのキスはなんだったんだろう???

2007-11-09

http://anond.hatelabo.jp/20071109133000

>・帰り道手を繋ぎたがる(腕を組むのでは妥協してもらえない)

腕を組む方がレベル低いんだ

カンパニーファミリークラッシャーになろうよ

営業部長とか若手を巻き込んでですな

想像するだに鳥肌立つ大カタストロフィー

29独身で女だが

結婚どころか恋人も無理な現実。寄ってくるのは50過ぎたオサーンばかり。

ぶっちゃけ上司ばかり。今の会社好きだし続けたいけど、もう限界だよ…。

妻子持ちはそれだけでサヨナラなんだ。というかどうして奥さんがいるのに冗談でも会社の部下に好きとか言えるの?意味不明。ムリヤリ退社時間をいっしょにされて帰り道手を握られたりするのも妥協できなくなってきた。昼誘われるのも嫌だ。

上司としては尊敬してるが故につらい。

きっぱり断れればいいのかもしれないが、超小さい会社なので下手打つのもおそろしい。

ぶっちゃけ恋愛スキル低過ぎるせいでここまでの事態を招いてる。それはわかってる。

それで聞きたい。

密室エレベーター)で好きといわれる

帰り道手を繋ぎたがる(腕を組むのでは妥協してもらえない)

帰り道待ち伏せされる

・食事に連れ出される

・断りきれず何回か休日に食事した(昼のみ。夕方帰宅)

ここまで進行しているグダグダ加減で

普通上司と部下としてやっていきたいとまだ思っている私は楽観的過ぎるでしょうか。

これはなんなの、相手はマジ感情なの?奥さんいるのに?

死にたい

2007-11-07

学校なんて嫌いだ。大嫌いだ。

別にいじめを受けてる、とかじゃない。(昨年あったらしくってそのための話し合いの場を設けられたことがあったらしいけれど、その頃私は不登校で、おおまかなことさえも知らないしわざわざ聞こうとも思わない)

学校が嫌い」。小学生の頃はなんとも思ってなかった。つまんないな、と思うこともあったけれど、風邪とかひいてないのに休むということが悪いことだと思ってたから行った。よっぽど体調が悪い日じゃない限り行った。皆勤賞ももらったことがある。それなのに今、なんだろう。

中学生になって、ちょっと毎日毎日男子に小突かれて(傘で後ろからさされたり、なにもしてないのに悪口言ってきたり)、小学校の頃の友達は皆部活に精を出してて、同じ部活だったけれどいまひとつ夢中になれなくって、なんだか学校が嫌になってきて、ちょいと不潔だからって嫌われてる子と給食当番やったら「最悪コンビ」って面と向かって言われて、なんだかもう自信なくって嫌になって不登校になって。

今は三年生になったからまじめに学校には行っている。けれどとても窮屈だ。

クラスに居ても、時折雑菌扱いされるし、睨まれるし、いまいち喋りかけるのが怖くて話せないし、息苦しいし、給食配膳の時は並ぶだけ前に並んでる二人組の片方にたいてい顎でさされてもう片方に言ってその片方も振り向くし、係だからって箸を配れば嫌な顔されるし、相談学級(授業に追いつけない人用にあるクラス)に居ても、うるさい男子たちが居て、いまいち勉強が身に入らないし。

自分に自信がもてなくてこんな風に思うのかもしれない(帰り道、見ず知らずの小学生三人組に「ブタ野郎」って言われたのも結構心に響いた。別に私にやらなくってもいいのに。とりあえずは手を上げるのもかわいそうな話しだしと、歩きながら首を痛めない程度にずっと姿を見てたけど)。

こんなトコ嫌いだ。

そう言ってはねつけても、私はあと最低でも3年間は何らかの形でこういう所に居なきゃ、この世界じゃまともな職に就けないだろうってことはわかる。そこまで馬鹿じゃないし、まだやりたいことあるから簡単に自殺するつもりもないけど。

勉強は嫌いじゃない。学校は嫌いだ。人が怖い。男子が怖い。私はずっとこのまま生きていくんだろうか。

2007-10-22

… 23 07/10/22(月)11:45:43 No.19876831
お前等馬鹿だな
エルフ結婚するんならまずエルフの指のサイズをこっそり測るんだ
そして給料3ヶ月分はたいて指輪をつくる
そうすると貯金が0になるから、ちょっと遠出して、そう、蔵王あたりがいいな、監視員に見つからないように一輪の花を摘む、ここではたおやかで清らかな物を選ぶ
そして、金曜日あたりに仕事が残っていようが上司が飲みに誘ってこようが全ての障害を実力で排除しつつ定時退社、帰り道に点在するドラゴンハーフバーとかダークエルフしゃぶしゃぶとかにはわき目も振らずまっつぐ家に帰る 

… 24 07/10/22(月)11:46:09 No.19876843

そうするといつもどおり自分が独りの時は炬燵すらつけないで節約してるエルフが俺のためだけに部屋を暖かくして、俺の好物のきんぴらごぼうと芋の味噌汁を作って待っていてくれる
それこそ世界で一番の笑顔、俺だけに向けられる女神の微笑み
「お帰りなさい・・・あ、アナタ」って少し照れながら、かわいい長耳をほのかに赤くしながらエルフが出迎えてくれるから
おもむろに抱きしめて、一生離さない心意気で抱きしめて彼女の耳元でこういうんだ
「ただいま、愛してるよ、今までも、これからもずっと」
そしてらカチンコチンに硬直した彼女の頬にキスしながら、その手を取って指輪をはめるだけでオッケーさ

2007-10-09

CHOCO

今日、荷物を宅急便で送る用事があった。

いつものように集荷を頼めば良かったのだけれど月末が締め切りだった魔改造原稿と作例が10日過ぎても未だ完成せず、詰まりに詰まっていて気が滅入っていたこともあって「外の空気を吸う」ついでに近所のヤマト運輸の集配所まで持って行く事にした。

少しデカイみかん箱を自転車に載せて秋の空気を嗅ぎつつ近所の集配所へ。

集配所のカウンターで対応に当たったのがいつも集荷に来てくれるクールな「仏頂面のおじさん」でとなんとも気まずい空気の中で「あ、どうも」と小さい挨拶を交わして荷物を渡す。

仏頂面おじさんが使い古されたメジャーで荷物を計ろうとした途端、一人の20歳くらいの女性が集配所に入るなりその仏頂面おじさんに話しかけてきた。

「OO町2丁目の△△ですけど…XX日の夜に荷物を届けてくれた方は……」

「ええ、無理を聞いて下さって…」

女性は少し興奮気味で話しだす。

盗み聞きするつもりは無かったんだけど、真横で自分の荷物の査収中に割り込まれたので嫌でも聞いてしまうポジション。聞いた。

早い話が「就職面接を受ける為に親元から送られたスーツ面接前日の夕方にアパートの届く筈だったのにバイトが長引いて遅れてしまい受け取れなかった。次の日だと間に合わない、途方にくれて営業所に連絡したら集配所に帰るのを引き返して大家に届けてくれた、ありがとう」と言うことだった。

「ああ、それなら私です。あのお地蔵さんの角を曲がったところでしょ?」仏頂面おじさんが応える。

おお!おじさん、いいところあるじゃないか。仏頂面の癖に。

「ああっ!そうなんですか、あの時はありがとうございます。おかげであの時の第一志望の会社から内定をもらいました!」と女性。「それはおめでとうございます」とおどろき顔の仏頂面おじさん。

「これはお礼なんですけど…」と大きな包みをおじさんに渡す。「皆さんで食べて下さい」と続ける。

おじさんも贈り物の辞退を申しでるが結局、女性押しの強さと幸せそうな空気から受け取った。

最後に女性は「この度は本当にありがとうございました」と締めのお礼を言い、関係ないのに勝手に傍で「おめでとう」モードに入ってる自分に向かって「あ、割り込んでごめんなさい」と侘び、そして持っていた袋から「これ、どうぞ。」と小さな包みを渡した。

驚いて「いや、自分は…」と返す自分。「まだ一杯あるから。おすそ分けです」と去って行った。

台風が去った後、気をとり直して中断された自分の荷物を計り始めるおじさん。

自分は受け取った「嬉しさのおすそ分け」だと思われる小さな包みを見ながらボーっと

「あの娘、あれだけしっかりハキハキお礼ができて礼儀正しくて器量が良ければスーツが無くても会社に受かったよねぇ…」とつい一言。

「ええ、ほんとにねえ」。入力機をポチポチやる仏頂面おじさんが少し微笑みながら返した。

そういえば彼女に「おめでとう」と言えなかったのを思い出して少し後悔しながら帰り道ペダルをこいだ。

「嬉しさのおすそ分け」は高級チョコだった。

彼女内定した会社に入社した後、幸せに大活躍する事を祈りつつ、チョコ(゜Д゜)ウマー

2007-09-29

何故働くの?

俺は何故働くのかなーっと仕事帰り道考えた。

みんなは何故働いてるの?

2007-09-27

ああああああああああああああああああああああああああああ

ふられたふられたふられたふられたふられたふられたふられたふられたふられたふられたふられたふられたふられたふられたふられたふられたふられたふられたふられたふられたふられたふられたふられたふられたふられたふられたふられたふられたふられたふられたふられたふられたふられたふられたふられたふられたふられたふられたふられたふられたふられたふられたふられたふられたふられたふられたふられたふられたふられたふられたふられたふられたふられたふられたふられたふられたふられたふられたふられたふられたふられたふられたふられたふられたふられたふられたふられたふられたふられたふられたふられたふられたふられた

好きだった。マジで好きだった。俺がこんなに好きだってことは相手も知ってるはずだし、付き合ってる以上それが分かってるなら別れるなんてことはない。

なんて考えてた。バカじゃね?

彼女がいない間フラフラしてみた。やっぱり全然かみ合わなくって、やっぱ彼女じゃないとだめなんだーって思った。実家に戻ってもあれこれ見るたびに「あいつこれ好きそうだな」とか「ここあいつと一緒に着たかったなー」とかばっかり考えてて、やっぱりすげー好きなんだなぁ俺ってぼんやり考えてた。

突然だったよ。いつもどおり一緒のバイト先行って、ご飯何処でたべよっかーとかいいながら帰ってきて、そんでお前、王将だよ?王将食ってるときにさ、俺焼き飯定食でさ、まだチャーハン残ってるし、大好きなから揚げも残ってたのに、餃子全部食ったところでさ、「別れよっか!」だよ?お前俺が全然量食えないの知ってるじゃん。王将焼き飯定食はギリギリのキャパシティで食えるんだよ。それをさ、そんなタイミングでそんなこと言われたら、食えるわけないじゃん…残しちゃったよ全部。清算するときも「あ、これ昨日のコンビニときお金と一緒でね」とかいって1000円渡されて、なんだよ、別に今返さなくてもいいじゃん。いつもどおり飯ぐらい俺が払えばいいじゃんとか思ってさ。「王将はねーだろ王将は!w」思わず笑って返したけどさ、帰り道なんか好きな人みたいなのができたとか、倦怠期だとか、そんなこといいだしてさ。まだ余裕のある俺は「倦怠期だけなら泣いてすがるけど…好きな人できたならしょうがないかも…」なんていっちゃってさ。しょうがないわけないだろ!ボロ泣きだよ!部屋に戻ってきてさ、半同棲みたいなことしてた部屋だよ。きったなくってさ。部屋片付けるの二人とも苦手なもんだから、ベッドの上ぐらいしか居場所なくて、そんでベッドの上で二人で向き合って座ってさ…。いつもなら王将なんて食ったら食いすぎで二人ともなんにもする気になれなくてごろーんって寝転がってぼーっとしてるころなのにさ。なんかあいつ泣いちゃってさ。けど俺はまだぜーんぜん現実味なくて…え、何、これ受け入れたら明日からもう一緒にいらんないの?「友達としてなら遊ぶしごはんもたべるし呼ばれたらいつでもいくよ」って何?どういう意味?友達なんかどうでもいいよ。付き合い始めて半同棲みたいになって、それまでいっつも誰かいた俺の部屋には誰も寄り付かなくなって、学部の友達は疎遠になるし、けど俺には彼女がいたから別になーんにも気にならなかったんですけど。でさ、なんかその好きな人ってのの話しだしてさ、えーっと、ってことは、俺と別れてその人と付き合って…えー?ってことは突きあうってことだよな、って気づいたときにさー吐きたくなってさーちょっと風呂入ってくる…「私はどうしたらいいの?」「…(しらねーよ)」で風呂で吐いてさ、シャワー浴びてさ、あぁ一緒に風呂入るの日課なのになー、俺があいつの長い髪洗ってさー変わって今度は俺が洗ってもらってー結局朝時間無いのにそんなことしてるからいつもギリギリでみたいな。風呂からあがったらまだ泣いてる彼女がいて、吐き気が消えたらよーやく泣けてきて、もうボロボロ涙でて、こんなに泣いてる俺見るのはじめてだろ?ちょっとは動揺しろよとか思って、こんだけ泣いてるのに…とか思いながら、そういう所が俺には足りてなくて、要するにこの一年と三ヶ月、俺がひとりで彼女に恋をしてたんだって思って、もっともっと泣けてきて、彼女がいなくて寂しかったときに友達の女の子誘ってみて、でも全然話噛みあわなくってバカみたいだったことも言ったし、彼女が決定打だった、っていう俺のサークルの後輩へのアプローチがまったくの勘違いで、彼女が誰かに見せられたっていう俺がその子に送ったとかいうメールは完全に捏造だってことも言って聞かせたし…。帰省先でも彼女のことしか頭になくて何を見ても2人でそれを楽しむことばっかり浮かんできて寂しかったことも言った。前に飲み会にでかけてって、そろそろ帰る時間ってころに何度電話しても出なくって、終電終わってるのに家までいってもいなくって、もしかしてどっかで潰れてるんじゃないかって凄い心配して増田に書いたりしてこういうときって警察なのかなとか焦ってたら電話かかってきて俺が終電の時間勘違いしてただけだったことは話さなかったけど。その間ももうこれ以上ないってぐらいボロボロ泣いて、俺はこんなに泣くことなんてないのにな、おかしいな、と思ったら、彼女が死んだことに唐突に気づいて、さらに泣けた。俺の中の彼女は死んだんだ。両親がそろそろ年で、今は邪険にしてるけど死んだら泣くだろうなーとか思ってて、気づいたらそれと同じぐらい悲しかった。彼女はもういない。泣きまくる俺の頭をいつまでも撫でてくれていたけれど、彼女は引き継いだばかりの仕事があるので、俺は泣きながらもういいよ、帰って仕事して…といって彼女の背中を押した。そーやってふられながらも彼女を気遣う姿をアピールしたかったんだよ。分かってるよ。どーしよもなく未練がましいだけの行為だと思う。ドアのところでごめんね、っていう彼女の顔は本当に涙で見えなかった。そんなことあるんだなーとかぼんやり思った。また荷物取りに来るからって言われて、去年同じように別れた女の先輩の言っていた「4日後が地獄」っていう言葉を思い出した。こいつまた帰ってくるんだ、別れるために。俺は絶対そのとき部屋にはいないでおこうと思った。そのまま彼女の顔を見ないように、ドアがしまらないうちにベッドにもどった。振り向きざまに「ありがとう」っていう言葉が聞こえた気がしたけど、それって大学入って最初に付き合った先輩をふったとき俺が言った言葉だった。あーあ、もう本当に彼女は行ってしまった。もう彼女はいない、死んでしまった。なすすべもなく。彼女が死んだら怒るといったからそういうアホなことはしない。けどもう何も考えたくない。若いころには良くある、誰にでもある辛い経験だ、そんなことをいうやつがいたらぶん殴って殺してやる。これは俺だけの、俺だけの彼女の死だから。

2007-09-21

伊集院Rollyを語る

TBSラジオ 月曜JUNK伊集院光深夜の馬鹿力 9/17放送分より

伊集院がオープニングからSONYRollyについて20分近く語ったところをテキストに起こしてみた。

・抜けてるところも有るかも。

・括弧は筆者が補完した部分。

・一般人にむけて喋ってるのでもう知ってる話ばかりかも。

伊集院ガジェットオタだけれども、Apple社名変更やAppleTV,iPhoneのように発表後間を置いての発売事例は知らないっぽい。

・かなり長文ですがどうぞ。

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今週気づいたこと。

ソニーが、ソニーが・・・時代の100歩先を行ってしまって、見失った。俺は。」

<<タイトルコール>>

Rolly見た・・・?

あのー、ソニーが、ひと月まで前じゃないか?何週間か前にソニーホームページに、「Rollyっていうすげえの作ったからお前ら覚悟しろよ!」っつって、ね?アレなんつうのかな、何広告っていうのかな。いわゆる広告業界ではああいうやり方あると思うんですけど、「すごいの出る」っつって、そのフォルムみたいのを見せないわけ。

だから、ホームページには、「ソニー音楽関連の新しい機械ですごいのを出す」っつってモザイクになってたから、俺は相当すごいのが、「すんげえ機能満載でモザイクなしでみせちゃうと他所に真似されちゃうのが嫌」なのか、「完全に女性器の形をしているか」のどっちかだと思ってたわけ。そういう機械が出るんだと思って期待してた訳です。まあ女性器の方を。

あんま見たことないんで。見たい!と思って。

んで、その後にちょっとソニーが不幸だったなと思うのが、「iPodキラーだ」って話が出たんだよね。ものすごい勢いで。これはついにソニーが、一番得意だった携帯音楽プレーヤーっていう、ウォークマンというジャンルソニーが作ったわけで、それがどんどん進化して今のシリコンオーディオになってる中で、ね?

あれ、俺なんかかっこいいこと言ってね?DIMEに連載持てそうな感じの?でも連載の話が来たときには女性器そっくりの所しか、女性器そっくりのプレーヤー出ねえかな、ってので埋め尽くしてやりますけど。

ま、ソニーからしてみたら、iPodが世界を席巻してるのは、ソニーが作った「音楽を持ち歩こう」、「音楽を聴きながら仕事をしよう、町を行こう」みたいな、お家芸の部分を。それを、ずーっとこうアップルコンピュータにでかい顔をされてると。苦渋を、辛酸を舐めさせられてきた。そこでついにソニーiPodを打ち負かせるようなものを出すんじゃないか、まあソニーは出すとは言ってないんだけどね、やっぱみんなソニーを期待してんだよね。

実際iPod出遅れたけども、その後ソニーが作ってきたメモリオーディオのやつ、メモリウォークマンて名前なのかな?あれ。結構ソニーも追いついてきて、電池の保ちとかはソニーの方が全然抜いてない?とか、それから大きさ小さいのにビデオも表示できて、さらにはiPodメモリー版が8GB出してきたらすぐにソニーが(容量で)追いついて、しかも再生時間がすごい長いとか、かなり追いついてきた感があるところに、ついにシークレット広告を出したから。

これ多分だけど、アップルコンピュータ(原文ママ)もびびったと思うんだよね。ていうのも今CMばんばん打ってるけど、アップルiPodのラインアップを変えたんだよね。で、今まであったiPod nanoを形変えて、今まではビデオ再生できなかったんだけど、再生できるようにしたりとか。さらに、「あせったんだな」と思ったのが、Appleって基本的に「こういう画期的な商品が出ます」って言った日から買えるっていう、

今までAppleの親方が「おう、これだ馬鹿野郎、びっくりして座り小便して馬鹿んなっても知らねえぞこの野郎」っつって、「おう、みんな派手に餅を撒け、そういうとこケチるとゲンが悪いんだよお前よォ」っつって「建前じゃ建前じゃ!」っつってさあ、びっくりするぐらいババアしか食わねえような飴をガキにバンバン投げつけたりしてさ、「最後は三本締めで」なんつって最後は不審火で現場燃えちゃってっていう、そのずっこけ頭領の、あれ?おれ頭領の話してないよな?

そう、アップルコンピュータ発表があると、その直後からインターネットAppleストアで買い物ができるわけ。今回も新型のiPod nanoに関してはすぐに注文受付になったんだけど、iPod touchっつったかな。アメリカで売ってるiPhone電話はつかないんだけど、ビデオ再生できるわ、今までの倍の容量あるわ、みたいなバージョン発表したけど一ヶ月後の発売なのね。9/28ごろ出荷みたいな。今までのアップルは割とそういうやり方しかしなかったのに前倒しで発表したっていうのは、俺はRollyが怖かったんじゃないかと勘ぐっちゃうわけ。

少なくとも、Appleはそう思ってなくても、俺はそのニュースを見たときに、これは新しいiPodを、touchを注文を待とうと思ったの。なぜなら、このソニーRollyについて、Appleはなにかしらの情報をつかんでて、相当警戒して今まではやらなかったフライング気味の発表をしてんじゃねえか?「Rolly発表されたらうちのもの売れないんじゃねえか」くらいの危機感を持ってるんじゃないか?と思って、そうするとそのRollyってどんなんだ?と思って、俺はチラシの上に想像上のRollyを、もちろん女性器ですよ。で、かみさんに「あんた何描いてんのっ!?」って言われて「ローリーだよ!コレは!」なんつって、待っててさ。

で、ついに発表されるわけよ。

ホームページで。

そのRollyが!

で、・・・何アレ???

あのー、「買ったやつを指差して笑えるやつ」が出てさ。

いや、あのね、なんて説明していいかわかんない。

あの、今までさ、みなさんいろんなメーカーのそういう音楽パソコンから落とし込んで聴けるメカを買ってきたと思うんですけど、だいたいさ、ポケットに一つ、肛門の中に一つくらいは入れてると思うんですけど。

今まで自分たちがそれに対して次の機種に望むものっていうのはさ、

いっぱい曲が入ったらいいなとか、

音質が良くなればいいなとか、

すごくコンパクトになればいいな、電池がもっと持てばいいな、とか

女性器そっくりだといいなとか、

明日の帰り道いきなり目の前に痴女が現れて俺の股間をすっごいもみほぐせばいいなとか、

お父さんが帰ってくればいいなとか、

いろいろ思う訳じゃないですか。

だけどソニーの考え方では、なんつうか、

メーカーは)こうお客さんの思っていることを、こうキャッチするわけじゃないですか。

だからiPod陣営は小さいままビデオが見れたらいいなと思ったから新型iPod nanoビデオ再生機能をつけたと思うんですけど、

ソニーはこう、「両サイドのフタがパカパカ自動的に開いたり閉まったりすればいいな」って思っちゃったんだろうね。

なんかね。ちょっと大きめのゆで卵みたいな形で、ラグビーボールみたいな形で、両サイドのところがフタみたいになってて、そこが音楽にあわせてパカって開いてそこがスピーカーになってたり、卵の中にジャイロというか重心を移動する装置が入ってるらしくて、音楽にあわせて勝手にころころ転がったりくるくる回ったりするって言う機能がすごい充実した代わりに、前のメモリオーディオでは8GBあった容量を1GBに戻して、電池の保ちをすこぶる悪くするっていう、そういうものになったんですよ。

で、今考えるとソニーもちょっと弁護しなきゃなんないんで、言っときますけど、ソニーは元々iPodとかWalkmanとかとおんなじジャンルの商品として出すつもりは全然なくて。何か新しい、その、新しいけど、誰にもニーズが無いのは変わらないと思うけど、ジャンルとして持ち歩くもんじゃなくて。なんかプロモーションビデオが流れてるんだけど、ヤンエグの休日みたいのが、ソファーベッドに横たわりながらサイドテーブルでそいつがくるくる回ってるっていう、非常にうっとおしい感じのVTRがあんだけど。

なんだろあれ?で、なんかさ、いろいろみていると「狭い机の上は落っこちっからやめろ」みたいなことも書いてあるし。だからセンサーで、まあセンサーついて机から落っこちないようになったところで何だって話だけど、あのさ、今まであの音楽の、僕は音楽についてはLUNA SEA辞めてからノータッチなんですけど、音楽を聴いてて、「オーディオが踊ってくれたらどんなにいいか」って思ったこと・・・ある?

なんだろう、なんなんだろうか?あ、でもソニーで、一番最初にWalkmanが出たときみんなは、録音機能もない、ラジオもついてない、ちっちゃいかもしれないけどスピーカーもついてない、そんなラジカセっつうかカセットを何に使うんだ?って。それに対してWalkmanを作った男たちは、「そうじゃないんだ。外で音楽を聴く時代がくるんだ」と。で、それが世界を席巻したわけじゃないですか。

だから、そのときに、頭の固い、当時の俺たちみたいなやつが売れる訳ないよっつったけど、世界の共通語になったわけじゃないですか。だから何年か後の世界では「パカパカくるくるコロコロ」してることが、あり得るわけじゃないですか。何年か後には、あれを肛門に挿入してる人ばっかりの世界になって、大腸の中で今パカパカしてるってことになる可能性はあると思うんですけど。だけどなー。うーん。

ちょっと思うんですけど、PSP今度薄くなるじゃん。あれさ、PSP薄くなってほしいって思ってた?俺はさ、PSPの電池がもつようになれば無敵だと思ってたの。ていうか今も思ってる。だけど、今度のやつって省電力にした代わりに電池の容量減らしてそれで前と同じ時間ゲームができますってんだよね。俺はえー?って思うわけ。そこのニーズじゃないでしょ?

で、極めつけはさ、VAIOのさ、ゴーフルの缶みたいなのあんじゃん。丸いやつ。あれさ、あのスペース、余ってた?家に。あれを置くスペースが。なんかさ、みんなの家でパソコンを置くスペースって考えるわけじゃん。例えばさ、薄型テレビになって、テレビの上っていうスペースがなくなったから、例えば「薄型テレビの裏に張る、フックをつけてぶらさげる」とかなら、一番下の台のところは結局要るんだから、「あそこ空いてるじゃん、なるほど」って思うんだけど、今まであの円柱状のモノを置くスペースが空いてることってないよね?で、あの円柱を置くと、俺の性格的には、うめくくらい無駄なスペースが多かったりすんだけど。

今後Walkmanのときみたいに俺が「負けました」って言わされんのかな。「そんな常識的に考えたらわかるだろ、売れる訳ないよ」っていってて、後でみんなが「ころころかぱかぱ」してるところに俺だけiPod持っちゃってる日が来んのかな。ねえ気がすんだけどな。どうなんだろうな。

(Rollyを)買う予定の人に、なぜ買う予定なのかすげえ聴いてみたいなあ。

そんなこといいながら俺ソニー製品が嫌いなわけじゃなくて、やっぱり一時代有ったと思うのね。過去形じゃいけないのか。だから推測するに、もともとRollyは4万円くらいで出る予定なんだけど、もともとは30万くらいで、カパカパだけじゃねえものすごいいろんな機能を盛り込んだ機能を作るプロジェクトがあって、あのー、アメリカ人CEOときに採算のとれないものは撤退するっつって、アイボとかを止めたりしてたでしょう。だからそういうのことでもっと巨大なプロジェクトだったのに無くされるよりマシだとかで縮小してああなったんだとすると、あの延長線上に、手をかざすと音楽が鳴るとか、部屋の温度を感知して、その日の天気によってかけるBGMを変えるとか、もっとHDDを増設とかメモリーカードを入替えられるスロット拡張できるとかってのがあって、それを削って削ってああなったんなら、まあいらねえけど、ソニーインサイドストーリーとしては合点が行かなくもないんだけど、そうだとしても決して明るい話じゃないよね。そうなったら終わりっていうか。

あのー、ぱっと見たときの俺の印象は、「タカラから3,980円で出るんだったらすげー買う」感じってわかる?エレクトリックおもちゃとして、「あー、すごいな。子供おもちゃもこんなとこまでハイテクきたんだ。」ってそれで、タカラセガトイズから出てさ、ハロバージョンも有りますってんなら俺もびっくりしたね。まあ、高くて4,980円かな。それならすごいなって思うけど。

あれさ、すっごい楽しみにしてんのが、もっと発売が近づいてくるでしょ。そうするとmonoマガジンとか、DIMEとか、日経トレンディとかデジモノステーションとかあの辺に、出てくると思うのよ。インプレッションが。

その担当になったライターさんたちはがんばって褒めると思うのよ。だってさ、そういうグッズが好きでしょうがない人がやってるけど、そこは嘘はかけないし、かといって過度に悪くもかけないじゃん。その微妙な線をすごいがんばって、この業界用語でいうところの「血涙振り絞ってやっつけてくる」と思うのよ。で、そうすると、「僕が昔、箱根に行ったとき温泉卵を食べて・・・」とかっていう話が、全部で半ページの記事の前半が「地獄谷で食べた温泉卵があまりにおいしくて6個食べたところでさすがに気持ち悪くなった。そういう話があるんですが、ところで卵と言えばソニーRollyが、」みたいな記事で、Rollyのところ4行くらいで、「欲しい人にはたまらない」で締めてあったり。「ソニーファンは検討に値する」とかね。「担当Y」とか、お前名前書かないのか!みたいな。その辺はまあ見物だよね。

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2007-09-17

よっぱらい

昔の友達たくさんよんでプチ宴会開いて酒飲んでた日。

帰り道に私も「○万でホテル云々」っちゅー変態に会った。

でもなんかその時自分でも気付いてなかったけどかなり酔ってたみたいで、変なテンションになってて、

宴会手品用に用意してた仕掛けを使って

突然口から血を吐いた(ように見せかけた)。

そんでその人につかまって「ガハッ!ハー…ハー…グエッ!ガハ!ゲボッ」とかノリノリで演技して

「いいよ…いこうか…ハァハァホテル……ガハッ」とか言ったら

「ひぃいっ!」と言って逃げて言った。今思うと薄情な変態だ。救急車呼べよ。

本当酔っ払うと何しでかすかわからんね。

その後はタクシー呼んで帰ったよ。

anond:20070917011654

徒歩だったり車だったり自転車だったり様々。

場所は真昼間の街中だったり夜の帰り道だったりほんと様々。駅近くもあり。

ある人はささっと寄ってきて用件と値段を耳打ちし、無視すると去ってゆく。

ある人はしばらくの間友達のように隣で寄り添って歩いて親しげに話しかけてくる。

ある人は自信なさそうにあのー…って声をかけてくる。道を聞くついでとか。

金髪サングラスジャージヴィトンもったお兄ちゃんだったり、

白髪まじりのオジーサン?とオッサンの境目みたいな年齢だったり、

こんな時間に出歩いてるんだから自営業?ってオッサンだったり、

ほんとのほんとに様々。サラリーマンもあり。

俺のオナニー見て下さい、って昔車から声かけてきたお兄さんは大学生くらいで、少し格好よかった。

…けど明らかにナンパを通り越して変質者だよね。

不謹慎な話

声をかけられた。3万五千でホテルに行きませんか、って。断ったけどしつこくて、無視して早歩きしても腰抱かれて、夜道暗かったので本当に怖かった。知り合いに電話かけたらその人いなくなった。

道の端っこに逃げたら追い詰められるからダメじゃん!真ん中に逃げなきゃ!とか家特定されたらどうする、もっと遠回りして帰ってくればよかったとか反省したけど、真っ暗な帰り道、ぐるぐるなんて怖くてできない、とりあえず相手がナイフとか持ってない普通ナンパの人でよかったー……と思った。その時間絶対に出れない人の電話にかけてたり、かけたはずの履歴が二重になってたりしたとこを見ると、平然としてたつもりだけどその時は緊張してたのかもなぁ、と他人事みたいに思う。無事でよかた。

風呂の中で今日も疲れたネーと一日の出来事を反復。

中高生の時にも何度か援助交際の誘いをかけられたのを思い出す。今までの最高提示金額は5万だった。………あれ、女としての値段下がってない?!!(せ、制服パワーというやつか!)

や、無事だったからよかったんだけど。無事だったからこそこんな阿呆なこと考えてられるんだけどさ。

ちょびっと、怖かった。今日も帰ってきたぜ!おやすみなさい!

2007-09-13

非モテ歴19年のある日の日記

この間スーパーへ水を汲みに言った。あの、最近あるじゃんな。会員になるとペットボトルさえ買えばタダでもらえる奴。この間、俺がいつものようにそれをセットしてると、隣の機械の前で、なんか女の子が悪戦苦闘してたのね。で俺は何度もここに来たことがあるんでピンときた。その2号機は結構前からめっちゃドアが固くて、一度閉まるとなかなか開かんのよ。開けるのにはちょっとコツがあるんだけど、多分この子はここ初めてなんだろうなと思って、俺的には信じられないことなんだが、なんか声かけちゃった。かけたっつっても「あ、そのドア、固いんですよ」とか言っただけなんだけど。俺も最初はそのドア開けるのに苦労したもんでなんかぽろっといっちゃったわけ。非モテ的にはこんな言葉言うことすら正直俺よくやったみたいな感じでレベル低くて申し訳ないんだけどとにかく言ったわけ。

「あっ、そうなんですか」

「コツっていうか、開けるにはここをこういう風につかんで、ガッとやると、開きますよ」(実際に開けてみる俺。この時点で既に緊張しまくりだよ。情けねー)

「あ、ホントだ。すみませんー。ありがとうございます」

「あ、いやいや」(早口すぎて我ながらキモい

そんで気付いたんだけどその子なんか普通に可愛いのよ。ヤヴァイ。目合わさなかったからわかんなかったけど最後チラっとみたら普通に可愛い。ヤヴァイ。普通の、なんか可愛い若い女の子と俺はなしちゃったよ……ヤバくね?とか軽く興奮しながら帰路についた。

そしたら帰り道になんとその子と会った。でまたつい俺「あっ」とか言っちゃって、相手もそれで気付いて、「あっ。さっきはどうも…」って会釈してきた。で、普通ならそこで「どうも…」とか言い合ってなんとなく別れるとこだけど、俺も今いるだけで滅茶苦茶緊張してるからそうしたかったけど、でもなんかその時、ここで別れたらもうこの子と二度と喋れない!と直感的に思ってしまってさ。そんで俺的には最大限の勇気を振り絞り、会話を続けようとしてみたわけ。

「あっ。もしかしてこの辺なんですか家」

でもその台詞がなんか微妙なチョイスなわけ。なんてったって非モテだから。いった後に「若い女子に住所聞いてどうすんだよ…初めてあった見知らぬキモ男が言う台詞じゃねえ」って気付いて汗出てきたんだどその子が案外あっさりと

「あはい。この通りなんです」

とか言っちゃって、俺は逆にこの子大丈夫か……もしかして箱入り娘か……俺みたいなキモ男にそんな事言っちゃダメだよ!とか思ってしまった。でも、この通りっていうと多分俺と家超近い。だからつい

「えっマジですか。俺もですよ」って言って、なんとなく二人で歩いた。周り人いないし、一度挨拶しちゃったし、今更無視しあって同じ道歩くのもなんか微妙空気だったから。でも会話が続かない。当たり前だけど。全然思いつかない非モテの悲しさ。でも搾り出して

俺「あのー学生さんですか?」

女の子「そうですよ」

俺「高校生?」

女の子「え?いや、大学生ですけどw」

俺「え!あ、すんません」(俺の脳内「ぎゃあああああああしくじったあああああああああああああああああ」)

俺「……あ、でも俺も大学生なんですよ。年近いですね」(俺の脳内「ってまた俺女の子に年の話題しちゃった氏ねえええええええええ」)

女の子「え、何年生です?」

俺「あ、に、2年です」(俺の脳内「なんで噛むうううううううううううううううううう俺えええええええええ」)

女の子「えーっ。私も2年ですよー。どこ大ですか?」

俺「あ、○○大の……」

女の子「えー!!私とおんなじだー!」

これには俺もびっくりした。ていうかなんか静かに超興奮してる俺。こんなに同い年の女の子と会話続いたの初めてだから。

俺「え。マジですかwwwwwwww」

それにしてもコレで話のネタが出来た!!必死で大学の事を話す俺。何か食堂まずくないですかwとか学部どこかとか、テンパっててよく覚えてないけど話した。学部は違うみたいだったけど、俺的には会話がなんとかなったほうだ。そんで先に俺の家についたんで「あ、じゃ、ここなんで」と言った。

女の子「あ。もしかして一人暮らしですか?」

俺「あうん……実家が○○だから」(別に言わなくてもいい事を言ってしまう俺)

女の子「へー」

俺「き、君も一人暮らし?」

女の子「いや、私はもともとここ地元で」

俺「へー。いいね、こんな都会が地元って」

マンションの前の玄関で女の子と立ち話だよ。この俺が。何?これ。多分一生分の運使った。

ていうか……俺……ここでメアドとか聞いてもいいんじゃね!?

寧ろ聞くべきじゃね?!だって聞いておかないと、せっかく女の子の知り合い作れるチャンスなのに多分このままなあなあになる。気がする。でも聞けねーよ!!キモ!何この人……普通会ったばかりでメアドとか聞く?とか思われたらどうしよう……

とか考えてるうちに「じゃ、これから夕食なので…」「あ、うん。じゃ」とかいって帰っちゃったああああああああああああ

俺のバカ!!バカ!!!氏ね!!!!!!大体名前も聞いてない!!!!

そんでもういいよ…脱オタしたての非モテには限界だよ…ってハルヒの一巻読んで布団に引きこもる俺。あーあの子ハルヒコスプレしたら絶対可愛いだろうな……髪の毛そのくらいだし……

で次の日学校行って、ちょっと無謀っぽかったけどその子探してみた。大体今日その子がいつから来るか大体来るのかどうかすら定かじゃなかったけど。午前は見つからなかったんだけど、でも午後になんと見つけちゃったんだよ。

……ギエー!!彼女女友達数人と歩いてる。無理だ……どう声をかければいいんだ……ていうかあからさまに非モテの正反対だよ。学生ライフエンジョイしちゃってる感じだ。サークルはいってイケメンの先輩と付き合って夏は予定びっしりでオシャレで成績優秀で家は裕福な家庭で一人娘で趣味紅茶をいれることって感じの子だ。それに比べて俺、脱オタしたて、でもいまだ隠れオタ、サークルはいってない。友達少し。根暗ネット大好き。基本一人。みたいな奴だよ。キモ男があの女子数人の群れに飛び込んでみ。「え…?何?この人…」「やだー。なんなの」的視線がささることうけあい。

そんでバレないように軽くついていく俺。するとある教室の前でその集団が止まり、その子を残して他の子が入室。今しかない!!!!と決死の覚悟でさも「今気付いたんだけど」風を装う必死な俺。

俺「あれっ」

彼女振り向く。

彼女「あ、昨日の…」覚えててくれたあああああああああ 当たり前かもしれんけど。

彼女「本当に同じ大学だったんですねーw」

俺「そうですねw」

彼女「あ、この授業なんですか?」

俺「いや、もう今日は終わりました。あ、あのー」ここで○○さんは…と言おうとして名前聞いてない事に気付く。

俺「あっ、そういえば、俺ら名前知りませんねw」

彼女「そういえばそうですねw」

でお互いなんか名乗る。

一世一代の勇気振り絞る。

俺「あ…そういえば、携帯持ってます?」(普通持ってるだろ常識的に考えて…俺よ…)

彼女「はい」

俺「つ、ついでにメアド交換しません?」

言 っ た

ついでにって何だよって感じだけどとにかく言った

本当はそんなに長い間じゃなかったはずだけど異様に長く感じるこの間

彼女「いいですよー」

キタコレえええええええええええええええええええ

彼女携帯を見せてきた。ストラップとかいっぱいつけてるのかと思ったら全然つけてない。意外とシンプルだった。俺は微妙にテンパりつつメアドを移す。何かの英単語っぽいのが含まれてるけどよくわからん

このあとってなんかよくわかんねーけど確かメール送ればいいんだよな?

俺「あじゃあ送りますね」

彼女「はい」

で無事交換終了。

彼女図書館に用があるというのでそこまでちょっとだけだけど一緒に歩いて、そんで俺はそのまま帰宅。

部屋に帰って思わず叫んだ。ヤバイ。正直かなり嬉しい。いやもうなんか付き合いたいとかそういうんじゃなくていや付き合えれば付き合いたいけどまともに同い年の女子と喋れてメアド交換できたってことと知り合いになれたってことがなんかすげー嬉しい。ヤバイ。もしかしてキモいとか言われてるかもしれないけどそれでもあれだけ会話成立しただけで嬉しい俺は相当非モテだ。でもどうでもいい。とにかく嬉しい。

しかも彼女からメール北!!!!!

「そういえば、○○君は何かサークル入ってるんですか?」

やべえ!入ってない!話題ふくらまねえ!でも嬉しい!!!!

嬉しいよおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお

メアドに使われてる単語は消しときました。助言ありがとう

2007-09-07

俺は

彼女だと思ってる人がいたんだけど、どうも、話しているうちに、なんか彼女は俺の事を彼氏と思ってない?的な素振りがなんとなーく本当になんとなーく見えたときがあって、アレアレ?マジで?と思いつつ勇気出して「あの…俺たちって付き合ってるよね?」って聞いてみたいんだよね、そしたら彼女

「……は?」

その後数秒沈黙ですよ

で次に彼女の発した言葉「……え?」もう完全に彼氏じゃなかったよねこれ完全に一人舞い上がってたみたいなねだって彼女の目めっちゃ引いてるもんこれ視線を受け止めきれないほど凄い鋭い目になってるタカの目だよ獲物を狩るタカの目

そんでとにかくその場はショックというよりなんてこといっちまったんだという恥が先行しまして必死に「だよねー!タハ」ってな感じでかなり痛々しく切り抜けてみたわけなんだけどっていうか切り抜けられてねえっつうのねバハハマジ笑える

そんで帰ってから一人自己嫌悪に陥って布団にもぐりこんで絶望感を味わっていた訳なんですけど

まあ勿論彼女から連絡とかあるわけもなく

俺からメールしてみたんですよ

もうなんか何も失うものないし全部ぶっちゃけちゃったわけですよ

俺実は勝手恋人気取りしてましたスンマセンでした的なね、いや実際にはもっと長くちゃんと書いたけどさ

そしたら彼女からメールきまして、まあ幸いなことに「誤解がとけたのならまあもうそれはいいけど」的な感じで水に流してくださるそうで、主旨としては「これからも友達ってことで一つよろしく」的な、いや原文ままじゃないですけどまあそんな感じで、あーでもよかった最悪のパターンは免れたーとほっとしてたんですが彼女最後に

「でも……どこでどうそんな勘違いをしたの?別に告白してもされてもいないし、月に2,3度遊んでただけだよね……それもサークルのみんなと一緒に。確かに帰り道は同じだったから、二人で帰ってはいたけど」

キタコレ

スパーっときまりました。最高のサーブだよ。身動きすらできずポイント取られた。

当確かにそういわれて見ると今から思うとなんで俺そんな勘違いしてたんだろう?って感じです本当それ以外いい様がありません手すら繋いだことないしねいまだ名字呼びだしあーほんとだねなんで勘違いしてたんだろうねこれホント俺氏ね!!!!

2007-09-01

僕は物体Xを持っていない/後日談

以前「僕は物体Xを持っていない」(http://anond.hatelabo.jp/20070722152006)

というエントリを書いた増田です。たくさんのブクマコメントありがとうございました。すごく助けられました。

チラ裏になるかもしれませんが、もうちょっとだけ書かせて下さい。

1ヶ月間、ずっと彼女は悩んでいるみたいだった。僕とは花火を見たり、買い物をしたり、お互いが好きなアーティストライブを見に行ったりしてて。二人で過ごす時間はとても楽しかったけど、やっぱり前とはちょっと違ってたように感じられた。元彼の方とも同じぐらいの頻度で会ってたみたいだった。何度か僕の気持ちを彼女に伝えてはいて、彼女はいつもそれを辛そうに聞いてた。態度彼女の気持ちが傾いていくのは大体分かっていたけど、僕から別れ話を切り出すことは出来なかった。もしかしたら、という気持ちを捨て切れなかったんだよね。

昨日、二人で2時間ぐらいドライブした。もしかしたらこれが恋人の間柄でいる最後の時間になるだろうと思うと、彼女と会うまでハンドルを握る手が震えた。

「あなたと過ごした時間はいつもとても楽しかった。院試とき就活ときも、いつもあなたが助けてくれた。すごくすごく感謝してる。それは本当なの。でも、私があなたに同じような優しさを与えてあげられていたとはどうしても思えない。」

「私はあなたの気持ちをたくさん受けて幸せだった。それはすごく穏やかで、楽しくて。元彼に感じたどうしようもない気持ちの高鳴りのようなものはなかった。でも私はそれで良いと思ってあなたと一緒にいた。この間一緒に花火を見たときも、あなたと一緒にいたほうが幸せなのかもしれないと思った。でも、彼に告白されてから、私は彼にすごく惹きつけられて、どうしようもなかった。このままあなたの優しさに包まれていてはいけないんじゃないかって思った。」

この一ヶ月間、彼女にとっての物体Xとは何だったんだろうとずっと考えてた。今ならそれはぼんやり分かるんだけど、それは多分互いの気持ちをぶつけ合ったり、ケンカしたり、そういう過程で起こる気持ちの共振みたいなものだったんだろう。僕も一番最初に付き合った人に対して感じた気持ちだ。確かに、僕らはそれを生み出すことはできなかった。僕は彼女を失うことが怖かったから。僕は彼女幸せそうにしていてくれれば自分は何でも良くて、それが僕の幸せだったから。本当にそれで幸せだったんだ。でもそれではいけなかったんだろうな。考えて考えて関係を築いてきたけど、結果的には彼女が望むものを(それに対して彼女が自覚的ではなかったのだとしても)僕は与えられなかったし、元彼は与えていた。それだけの話だったのかもしれない。ずるいと思う。でも、そういうのって最終的には理屈じゃないんだ。

「もし二人が溺れていてどちらかしか助けられないとしたら、今私は彼の方を取ってしまう。今は彼も私を取ってくれるように思える」

「だから私は彼を選ぶ。」

彼女を憎んでしまえば楽になれるんだろうなとは思う。彼女は僕と元彼を天秤にかけて元彼を取ったし、自分の望む関係を、僕と一緒に作り直そうとはしなかった。でも僕にとって彼女彼女だったけれど、2年半一緒に過ごした仲間だったんだ。彼女が自分の幸せを探すのを止める権利は僕には無い、そう思うと、もうそれ以上引き止める言葉を繋ぐ事は出来なかったし、彼女を憎むことも出来なかったよ。

本当に運命みたいなものがあるとしたら、きっとどこかでまた会うし、彼女にとって元彼がそれだったとしたら祝福してあげなきゃいけないんだろうな、そんなことを自分に言い聞かせて彼女を家まで送る帰り道、突然涙がぼろぼろこぼれて、初めて彼女の前で声を上げて泣いた。別れ際、彼女も僕に抱きついて泣いた。「ごめんなさい」と何度も小さな声で彼女は呟いた。本当にそう思っていたんだろうと今でも思う。

さて、これからどうすればいいんだろうな。彼女が前を向いているように、僕も前を向かなければいけないんだろう、と頭では思っている。どっちが前か、まだ全然分からないけれども。

2007-08-28

勘違い勘違い

疲れて空笑いすらできなくなり、好きな人に「前は皆、気持ちに余裕あってよかったよね!」みたいなことを唐突に言ってしまった。もう愚痴らないって決めてたのに!後悔が下降気味の気持ちに拍車をかけて涙が滲む。もう笑顔で接客なんてできそうになく、逃げた先の事務所椅子の上で膝を抱えていた。

新人の頃、よくこうして一人事務所で泣いた。誰にも見られたくないからそうしていたのに、何故か好きな人は私の泣き現場に運悪く居合わせた。沢山先輩はいるけど、謀ってる?!って位にあの人が居合わせた。新人の泣き現場に遭遇した運悪いその人は愚痴を聞いてくれ、そのまま世間話をさせた。憧れの人と話せることも世間話も嬉しくて、仕事中の愚痴なんていつのまにか忘れてた。私が自分の気持ちを止められず、告白してからはその回数は激減した。

そんなことを思い出して鼻をすする。流石に一年前みたいに大泣きはできない。私はもう、後輩だっている身なんだから。…その時事務所のドアが開いた。おまえ、なにしてんの。顔を覗かせたのはあの人だった。俺はトイレ。言いながらトイレ備え付けの洗面所で何故か手を洗ってるあの人。別に何もないですよ、っていつもの憎まれ口。でも、気付いたら最近あった困ったことを話してた。一年前みたいに。一通り気が済んで、二人で仕事場に戻った。…そういえばあの人トイレに来たんじゃなかったっけ。そう気付いたのは帰り道。私のあまりの沈みようにタイミングを逃しただけだろう。期待しちゃいけない。何度も自分に言い聞かせる。

2007-08-08

涙の理由に気付いてはいけない。

 

後輩たちにつきあって飲み会。一緒に散々騒いでゲラゲラ笑って、ぐったりした帰り道。楽しかったよありがとう、と社交辞令半分で送ったメールに返信されてきた、先輩への儀礼溢れるメールをニヤニヤしながら読んでいたのに、急に泣けてきて、それがなぜだか分からなくて、びっくりしながら恐ろしくなる。これは何だ、これは何だ。一体どうしたって言うんだ。ボロボロ泣きながら、そんな自分を心配してる自分。みんなとワイワイ騒いだ後で、独りになると寂しい気がする。そんなことなら、小さく溜息でもついて、テレビ付けたり、本読み始めたり、買い物に出かけたりすれば、それでやり過ごせる程度のことのはず。

だけどこれは違う。胸を締め付けられるほど悲しくて、何が悲しいのか分からない。みんな楽しそうに生きてるのに、自分はこうして独りだから? 同年代のみんなは結婚したり、子供がいたり、会社経営したり、それぞれ何者かになりつつあるのに、中途半端な自分はそのうち身の置き場がなくなりそうだから?

いろいろとそう言うもっともらしい原因を列挙して、更に突き詰める。寂しいのか。単純に寂しいんだ。誰かそばにいて欲しいんだ。だから最近急に友達作りに励んでみたり、久々に旧友と連絡取ったりしてるんだ。でも、そんな事じゃ満たされないことが分かるから、素に戻って泣けてくるんだ……。

……嘘だ。全部嘘だ。この年代にありがちな悩みだとか、新聞コラム雑誌の記事にでもありそうな、そういうことにしておきたいだけだ。本当は違う。独り言言う癖なんか無いのに「…そうじゃない、違う!」と口から否定の言葉がこぼれるほど、認めるのを恐れているだけだ。

寂しいのはその通り。だけど、理由は違う。みんなとワイワイ騒いでいても、本当に会いたいのはその中の一人だけだ。呼ばれてもいない飲み会に性懲りもなく顔出して、その人がいないととたんにどうでも良くなる。今日テンション低いんですね、などど鬱陶しいツッコミを入れられるのを防ぐために、いつもにも増して明るく、元気に。

たまに呼び出して、ニ人で食事する。先輩におごってもらってラッキー。気軽にそう思ってもらえるように気を付けながら。今度行く合コンの話とか、最近はまってることとか、できるだけ他愛もない話で。頻度が高くなりすぎて鬱陶しく思われないように、必死で調整する。それでも週に一回は呼び出してしまう。全然たまにじゃない。抑制、利いてないよ。でも足りない。

じゃあ、と別れるときには次にいつ会えるかで頭がいっぱい。その場で次の約束を取り付けたいのを必死で抑える。時間ある? と電話するときには、その日は都合が悪くて、と断られたときにこちらのがっかりが電話越しに伝わらないように、あらかじめ断られる想定で何回も明るい電話の切り方を頭の中で繰り返しておく。そのせいでOKだった時の方が、こちらのテンションが低いくらい。内心と正反対。

「この間借りた本、面白くって、はまり気味です。あの作家が書いた他の本、今読んでるんですよ」

「へえ、そりゃ良かった。返してもらうのも面倒だから、あの本あげるよ。捨てるなり、ブックオフに売っ払うなりしといて」

これでほんの少しでも、自分の痕跡を残せたかも知れない。いつか自分のことを忘れても、あの作家の作品は読んだことがあると思い返すたびに、自分のことも思い出してくれるんじゃないか。本当はそんなジャンルの本、読む習慣無いんだよ。一緒に食事ながら話してる間に、ヒリヒリするほど敏感に張り巡らせたアンテナで集めた情報で、この作家ならきっと気に入ると思って、初めて読んで、それから貸した。外してなかった。どうでも良さそうに返事したけど、本当は、身体中がジンジンするほど、うれしい。

「そうだ、今度何人か集めますから、飲みましょうよ」

「え、なんで」

「なにかとお世話になってるし、仕事大変そうだし、よく分かんないですけど」

「なんだそりゃ」

眉をしかめて苦笑しなから、申し出を聞く。天にも昇る気持ちだ。自分のためにそんなこと企画してくれるなんて。苦笑いの仮面を付けたまま、日程決めて、仕事段取り付けて、当日を待つ。その日のために生きているような、数日間。

迎えた当日。気の置けない数人と一緒に、飲んで、しゃべって、久々にカラオケ行って、朝まで。バカ騒ぎしながらも、自分に気を遣ってくれてるのが伝わってくる。何人かいる中で、自分にだけ気を遣ってくれている。歌の合間、会話の合間に「次、どうしたいですか」と決して言葉には出さず、さりげなく目線で自分の気持ちを探ってくる。それがこんなに気持ち良いものだったとは。もう何年も忘れていた。何だろう、爪の間から遡ってくるように、じんわりと痺れてくるような感覚。まともに目を合わせちゃいけない。泣き出すか、もっと大変なことをしでかしてしまうか、とにかく身を任せちゃ駄目だ。壊れる。

死ぬほど笑って、疲れて解散。帰りに、参加してくれた全員にありがとうメールを送っておく。入れ違いに、一通のメールが届いている。あの人からだ。簡単な、お礼と体調を気遣う内容。徹夜させたのはそっちだろ! と憎まれ口を返信しながら、涙が止まらない。ありがとうありがとう、どうして君はそんなに残酷なんですか。出会ってからちょっとしたことで簡単に笑うようになってしまいました。ささいなことでも嬉しくてしかたないと思うようになりました。自分が怒っていることにも、悲しんでいることにも気付いてしまうようになりました。許せない、許せない、正気の私を返してください。こんなことには、こんなことにだけはなりたくなかったのに。

泣いている理由なんて、考えなければ良かった。

終わらせよう。こんなことは。目を瞑って、時間が過ぎて、やり過ごせるようになるのを待とう。いくつか交わしたささいな約束も、抑えが利かなくて大げさになりすぎたメールも、気軽な優しさに満ちたそれへの返信も、時間さえ経てば、思い返しても苦笑いで済ませられるはず。装うんじゃなくて、本当の苦笑いで。今までだって、そうしてきた。今度もできるはず。そうするしかない、そうするしかないんだ。

2007-08-06

http://anond.hatelabo.jp/20070806135951

http://anond.hatelabo.jp/20070806152922

http://anond.hatelabo.jp/20070806153133

「ばらの花」でこんな反応されると思ってなかったわw

その子を駅まで送ってく帰り道で聴いた「ばらの花」はなんだか切なかったよ。

俺が他の人と良い感じになってた矢先にこんな事が起きて、混乱してる。

向こうは何とも思ってないのかなぁ??。

うーん…。

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