2024-11-06

JAで働いていた時の話

悪名高いJAで1年間だけ働いていたことがある。

都市型農協なので農業より金融で稼ぐ地域だった。地獄のようなノルマのせいで定年間際の50代か新人20代しかおらず、中間層は壊滅的。

私の支店支店長は優しかったが他の支店では…。これは上層部によってもみ消された。

私の支店は、営農や購買の人はいい人で好きだったのだが金融は最悪の人選だった。これは働いていたころ他の支店の初対面の先輩たちから「かわいそう」」「うちの支店だったらよかったのにね」「なんかあったら言ってね」と散々慰めの言葉をもらい、やめることを伝えたときも全員から「そうだと思ってた」と言われたほど本当に人間関係が終わっていた。

その言葉を言われる元凶といってもいい私の「お世話係」というメンター自分のお世話も出来ないクソ女だった。しょっちゅうミスをするわ書類を無くすわ客への連絡を忘れるわで支店長が手を焼いており、怒られるたびにふてくされていく。自分の事で精一杯なのか私には仕事を教えない。その支店にはクソ女しか仕事をわかる人がいないため私は本店のやさしい~~~~~人に電話仕事を教わった。嫌だったかもしれないが毎日1時間も2時間も付き合ってくれて感謝している。一方でクソ女は仕事中にほかの支店の後輩に大声で私用の長電話挙句妊娠し、それによる体調不良で私に当たり散らかした挙句産休で消えてった。

ノルマは達成しなくてもボーナスが減るくらいだがその代わり支店の誰かが負担しなければならないため、他人迷惑をかけたくなければ自爆するしかない。

新人は大抵4月のうちに自爆して目標を達成する。すると「早期達成」で少しばかりのボーナスがもらえる。私はボーナスなど要らないからやめるギリギリになって自爆目標達成して辞めた。

3ヶ月以上掛け金を支払わないとポイントにならないため、その分だけ給料から天引きされた。

手取り最低賃金以下だ。

渉外という営業ノルマ新人の25~50倍もあり、先輩(20代半ば)の入っている共済を見ると死亡時2億円も出る生命保険に入っていた。しか夫婦二人分で掛け捨てだ。

月にとてつもない金額を払っているはずであるボーナスは毎年これで無くなると言っていた。

また日常茶飯事で詐欺のような行為が行われている。これは不正ではないが、客からしたら確実に損になっているらしい。

しかノルマの為にそうせざるを得ないのだろう、本店がそれを指示してくるし、行った件数ノルマになる。

そして私が辞めた後、このJAではガチガチ不正が行われニュースになった。

もちろん不正した人が悪いが、ノルマがあるせいだということに気づいていながら知らん顔をする上層部

やっぱりJAは終わっている。

追記ノルマ達成の為には顧客を騙すか自爆しかない。なぜなら必要保険顧客全員すでに入っているからだ。金持ちで優しい顧客リストを見るとほとんどが年金共済であり、90歳から支払われる契約になっている。それまで掛け金を納めなければならないためポイントは高い。「貯金のようなものです。この前にやめると利子がついてお得ですよ」と言って契約させる。最低でも7年くらいは契約していないと解約金はプラスにならなかったと思う。本当はポイントの為でしかないのにあくまでも「お客様の為」というスタンスであるため文句は言えない。客も数年たてばプラスになるし。

また顧客への営業のやり方は誰も教えてくれない。渉外が仕事が出来てかつ良い人なら一緒に連れて行ってくれるが、渉外本人も気の遠くなるようなノルマを抱えているため協力してくれるのは冬からだ。それまではよほど仲良くないと声をかけづらい。頼むのはノルマの無い支店長だけだが顧客自分で見つけなければならず、その探し方すら誰も教えてくれないのでほとんど2年目以降は詰みである

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