2024-09-28

推し認知されたら情緒がめちゃくちゃになった

こじらせたオタク女の長文自分語りだが、よかったら聞いてくれ。

私は人生ほとんどを、ファンとして誰かを応援することに費やしている。

大手事務所アイドル声優さんスポーツ選手俳優さん、本当にいろいろな人を推してきた。

今まで推し認知してもらうことに憧れはあれど実際に認知がもらえることなんて一度もなかったが、今回、初めて推し認知してもらうことができた。

その結果、情緒がめちゃくちゃになっている。

正直、認知されるような推し方をしてしまったのを少し後悔するほどに。

私は、推しに対して、あなた応援していますという気持ちを伝えたくて手紙を書いたりプレゼントを送ったり、現場に足を運ぶことが多いが、それに対して返事がほしいわけではない。

通常であれば、推しオタクは1対多数のコミュニケーション、私から推しへのファン行為一方通行愛情表現だ。

一方通行からこそ、推しへの愛と感謝を出力MAXでぶつけることができる。

私にとってはそういう推し方が当たり前だった。

推しとの握手会に行って、直接思いを伝えられたことに満足して、その人を推すのを卒業したこともある。

ただ、認知されるということにほんの少し憧れはあったけど。

今回の推しジャンルは、今まで推してきた他のジャンルより規模が小さく、ファンとの距離がとても近かった。

一緒にファンになった友人がとても活発な人間なので、ファンになってまだすぐのころ、「一緒についていってあげるから!」と言われて、差し入れを持って接触イベントに行った。

いつもならそこで満足して推すのをやめてしまうのだが、まだ推し始めて日が浅かったことと、友人の存在と、「また来てくださいね!」と推しに言われたことで、単純にまた接触イベに行こうという気になった。

そこから1年間、現場に通い、毎回同じ差し入れメッセージカードを持って接触イベに行き、推し活の様子を自分のインスタに載せ、推しのインスタにいいねを押し続けた。

今思えば、同じ差し入れメッセージカードを贈り続けるという、認知してもらいたい人間がやるような推し方をしているが、当時はあんまり何も考えていなかった。

接触イベに行くこと以外は他のジャンルにいたときと同じような推し方をしていたつもりだった。

ある日の接触イベが終わったあと、いつも通りインスタのストーリー推し活してきたよ!とアップすると、1件のメッセージが届いた。

「いつもありがとうございます!」という、推しからコメントだった。

その日は嬉しすぎて、何も手につかなくなった。

後日の接触イベでも、推しこちらのインスタの内容に触れてくださったりした。

インスタでの推しからコメントも、一度きりのものではなかった。

確実に認知してもらえたことが分かった。

認知がわかった瞬間から、しばらくは嬉しくて夢のような時間だった。

ただ、その後突然冷静になった。

今まで自分接触イベであっても1対多数のつもりで推しコミュニケーションを取っていたが、認知された上で接触イベで会話することやインスタでメッセージのやり取りをすることは、自分の中で1対1のコミュニケーションとなった。

もちろん、繋がりとかでは断じてなく、応援していますという言葉に、ありがとうと返してもらうだけのコミュニケーションである

だが、1対1で神格化した愛をぶつけることに恥を感じる自分がいた。

自分推しへの感情は、推しの都合のいい部分だけをコンテンツとして消費したいという欲をぶつけているだけ、一人の人間としての推しを見ているものではない。

途端に自己嫌悪に陥った。

でも、認知は嬉しい。応援気持ちが届いていたことはとても嬉しい。

同時に、自分という個を認識された瞬間、多数の中の自分を見てくれていたことに対する優越感が含まれた醜い嬉しさも感じていた。

純粋な嬉しさではないことに、また自己嫌悪に陥る。

もう感情ジェットコースターである

毎日嬉しい気持ち自己嫌悪気持ちが波となってやってくる。

もちろん推しはそこまで深く考えていないだろう。

推しからしたら1対多数のコミュニケーションであることは変わらないと思う。

こちらが考えすぎていることは重々承知である

それでも情緒がめちゃくちゃになって、途端に推し活に疲れてしまった。

こんなことになるなら、接触イベには行かず、認知されない程度に影から応援していたほうが良かったのかもしれないと思い始めるほどには疲れてしまった。

認知されてなお、推し純粋気持ち推し続けることができる人に対しては、本当に尊敬の念を抱く。

私もこの状態脱出して、認知されていようがいるまいが、強い気持ち推しを推せる人間に早くなりたい。

  • いわゆるただの熱心なファンだろうから、相手からすれば感謝はあるだろうけど、別に多数のファンの一人であることには変わらんだろ。 配偶者でも無ければ、家族友人でもないんだか...

  • 金づる程度にしか思われてないんだから、あんま気にすることないんじゃない?

  • 1行目しか読んでないけど普通に気持ち悪いと思うやで。

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