2024-08-13

33歳男、中学時代はいじめられっ子。今でも当時の夢にうなされる

俺は中学の頃、スクールカーストの最底辺としていじめられていたんだが、

今でも当時こうしておけばよかった、と後悔していることがある。


どんないじめを受けていたかというと、

例えばいじめっ子の男には廊下ですれ違うだけで殴る蹴るなどの傷害を受け、

いじめっ子の女にも今にまで傷跡が残るくらい腕に爪を食い込まされる傷害を受けたり、通学カバンを泥水の中に入れられたりシャー芯を全部捨てられたりの器物損壊をされていた。

コミュニケーションとしても全員にナメられており、スクールカースト底辺としての扱いを受けていた。


そんないじめられた過去で何を後悔しているかというと、

暴力でやり返すのを辞めたこと」だ。

暴力を自ら封じて、されるがまま逃げ続けたせいで、基本のアイデンティティとして自己肯定感が低くなってしまった。

学校という空間が終わって、子供社会いじめから解放されたあと、

生活できる金を確保できても、大人同士のコミュニティに馴染む経験を経ても、金を払っていい女を抱いても、

暴力世界で戦うのを辞めた後悔」が払拭されることはなかった。

一生のコンプレックスとして悪夢にうなされ続けるんだと思う。


中学時代最初のうちは不良やいじめてくるやつと殴り合いの喧嘩をしていた。

だが、早々に仕返しの連鎖億劫に感じたのと、おおごとになると将来のキャリアで不利になると当時思ったから、

俺は暴力をやめてしまった。

リアルタイムではイジメなんて全然我慢できたし、家庭の問題のほうがよっぽど辛かったからだ。

差別上等がむしろかっこいいと思っていた。


それが間違いだった。


たとえ内申が悪くなっても、

鑑別所少年院にぶちこまれても、

暴力自己肯定感だけは死守しなければいけなかったのだ。


俺はその後、無気力人間になって、精神を病んで、高校はほぼ行かず、大学中退した。

病気寛解させるまでに、キャリアや実務経験ボロボロになって、

同い年の友達が家庭を持つ中、俺はいい年してバイトしながら学生レベルスキル無気力の中効率悪く育てている。


業界次第じゃ学歴無意味なんて、

内申なんてものに傷がついても人生関係ないなんて、

中学の頃は知らなかった。


俺はあの頃、いじめっ子たちが先に暴力を辞めるまで、

いじめっ子たちが劣等感を抱えたり自己肯定感喪失をするまで、

暴力を続けなければいけなかった。


人生勝負子供時代暴力勝負だったのだ。

真にキャリアに影響するのは、内申ではなく暴力自己肯定感だった。


もちろん、育ちのいいやつは不思議暴力回避しながらカーストを維持して、無気力にならずに人生成功しているのは見てきている。

でも、俺みたいに生まれが悪くて学校勉強しかできず要領の悪いバカは、結局暴力で勝つしか自分を長期的に守る方法はないのが真理だった。


失った若い時間は取り戻せない。

俺はきっと、この先も死ぬまで当時の悪夢を見続けて、後悔を背負い続けるだろう。

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