モバマスがサービス終了するので、担当アイドルである塩見周子のこれまでを振り返っていた所、初登場のR +の衣装を見て感情が溢れたのでいても立ってもいらずこの文字を入力しています。
アイドルマスターシンデレラガールズに登場する京都出身の18歳。
性格は「自由奔放でノリが軽い」(pixiv百科事典)「気楽」(ニコニコ大百科)と評されています。
実家が京都で長く続く和菓子屋であり看板娘として店番をしながら過ごしていました。
高校を卒業後、実家でヌクヌクしようとしていたら追い出されて…何やかんやでアイドルとしてデビューします。
ー閑話休題ー
とりあえずここまで読んだ皆様へ、Webの検索「塩見周子 R+」をして、「実際、周子のR+の衣装ってどんなだっけ?」というのを確認をしてから続きを読む事をお願いいたします。話の解像度がちょっと上がりますので。
ー再開ー
京都出身で和菓子屋の看板娘だったから「和菓子屋の看板娘」モチーフの衣装をもらったんだな。というのがこの周子を初めてみた時の自分の感想でしたし、おそらく周子自身もそんなことを思っていたのではないかと思います。
そんなところからスタートしたアイドル生活を過ごし周子がアイドルとして活躍することで…
家出をしてきた為にぼんやりと「居場所・帰る場所がない」と感じていたのが、アイドルとして活動していったことで「アイドル:塩見周子」という居場所・帰る場所ができた。
「京都の和菓子屋の娘」という経験がアイドル活動を行う上で役に立ったことで、これまでを何となくで過ごしてきてしまった自分の過去を肯定することができた。
家出同然で出てきてしまい、わだかまりのあった実家ともなんだかんだで仲直りでき、そして改めて実家は自身の「帰る場所」であると思うようになった。
京都出身だからこそ多く振られた和モチーフの仕事を通じて、伝統の意味や役割、それが持つ人々を感動させる力について再認識し、それを背負うことの意味を知った。
転じて、自身の曲の一節「あたしらしく新しくなれ」の言葉通り、「古いもの」「新しいもの」のどちらかに振り切らず、それぞれの良さを取り入れて尚且つ自分らしくある、というスタイルを確立した。
(一曲目のソロ曲「青の一番星」中に出てくる歌詞。また、2曲目の「Private Sign」のオケは現代的な曲調なのに対し、ボーカルは古めかしさもあるオーソドックスなものになっている為、まさに「古きと新しきを混ぜた」曲を歌っています)
※引用元 https://twitter.com/ykm91/status/1147049692124987392?s=61&t=HROkGpbo8k3NBs4WcQadzA
以上を踏まえて再度R +の衣装を見返すと、和菓子屋の看板娘のあの服は、
「実家が和菓子屋故にやりたいことも考えられず、将来はこのまま看板娘を続けるのだろう…と何事もなく過ごしていた、それまでの日々で着ていた服」
「実家が京都の和菓子屋で看板娘だから、で着ていただけの和服」であり、
「両親が和菓子屋をやっているからこその看板娘だったのに、その両親との関係が良くない状態で家出した先で与えられた衣装」
「家出したからこそ失った、これまでの自分の居場所を象徴する衣装」だったのが、
「古きも新しきも取り込んで自分らしく輝く」塩見周子というアイドルが、
「アイドルとして活躍する、新しい日々の階段」の最初の1段を登る際に着た衣装が、
「これまでの自分が着ていた和菓子屋の看板娘モチーフの衣装」だった。
ということではないかと気がついて、情緒と語彙力がアレな状態でもとにかく吐き出したいと思ってキーボードに向かっていた次第です。