2022-12-22

クレジットカードチャージバックと垢BANについて

https://b.hatena.ne.jp/entry/s/gigazine.net/news/20221222-two-google-pixels-chargeback/

便宜上 客-カード会社-店 の三者表記を利用する。

チャージバックとはどういうもの

端的には、クレジットカードによる取引を取消し、店から客に返金する仕組み。

からカード会社への請求で行われる。

審査(カード会社判断や店側からの異議申し立て)もあるはずだが、

Googleとかなら無条件で受け入れる運用をしていても不思議ではない。(理由は後述)

からしたら、その際にカード会社との間で話が行われる、

クレジットカード説明としてカード盗難の際に被害補償されるなどの説明がなされる場合があるので勘違いされそうだが、

店が払っている。払うというか店への入金がなかったことになる。

取引は行われているので商品カードを(不正)利用した人間の手に渡っている。

最終的な結論としては商品盗難されたのと同じ状態だ。

本来どういう目的で利用されるのか

主にはカード不正利用された場合に客の金銭被害を取り消すため。

などのケースだ。カードの停止と再発行が必要になるような場面だ。

初期のPayPayで起きたのが有名だが

3Dセキュアなどの認証を店がつけていなければ、カード番号さえあればカードが使えてしまう。

https://www.itmedia.co.jp/mobile/articles/1812/17/news090.html

店舗でもサイン暗証番号もなしで使える場面はいくらでもある。

店と客とのトラブルで客が返金を求めて最終手段として使う場合もあるが、悪用すれば当然裁判とか警察案件に発展しうる。

なぜ垢BANされるのか

まり

チャージバック申請があった=不正利用された

なので

チャージバック申請があったカードを使ってるアカウント不正利用されたカードを使ってるアカウント

から

チャージバックってのはそのための仕組みなんだから当然そういう判断になる。

客は実は他人カード不正利用する犯罪者で、カード本来の持ち主が被害を訴えてきたという構図だ。

今後の被害を防ぐためにも速やかにアカウントを停止するのが望ましい。

これは決済代行業者の店へ向けた説明だが

https://www.sonypaymentservices.jp/consider/creditcard/chargeback.html

3.警察への被害届は加盟店様にてご判断の上、ご提出ください

チャージバック発生時、弊社より被害届の提出は行っていません。

警察からの法的な調査に基づき、弊社より必要情報を開示する場合はございます

チャージバックが発生するってのは警察相談するようなことが起きてるってことだ。

だけど、Googleにしてみりゃ不正アクセスの調査なんかするより損害扱いにしてアカウント停止だけする方がトータルでは安いんだろう。

BANしておけばそれ以上の被害は発生しないはずだからね。

Amazonが返品や配送トラブル時の再送に特に確認もなく無条件に受け入れるのと同じようなもんだ。

そういえばアマギフBANの話にもクレカ不正利用が関わっている。

チャージバックでBANは理不尽だとは思わないがこれに関しては贈られた側が無条件BANは結構理不尽だと思う。

金銭に相当するものを知らない相手から不用意に受け取るなということではあるんだろう。

アカウント不正アクセスされた場合

客のアカウントに客本人以外の人間ログイン勝手に買い物した場合

これも不正利用には違いないんだが、店から見たら客が自分アカウントで買い物してるだけだ。

これにチャージバック申請してしまうとそのアカウントカード不正利用してるアカウントカードの本当の持ち主から申請があったのだと判断せざるを得ない。

乗っ取り被害場合は店(サービス提供者)に相談するしかない。ここでカード会社に頼るなら不正利用分のお金は返ってきても当然アカウントはBANされる。

https://togetter.com/li/1413808

から任天堂が初手BANするのはもうしょうがない。

その後の対応に疑問はあるが、一方の視点だしこの人正直説明下手だし何とも言えんわ。

そしてこのまとめには入ってないみたいだがこの件は最終的には解決してるらしいからな。任天堂めっちゃ親切だと思うわ。

あとこれでセーブデータの移動認めてたら今度はいつの間にかセーブデータ奪われる被害が続出してると思う。

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