ばい菌扱いされて避けられるとか、駅のホームからつき落とされたりとか,,,,以前にはアジア人のピアニストが理由もなく暴力を受けて、指がぐちゃぐちゃになってしまうことがあった。
あと、ひろゆきさんが配信中フランスの町中を歩いているときに「Go Chinese!(中国に帰れ!)」って言われたりとか
アジア人が差別される原因はよく分からないけれど、多分、コロナの発生地がアジアであることや、欧米その他諸国が、経済的にアジアに負けようとしている焦りや恐怖からアジア人が差別されやすくなっているのだろう。
そしてもちろんこのことは、アジア人である日本人にも決して無関係ではない。
海外に旅行や仕事にいったら酷い差別に直面することだってあるだろう。アジア人差別は日本人にとって、グローバル化が進む現代で、切実な問題となってくるのだ。
差別に対抗する手段として、すぐに思いつくのが、差別を受けたことに対して「声を上げる」ことだ。たとえば、黒人差別に対抗して、BLM(黒人にも生きる権利がある)や女性差別に対抗してMe too運動がある。
ただ、このような「声を上げる」というやり方はリスクが大きい。なぜなら、一部が過激な主張をし出して、反発を生んでしまうからだ。
BLMでは平和的なデモがある中、暴力的デモが発生してしまった。これが黒人に対するイメージを悪化させ、黒人への差別感情が生まれてしまった。
Me too運動では一部の過激なフェミニストが攻撃的な発信をしてしまったことで、女性の権利を主張する人たち全体のイメージが悪化してしまった。
このように、差別に対しては「声を上げる」ことが、逆効果であることが少なからずある。
では差別が起こらないようにするための抜本的な解決策はあるんだろうか?
私はひとつの解決策を導き出すことができたがそれを言う前に、まず差別が起こる構造を分析してみる。
たとえば、白人は差別を受ける対象にならないことが多いのだけれど、それはなぜなんだろうか?
白人に対する差別がない(あるいは少ない)ということは、白人の立場が強い、つまりいろいろな人種がいるこの地球上で、トップカーストの一軍人種だということだ。
なぜそうなっているのかというと、おそらくは、白人の文化の発信がスゴイ強いからだと思う。
文化の最大発信地であるアメリカでは、白人を登場人物に、映画や音楽、アニメ、ゲームなどほぼすべてのエンタメで世界の一番をとっている。
誰しもが、アメリカのエンタメを通して、白人文化に憧れを抱いたことがあるだろうし、ハリウッド映画や洋楽に影響されて、英語がかっこいいって思ってるはずだ。
(ちなみに私は、日本人が中国語ではなく英語を学ぶのは、英語の実用性以上にアメリカのエンタメの影響による物がおおきいと考えている。)
そして、アメリカのエンタメを見る世界中の人々は、白人に対して差別感情を持つどころか、憧れをもつのだ。
「差別は無知から生まれる」というが、エンタメを通して、白人文化を知り親しみを覚えるため、差別感情を持たなくなるのだろう。
また、韓国がドラマや音楽で成功して、韓国に良い印象をもつ日本人も増えてきたと思う。
韓国に向かっていたヘイトが、エンタメによって緩和されたのだ。
つまりこのことから、エンタメ(文化の発信)を世界中に発信することによって、文化発信地に対する差別がなくなるのだといえる。
ということで結論は、アジア人が協力してエンタメを成長させて、アジアのエンタメが世界を獲ることができれば、アジア人差別はなくなる!ということだ。