ソナーズ、という、マシュマロの会社が開発した小説投稿サイトがある。
「尖ったサービス」と自称しているだけあって、他の小説投稿サイトとかなり異なるので、その特徴を羅列していきたい。
書き手にとっては、pixivやなろうなどのブクマ数競争社会と異なり、全くブクマ数が分からないため、タイトルとあらすじだけで読む小説を選択してもらえるのが良い。(今後検索機能が追加されたらよりその恩恵が受けられると思う)
読み手にとっては、「好きな小説が酷評されていた」みたいな場面に遭遇することがなく、自分の感性でいいねをすることができるのが良い。
読み手はいいねを複数押すことができて、書き手はいいねをしたユニークユーザー数を把握することができない。
読み手にとっては、好きな回数いいねを押すことが出来るので、アクションとして楽しい。
書き手にとっては良し悪し。「熱心な1人がやってくれた」のか、「100人見てくれた人がいる」のか、全く分からない。実際に何人の心に響いたのかが分からないので、「いいねの数」を求めてる人には嬉しいが、マイナーカプなどで「同志の数」を知りたい人には向かないかも。
書き手には、誰が何回押したのかも、誰が感想を送ったのかも、全く分からない。そのため、気軽に感想アクションを行える。ただし、感想を見た書き手が「この人と仲良くなりたい」と思っても、繋がる手段がサイト内にはないし、感想を送ることで書き手とコミュニケーションをとりたかった読み手も繋がることはできない。
単純に数としても分からないから、読み手も好きに登録したり解除したりできるし、書き手も数字に一喜一憂しなくていい。
読み終わって「本文を閉じる」を押したら自動で感想フォームを表示してくれ、入力して送信するまで確認込みの2タップで済む。
これだけ手軽に感想フォームに飛べたら感想ハードルがグッと下がるので、書き手にも読み手にも良い。
これは他のサイトでも一緒だけど、ありがたい。
これは既にフィードバックにも送った改善要望点です。現在はβ版なので改善されると思いますが、現状の仕様なので一応。
Aの小説を感想受付設定にして、Aの小説を読み終わって感想を送らないまま同じ作者のBの小説を開こうとすると、「Aの感想を送るまでBは読めません!」と警告が出て読めなくなる。
これほど気軽なUIにも関わらず、この感想強制仕様だと迂闊に設定もできない。
(多分「自分の小説を人質にしてまで感想欲しいかよ」みたいな毒感想が来る。そうでなくとも、「強制された感想なんだな」という目でしかその感想を見れない)
折角良い感想送信UIをしているから、気軽に使えるように(感想を送らなくても他の作品が読めないようなペナルティが無いように)して欲しい。
いいねを付けると文章が赤く染まるため、ひと続きの文章として読みづらくなる。読むときに非表示設定出来るようになると良い。
また、明らかな誤タップ(区切り記号へのいいねなど)もそのままになる。取り消しが出来ないで赤くなり続けるのは読み手にも書き手にも気になることと思う。
小説投稿機能を解放させるには、ユーザーにリンクをツイートさせ、そのリンクから3人登録してもらう必要がある。
β版でユーザーを増やさなければいけないとはいえ、小説投稿機能を人質に取ってユーザーにマルチ商法紛いのことを強いる形式はちょっと気になる。
感想機能にも言えるが、良いUIをしているのに、ユーザーに強制させる形で要らぬヘイトを稼いでいるのが実に勿体無い。
良い所と悪い所が一緒になっていて、総合的な判断が付かない。良くも悪くもリリースしたてのコンテンツ、という感じがする。今後の改善に期待。
投稿できねえ!
面白いけどたぶん流行んねーわ。 今って感想数や閲覧数、高評価数といった「ある程度の目安」がないと自分の欲しいものがわかんねーって層がほとんどなんだよ。 特にそれが素人小説...
読者を3人招待しないと書き手は小説投稿機能を解放できない 読者側としても支援できるのは一人一回まで 書き手が多すぎて実力のない人は見向きもされないメジャージャンルや逆に...
読者のほうに今んとこそんなに旨味が感じられないしあのハート雑音すぎるし いいねつけたり分布見るの面白くないこともないがまず一週ちゃんと読ましてくれよ非表示ほしい あと連携...
マシュマロにしろ、根本にある考えが「自分(たち)にとって心地良い内容以外は全部シャットダウン」するだから、そういうのにマッチする層を狙ってるんだろう。 信仰が厚くなり、...
個人感だけど、Web系の作品の読者は作者読みをしない(例えば無職転生の作者は今新しい作品を連載中だけど、無職転生がこれだけ脚光を浴びている状況でも、そこから新作の方を...