2021-03-03

ハルウララに対して激昂したモブウマ娘Aを救いたい

唐突だが私の性癖

「かわいそうじゃないと抜けない」&「徹底的にかわいそうな目にあったキャラが救われる瞬間に快感を覚える」だ。

なので元ネタエリートばっかりの世界を描いてるっぽいウマ娘に全く興味がなかったのだが、

この記事を読んで無限に興味がわいてきた。

https://note.com/stormroastpork/n/n8834b1cd55f7

ハルウララ?そんなものには興味がない。

私が興味があるのはモブウマ娘Aだ。

……このキャラ最後まで姿も名前もわかる事なく、「ウマ娘A」というモブ肩書固有名詞として背負い続ける。

ハルウララが「負け犬の星」などと持ち上げられている裏で、名前すら知られない「馬A」達はひっそりと消えていく。

あああああああああああ。

私の心にずっきゅんきたあああああああああ。

この娘への妄想だけでご飯3杯いける!




というわけでここから話が脱線するのだが

ウマ娘好きな人にぜひ読んでもらいたい作品がある。

7SEEDS」っていうんですけどね。



この作品夏至の章こそが「モブウマ娘A」の世界なのだ

とある学園で未来エリートを育成するという名目で1000人以上いる候補生を集めている。

しかし実は、この学園の目的はこのうち生き残るべき優秀な7名だけを選ぶことだったのだ。

それ以外の生徒はその7名の糧となるべく選別の過程で全員皆殺しにされる。


殺し屋組織で幼いころから競わされ、仲間を手にかけることを強制された」みたいな話だったら珍しくないだろうが、

この話のえぐいところは、候補生たちは

殺される直前まで「7名に選ばなれなかったら殺される」ということを全く意識せずに教育されるというところだ。

みんな仲良しで、自分こそが7名に選ばれるものだと切磋琢磨しあっている。

直前までは選ばれなければ殺されるという悲壮感が全くない。

からこそ、突如世界地獄に変わった後多種多様な表情を見せてくれるのだが

そういうところが最高に私の性癖にずっきゅん作品なのである



上のnoteを読む限り、プレイヤブルなキャラクターから見たウマ娘世界は、選別が始まる前の世界だ。

プレイヤブルなキャラクターは、たとえ目標達成できなくても何度でもやり直せる。

ただただクリアできるまでのびのびと走ることを楽しめる楽園のような世界だ。




一方のモブ馬娘の世界は、「選別」が始まった後の世界だ。

モブ馬娘Aがなぜあれほど激昂したかって考えると、

ハルウララにすら勝てない雑魚自分は殺されることを知っていたからだろう。




単なるハルウララ嫉妬なんて生易しいものではない。

モブウマ娘は、毎回毎回背後に迫る死を感じながら走ることを余儀なくされる。

それが経済動物極致である競走馬に知性を与えるということなのだ。

自分を待ち受ける運命を知り、

恐怖に押しつぶされそうになりながら走り、

でも寝不足続きで訓練もうまくいかず、

そうやってアリジゴクの中で苦しみ続ける。

そしていざその時が来たら

どうして私に知性なんか与えたんだとサイゲームス神を呪い

助けを求める声をグッとこらえながら人知れず消えていくのだ。

そんな彼女が、全く勝てないくせに

死の恐怖から解放された存在を見たらどういう気持ちになるか。




むはああああああ考えただけで興奮する。

むくむくと二次創作の意欲がわいてくる。



のだが

世界観やキャラクターを壊す二次創作禁止されてるらしい。

なるほど、私みたいな人間いるか二次創作禁止されるのね。

ほんとすみませんでした。



友人にこの話をしたら

お前が言ってるのはこれと同じ。陳腐すぎる。センスがない。

https://togetter.com/li/1372208

など全否定されました。

彼女は「かわいそうでないと抜けない」属性がないのに

私がキモイ妄想を話しても引かない、とても懐が広いやつなのですが

とにかく口が悪い。

ぼろっかすに言われて悔しいので

友人を満足させるべく

もっとかわいそうなウマ娘二次創作設定を考えて送りつけることにします。

ありがとうございました。

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