悪人をみればそいつに腹が立つのは人間として当然の心理だと思う。だが、それを謎の理屈で養護してる連中を見ると更に強い怒りを感じてしまう。
中学校にDQNがいた。息を吸って吐くように人を殴るし、弱い者いじめを平気でするし、人に怪我させたことを誇らしげに語る、死んだ方がいい人間だった。そいつのことも大嫌いだったが、なぜかそいつよりも他の不特定多数の同級生の方が嫌いだった。同級生達は暴力沙汰は起こさなかったし、DQNと比べれば善人の範疇に入ると思う。だが、そいつらがDQNと仲良くしてたり、「あいつ普段はあんなんだけど、根はいい奴だよ」とか言ってるのが腹立たしかった。いじめられるのが怖いからうわべだけでも仲良くする風でもなく、割と本心で慕っていたように感じられた。そのリテラシーのなさが許せなかった。「あいつがいい奴?いい奴だったら平気で人殴ったり、それを自慢したりしねえよ。お前頭大丈夫か?」みたいなことをしょっちゅう思っていた。少しでもモラルあるなら、DQNのことを好きになれるはずがない
高校にはクラスの中心みたいなポジションにいるが、気が弱い奴には冷淡・高圧的に接するクズ、大学のサークルには牟田口廉也みたいなパワハラ野郎がいて嫌いだった。だが、そいつとつるんでる連中や慕ってる連中、お決まりの台詞「根はいい奴だよ」を言う連中がもっと嫌いだった。
おそらくこれから社会に出たときにモラハラ・パワハラ上司に出会ったらそいつよりもそいつと仲良い奴のことが嫌いになるんだろうな。
てんちむが豊胸事件で炎上した事件についてもそうだ。しくじり先生で初めててんちむを知ったが、それを見て「あっ、こいつは関わったらいけないタイプの人間だな」って思った。豊胸で炎上した際にも「どうせ、そうだろうな」ぐらいにしか思わなかった。だが、野次馬的な気持ちで謝罪動画のコメント欄を覗きに行って、擁護してる信者共を見たときなぜか腹立たしい気持ちになった。別に俺が騙されてたわけじゃないし、信者が擁護しようと俺には関係ないことなのにマジでむかつく。救いようのない頭の悪さに腹が立ったのか、悪人にすり寄ってるくせに善人面してる矛盾に腹が立ったのか知らないが、なぜか怒りを感じてしまった。
ホリエモン、キンコン西野、ヒカルについてもそうだ。こいつら自体は正直どうでもいいと思う。だが、信者を見てるとぶん殴りたい気持ちになる。
嫌いな政治家、活動家もいるが、そいつらよりも支持者の方が頭にくる。
凶悪犯罪についても加害者本人よりもそいつに軽い判決を下す裁判官や自称人権派弁護士、死刑廃止論者に腹が立つ。こういう悪人に寛容なのが美徳と思ってる連中を全員死刑にすれば日本人のモラルは向上すると思う。
テッド・バンティーとかポール・バーナードとかのシリアルキラーにファンレターとか送った阿呆も苦しみ抜いて死んでほしい。
この現象って一体何なんだろうな。
ジャイアンには刃向かえないからってスネ夫を憎むなんて卑しい人間だな👽
悪人とも善人とも呼びがたい中途半端な立ち位置にいるのがモヤモヤするのかな。でも、その理屈だと世の人間の大半を憎むことになるし、それは違うか