2020-05-03

「夜の街」は死ぬ

after緊急事態宣言を考えてみたが、所謂「夜の街」クラスターの原因となったと推測される接待飲食営業性風俗関連特殊営業一時的にほぼ壊滅するんじゃないかと思う。

まずワクチン治療薬が万民にいきわたらない限り、コロナ以前の経済活動不可能だ。

仮に緊急事態宣言明けにコロナ以前の経済活動に戻すとなると、無対策場合実効再生産率が2を超える以上、再流行医療の逼迫→再度の緊急事態宣言へと至るのは明白だと思う。

コロナ治療医療崩壊が起きない程度に諦める(スウェーデン方式選択であればコロナ以前の経済活動に戻すことも考えられるが、これには死生観の変革も求められ、政治国民理解ハードルが高い。

諦めずに医療崩壊を防ぐためには2つの選択肢が考えられる。(あるいは併用)

一つ目が所謂外国new normal専門家会議が語るところの新しい生活様式市民が行うことだ。

これは実効再生産率0.5-0.7となる現在経済活動の水準から若干元に戻し、医療を維持できる実効再生産率0.8-0.9となる程度の経済活動を行う選択理解している。

この場合、濃厚接触を行う可能性が高い産業には自粛継続なり接触頻度を低める工夫をしての営業社会的に求められる可能性が高い。

二つ目感染者のトレーサビリティを強化したうえで、徹底したクラスター対策を行うことだ。これは韓国台湾選択している方式理解している。

この場合国民は何らかの形で行動履歴政府に常時提供し、感染者が判明し次第、過去の行動から接触者を割り出し通知する仕組みを構築する必要がある。

言うまでもなく、このどちらも前述の産業との相性は極めて悪い。

前者の濃厚接触そもそもこの手の産業提供している本質的価値のものであるし、後者トレーサビリティはこの手の産業顧客匿名性を一般的に求める以上、利用を嫌厭する大きな理由になる。

テレビ番組ネットでも「夜の街」産業従事者が緊急事態宣言が明け、元通りになることを心待ちにしている声が流れることがあるが、心の中で「まあ助からんやろうなぁ」と思う。

同じことはインバウンド関連事業者にも思う(海外旅行の復活には日本旅行者母国双方の感染収束している必要があるが、それは年内どころか来年、再来年までかかるケースも多いだろう)。

政府がどんな手を打とうと(経済的に)死ぬであろう人が、希望を捨てない発言をしているのはぶっちゃけメンタルに来る。

まり他のSNSリアルでは悲観的は発言もできないので、整理がてら増田に書き捨てる。

  • 欲にまみれた連中がそんなに辛抱できるとも思えんのよね ネットでアサインして個別に手配というのもガサツでズボラなあいつらの性に合わない気がするし、何より顕示欲で消費してる...

    • 「あいつら」というのがだれを指すかという問題はあるが、経営者・役員層は、企業の信用に関わるのでこの情勢下で利用することは避けている印象。 トレーサビリティの強化は嫌がる...

      • あいつらって言ったらあいつらしかないんだけど、だいたいキャバクラ、ホステスなんて入れ込むのはあいつらくらいで他は付き合いでしかないわけじゃんw まあいまは村八分的なとこ...

        • 割と認識あっている気もする(青〇会〇所にいそうなイメージの層)し、確かにあまり反省とか学習とかしなさそうなんだけど、さすがに二度目の緊急事態宣言は国民も黙っちゃいない...

          • いくとこまで行くけどどこまで行ってるか分からない。そしてみんな起きたことに事あるごとに怒りはするけど元が有耶無耶だから正されないしよくわからなくなる。 有耶無耶だから抜...

          • 夜の街は働く側も他で生きていけないようなのばっかだから緩やかに縮小しながらも残るは残るんじゃないかな。 老人と一緒で社会のお荷物なのは確かでも急に投げ捨てられるもんでも...

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