2020-03-17

攻殻機動隊原案にしたクソ漫画があるんだが、

アニメ化されて押井版はまだしも神山版にも共通するかもしれない

根本的なところで勘違いしてないか

シロマサ漫画右寄りだと言うことを

アップルシード原作OVAもそうだが、OVAテクノロジーを脅威みたいに描きがちである

まりバイオロイドガイアタルタロスなど=間違った科学である

シロマサ漫画の斬新だったのは、

巨大コンピュータが登場すれば人間に反乱するし、人造人間バイオロイドターミネーターのように反乱するし、いきすぎたテクノロジー人間マイナスになる、

といったようなマンネリパターンをなくしたことだった

人間はどこまでも欲望に忠実に際限なく技術を進め、資源を貪る

その辺、ドミニオンでさえマイナスに書かれることはなく、ブアクはグリンピースクローリスを奪って自分だけの地球を手に入れたが、それだけである

どこまでも人間は愚かだが、だからと言って破滅の日が来るわけでもなく、ウイルスや菌、科学物質大気汚染された街をマスクをしたタンクポリスが、ボナパルトが駆け回るだけである

どこまで行っても、我々には目の前の仕事日常しかないのだ

大友は左寄りだった

AKIRA雰囲気マンガだが、テクノロジーをどこか悪しきものとして描いてる

アップルシードガイアを含むコンピュータ群は人間を守るために、人間が創ったバイオロイドを失敗作と考え処分しようとした

ここでも人間はどこまでも守られてる

そして、人間である主人公の二人はバイオロイドを、というよりは秩序、天性の警官職務義務感のようなもので動き出す

シロマサ漫画主人公は圧倒的に警察、軍、公僕、暴力装置である

そして、主人公はそこに疑問を微塵も感じない

その徹底した人間賛歌と言えば聞こえはいいが、人間エゴの側なのだ

シロマサ漫画では逆襲のシャアなんて成り立たない

攻殻機動隊も、そもそも義体という発想にマイナスな反応をする人が多い

端的に言えば、シロマサ漫画は楽観的なのだ

人類の将来に徹底的に楽観的だ

必ず人類科学技術で神が与えし困難を打破し続けると考えている

それはキリスト教的にもおかしくないもの

しかし、攻殻機動隊原案にした作品群は暗い、なぜここまで悲観的になるのかというぐらい暗いのだ

科学技術の負の側面だけに注目しすぎだ

シロマサはそういったマンネリを打破したのに、原案にした漫画で逆にテクノロジー=悪みたいに描かれてしま

非常に悲しい

自分は、原発事故科学=悪ではなく、管理杜撰さ=悪であって、前者の考えの人が非常に多いことにあらためて驚いたが、だったらガスも水道もなしで生きてみろである

もう、逆戻りはできないのだ

そのジレンマから原発や、それ以外のアプローチが考えられ、スリマイルもあった、仕方がないことだ

しかし、金で誘致するだけして、場当たり的な対応を繰り返し、レガシーシステムを維持してきたフクイチは、震災関係なく、どこかでこうなる運命だったのだ

神が与えし知恵、科学杜撰傲慢に扱えば、そのしっぺ返しはあるだろう

科学問題があるのではない

問題があるのは人の管理、知恵との向き合い方だ

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