2018-01-30

萌えのままに二次創作ができなくなってしまった





ありがちな話だけど、pixivtwitterでの評価を氣にしすぎて楽しく二次創作活動ができなくなった

5年位前から、好きな作品二次創作小説腐向け)を書いてる

今まで3つほどのジャンル渡り歩いてきた

ジャンルAは気が向いた時にpixiv小説を上げてた

twitterはやってなかったので同ジャンルの人と特に交流したことはない、オフ本も出したことはない

それでもブクマコメントをもらえることがすごく嬉しかった

好きな作家さんからブクマがついたり、pixiv相互フォローになってたりするとほっこりした

ただ当時大学生リアル生活のほうが忙しかったのと、原作が終了したこともあり徐々に熱が落ち着いていき投稿しなくなった

ジャンルBはそれから数カ月後に出会った

アニメを見てむちゃくちゃに興奮し、萌えのままに小説を書きpixiv投稿した

この時初めて「同ジャンルの人と交流したい」という気持ちが芽生え、twitterを作った

すごく楽しくて転がり落ちるようにのめり込んだ、当時仕事があまり忙しくなかったこともありあっという間に同人生活交流の中心になった

初めてオフ本も作り、何回もイベントに出た

「いつみ見てます」「あなたの話が好きです」という言葉差し入れの山、回り続けるブクマ、どれもが麻薬のようだった

そのうち、それなしでは小説が書けなくなっていった

どうすれば売れるか、どうすればちやほやしてもらえるかばかりを考えて話を書くようになった

目立つ大手絵描き文字書きとだけ交流したい、(自分が思う)下手な人、ROM専とは交流したくないと思うようになった

自分よりブクマがついている人、売れている人を妬むようになった

自分が書いているのは「小説」なんだというよく分からない自意識に取り憑かれていた

原作に対する萌えを失ってもなお、1年くらいは承認欲求のために小説を書いていた

ジャンルCと出会ったのはそんな矢先だった

早速二次小説を書き始めたが、動機萌えのままというのももちろんあったが、pixivtwitterでそのカプがそれなりに盛り上がっていたからだった

つのジャンルである程度の読者を集めていたから、このジャンルでも読んでもらえる、ちやほやしてもらえるに違いないというゲスい考えのもと小説を書いた

ジャンル者のtwitterフォローしなかったし、新ジャンル用のアカウントも作らなかった

既に多数のフォロワーがいる今のアカウントを使った方が箔がつくと思ったのと、このジャンル投稿を始めてからのほうがフォロバしてもらえると踏んでいたからだ

数ヶ月書けて書いた大作を投稿した、SNSは期待の新人が現れた!と自分話題で持ちきりになると信じてやまなかった

結果は爆死もいいところだった

途端にジャンルに対する熱がすーっと冷めていった

ジャンルBの人もCの人も、爆死した自分をあざ笑っているのではないかという感覚に陥った

せめてtwitterアカウント分けをしていれば恥さらしにならなかったかもしれない、別人として振る舞えばよかったと後悔した

それでもCジャンルで書きたいという気持ちはまだあるから自分の中にある小説を書くことへの原動力が、100%の承認欲求だけではないのだと思いたい

今、どうやったら二次小説を楽しくかけるのか完全にわからなくなってしまった

冷静に考えれば、ジャンルCで投稿した話には上で書いたようなゲス自意識が滲み出すぎていたんだと思う

ジャンルAやジャンルB初期に書いていた話は、推敲全然していないし日本語もめちゃくちゃ、自分が見下してきた二次小説のものだけれど読んでてとてもわくわくした、純粋に元の作品が好きで書いたんだろうなという感じがする

ジャンルB後期は「日本語うまいね」「文章がきれいだね」と言われることはあっても、「萌えました」と言われることは格段に減っていた

承認欲求が悪いこととは今でも思っていないけど、自分はあまりにもそれにまみれすぎてしまった

どうしたら萌えのままにもう一度小説が書けるようになるんだろう

はじめて二次創作に触れた頃の、純粋情熱を取り戻したい

楽しくて仕方がなかったはずの趣味なのに、もう全然楽しくない

  • 単にエネルギー切れてるだけでは。あとは熱も冷めてる。 オタクは仕事ではなく業なので、萌えれば書かずにはいられなくなる。逆にそれが減ればどうあがこうと書けない。 ジャンルC...

  • 熱が高い人は冷めるのも早い。 そんなもんだよ。 また沸々と湧き上がるまで待つんだ。 編集者が締め切りを持ってくるわけじゃない。

  • 手段と目的が逆転しちゃったんだね あるあるだわ 俺も絵をかくためって自分に言い訳してブックオフめぐりして安いイラスト集買いまくることが趣味になってて、肝心の絵をまったくか...

  • ほんと、承認欲求のお化けになる話よく聞くな。 褒められたいって気持ちが理解できない。 同人二次創作なんて、自分の萌えを吐き出して、それに共感してくれる人がいたら儲けもの、...

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