つぐみとマリーに春ちゃんが終盤で適当に切られた悲しみを忘れたのか。
いちご100%だって、こずえちゃんという負け確ヒロインを突然投入したときは正直どうかと思った。
基本はこれに尽きる。いわゆる萌属性を網羅していくことで間口を広げる。
文系理系のダブルヒロインに追加された体育会系、そして先生・先輩etc...
確かに商売である以上読者を増やすのが第一で、そのために手っ取り早いのは、未読者が興味を惹かれるようなキャラクターを用意することだ。
今の御時世2次元でも3次元でもアイドルはグループで阿呆みたいな数いるし、まあそういう時代なのかもしれない。
膠着状態だった三角関係が、第3のヒロイン登場により引っ掻き回されるパターンなど。
こうなるとこの第3のヒロインは負け確で存在意義がそれしかなかったりするんだけど、
作者の力量次第では救われたりもする。
ただし、三角関係が四角関係になっただけみたいな例も多々ある。
あと「話が進むたびにヒロインが増える」という似て非なるものもある。ラブコメじゃないけど「とある」とかそういうの。
まずこれ。ダブルヒロインだと二週に一回メイン回だったのが一月、あるいは二月に一回になるなど。
いわゆる主人公補正
「主人公にはカッコいいところがあるから納得できる」とか言う声もあるけど
じゃあこいつ今までなんで彼女いなかったんだよ?なんでこんなに女子に免疫ないんだよ?みたいな。
ラブコメで大事なのはヒロインもそうだけど、主人公の魅力がいちばん大事な所だと思うわけで、
「なんでコイツがモテるんだよ」って思われたらその時点で全て冷めるわけです。
あんなに可愛かったヒロインだって「男を見る目のない女」になってしまう。
楽さんとかそんな感じでした。真中だって高3になるくらいまでは非難轟々だったし。
そうなるとですね
いちご100%を読んでいたと思ったらToLOVEるになっていた!?
魅力的なラブコメにもっと読者を集めたい気持ちはわかるけど、その方法がラブコメの質を落としている。
まあ今はまだ先輩も先生もフラグ立っては居ないけど、だったらその分を文系理系に回してよって思うし
だがしかしはハジメさん出てきた時はどうなんだと思ったけど、あれは何かもう作品全体が作者の性癖に忠実な感じがして許せる。
からかい上手の高木さんもゲッサンだし、ここ数年のサンデーは推せる。