2017-10-30

リニア新幹線を改造してHyperloopにすべき4つの理由

リニア新幹線を改造してHyperloopにすべき4つの理由

すこしガチレス

アメリカ起業家イーロン・マスク率いるHyperloopをご存知だろうか
新しい形の交通システムで、真空にした筒の中をリニアモーターによって1200km/hで駆け抜ける。
(詳細↓)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%8F%E3%82%A4%E3%83%91%E3%83%BC%E3%83%AB%E3%83%BC%E3%83%97
リニア新幹線の受注競争ライバルであり、すでに多くの受注を得ている。

他方、日本ではリニア新幹線の開発/建設が進んでおり、採算性の問題技術的な問題などが疑問視されている。

ここで、リニア新幹線は一度設計見直しHyperloopに似た構造にしてすべきだと主張したい。

あくまリニア新幹線を取りやめてHyperloopにするのではなく、リニアHyperloop風に改造すべき。

以下、「リニア新幹線を改造してHyperloopにすべき4つの理由」と題して、リニア新幹線技術経済的側面から再考したい。

物理学知識が完全ではないので、詳細不明の部分には*をつけています

以下、Hyperloop=HL , リニア新幹線=リニアしま

リニア新幹線技術レベルHyperloopよりも高い(現段階)

一概に言えるものではないと思うが、”現段階では”リニア新幹線技術Hyperloopよりも相当高いと思う。

理由は以下の4つ。

<1>HLが無人200km/hでの走行にとどまっているのに対し、リニア有人600km/h以上での走行成功している。

<2>HLが身をかがめて乗車しなければならないのに対し、リニアは車内の空間も格段に広い。

<3>HLは常伝導方式*、リニア超電導方式

<4>リニアは「室内の電源問題」を解決している。

リニアの機体の気密性の高さ

真空中を進む場合、機体の外は真空であるため、機体に航空機並の気密性の高さが求められる。

しかしながら、東海道新幹線N700系ですでに航空機に近い機密性を持っているとされており、

リニアは少しの設計変更で条件を満たす気密性を確保できるはずである。*

走行区間の大半がトンネル

走行区間を真空するためには、線路(この表現が正しいかはわからない)の上に

かまぼこ型のトンネルかぶせる必要がある。

しかしながらリニアはすでに走行区間の大半がトンネルのため、これをそのまま利用できる。

トンネルが多いためリニアは普及しないと言われたが、これを逆手にとって利用する。

④広い室内

絶対ペイしない」と言われるリニアであるが、広い車内を利用して、物流手段として活躍することも考えられる。

飛行機による高コスト物流からリニアへの切り替えを促す。

具体的には、物流拠点に予めリニア路線を通しておき(ここは真空にしない)、超高速物流に当てる。

これにより、比較地価の安い名古屋近辺に物流拠点をおいて東京大阪へ1時間以内へ荷物輸送できるかも。

補足:リニア解決すべき課題

もちろん解決すべき問題も山々積みです。

①法外な建設費用

これは専門家の皆さんにおまかせしま

競争原理の話とか。

②遅い開発スピード

ライバルとなりうるHLはベンチャーであり、開発のスピードが異常に早い。

相対的リニアの開発のスピードは遅く、「現段階では」アドバンテージのあるリニア

今後の状況では受注競争で相当に不利な状況に追い込まれる。 (すでに出遅れていると言ったほうが正しい?)

③面倒な持ち物検査(まだ確定ではないが)

新幹線飛行機に比べて圧倒的なシェアを誇るのは、駅の立地に加えて、持ち物検査がないことで待ち時間が少ないことが考えられる。

リニアで持ち物検査を行えば結局新幹線を使ったほうが早いということもありうる。

馬鹿な駅の構造

プラットフォーム、どんだけ地下に作る..エスカレーター等乗り換えだけで10分以上取られるのであれば誰も使いたがらないだろう。

実際に2000km/h~3000km/hの運用可能となれば、大阪東京が15分程度で結ばれることになる

(最後に、乱文失礼いたしました)

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