2016-11-02

オンラインゲームPSO2が予告緊急クエストラッシュで吹いた

PSO2って何?って人に簡単説明するとSEGA提供するネトゲMOMMOではない)。

予告で大規模クエストが決められており時間になるとゲーム内で告知され時間内で参加できる。

 

【予告緊急を増やしたのはログイン率が予告緊急の多さに比例してるデータが取れたから】

今週は平日でも予告緊急クエストが1日に8件もある。

めちゃくちゃ多い。

前の週が一日に4~6件までだったのに対して単純に倍である

なぜここまで緊急が増えることになったのか?

結論からいうと予告緊急の方がログイン率が高いというデータが出たんだろう。

 

自発的に緊急クエストを発生させるアイテムトリガー課金通貨SGで購入する】

この予告緊急、通常であれば運営側が用意したタイミングしか参加できないが、

プレイヤー任意で発生させるアイテム存在する。

それが「緊急トリガー」。

これは課金して購入するゲーム通貨SG(ソウルジェム)で購入することができる。

このSGと緊急トリガーだが、元々なかったもので、大型アップデートと共に登場した課金要素の1つだ。

これを使うことでプレイヤーは予告内容に関係なく同じ内容のクエストを持つトリガーの数だけ発生させることができる。

 

運営の行ったトリガーを買わすための施策と失敗】

これを買わせることで収益にしようとした運営は、何を血迷ったのか、予告緊急を減らしだした。

予告緊急は参加率の高い魅力のあるクエストが多い。

それを減らすことで、トリガーを買うために課金させようとしたのが魂胆だろう。

元々、1日に4~6件はあった予告緊急が2~3件になり、定時以降サラリーマンが参加できる予告緊急は一日に1件程度のような状態にまで減らされた。

その結果、何が起こったかというとプレイヤーがこぞってトリガーを購入した・・・わけではなく急速な人離れだ。

それも当然だ。

完全無料で遊んでいる層もいるわけでそういったタイプにとって予告緊急が減ったら単純にログインする理由がなくなる、当然イン率は下がる。

課金のイン率が下がると課金組にもクエストが集まらないとかチームメンバーのイン率が悪いとか交流が無くなるなどといった弊害が出てくる。

これらのデメリットトリガー購入の期待値よりもデカくなってしまった。

予告緊急を取り上げて、トリガー課金で買わせるというネガ的な販促行為は完全に裏目ったわけだ。

そもそも、トリガーを使うときロビーにて声かけ募集するがログイン率が低いとそれさえ集まりづらい。

フレンドもログインしなくなるから誘いづらくなる。

どっちこっちデメリットしかない。

これに気付くのに1カ月以上は期間を使っていたがその間は静かな時間が続いた。

 

【さすがにまずいと思ったのか元の数に戻し始める】

イン率も下がる、トリガーSGも売れない。

こういう状況が続いてさすがに間違っていたことを認め出した運営は一転して元の数に戻し始めた。

それでも最初は渋い内容のクエストラインナップしていったが、予告緊急を戻すとイン率も戻ってきた。

段々とロビーにも人が戻ってきた。

フレンドのイン率も戻ってくる。

そうするとだ。

やっと俺の倉庫で眠っていたトリガー活躍する機会が産まれてきたというわけだ。

フレンドにウィスを送り一緒にトリガー行かないか?と誘えるようになったわけだ。

そうやってフレンドを誘い、トリガーを買い、SG課金して購入するということが、

人が戻ることでやっと可能になった。

このまま倉庫の中で眠ってるだけなんだろうかと思っていたが、それが懸念になった。

まず遊ぶ人間がいなければどんな課金要素を増やしたところで無意味だと運営もこの時点で学習をした。

 

【予告緊急が多いとイン率上がるから取りあえず8~9件に増やした】

減らすとイン率も減るから単純に増やしてみたと言わんばかりに大量に追加された今週のアップデート

減る理由が明確に分かったからこそ反対に増える方に振り切るという姿勢面白い

素直に失敗したことを分析してリカバリーが早い運営だと思う。

一時期スクラッチ課金が落ち込んだといっても元々高めの設定だから多少落ち着いたりするのは仕方のないことだが

それでも半月に1回のペースでスクラッチが追加されているのに大して追加直後の物流は衰えていない。

スクラッチの内容自体にそもそも魅力が無いから回らないこともあるし、

結局はPSO2スクラッチによる収益がメインなのだからここに注力しつつ、

それをサポートするための環境を整えるべきだろう。

記事への反応(ブックマークコメント)

ログイン ユーザー登録
ようこそ ゲスト さん