2014-03-13

コミュ力マニュアルがあったとして、受け入れる気あるの?

トラバもらってから一日よく考えてみた。ちなみに自分が書いた増田はこれね↓

http://anond.hatelabo.jp/20140311150926

元となった増田(学校で教えてほしかった恋愛)からして、なんで分からなかったり不得手なら人に相談したりしないんだろうと思ってたが、考えてみればコミュの問題を解決するために相談という対人コミュニケーション必要とされるんじゃあ堂々巡りで解決できないって構造なわけか。だからこそマニュアル教科書という対人以外の方法を求めると。ここまでは把握した。

で、実際の対人コミュニケーションに比べて劣るかもしれないが、世の中には恋愛マニュアルコミュ障向けTipsみたいに「経験の前段階としてのテクニック的な情報なら腐るほど溢れてる」と私は書いた。

それに対し、

女向けの恋愛特集やテクニック集なん て、男から見たら鼻で笑ってしまう内容が多数含まれているし、逆もまた然り

きちんとまとめたコンテンツはついぞお目にかかったことがない

こう返されたわけだ。

確かに巷の恋愛本テクニック集にはくだらないものも多くある。

ただ個人的には、そうした情報の中でなるほどと納得するもの出会ったこともあるし、他人のリアル相談を読んで「こうすればいいのに…」と他人事からこそ冷静に考えられたこともある。そうした知識は多かれ少なかれ判断に影響を及ぼし、大まかに言えば知らなかった頃より知ってからのほうが物事はうまくいくようになった。

学校で教えて~」の増田恋愛テクニック的な内容だが、あれをブクマした人たちの中にも「これは役に立つ」と思った人はいるんじゃないの?増田経験から得た貴重なテクニックだったわけだし。「鼻で笑ってしまう」部分もあっただろう(実際、批判コメも多い)が、個人的にはけっこう納得いくところもあった。カーネギールールズなんかも鵜呑みにしたら危ないものの、有用な部分もあるから支持されている。

仰るとおり、「きちんとまとめたコンテンツ」ではないだろう。こういう時はこうする、という個別具体的なケースを全て網羅するのは、たとえ公教育だろうと何だろうと無理だ。人間関係科学プログラムではないから

しか増田ですらこうした簡易的マニュアルはあって、無償で誰でもアクセスできる状態(義務教育教科書のよう)になっているのに、そういうマニュアル情報にすら「活用方法がてんで分かっておらず、ハサミで釘を打つみたいになって失敗ということがありうる」から救済しろと言う。

いくら社会的弱者であり、救済されるべき存在でも、提供される情報を受け入れないならどうすればいいんだ?煽りじゃなくて真面目に聞いてる。もし学校教育コミュニケーションの授業があっても簡易的・模擬的なものリアル社会でのそれとはかけ離れてる可能性がある。恋愛マニュアル程度の内容の教科書を受け取って、「鼻で笑」わないと本当に言えるのか?「活用方法が分からない、俺たちは弱者もっと分かりやすしろ」と言うんじゃないのか?

(コミュ障死ねと言ってるわけじゃないから念のため。救済できるならしたほうがいいだろうが、それ以前にコミュ障本人の受け取り方に疑問を持ったので書いた)

http://anond.hatelabo.jp/20140311202957

http://anond.hatelabo.jp/20140311111743

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