2011-03-17

使用済み核燃料の危険

ずっと放置してるブログに書くかここに書くか迷いましたけど、こっちの方がより多くの人の目に届くと思い、こっちに書く事にしました

このダルノキヴェレッシュ博士の生徒を今現在やってる兄から元記事を紹介してもらいました

兄は「早く日本から逃げろ」というメール自分含めた日本家族全員に送ってきてくれたり、非常に心配してる様子です。ただ、正直海外の方が(対岸の火事という事もあって)大げさに報道されてパニックになってる気もするので、私は現状逃げる必要性はないと考えてますが(兄貴ごめん…)。

「こういう情報もある」という事で紹介したいと思います。さて仕事に戻るか……

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http://ecocentric.blogs.time.com/2011/03/15/a-new-threat-in-japan-radioactive-spent-fuel/

福島第一原発で作業員が複数の原子炉炉心の冷却作業にあたる中、「使用済み核燃料プールの冷却機能停止」という新しい問題が浮上した日本原子力監視関係者は三つの原子炉にある使用済み核燃料プールの水温が危険レベルまで上昇していると火曜日に発表。もしこの水が蒸発し燃料棒が露出してしまえば、熱暴走をおこして引火し、放射性物質を含んだ煙を撒き散らす恐れがある。

使用済み核燃料の危険性を理解するため、Ecocentricはモントレー国際大学ジェームズマーティン拡散研究センター研究員、Ferenc Dalnoki-Veress博士の協力の下、以下の情報をまとめた。

使用済み核燃料とは?

使用済み核燃料は原子炉電気を作るために使われた燃料集合体で、既に使えなくなった物の事を言う。使用済み核燃料は原子炉から取り出され、新しい燃料に取り替えられる。原子力発電所はこれを場合によっては毎年等定期的に行うが、一度取り出された使用済み核燃料は非常に熱く、高い放射能を帯びている。放射能を沈静化させるには、特殊な貯蔵プールで5年から10年かけて冷却し続けなければならない。

どういった問題が生じる可能性が?

プールの冷却水を循環させ続けなければ、十分な冷却を行う事ができず、水が沸騰し始める。そうなると、放射性物質を含んだ蒸気が放出され、作業員が近づいて問題を解消する事が困難になり、既に現地ではこの状況になっている可能性があると日本報道の一部は報じている。NYTが報道した火曜日記者会見で、発電所管理している東京電力は「現状唯一考えられる事は、ヘリコプターを使い上空から注水するか、地下から水を拭き上げるしかなく、これを明日明後日までに実行しなければならい」と説明した

もし冷却が失敗すれば?

使用済み核燃料が冷却されなければ、温度が上昇し連鎖反応が生じて核燃料集合体が発火、爆発する。こうなってしまえば空気中に放射性物質放出される。

原子力関係者は、使用済み核燃料は原子炉内の燃料と比べエネルギー量が比較的低く、火災危険性は無く安全な状態だと言う。また関係者幹部は、水量を保つために1日間給水する必要性のある水量は凡そ95リットルのみだと説明した

使用済み核燃料の火災炉心溶融以上の災害になるのか?

新鮮な燃料はより熱く放射能も高いが、中にあるのは1集合体のみだ。プール内にある使用済み核燃料の数は何十にも及び、産経ニュース報道によると福島プール内には700以上の集合体が保管されているという。もしそれら全てが引火すれば、中には十年以上も放射能を帯び続けるような放射能物質空気中に散布され、地域を汚染し、最悪人によって吸引される。「個人的には使用済み核燃料の方が恐ろしい。あそこにある集合体は未だ強い放射能を持っている」と、Dalnoki-Veress博士は言う。

何故使用済み核燃料は今まで問題視されていなかったのか?

問題視はされていた。これは放射性廃棄物の取り扱いという、過去から議論され続けてきた問題と関連している。今現在使用済み核燃料の長期保管は認められていない。特定の地質構造内なら数百年の保管は可能だが、そのような廃棄所を認めるような自治体は近くにはなく、そのため一時的な対策として、原子力会社使用済み核燃料をプール内に保管している。

興味深いのは、この問題点を一番指摘してきたのは核安全運動家はなく核テロリズム専門家達だ。これはテロによる用済み核燃料放火可能性は十分にあり得ると考えられてきたからだ。「これは(テロ専門家)がずっと懸念してきた最悪のシナリオだ。テロリストによって燃料プールの冷却が止められてしま可能性は考慮してきたが、それがテロリスト無しで起こってしまっている」と、Dalnoki-Veress博士は言う。

使用済み核燃料の危険性について最も懸念される忠告は、おそらく2003年にScience and Global Security誌に記載された、Robert Alvarez氏著の「保管された使用済み核燃料の危険減少」であるかもしれない。その冒頭部分引用する:

使用済み核燃料の外部保管先が確保出来ないため、米国原子力規制委員会は、プール設計上保管出来る量を超えた分の燃料を保管してしまっている。もしプール内の水がなくなれば、これほどまで高密に保管されている状態では空冷で冷やす事は効果的ではないと、20年以上も前から知られている。原子炉から取り出されて間もない燃料であれば、高速で温度が上昇し、ジルカロイ燃料被覆管が引火し、半減期が30年のセシウム等の危険核分裂物質放出されてしまう。そしてこの火は他の使用済み核燃料にも引火する恐れがあり、そのような事態が起きた場合チェルノブイリ以上に深刻な長期土壌汚染被害に発展する可能性がある。

  • http://anond.hatelabo.jp/20110317102927

    なんか紛らわしい書き方だね 核燃料は引火(燃焼)しないし、爆発は核爆発ではない そこんとこ明確にしとかないと勘違いする人が続出しそう

記事への反応(ブックマークコメント)

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