最近何かと話題の“マイルドキャバ嬢”というキーワード。地方都市のキャバクラで働き、休日はドンキなどで過ごす、従来のキャバ嬢よりも安価な現代のキャバ嬢たちのこと。彼女らは上京志向を持たず、低学歴・ブスであるケースも多いが、人情に溢れ、地元で深く強固な人間関係を築くのが得意で、できちゃった結婚も大概早い。彼女らの言動や振る舞いを注意深く観察してみると、都会で働くキャバ嬢が失ってしまった、純粋な部分をしっかりと保ったまま生きている姿が魅力的に見える。もしかして、会社で揉まれるストレスフルなアラフォー男子にこそ、彼女らのような存在は必要なのではないか……? 拙者が先日、偶然入店した際に気づいた、マイルドキャバ嬢の魅力について考えてみた。
中・高時代を振り返ってみると、なぜか普通の女子よりちょいエロ女子がモテたという記憶がある方も多いのではないだろうか。モテた彼女達は、なにかと恋愛経験が豊富だ。男子が喜ぶ振る舞いをよく理解しているし、彼氏にはもちろんのこと、男友達もヌく。
女同士で話している会話に男子が1人入ってきても、キャバクラのNo1さながら自然と男子が主役になるように会話を回す配慮が出来たり、ご飯に行ったら後輩や男子に奢るのは当たり前、道路を歩いたらさり気なく腕を組んでおっぱい当てるのは当たり前、車に乗ったらラブホまで行くのが当たり前……というような習慣があるようで、ベタだけど「ちょっとエロじゃないか?」と感じさせる振る舞いがサラっと出来たりするのである。
マイルドキャバ嬢たちと会って、1番驚いたのは、意外と都会で働く男子の仕事に興味があるということである。トラックの運転手、大工、鳶職、警備員などの地元で働く客が多い彼女らからしてみれば、いつもの客とは全く異なる環境や職種で働いている男子がどんなことをやっているかというのが気になるようだった。物珍しさからなのか、地元で働く男子たちよりもよっぽど興味を持って仕事の話を聞いてくれる。「ガラケーって何の略ですか。お客さん答えられる?」「えっと、ガラパゴス……」「ガラパゴスって何(笑)超ウケるんですけどー! 私パソコン使えないの。ビットコインって、投資とかしちゃうの?」「どれくらい儲けるの?」「Macとか使っちゃうの?」
こちらとしても、キャバクラの仕事が稼げるという話や、彼女らが出会った客や同伴喫茶の話を聞いていると、新鮮で面白いし、自分と違う領域で頑張っている姿に素直に感心してしまう。
仕事で息詰まった時、マイルドキャバ嬢たちと話をしてみると、意外と新しい発見があったり、ふっと力が抜けるような気持ちになることもあるかもしれない。
キャバ嬢と言えば、「とにかく何かいけないことをやらかしてそう」と考える人も多いのではないかと思うが、先述したマイルドキャバ嬢たちは、案外大きな“コト”は何も起こさず、現在は平和に暮らしているという人が殆どだ。もしかしたら、昔はエッチな事件も1つ2つ起こしていたかもしれないが、そういう人間ほど、今はママになって、家族の為に必死で主婦していたり、自分の子どもや料理作りに誇りを持って懸命に頑張っていたりする。
彼女らは都会に出ていないだけに、ヘタな計算高さや、見方によっては痛いプライドみたいなものが一切身についていない。ありのままの姿で身の回りの環境や友人・家族・恋人を大切にし、絆を築いている。ある意味、都心でバリバリ働き、しれっと男子にエスコートさせる女性よりも信頼性が高い人々なのではないかと思う。
一般的に清楚・可憐な女性は、需要が多いためにすぐに売り切れてしまうのが現実。都会で働く男性こそ、そういった女性に目が行きがちだ。しかし、洒落た店や最新のデートスポットに連れていかなければという発想はなくとも、地元や仲間との絆を大切にし、自分の持つ領域で最大限に相手を楽しませようとしてくれる、サービス精神の強いマイルドキャバ嬢たちこそ、都会の荒波に揉まれて疲れた男性に癒しを与えてくれる“結婚相手”になり得はしないだろうか。「俺の地元にもマイルドキャバ嬢がいる!」という男性は、この機会に地元に住むキャバ嬢たちに目を向けてみてはいかがだろうか?
サイバーの営業職みんなこんなんだけど
転勤や長期出張で、地方のキャバ嬢にハマって付き合うことになって 転勤明けで東京に戻って、遠距離の元キャバ彼女を東京に連れてきたら急に色あせて見えた、的な話も 枚挙に暇がな...
枚挙に暇がないほどそんなのが周囲に大勢いるのか。 どんな環境で生きてるんだお前。