はてなキーワード: cute-mとは
kibidangoで電動原付のcute-mlを支援して、所有してから2年半くらい経った。
思うところがあったし、ツイッターに書くような内容じゃないのでここに書く。
■良いところ
①エンジン音がしない
②軽くてコンパクトな"方"
③かっこいい
■良くないところ
④バッテリーの持ち
⑤そこそこ重い
⑥メンテナンス性
■今の感想
⑦自宅に駐輪スペースがなく、騒音を立てたくない、単体で遠出しない人ならおすすめ
↑のうち1個でも平気なら、普通の原付か電動アシスト付き自転車の方がたぶんいい。
■ひとつずつ深掘り
①エンジン音がしない
原付の甲高いヴィイイン音は一切なく、モーターが回る小さなフィイイン音のみ。
停車中は無音。すばらしい!近所の騒音クレームは多分来ないと思う。
②軽くてコンパクトな"方"
わざわざ"方"にしたのは、良くないところでもあるから。
今の電動原付は、18~25kgくらいだと思う。持てないわけじゃない。が、持ち上げるのはきつい。
全体的に細身なので、駐輪スペースが少しでもあれば駐輪できる。
自分が所有しているCute-mlは、単体自立式。人が立てるスペースがあれば置けるので、玄関に置ける。
Cute-mlが他の電動原付と違うのはここだと思う。すごい利点だし、全メーカー採用してほしい。
③かっこいい
もう何も言うことないよね。走行中、停車中によく喋りかけられるのが難点。
気持ちはわかる、でも声をかけてほしいかといわれるとNOである。
あれ?良くないところか?
④バッテリーの持ち
メーカー公表値はだいたい30km。バッテリーが切れたら終わりで、充電に時間がかかる。
遠出はできないと思った方がいい。バッテリーが切れたら、家までどうやって帰るの?
タクシーに一緒に乗れればいいし、多分乗るとは思うけど、やったことはない。
時代が進んで大容量バッテリーが出れば、ここは多少解消されると思う。
⑤そこそこ重い
25kgをエレベータのない2Fに持っていくのは結構大変だぞ☆
それを軽々持ってくる運送会社のオニーチャン達は筋肉ムキムキのマッチョマンである。
⑥メンテナンス性
今一番困ってる所。なにせほとんどのお店が手をつけてない。未知の物は誰でも取り扱いたくない。
タイヤのゴムが外れかかった時も、近隣のお店すべてに見るのを断られ、メーカーに返送、自分で取り付けた。
正直超めんどくさいので、メンテしてくれる店が近くにないとマシントラブルが起きた際に詰む。
BLAZEかGrafitは、そこらへん考えてるみたいだから、左記メーカー所有者はちょっと安心なのかも。
⑦今の感想
アパートとかマンションに住んでて、駐輪スペースが無い。スーパーとか駅までの移動で疲れたくない、そういう人向け。
自分の今のスタイルに合っているので、とっても便利。ただ良くない所はしっかり主張してくる。
自転車と違って、運転免許・自賠責必須。自転車と同じで任意保険もほぼ必須。
コンパクトな分、ブレーキパッドや消耗する部分も小さくなっていると聞いているので、
通勤通学のようなほぼ毎日動かすスタイルだと、よりメンテやアフターサービスが重要になると思う。
持ってるだけで維持費はかかるし、道路の融通も利きにくい。はっきり言うと、電動アシスト付き自転車の方が便利。
■今思ってること
良いところ、良くないところを書いたけど、自分は電動原付を気に入ってる。
車を持ってたけど、電動原付を買って生活してみたら車が要らなくなった。遠出しないから、今も車は無くていい。
主流の電動原付は30km/時ちょい上くらいしか出ないけど、全然問題ない。幹線道路に出なければ平気。でも走行距離は不満。
自分の電動原付の理想を言えば、15kg以下、走行距離長め、バッテリー取り外し可能、単体で自立可能、近くのバイク屋でメンテ可能。
流行ればだんだんそういうのが出てくるかもしれない。流行れ~!
こんな事は書いたけど、実は数日前にkibidangoでsmacircle s1という電動原付を支援した。順調にいけば、2021年3月に届く。
こいつぁいい、20km/時しか出ないし20kmしか走れないというデメリットはあるけど、
14インチの折りたたみ自転車より小さくなって、重さは12kgしかない。ハイパーコンパクトで輪行もスペース取らない。
自宅→バイク→駅→バイク→目的地 ができるのだ。完璧じゃないか。しかもかっこいい。
いずれ、バッテリーはへたるし不便が目に付くようになるし、メンテがめんどくさい苦しみを味わうだろう。
でもいいんだ、こういうのが好きなんだから。いきなりステーキのプラチナを諦めれば買えるんだから。
今持ってるcute-mlは、単体自立できて省スペースな所が本当に素晴らしいと思う。