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2009-08-17

政治に対する幾つかの提言

世襲政治が何故悪いかというと、地盤看板、基盤を受け継いだ政治家の子息が比較的簡単に政治家になりやすいって事だ。これを制度的に禁止しようって話だけどその地盤とかを政治家が作れなくしちゃえばいいわけだ。例えば三期連続で同じ選挙区から出馬することを禁止する。選挙基盤は地場に生まれる訳なので選挙区をその都度変えなくちゃ行けないような制度にすれば良いのだ。議員さんは地元のことを考えるなん不必要なことをする時間が無くなる。その分、しっかり国政を考えて欲しい。

県議市議仕事の内容を知ってる人がいるだろうか。たま市議仕事の内容をウオッチしたりするんだけどその中身の無さには呆れる。町内会長の仕事だろ?みたいなのばっかり。或いは役人上手く使えばそのくらいのこと出来るでしょ、みたいなのとか。意志決定が絡むような仕事をしている人は本当に一握りで、そういう人は県議市議に納まっていない。他のステップへの腰掛けとして利用しているだけだ。いっそのこと議会を辞めてしまえばいい。県は知事の、市区町村はその首長の方針で運営する。県知事でさえ、国政に縛られてさほど身動きが取れる立場でもない。それを監視するのに選挙民がいる。さらに議会が必要というのはよくわからん。知事首長を監視するのであれば「監視委員会」みたいなのを作れば良いだけじゃないか。議員である必要は無い。よしんば議員制度があったとしても三ヶ月に一回招集ぐらいで良いのでは無いか。報酬は一回招集ごとに1万くらい。名誉職で充分だ。現状、例えば横浜市議は92名で報酬は月額97万だ。全員で10億円余。それに見合った仕事しているのか。他の地方自治体もだ。議会が必要になるとしたら道州制の導入とセットで考えるとか。そのくらいの規模で議会責任と権限を奮って貰いたい。

アメリカでは原則、政府が法案を作る事は無い。法案は議員が作る。政府立法権は無く三権が厳密に分立している。日本議院内閣制行政立法も兼ねる。勿論、議会承認するわけだけど承認だけじゃ流れは作れない。あくまで提案する側が国家をどう舵取りするかを決定するのだ。そして、今、殆どの法律政府官僚が作るから方々で指摘されている通り制度疲労を起こしている。これに対して今日発表された民主党マニフェストでは100人の議院政府に送り込むという。これ方向が逆じゃないのか。与党になれば内閣立法を制限することも出来るはずだ。これは前項にも絡むのだけど今の議員さんはできあがった法案を論評する能力には長けていても議案を作る能力がある人はとても少ないと思う。議院地元にかまけているからではないか。専門性を持たない議員など淘汰されるべきだ。そんな議員ばかり育てているから官僚に牛耳られる国家運営になるのである。

2009-08-13

自民二桁が確実になってきた

http://www.asahi.com/politics/update/0813/TKY200908130256.html

都議選でもほとんど票取れなかった泡沫宗教政党と協力してもどう考えても逃げる票のほうが多いだろ。今の情勢でも自民は比例50選挙区60くらいしか取れそうになくて、泥酔イエスマン絆創膏原爆症がないは落選確実だし、総裁候補だった与謝野小池石原清和会森町中川尾身福田もどうやら選挙区で落ちるっぽいのに。

2009-08-06

世代間の公平を!エイジ・デバイドを解消する「年齢別選挙区」を!

私は「デジタル・デバイド」などというものが意味のある概念だとは思いませんが、今回の選挙を見ていると、老年層がバラマキ福祉の負担を若年層に押しつける構図が、与野党ともに見え見えで、世代間のエイジ・デバイドとでもいうべきものが拡大しているような気がします。

たとえば私が「日の丸検索エンジン」や「スパコン戦艦大和」などの政策を批判すると、局長級以上は怒るのですが、課長補佐や当のプロジェクトに参加している企業社員は「事実はおっしゃる通り」という。特に企業社員は「ペーパーワークだけで補助金がもらえるので楽だが、こんな仕事をしていて日本のIT業界大丈夫なんだろうか」と心配しています。こういう業種を超えた「断層」が、40代なかばぐらいを境に見られます。

このデバイドの上のほうは、会社や役所に「貯金」した金を回収する時期なので、今さら終身雇用年功序列の改革などといわれても困る。年金にしても税金にしても、今の構造を守ったまま、なし崩しに次世代の負担を増やしていくのが賢明戦略です。「4年間は増税しない」というだけで5年後の政策のない民主党は、あからさまに若者から老人への再分配をめざしています。それに対して自民党も「景気対策」を掲げるだけで、どちらも長期の政策が欠落している。

これは当然です。鳩山氏や麻生氏のような60代の老人にとっては、人生はあと20年前後しかないので、日本経済の長期の問題なんてどうでもいいのです。バラマキを続けて国債を発行していれば、10年はもつ。その後は財政破綻インフレが起こるかもしれないが、そのころには自分は引退して、「貯金」は十分回収している。あとは若い人が、自分たちの遺した資産で解決すればいいじゃないか――という、それなりに合理的な行動です。

今の日本で最大の対立はこのエイジ・デバイドですが、年功序列で若い世代には意思決定の権限がなく、彼らは投票率も低いので、利益代表を送り込むことができない。この状況を打開するには、井堀利宏氏の提案する年齢別選挙区しかないと思います。各選挙区地域だけでなく年齢別にもわけ、30代までの「青年区」、40~50代の「中年区」、それ以上の「老年区」にわけるのです。

これだと若年層の投票率が低くても、彼らの代表を選出することができます。青年区を全部とれば自民党民主党に対抗する「第三極」になることも可能でしょう。そのスローガンは「世代間の公平を!」

2009-07-26

http://anond.hatelabo.jp/20090726171933

世襲といわれるが比例重複をやめたのは立派と思った。比例は選挙区と違って有権者が候補を選べないから世襲禁止するなら比例区にしてほしいのになぜか選挙区ばかり話題になるのが不思議

ジュニアは相当勝つ自信があるのかもしれないけど、映像見るとあまり政治家やりたそうに見えないから実は落ちたいと思ってそう。後援会とかあるから一応立候補したんじゃないかって気がする。

2009-07-25

保坂展人議員

この人は自分選挙区である東京8区(杉並区)の地場産業と言ってよいアニメーションを守るという側面から表現規制と戦っているんじゃないか?

民主党:浅尾参院議員を除籍 神奈川4区出馬表明

http://mainichi.jp/select/seiji/news/20090725k0000m010087000c.html

 浅尾慶一郎参院議員は24日午後、参院議員会館記者会見し、民主党を離党し、衆院選神奈川4区から無所属立候補することを正式に表明した。同党は神奈川4区で前逗子市長の長島一由氏を公認しており、事実上分裂選挙となる。浅尾氏は同日、鳩山由紀夫代表あてに離党届を提出したが、鳩山氏は離党届を受理せず、除籍(除名)処分とすることを決めた。

 岡田克也幹事長は24日、処分の理由について埼玉県宮代町内で記者団に「党一丸で戦っている時に、要職にある浅尾さんが離党し、既に党公認候補がいる選挙区から出るというのは、許し難い反党行為だ」と語った。

 民主党は同日、浅尾氏の参院会派からの退会届を参院事務局に提出した。参院の新勢力分野は次の通り。

 民主党・新緑風会国民新・日本117▽自民党81▽公明党21▽共産党7▽社民党護憲連合5▽改革クラブ4▽無所属6▽欠員1【野口武則】

友愛精神(笑)。手向かう者はネクスト防衛大臣だろうが情け容赦なく切り捨てる。面白くなって参りました。

2009-07-19

現代の日本の政治家は、政党助成金に頼る以外に政治資金を確保できないようになっている。

現代の日本の政治家は、政党助成金に頼る以外に政治資金を確保できないようになっている。

分派や造反が起きないように、がちがちに締め上げているようである。だが、議員を縛ることは出来ても、国民を縛る事は出来ない。やっても無駄な事をやってしまう前に、誰も止めなかったというあたりに、馬鹿殿と茶坊主が相乗効果で暴走中という内部事情が露呈している。

マニフェスト密室製作中という話であるが、マニフェスト地域党員集会から声と個人献金を吸い上げていって、国民全体の支持につなげる道具であるのに、その過程をすっぽかして、いきなり発表してお前らありがたく受け取れというのでは、よほど美味そうに見える餌がついてなければ誰も見向きもしないし、過去に毛鉤で散々騙された有権者は、どんなに美味しそうにみえても、警戒して近づかないという事になるであろう。

政治に対する絶望が、無能が判明した多選者はダメで、万が一を狙って新人に入れ替えるという投票行動に現れたのが、この間の都議選である。

この有権者投票行動が衆議院選にも現れるとすると、民主党自民党も、当選回数が多い人ほど落選し、新人と一期目が当確、二期目から三期目は対立候補次第となる。

この基準で立候補予定者を単純にふるいにかけると、民主党の躍進という結果になってしまうのであった。

問題は、多選現職と元職に、木っ端政党という選挙区である。この扱いが難しい。木っ端政党死票を投じる人は少ないだろうが、過去に失格の烙印を押されて落とされた元職に、落とすべき多選現職という争いは、蝸牛角上の争いというか、不毛な争いにしかならない。

底辺には底辺同士の争いがあると言うが、これほど戦う意義が立候補者の面子だけしかない戦いを避けられないというのは、多選規制が無い為である。

なお、アメリカ大統領選挙と違って、衆議院選挙は何時あるかわからないから、マニフェスト地域集会からフレームアップしていくのは難しいというのは、理屈としては通らない。毎年やれば良いのであって、去年のマニフェストから今年のマニフェストへの変更によって、方針の微調整を行えるようになる。首相が変わる度に、首相に信任されたのだから、方針を変更する権利があるとして、国民不在の転進を重ねて前途不明になるのは、恥ずかしい事である

2009-07-17

幸福が実現するハム方式

7月12日都議会選挙で、幸福実現党当選していたかもしれない方法を考えてみた。

幸福実現党候補の実際の得票数

選挙区 票数

港区 717

新宿区 689

品川区 1725

杉並 1218

豊島 1647

練馬 1486

足立 2115

江戸川 1856

八王子 1552

武蔵野 396

合計 13401

●各選挙区最下位当選した人の得票数

選挙区 当選最低得票数

多摩第三選挙 37538

町田市選挙区 36969

武蔵野市選挙区 35581

足立区選挙区 34130

江戸川区選挙区 33020

南多摩選挙区 31764

北区選挙区 31444

練馬区選挙区 31165

八王子市選挙区 30531

多摩第一選挙 30005

板橋区選挙区 29137

台東区選挙区 28879

江東区選挙区 28233

府中市選挙区 28215

青梅市選挙区 27830

立川市選挙区 27663

世田谷区選挙区 27321

文京区選挙区 27183

西多摩選挙区 27079

昭島市選挙区 26848

中央区選挙区 26404

葛飾区選挙区 26301

多摩第四選挙 25374

荒川区選挙区 25057

墨田区選挙区 24761

小金井市選挙区 24651

渋谷区選挙区 24019

港区選挙区 23907

日野市選挙区 23384

品川区選挙区 22853

小平市選挙区 22354

西東京市選挙区 22133

多摩第二選挙 22116

豊島区選挙区 22052

三鷹市選挙区 21769

目黒区選挙区 21531

杉並区選挙区 21078

大田区選挙区 20586

中野区選挙区 19558

新宿区選挙区 18890

島部選挙区 12520

千代田区選挙区 9872

なので、今回、幸福実現の方々が一斉に住民票千代田区に移していたら(これを仮に「ハム方式」と呼ぶことにする)政治家が一名生まれていた計算になります。

あくまで計算上。実際には信者以外の人の票もあるだろうし、信者で入れてない人もいるだろうし、信者がみんなハムるわけじゃないし。

ただ、千代田区当選必要数は毎回こんなものみたいなので、あえてやらなかった、とも言える。

そもそも宗教団体政治をやりたがるのって、それが真の信者数を第三者に露骨に把握させてしまうというデメリットがありつつも、下記のようなメリットがあるからじゃないかと。

1)強烈な自己顕示欲を満たしたい。

     教祖はもちろん、組織そのものが宿命的に自己顕示欲強い。

2)組織に共通の目標を持たせたい

3)組織に共通の敵を持たせたい。

    今回だと、マスコミとかハムが仮想敵だと思われます。

当選しなくても、マスコミのせいにできればいいし、みんなよく頑張ったよね、来世できっと報われるよ、的な、仮想大賞残念会みたいな展開がみられるのかと。

そういうわけで、国政ではハムらないでいただきたいものです。泡沫候補なのに面白みに欠けるんだよ。

(国政にはあんまり効果ないみたいだけど。>ハム方式)

2009-07-13

うちの選挙区みたら

自民公明民主が全員仲良く当選共産と諸新が落ちた。

…諸新てどこ?「諸派新人」の略だとやっと気がついたけど、「無所属」とどこが違うんだろう。

2009-07-10

http://anond.hatelabo.jp/20090710021253

建前的には地方でそれぞれ選ばれた国会議員が国政をうごかすんだから国民の総意が代理されているという。

でも、それだと選挙区ごとに微妙に届かなかった政党議席がとれないんだよね。

それどころか鳥取県世田谷区ほぼイコール人口なのに議席といったら・・・。

これが一票の格差ですか。みたいな。

つうかむしろこういう世の中なんだから直接投票でもいいとおもうんだ。

間接民主主義にしておく必要なくね?

国会議員とかいらなくね?

オレは片目が見えなかった

オレは片目が見えなかった。

残りの目もそれほど視力はよくなかった。

その頃、目が見えない障害のある人間には選択肢はほとんど一つしかなかった。

鍼灸師になることだ。

それについては迷う余地がなかった。

オレは周りの人間に勧められるまま、というか選択しようとせずに鍼灸師の道を目指した。

楽そうじゃないか、と思った。

だが、オレは鍼灸師には満足できなかった。

なんとかして金を儲けたかった。

社会的に高い地位につきたいと思っていた。

そのためには何でもしようと思った。片目が見えないことなど問題ではない、と世間に知らしめてやるつもりだった。

犯罪にも手を染めたし、何度か逮捕もされた。

だがオレはくじけなかった。

大きなきっかけになったのは、宗教団体に入信したことだ。

オレはここで宗教団体のテクニックを学んだ。

そこには社会的地位の高い人間たちもいた。

そこでは常識的な価値観が通用しなかった。

まったく別の価値観が支配していた。

宗教ならオレのような底辺の人間でも社会的地位の高い人間と対等に渡り合える。

宗教なら、オレの望みを叶えてくれる。オレにはそう思えた。

どのようにすれば人を宗教的な集団に取り込むことができるのか熱心に考えた。

最終的にはかなり強力なテクニックを作り上げることができたように思う。

一種の洗脳自己啓発セミナー宗教団体がよくやる内容だが、効果には間違いがない。

このテクニックは予想以上にうまくいき、順調に信者を増やすことができた。

神秘体験に免疫のない若者がどんどん入信してくれた。

出家を推奨し、出家した信者からは財産をすべて巻き上げることができた。

いつしかオレは「自分にできないことはない」といった気持ちになっていた。

今から考えると慢心だが、当時は信者からの献金がとてつもない額になっていたので、

本当になんでもできるような気になってしまっていた。

国政に関わるつもりだったので立候補もしたが、票が集まらずに落選した。

選挙区民全員を洗脳できればよかったのだが、そこまではさすがに無理だった。

さらに信者を増やし、勢力を拡大するつもりでいた。

しかし、あるときからオレの身辺に警察の手がまわりはじめた。

我ながらアホだとは思うのだが、どうも自分には遵法精神というものが先天的に欠けているようだ。

原因は組織にとって不都合な人間を黙らせるために荒っぽい手を使ったせいだ。

これが警察との泥沼の戦いに引きずり込まれる鍵だったとは当時は気がつかなかった。

最後にはオレ自身にも手がまわりそうになった。

オレが逮捕されればこの宗教団体は終わりだ。

結局我々の敵は警察組織、ひいては日本国家だということになった。

そうであるならば、潰すか潰されるかだ。まだ相手が油断しているときに先手を打つべきだ、というのがオレの判断だった。

初撃で致命的なダメージを与えれば反撃できないだろう。

一か八かの賭けだが勝算はあると踏んでいた。

証拠がなければ逮捕できない。テロリズムによって警察を混乱させ、かつ力を奪い取ることができる。

腹心の信者たちに地下鉄サリンを撒かせた。

結局のところ、これは失敗だった。

オレが指示したことが結局はバレてしまった。

警察にもたいしたダメージを与えることができなかった。

オレは賭けに負けた。逮捕され死刑判決を受けた。あとは死刑を待つのみだ。

もっと本当に大きな力をつけてから警察力に立ち向かうべきだったと思う。

正面から立ち向かわずに、裏からなんとかすべきだった。

すでに政界に進出している宗教団体がやっていたのと同じ手段を使ったほうがよかった。

そうするためにはオレは直情的な人間ありすぎた。

冷静な判断ができなかった。

都合の悪い人間を消すときももみ消す準備を先にしておくべきだ。

後進の宗教団体関係者はオレの失敗に学んだほうがよい。

武力やテロリズムではなにも解決しない。重要なのは金とコネだと今では思う。

2009-07-09

今の政治のやり方って基本的に

国民選挙区ごとに多数決議員を選ぶ→②選ばれた議員多数決で政策を決める

ってシステムじゃん。

そうすると、選挙区有権者の過半数をゲットすれば議員になれて、更にその過半数をおさえれば国家の主導権を握れる。

簡略化して考えると、25人の有権者がいる国家があったとして、選挙区が5個、各選挙区有権者が5人ずついたとした場合、3つの選挙区だけで勝つ事が出来れば国家の主導権を握れる。

そのために最低必要な人数は9人じゃん。

9人で25人を支配できる仕組みなわけ。

多数決っぽく見せかけておいて、貪欲な少数者が国家を支配できるシステム

今みたいに投票率が低いと、さらに既得権者に美味しい仕組みになってる。

格差が開く一方なのもよく分かる。

2009-07-08

選挙に行って投票しよう!

http://anond.hatelabo.jp/20090708220238

白票がちょっとでも増えると政治家ってびびりまくるらしいw


大間違いです。

現実問題として、白票は只の無効票なので、マスコミネタになる事はあっても選挙の結果に対しては何の影響も与えません。

どんなに無効票が増えた所で、各候補者が確保している組織票だけでも、選挙が有効になるだけの票数は充分に稼げます。

白票を増やすのは、マスコミ政治家を喜ばせるだけで、有権者の行動としては愚策中の愚策です。

政治家が困るのは投票率が上がる事です。

投票率が上がると浮動票が増えて、せっかく確保した組織票の効果が薄れます。

政治家にとって、組織票の取り合いなら普段からの馴れ合いやら裏金やらで幾らでも票を稼ぐ手段はありますが、普段投票もしないし政治に興味も無い様な人達に対しては適当な餌が用意出来ないので、どう転ぶか判らない。

貴方が普段投票していないなら、尚更の事、投票する事が「政治家たちビビら」せる事に繋がります。

自民民主公明共産社民国民新も幸福実現も駄目で、自分選挙区にそれしか居なかったとしても、その中で少しでもマシだと思う候補者投票する事を強く推奨します。

少なくとも、貴方が「まだマシだ」と思う候補者投票する事で、「最悪だ」と思う候補者当選する確率は減ります。

貴方が何万人の中の1人に過ぎない以上、それだけが貴方が持つ唯一無二の権利であり、政治に対する小さいながらも最大の武器でもあります。

2009-07-06

衆議院選挙投票日が10月13日以降にならないと、公明党の支持者の票を地方選挙区に戻せない

公明党の幹部が、自民党議員に対して、"総裁選の前倒しを主張する者は選挙で支援しない"と公言したらしい。

総裁選前倒しの圧力がかかると、衆議院を解散に打って出る可能性が高い為であり、どちらかというと"満期前に解散したら支援しない"と言った方が正直であろう。

なぜ満期解散でなければならないかというと、選挙権は、投票日の3ヶ月前以前に、住民票を登録し、投票日まで動かさなかった人に与えられる為である。

都議選投票日が7月12日であり、この日まで、公明党の支持者の大部分が東京都民になっている為に、衆議院選挙投票日が10月13日以降にならないと、公明党の支持者の票を地方選挙区に戻せないのである。

衆議院の満期は9月10日で、選挙は解散後40日以内に行われれば良いということだから、都議選投票日の翌日に、東京信者同志の家から地元に戻ったと住民票移転届を出せば、ぎりぎりの日程になるが、衆議院選挙投票権を地元で行使できるのである。

住民票の移動には居住の事実が必要であるが、東京信者同志がホストファミリーとして確かに居住していると答えたら、それ以上の調査は出来ない。抜き打ちで訪問調査をしても、学会本部で修行中とでも答えられたら、修行中だから面会できませんと答えられ、出直しになり、その隙に本人を呼び出して修行アリバイ作りをするだけとなる。

虚偽の住民票の移動による投票権の行使は、厳密には選挙違反なのだが、それを立証することが、事実上不可能なのである。

政治団体化した宗教団体地方議会選挙において意外と強いのは、このような票の移動を日常的にやっているからである。当然、小選挙区制の衆議院選挙においても、同じような事は行われる。

勝たせたい人の選挙区に支持者の住民票を移動させて、票を水増しするのである。当然、取れない選挙区が出てくる。地方議会選挙は、かなり日程にばらつきがあるので議席を確保できるが、国政選挙だと全国一斉なので、重点選挙区だけしか取れない。地方議会議席の占有率や得票率に比べ、国政選挙に弱いのは、こういう仕掛けになっている為である。

さて、こういう票でも票は票であるとして、すがりつくか、それとも、そんな票は要らないと突っぱね、選挙後の国会投票日前3ヶ月間という基準を1年間ぐらいに伸ばして、住民票の移動による票の水増しを制度的にやれないようにして、きっぱりと手を切るという手段がある。

票は票としてもらっておいて、選挙後の国会で裏切るという手も無いわけではないが、そのくらいは向うも読んでいるであろう。

自民党が自力で単独過半数を取るか、自民公明あわせて過半数を取れない限り、公明党は裏切る。自民党単独過半数比較第一党を取って直近の民意という錦の御旗を手に入れてこそ、当選できたのは我々の協力があったからと言い募ってキャスティングボードを握る価値が発生するのである。

2009-07-02

http://anond.hatelabo.jp/20090702031039

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090702-00000101-san-pol

議員献金も個人資産? 鳩山代表あて 法令違反の疑い

 民主党鳩山由紀夫代表が支部代表を務める「民主党北海道第9区総支部」に、平成15年から19年までの5年間、選挙区内の道市町議会議員42人(元職を含む)から、総額約1650万円の個人献金があったことが1日、鳩山氏の献金問題を追及する与党プロジェクトチーム(PT)の調査で分かった。

 献金はすべて毎年12月25日にそろって行われており、金額もほぼ同額で計画的に行われた可能性がある。PTでは「献金鳩山氏個人の資産を原資とした可能性があり、政治資金規正法違反詐欺の疑いもある」(自民党幹部)とみている。

 PTの調べによると、問題の個人献金は、鳩山氏を支援する北海道内の道議会議員4人や16市町の議員38人が行った。苫小牧市議は26万4000円▽登別市議は16万8000円-などと金額がほぼ横並びとなっているのが特徴だ。1回で64万円を献金した道議も1人いた。

 鳩山氏は、6月30日の記者会見で、自身の資金管理団体「友愛政経懇話会」の政治資金収支報告書に、故人からの献金が記載されていた問題に絡み、虚偽記載の献金の原資が鳩山氏本人の資金だったと釈明している。

 このためPTでは、地方議員からの個人献金の原資も「鳩山氏の資金だった可能性が高い」と指摘した。

 政治資金規正法の規定では、政党支部への個人献金は年間1000万円に制限されている。このため、与党側は、鳩山氏が地方議員らに資金を渡し、個人献金させることで実態を隠した疑いが強いとみている。

 記者会見したPT座長村田吉隆自民党国対筆頭副委員長は、「鳩山氏は十分な説明責任を果たしていない。献金すれば税控除が認められるが、もし架空献金なら得てはならないカネを受け取ることになる」と強調した。

どんどん拡大してるなー。

企業献金廃止して個人献金を推進!とか言ってる当の本人がこのていたらくってのもな。まあ、自分が一番得意な遣り口だから、というのもあるんだろうけどさ。

2009-06-26

ここ2,3日の政局がめちゃ慌ただしい

総裁信任投票、活動先送り=地方選への影響考慮自民若手

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090625-00000135-jij-pol

都議選の結果で動くってことね。

佐藤総務相選挙区支部が談合企業から献金

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090625-00000591-san-soci

迂回献金>「違反認識ない」与謝野氏、渡辺喜氏が釈明

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090624-00000031-mai-pol

怪しいニュース。このタイミングで、麻生さんに完全に逆風。




茨城医師連会員が集団離党へ=自民

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090625-00000156-jij-pol

後期高齢者制度は、医者利権に反するのかな?

後期高齢者制度は必要だと思うけど。


東国原知事本当にやる気満々 「国を変えるために私は国政に行く」

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090624-00000003-jct-soci

この真意は読めないけど、かなり計算されている気がする。

いずれにしても、古賀さんに噛みつくとは。


橋下知事ら20首長が新グループ衆院選支持政党表明へ

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090625-00000135-yom-pol

これ、個人的にはかなり注目。どう出るんだろう。




なんか、すげー慌ただしくない?

こりゃあ、

都議選(敗北)→内閣改造or自民党総裁選→衆院選

都議選(勝利)→衆院選

って流れになりそう。


次の衆院選マジで自民が危うい気がする。

勝ったとして、麻生さんが党内で続投できるだろうか。

衆院選後は、自民民主公明大連立が落としどころな気がするけど、

公明党の動きによっては、民主公明の連立かもね。

まさか社民党とか野党連合も連立に入ってくる?

民主単独はないと思う。

あーーー、こりゃ今年は大荒れの可能性大。


ちなみに、僕は麻生支持です。人柄も好きだけど、何より政策がいい。

でも、麻生さんは政局に弱いみたいだなぁ。。。

あと、マスコミイヤミを言っちゃうからねぇ。怒らせちゃう。事実マスゴミだし。

ちなみに、小泉さんは、マスコミの使い方が天才だった。政策はかなり怪しいけど。

政局より、マスコミ世論を作って、政策を断行するっていうスタンスだったと思う。

これからどうなるんだ?要注目。麻生さん頑張れ!

2009-06-17

http://anond.hatelabo.jp/20090617161536

党首討論投票先かえる人はほとんどいないから結局自民が負けると思うが。どの世論調査でも麻生自民が劣勢なのになんで党首討論ごときでそこまで希望を持てるのかわからん。郵政選挙以外の最近国政選挙では比例区自民民主の状態が続いてるし、選挙区の得票も与党野党の状態が続いてるというのが現実

2009-06-12

6/12「インターネット未来像:ポストインターネット」(夏野×ひろゆき)1

こっちのが正確です。写真付き。

ひろゆき&夏野コンビが語る「日本のITよ、自信を持て」 (1/6) - ITmedia News

http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0906/12/news098.html

概要

INTEROP2009 基調講演 K-08 6/12 11:45-12:30

インターネット未来像:ポストインターネット

スピーカー

夏野 剛

 慶應義塾大学大学院

 政策メディア研究科

 特別招聘教授

西村 博之(ひろゆき

 株式会社 ニワンゴ

 取締役

会場について

約1000人 (椅子)

+立ち見で満員

内容

11:45

 照明が少し落ちてステージライトアップ

 謎のアップテンポの曲がかかりはじめる。

11:49

 曲がトーンアウト

 女性の声で開始のナレーション

 夏野、ひろゆきの順で紹介し、壇上へ。

二人

 よろしくお願いします。

夏野

 皆さんすごいですよ、この人(ひろゆき)がこの時間に起きていることは珍しい

 ボクは見たことないですもん。

ひろゆき

 (苦笑)

夏野

 ひろゆきって、セッションになると人気あるのに、普通にいると誰にも声かけられないよね。

 さっきも列の後ろに 2 人で立ってたんですけど、誰も声かけてくれないし。

ひろゆき

 普通のこんな感じですから。

夏野

 今朝は私、車で来たんですけど、駐車場から歩いてくると、

 駅のほうから不審人物が、、、と思ったらひろゆきでした。

 電車で来たんだね?

ひろゆき

 ええ、ああ、京葉線立ってきましたよ。

 というか、この講演、立ってまで聞くものなの?(会場後ろを見渡して)

夏野

 このセッションが満杯になるのは日本経済が危機なんじゃないかと思うんですよ。

 こんな話聞いてる場合じゃないでしょ、って。不景気なんだから。

 あ、っていうか、あの本※ってうれてんの?

 (※最近ひろゆきが書いた「僕が2ちゃんねるを捨てた理由」のこと)

ひろゆき

 まあ、多分そこそこ…。

 しっかし、テーマインターネット未来」って言われてもねえ…。

夏野

 まあ、オレ達に与えられた話題ですね。

ひろゆき

 ボクこれ、10分前にみましたよ。

夏野

 私は、3日前に聞きました。

 

 まあ、インターネットで新しいことが起きている、と。

 それに基づく未来というか。

 そこで、トピックスを用意してきました。

ひろゆき

 (客席に向かって) あ、会社員ってどれくらいいますか?

夏野

 ほぼ全員だろう!

ひろゆき

 学生とか、ニートとか、無職とかいるのかな、ってふと気になって。

 (客席に向かって) そういう人いますか?

 (ほぼ誰もいない、1人、2人ぐらい)

ひろゆき

 やっぱり、みんな会社員なんですね。

 …あ、ここきて給料もらえる感じ!?

 (会場爆笑)

夏野

 いいよなあ。

 あ、そういえば、オレらは講演料もらえるんですかね?(ステージ袖に向かって)

ひろゆき

 講演料の話何にも聞いてないですね。

夏野

 一応、私は、今回の interop プログラム委員会の一員なんですが、

 「この講演が夏野さんはメインです」って言われて、

 それ以降会議に参加しなくなりましたよ(笑)

ひろゆき

 まあ、夏野さん、お忙しいんですもんね。

 そういえば、今日は、慶應義塾教授って肩書きなんすね。

 夏野さんのデスク行くと、名刺がすっげーいっぱいあって。

 そんなかでも、取締役が10個くらい!

夏野

 いや、取締役は7つですね。

 あ、今度8個目が出来ます。

ひろゆき

 夏野剛事務所、でしたっけ。

夏野

 まあ、今まで自分フルネームオフィスは理解出来なかったんですが、

 やっと今回理解出来たんです。

 お金が払いやすいのと、何をやってるか他の人にはっきりする、というか。

 ひろゆきも持てば?

 あ、法人格もつと色々気まずいか…裁判とか。

 (会場笑)

夏野

 さて、そろそろトピックスに。

 

トピックス:オバマ現象

夏野

 「オバマさんはインターネット大統領になった?」(スライドを読む)

ひろゆき

 支持母体が無いところから出てきて、支持母体がないところからニーズを掴んできましたね。

夏野

 私が思うに、最近実は政治の潮流ががらっとかわったんです。

ひろゆき

 そういえば、ノムヒョン大統領は、インターネット大統領になったって

 言われてましたよね。

 …あ、微妙リアクションですか。。。

夏野

 じさt…まあまあ。

ひろゆき

 インターネット選挙に使うのが当たり前になってきてるっていうか。

夏野

 日本の政治家も、最近インターネットをものすごく使います。

 でも、政治家本人はインターネットを全く使わない。

 それでも、みんなブログとかもってる。

 秘書とかプロが書いてるとか。

 ニコ動チャンネルを持ってる政治家もいますよね。

ひろゆき

 あ、ちなみに二人でニコニコ動画ってサービスをやってるんです。

夏野

 まあ、一応ね、さすがに知ってるでしょう!

スライドオバマ選挙戦における双方向メディア利用状況グラフ

夏野

 そういえば、twitter も使ったってね。

ひろゆき

 twitter ってわかんないひといます?

夏野

 それじゃ答えづらいでしょ。

 24時間内に使った人?

 (6割ぐらい挙手)

ひろゆき

 リアルタイムにボクに直接届けてくれる、というのは twitter が初めてです。

 メールや、メルマガの利用は古くからありますが、

 twitter のようなリアルタイムなものはオバマさんが初めてなんじゃないですか。

夏野

 リアルタイムなものは本人に近い人がやらないとばれちゃうね。

 リアルタイムネットを使いこなしたっていうのは、オバマさんが初めて、すごい。

ひろゆき

 やっぱり、親近感が違うんでしょう。

 今までとは違う、本人を感じる感じ方というか。

 それと、時間的にライブなんですよね。

夏野

 ライブ感ってのはインターネットでの新しいものですよね。

 あとでそれは話をします。

 ちょっと名前の売れている政治家さんはニコ動生放送をやってたりします。

 でも、政治って、ITとかにはもっとも疎い業界

ひろゆき

 まあ、分からなすぎてたのが良かったんじゃないですか。

 「炎上」すら知らないでしょ。

 多分、「オバマが使ったインターネット、あ、オレも使う」こんな感じなのでは?

 あくまでもインターネットって、システムなんで、

 炎上しないようにすることも出来るし、

 自由な場合は、本人がきちんとコントロールをすべき。

 好きなリアクションをさせるのは出来るでしょう。これは初めての現象。

夏野

 まあ、炎上しても本人気付かないでしょ。

ひろゆき

 本人気付いてない、絶対。

夏野

 政治家って、寝る間も惜しんで選挙区握手とかしてるけど、

 若者はその場にいない。地元で何度握手しても高齢者だけだったり。

 インターネットはそれを埋めたんですね。

 ほら、最初はコメントとかにかなり怒ってたけど、今はコメント無いと寂しがっている元首相がいる。

 元イットの人。

ひろゆき

 ああ、漢字一文字の。

夏野

 漢字一文字、ですね。

夏野

 生中継と言えば、例えば孫さんは新端末の発表会を必ず生中継して、

 お客さんの様子を伺いながら発表会を進行しますけど、

 ぼくの古巣は絶対やらないですね。ていうか、原稿ありますから。

ひろゆき

 孫さんは自信がありますよね。

 実際に、お客さんのリアクションを上手くコントロール出来る人ですよ。

夏野

 というか、原稿あると緊張します。

 ほら、麻生さんみたいに漢字間違えたらどうしようって。

 …いや、この話題はやめときましょう。

 (苦笑)

続き

http://anond.hatelabo.jp/20090612195425

2009-05-27

http://anond.hatelabo.jp/20090527180337

当選議員選挙区域民の接触を一切、禁止

応援受けて通った時点ですでに契約完了でしょが

あとは応援してくれたとこにリターン返すだけ

今日夢物語語っただけじゃん

公約発表してから内容に突っ込み討論をして欲しいもんだ

今日党首討論は「がらがらぽん」


官僚頼み素直な人 vs. 友愛の人


真っ当に議論している党首討論を初めて見たような気がする。

(厳密には真っ当な議論になりかけ)


Balloo.jpの実況率解析グラフでも反応がうなぎ上りw

理想パターンで2/3超え。夕方のニュース番組への反応もいい。


でもこれは、議論のためのスタートライン

やっと立とうとしているに過ぎないよね、たぶん。

スタートの号令はもうちょい先、のような気がする。



例えば、二人の議論へのひとつの回答(対処方法)として

立候補から次回選挙後までの期間限定

当選議員選挙区域民の接触を一切、禁止するのが

落としどころじゃないかと思うんだけど、どうだろ?


今の時代、接触しなくても必要な情報は周囲から入ってくるでしょ。


選挙活動=金と体力を消費するどさ回りじゃなくて

議員としての活動に専念し、成果を出すことが選挙活動になれば

国会議員に払う給料税金)も無駄にはならないんじゃないかな〜、

と呟いてみる。


なんにせよ、議論が進み

まともな結果が出せるのであれば

日本にとって良いことだと思う(^_^)

2009-05-23

http://anond.hatelabo.jp/20090523220557

まぁ、票の格差とか問題があるのは知ってる。

でも今回感じたのは、その辺のことじゃなくって。

例えば10人の選挙区があったとして、普通選挙をすれば弱小政党が1議席取れるとする。

得票が1割か、それ以下かは知らないけれど、とにかく席が確保できる。

でも、その人が病気になった場合の補欠選挙では、同じ得票率ではその席を取れない。

その席の重さは、通常の選挙とは違った重さになる・・・


のだけれど、それこそ全国で考えれば、通常の選挙でもそんな状況いくらでもって話しになるのか。

なんか上手い方法は無いものかね・・・

議席の重さ

選挙関連の話を読んで、ちょいと思い出したのが、この間あった補欠選挙

欠員が出たため、補欠選挙でそれを埋めるのだけれど、選挙区全員の票が

議席のために使われた。

議席を争う場合、よほどの政治的事件でもない限り、支持層の厚い政党

議員が有利になる。

議席とればそれだけ議会での発言力が増すのだから、補欠選挙があるたび

有力政党の力が増えてしまうことになりはしないか?

力の無い政党は、病気などで退陣しなきゃならん場合、議席を失うって事で、

なんだか不公平な気がするんだよね。

まぁ、滅多にない事だし、どう解決するかって聞かれても、良い案は無いんだけど、

なんだかモヤモヤしたのさ。

同一選挙区での世襲候補者を禁止するのはおかしい

選挙区で禁止するのは親の職業によって参政権を制限する差別だと認めつつ、同一選挙区だけ禁止すればいいという理屈理解不明

親が政治家だった場合だけ出れる選挙区が制限される場合も明らかに差別だろ。

他で出れるから問題ないというのは少しぐらいなら差別していいといってるようなもの。

母子家庭だった人は東京以外で立候補できないが、両親いた人なら全国どこでも立候補できるとかなら差別じゃないんだろうかね?

世襲は有利だから問題とか言い出す奴はさらに理解不明。それを言うならテレビによく出てる奴とかイケメン美人とかも有利だし、口達者な奴も有利だし、外見や能力性格だって親の職業と同様に先天的な要因。有利だから立候補を制限するべきなら、これらも制限するべきだろう。

あと優秀な人なら他の選挙区でも当選するはずだから気にするなというのもいるが、こういう人は選挙区ごとに有権者志向する政策とかが違うことも理解できてないんだろうか。全国どこでも同じなら地方自治も要らないだろ。

しかもその人の人格とかは地元のほうが評価しやすい。子供のころからの知り合いもたくさんいるわけだから、周囲にだめだと評価されるような奴は有利にならない。むしろそういう人格破綻者は落下傘とかで知り合いのいないところに行ったほうが有利なくらいだろう。

同一選挙区での世襲候補者を禁止ってのでまともな理由みたことない。突っ込みどころ満載のとってつけたような屁理屈ばかり。制限するにしてももうちょっとまともな理屈を出せといいたい。

2009-05-20

厚生労働省の分割という話が、国土交通省総務省に飛び火しているという話。

そもそも、省庁が増えすぎて、問題が発生した時に、どの省庁に割り振れば良いのかの判断が難しくなった上に、複数の省庁にまたがった問題である事が判明した時に、天下り先が作れそうなら奪い合いになり、作れなさそうならば押し付け合いになるという状況にあきれ果て、縦割りがまずいという事で、複数の省庁をまとめて総数を減らしたのが、省庁統合である。

省庁統合によって大臣ポスト事務次官ポストも減ったわけで、死ぬ前に一度で良いから大臣をやって、自宅の門前に簡易交番を置いて警官に立番してもらいたいとか、事務次官をやってから天下りたいといった、筋違いの欲望を抑制しなければならなくなった。

小泉改革が、当選回数が多い大臣候補クラス代議士事務次官までもう少しという所まで競争してきた官僚にとって、蛇蠍の如くに嫌われていたのも、むべなるかなという所である。

それを引き継いだ安倍政権は、少なくとも、行政においては間違った事はしていない。ただ、国民の支持によって支えられているという支持基盤を、衆議院の3分の2という数字でしか認識できなかった為に、衆参同時選挙に踏み切れず、参議院で負け、直近の民意という錦の御旗を野党に奪われてしまった。衆議院の3分の2を振り回すのに、やたらと苦労ばかりするようになっていき、ついには投げ出さざるを得なくなった。

問題は、福田政権である。小泉安倍時代の反主流派を取り込むために、消費者庁の新設という方法で、大臣級や事務次官級のポストを増やし、方針を転換してしまった。軽い神輿になり、小泉安倍時代の反主流派に力を蓄えさせてしまい、あげくに、小泉改革を完全否定する悪役を押し付けられる状態になった。プッツン辞任と言われているが、そうでもしなければ、面子が維持できなかったのであろう。

小泉安倍時代の冷や飯食いが主流派に返り咲いた麻生政権は、反動といっていいぐらいに、昔に戻っている。それも、森・小泉になる前の、財政赤字を膨らませてしまった小渕政権に近い状態にある。小渕内閣では6194億円分の地域振興券をばら撒き、麻生政権では2兆円の定額給付金をばら撒いている。小淵内閣では30兆円をバブル不況景気対策に使い、麻生政権は事業総額75兆円をアメリカ経済危機景気対策に使おうとしている。

小淵内閣の時の30兆円にまるっきり効果が無かった事が検証済みなのに、なぜ麻生内閣はその倍以上の景気対策を行おうとしているのか。答えは簡単で、景気対策という建前を使って、選挙区天下り先にじゃんじゃん現金をぶち込もうという話だからである。

麻生氏自身はこれで景気が良くなると信じているかもしれないが、回りで誉めそやし、協力すると申し出ている人々は、自分自身の景気が良くなるが、日本全体の景気がよくなるとは、微塵も考えていない。これでオラが地盤や金庫にごっそり金を引っ張れるとほくそ笑んでいるのである。

内閣人事局構想は、問題が発生した時に、その問題を担当する官僚を一人から複数名つけて調査させ、問題解決に必要な省庁に政治任命として送り込み、問題が解決したら、次の問題に当たらせるというやり方で、縦割りの省庁を横断して、問題解決に当たらせる為の手段でもある。

頭の悪い人のとりうる最善の策は、自分の頭を使おうとせず、頭の良い人の智恵を借りる事である。もっとも、自分の頭の出来が悪い事に気が付けないほどだから、悪い頭で精一杯考えて、正しいと思い込んで間違った事をやらかしてしまうのである。

小淵内閣景気対策は失敗だった。しかし、2000年6月25日の第42回衆議院選挙自民党圧勝であった。2000年5月14日に、現職首相のまま小淵氏が死亡した為である。今年の9月までに行われる衆議院選挙自民党が勝つ為には、同じ事をやる必要があるかもしれない。ばら撒きや地位は欲しいし、与党であり続けたいという欲深き人々は、どう動くのであろうか。軽くて馬鹿神輿でも、使い方次第で役に立つ。もちろん、そうなる前に、福田氏のように逃げ出すという展開もありえるのだが、首相として外交がやれると有頂天になっているので、状況が見えてないかもしれないねぇ。

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