はてなキーワード: スポットライトとは
でも、厄介なのが承認欲求なんだよな。
単純な性欲より、ある意味そっちのほうが根が深い欲求かも知れない。
なるほど、マズローの五大欲求って知ってるかな。
おそらく、承認欲求よりも生理的欲求の方が、個人的にも生物として根深く根幹にくると思うけれども。
それよりも、生理的欲求=性欲よりも承認欲求=特別な人物になりたい。のほうが強いと感じるってことは、
性欲以外の生理的欲求が満たされているからなんだろうね。
俺は男だけど、女性に関して言えば、スポットライトの当たっている有名人と付き合いたい。
凄い人物と付き合ってる、私凄いでしょ。っていう気持ちも関わってきてるのは間違いないよね。
ニコニコ大会議のライブを観て、ああもう音楽に音楽性なんぞは誰も求めていないんだなということがよくわかった。
って、思えば今に始まったことではなくて、音楽性を求めているのなんて一部の音楽マニアだけで、音楽はいつの時代もコミュニケーションのキッカケ。
人がいる場所でみんなで一緒に楽しんで、スポットライトの先には芸能人ごっこのニコニコアーティスト達・・・でも、それが楽しいんじゃん。
これからの時代、絶対的な価値観なんて希薄化されて、局所局所、その時その時でいかに自分が満たされるかが幸せの価値判断になってくるので、リア充だろうがネト充だろうがニコ充だろうが、とにかく楽しんだモン勝ちだ。
twitterでもmixiでもネトゲでも2chでも何でもいいし、とにかくコミュニティで頭ひとつ抜け出して注目される、カマってもらえることこそが人生の幸せ?
ネタバレといっても原作読んだ人間に対してネタバレになるようなことは殆どない。
演出は強化されているが、基本的には原作に忠実な映像化である。
原作を読んで映像化を今の今まで待ち望んでいた人たちはきっと満足出来るはず。
印象に残った演出は二点。
キョンの選択が可視化されているところと、屋上での約束のシーン。
キョンが長門の理想ではなく現実のハルヒとSOS団を選びとったことが、栞と入部届と言う形で可視化されている。
思えば、どちらも長門から与えられた紙切れ一枚である。
キョンの自問自答の精神世界の中ではスポットライトが照らされてわかりやすく対比されているし、
入部届を消失長門に返すときに、ポケットから滑り落ちた栞を掴み直すシーンにも現れている。
力を込めて握ったのでシワが付いた栞と、綺麗に折りたたまれた入部届というのも対照的だった。
キョンがただの巻き込まれた一般人から、世界を自発的に守るメンバーにジョブチェンジした瞬間が視覚的に描写されている。
ラスト、屋上でキョンが長門に何かあってもお前を取り戻すと約束するシーン。
原作でもそこだけ切り取れば愛の告白にも聞こえるシーンだったが、演出が強化されたせいで余計そう感じた。
長門の手をとり跪いて約束し、多分寒さなんて何でもない長門に対してコートをかけ自分は病院のパジャマ一枚になり、
挙句の果てには「ゆき…」と下の名前を言う(嘘)。
コレが恋愛映画なら間違いなく二人はくっついて終わるのだろうが、生憎これはSFっぽい何かだった。
キョンがえらんだのは長門本人ではなく、あくまで長門がいるSOS団である。
おそらくは長門もそれで満足したのだろうが、見ているこっちとしてはひたすらに悲しい。
最後の選択を委ねたキョンは、長門の理想を選んでくれなかった。
見た目は告白だが、その実意味的には振られたも同然である。
あと、杉田は本当にお疲れ様。長門とキョンの物語なのに長門はさっぱり喋らないため、案の定2時間半モノローグ込で喋りっぱなしである。
エンドレスエイトのガッカリ感を吹き飛ばしてくれる素晴らしい映画だったが、原作があんな調子では涼宮ハルヒシリーズの映像化はこれで最後かもしれないと言う予感もする。
あけおめ。
年明け増田一発目、ってことで
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2009&d=1231&f=it_1231_008.shtml
宝くじ買った人バイアスかかって増えたんだろーに。引っかからなかった?
http://d.hatena.ne.jp/favre21/20090626
得するためなら、リスク回避趣向バイアス。損失回避のためなら、リスク選択趣向バイアス
得する話は、早く得を確定したくなり、できる限りリスクを回避しようとする。
逆に、損失が目の前にある場合は、それを避けようとする為のリスクを採ろうとする。
できる営業マンは、相手にリスクのある提案は目の前にある損失にスポットライトを浴びせ、逆に、リスクのない提案は「得の」の部分を強調する。
たとえば合コンの席で。
そう、一人が唐揚げにレモンをかけてしまったがゆえに起こった悲劇・・・
友人A
『はあ?お前何キレてんだよ。たかが唐揚げにレモンかけただけじゃねーか。
これが最高に美味いんだよなーwこの美味さがわかんないなんて、人生半分損してるよねーw
あのな、よく考えてみ?なんでレモンが添えてあるんだよ。最高に相性が良いからだろうが』
友人B
『唐揚げ+レモンが正解なら最初からかけられてるかレモン味付けられてるだろバカが。
何のためにレモンが別に添えられているのか考える頭もないんだな。
その食感と香りが食欲をそそり、柔らかく揚がった鶏肉を噛んだ瞬間ふわっと肉汁が滴り落ち口の中で広がる。
ところが、レモンてやつはそいつを全部ぶち壊してしまう。
ああそうさ、お前は名プロデューサーだよ。
脇役だったレモンが、お前の手にかかった途端にスポットライトが当たって一瞬にしてスターだ。
だがな、唐揚げとレモンのハーモニーが最高だとか間違っても思うなよ。
お前がやったことは単に唐揚げの本当の美味さを殺しているだけにすぎない。
おまえ、レモンのチカラ見くびんなよ!』
友人A
『そこまで言うなら、じゃあ教えてくれよ。
唐揚げにレモンをかけなかったら、何にレモンをかけたらいい?』
友人B
『俺は、なにも唐揚げを酸っぱくされたからって怒ってるわけじゃないんだよ。
大勢で取り分けて食べるものに、さも当たり前のようにレモンをかける神経が許せないんだよ。
全員の確認も取れないのに、勝手に料理の味変えてんじゃねえよ、図々しい。
その神経が許せない。俺はその神経に対して怒ってる。
お前は昔からそうだよな。高校の体育祭でお揃いのTシャツ作ろうって言い出したのもお前だよな。
ウキウキしてそれはそれは楽しそうに。そんなの着たくもない人がいるなんて頭の片隅にも思い浮かばずにさ』
友人A
『…お前はいつだってそうだ。遅いんだ。いつも一歩遅いんだよ。わかるか?
あの時だってそうさ。体育祭でTシャツを作るのを決めた地味な学級委員長は本当はお前のことが好きだったんだ。
お前と一緒に想い出をつくりたかったんだよ!ずっと彼女は俺に相談していたんだ!
だがお前は彼女の気持ちに気付かなかった!両想いになれるはずだったのにもかかわらずだ!
俺が彼女と付き合い始めた後お前は散々文句言ってきたけど、お前が先に彼女に手を伸ばしてやればよかったんだ!
今だってそうさ!唐揚げの皿がテーブルについた瞬間、戦いは始まっていたんだ。
お前は俺より先に手を伸ばしさえすればレモンもから揚げも守れたんだ!
それなのに後から愚痴グチ言いやがって・・・ もうレモンはかかってんだよ!
いつまで過去向いて生きてんだよ!いい加減空気も、先の人生も読めよ!』
友人B
『…これは言わないでおこうと思ったんだが・・・。
この間飲んだ女の子覚えてるか?ほら、お前が一番可愛いって言ってた子だよ。
みんなで連絡先交換した後俺も電話してさ、冗談混じりに唐揚げのこと聞いてみたら、あの子なんて言ったと思う?
嬉々として唐揚げにレモンをかけながら「これがウマいんだよねーw」って言うお前の顔を見たら何も言えなかった、って。
お前は、「やっぱりから揚げにはレモンだよねー!」って満面の笑顔になって全力で空気を読んでしまう、
協調性の塊みたいな女の子がいるってことを考えもしなかったのか?
本当に空気を読んでなかったのはお前なんだよ!いい加減気付けよ!!」
俺「よしわかった。もう一皿頼もう」
友人A&B
『それじゃ揚げ物が多すぎて他の料理とのバランスが崩れるだろうが!!』
『アタシは別にどっちでもいいし。まあレモンかかってないほうが好きだけど。
それ言うことが面白いと思って言ってるやつが大半なんだよね。
かといって「レモンかけてもいいですかー」って確認とるやつもうざい。
そんなのいちいち聞くなっつーの。
アタシはレモンがかかったら黙ってあまりかかってないのを食べるよ』
友人A&B&俺
『・・・』
「っていうのココリコミラクルタイプに応募しようと思うんだけど、どう?」と俺がmixiで書いたら
「長いから3行でまとめて」ってコメントされて泣いた。
ココリコミラクルタイプがどうとか触れてもくれなかった。
それがmixi。長く付き合ってる友達とはそんなもんです。
ネタバレ有
既に結末は二回描かれている。そして数多の二次創作によって様々なEVAが描かれ、消費されている。
この作品がシンジの成長物語でしかないのであれば、シンジは描かれる度に、「物語」に翻弄され、何度も何度も身を削られ、苦痛に顔を歪まされ、辛い思いをさせられ、凌辱され、蔑まされる。それはあたかも2000年以上も磔にされ続けている「彼」のようである。
「破」はその無限円環に続く原罪からシンジを救う物語であった。
10年前、シンジは全てを失い、その代償として、ここにいても良い理由を見つけた。失ったものは余りに大きく、観る者には不快感と絶望を与えた。庵野は観客からも全てを奪い去っていった。
TV版も劇場版も、共に「大きな物語」に翻弄される「弱い子供のビルドゥングスロマン」だった。
大人になると解る
「この世界には自分の為に用意されたセットなど何も無く、スポットライトすら無く、自らの居場所は自ら創りだし奪い取って行くものだ」
自愛から慈愛への転換。
真希波という新しいキャラクターは「幸せは歩いて来ない、だから歩いて行くんだね」と謡った。彼女は前作へのアンチテーゼとなっている。
その真希波に誘われるように新しい物語は進み、シンジは彼女の信条を転移したかのように、その意志で自らの道を歩み出した。大切な、かけがえのないものを守る為の自己犠牲という愛の形。
綾波の命が失われずに済んだのも、トウジの妹が退院し、トウジの片足が失われずに済んだのも、アスカがメンヘラーにならずに済んだのも、全ては「破」においてシンジが慈愛に目覚めたからである。
アスカは予告において、旧劇場版のラストシーンでTV版第一話の綾波と同じように「包帯」で巻かれた左目を、伊達公宜しく威風堂々たる「漆黒の眼帯」に変えて現れた。アスカは明らかに、前作よりもキュートに、セクシィに、力強く描かれている。
庵野秀明は、「誰も不幸にならない世界」を描こうとしているのかも知れない。稚拙かも知れないが、物語として、純粋に強度のある作品を創ろうとしている。最高のエンターテイメントを。
EVAは、日本製アニメーションには珍しく、海外での評価が低く国内、国外での温度差が激しい。理由としては、特にシンジの評価が低い点が挙げられる。庵野秀明のように才能のある作家の作品としては珍しい。
シンジは、最高のエンターテイメントを指向する際に、庵野自身にとって克服すべきハードルであった。
新劇場版で庵野は「破」において、既に数多描かれている「弱い子供のビルドゥングスロマン」を早々に切り捨て、新たなステージへ観客を誘っている。
乗るか反るか、観客は庵野に試されているとも言える。庵野が今までも、観客の期待を裏切り続けてきた事を鑑みると、私達は新劇場版を、数多のEVAとは全く異なるモノとして観る必要があるだろう。
次世代を担う若者へ、不安が支配するこの世界で希望を与える物語として、新たに書き換えられたエバの全く異なるもう一つの姿に、観客は堪えられるか。
私達の強度が試されている。
http://anond.hatelabo.jp/20090501205227
今イタリアにいる僕は参加できないし、おそらく日本にいたとしても参加していないだろう。
今の地位を築くために失ってきたもの、それが僕の少年時代だった。
両親が音楽家だったせいもあり、当然のようにクラシックかかる家で、幼稚園に入る頃にはピアノを習わされた。
幼稚園の頃は、音が出るだけで楽しかった。
うまく弾ければ先生がほめてくれたし、発表会でステージにあがるのは、「大人」になった気分で、
ものすごく緊張したけど、そこで弾くピアノは最高に気持ちが良かった。
真っ暗なステージ。
いつもよりもいいピアノで、当時の僕でも分かるくらい音が違った。
ただ、小学校に入ってからはそうもいかなかった。
友達が遊んでいる中、僕はひたすらピアノの練習をしていた。
ファミコンなんてしたことがない。
ドラゴンクエスト、というのが流行っているというのは知っていた。
親に今度の発表会で金賞を取ったらドラクエ3を買ってとおねだりしたら、思いっきりぶたれたのを覚えている。
頭の中が真っ白になった。
でも、ピアノを弾いて見返すしかないと、ひたすら練習に励んだ。
クラスメイトの話題について行けず、ピアノをやっていると言ったら、「男なのにピアノやってるの?」と思い切り笑われた。
それ以来、僕は人にピアノのことを話すのはやめた。
たぶん、僕はピアノを最も愛しながら、ピアノを最も憎んでいた。
出し物の都合でピアノを弾ける人が必要になった。
「誰かピアノを弾いてくれませんか?」
文化祭実行委員が立候補をを募る中、僕は手を挙げようか挙げまいか迷っていた。
当然のように、僕はピアノをやっていることを誰にも話していなかった。
マンガ、ドラマ、ゲーム、みんなの会話に何一つついて行けず、かといって勉強や運動が出来るわけでもなく、
いてもいなくてもわからないような存在。
ピアノがなければ、僕は何も出来ない男だった。
ピアノさえなければ。
ずっとそう恨んできたが、その時、初めてピアノが役に立つと思った。
最後の文化祭。
言い方は悪いが、普段の練習からすれば、たいした曲ではないだろう。
それでも僕がみんなの役に立てる唯一の機会。
ピアノが僕をクラスメイトから遠ざけてきたけど、今、初めてピアノが僕とクラスメイトを結びつけようとしている。
手を挙げかけた瞬間、小さな声がした。
もう名前も覚えていない、僕と同じように地味な女子だった。
意外な立候補に周囲がざわめいた。
「○○ってピアノやってたっけ?」
「あいつにできるの?」
それでも彼女は、震える手を下げようとしなかった。
僕の居場所は、なかった。
文化祭は大成功だった。
受験も控えた文化祭で、はじめはあまり乗る気ではなかった人も多かったが、ピアノをろくに弾いたことのない彼女のために、クラスが初めて一丸となった。
元々器用ではない彼女が、いきなりピアノを初めて、うまく弾けるわけがない。
練習中に彼女があまりに弾けなくて「ごめんなさい」と泣き出したこともある。
それでも演奏が出来るパートのみにうまく再編成して、文化祭を成功させた。
その後、僕はとあるコンクールをきっかけに、欧州の楽団からスカウトを受け、
当然、僕を見送ってくれる人はいなかった。
パソコンを閉じた後、
密かに練習していたものの、
結局一度もみんなの前で弾くことのなかった高校の校歌を、
一人、奏でた。
:::追記:::
当然だが、創作だからね。
題名もつけてみた。
元増田(とそのクラスメイト)があんまりにも一方的な怒りを感じていたので、勝手に妄想して書いた。
だから、元増田の怒りを踏みにじるつもりはあるw
ピアニスト君は、本当はみんなと一緒にやりたかったかもしれないよ?ってのを、
ラストの練習はしたけど、一度もひかなかった校歌のくだりに託してみたw
彼への肯定的な想像力があってもいいんじゃないかと思う。
したことにせよ、しなかったことにせよ、相手の決断を尊重できる人でありたいもんだね。
「憎いよつんく!この後一曲目がモーニング娘。の新曲“ハッピーサマーウェディング”なんですけど、もう目の付け所が銭だね!番組でプロデュースコーナーやるんで参考にASAYANを見てたんですけど、この曲って今まで結婚式で新婦のお友達のOL達が歌っていた“てんとうむしのサンバ”利権を根こそぎ奪って『黄金色のモチじゃ!モチじゃ!』って…俺は何で音楽業界を泥臭い話でしか語れないのかが良く分からないんですけど。」
「いや違う違う、全国の幸せな瞬間に自分の歌が流れる喜びか?しかし…如何にも『サッ子は職場のアイドルで、私達に振りまいてた明るさを…明るさがタカ君だけの物になるなんて少し羨ましいですけれども』ってなんかもういい話じゃないですか。そりゃあね、車庫から俺の特別仕様の8tバキュームコンボイが出てくる映像が克明に頭に浮かんできますよ!」
「OL時代の友達が3、4人配置に分かれて、ホテルマンがそれぞれのマイクの高さを調節し、カラオケの最初の何章節かが流れ始めますわな。その瞬間、俺の車庫でスポットライトが点灯し重厚なエンジン音が響き渡り!自動車庫のシャッターが途中まで開きかけた所でバキュームコンボイがシャッターを突き破って出てきますよ!物凄いスピードでフォーミュラ用のタイヤが唸りを上げながら火花を飛ばし、角のゴミ収集場のポリバケツをふっ飛ばしながらめざすは結婚式場!」
「やっと歌い出す段階で既にホテルの入り口ですよ!『そのスピードで駐車場は無理です!』と言いながら警備員のおじさん達が蜘蛛の子を散らすように果てたところで、サイドブレーキをガツーンと後輪ロック!扇を描くように車体が回転しながら1階大宴会場に横付け!『ハッピーウェディング!ハッピーウェディングでございます!』と逆墳ボタンをボチィ!あまりの急制動に頭がフロントガラスを突き破り、額を血で染めながらも『結婚おめでとう!』」
長年連れ添った仲の良い老夫婦がいて
「片方が先に死んだら、さみしくないように壁に埋めよう」
と言い交わしていた。
しばらくして、婆さんが先に死んだ。
爺さんは悲しみ、約束通り婆さんの死骸を壁に埋めた。
すると、ことある事に壁の中から「じいさん、じいさん…」と婆さんの呼ぶ声がする
爺さんはその声に「はいはい、爺さんはここにいるよ」と答えていたが。
ある日、どうしても用事で出なくてはいけなくなったので村の若い男に、留守番を頼んだ。
男が留守番をしていると、壁の中から婆さんの声がする
「じいさん、じいさん…」
男は答えた。
「はいはい、じいさんはここにいるよ」
最初のうちは答えていた。
けれどしかし、婆さんの声はなんどもなんども呼んでくる。
「じいさん、じいさん…」
やがて、男は耐えきれなくなって叫んだ。
「うっせえ! じいさんはいねーよ!」
すると、壁の中から鬼の形相をした老婆が現れ、「じいさんはどこだあ!」と叫んだ
突然、まばゆいばかりのスポットライトが飛び出したばあさんを映し出す
「JI-I-SA-Nは」「どこだ!」ステージにばあさんの声が響く
詰め掛けたオーディエンスはばあさんの久々のステージに期待で爆発しそうだ
今晩も伝説のリリックが聴ける。ストリート生まれヒップホップ育ち。本物のラップが聴けるのだ
キャップを斜めに被りオーバーサイズのTシャツをきたじいさんがターンテーブルをいじりながら目でばあさんに合図する
重たいサウンドがスピーカーから響く。ショウの始まりだ
「 ここでTOUJO! わしがONRYO! 鬼のGYOUSO! ばあさんSANJYO!
違法なMAISO! じいさんTOUSO! 壁からわしが呼ぶGENCHO!
(ドゥ??ン ドゥンドゥンドゥ??ン キュワキャキャキャッキャキュワキャ!)
どこだJI-I-SA-N老人MONDAI! そんな毎日リアルなSONZAI!
SAY HO!(HO!) SAY HO HO HO HO!」
じいさんのプレイも好調だ。オーディエンスの熱狂はこわいくらいだ
まだ俺らの時代は始まったばかりだ、そんなメッセージのマシンガンがおばあさんの口から飛び出していく
本物のヒップホップ。それがここにはあるのだ
PHPのダメなグラマー比率は他の言語と比較しても多くはないと思う。
ただその母数が多いだけなんじゃないだろうか。
問題はそのダメなやつのところまで仕事が回ってしまうぐらい仕事が出回っていることが原因だろう。
例えばPerl使いにもダメなヤツはいっぱい居ると思うが、そんな人のところまで仕事は出回らない。
Ruby使いなんかRubyの実務経験が殆どだが、そもそもバリバリにRubyをつかえるヤツのところにもRubyでは仕事が出回っていない。
別にRubyでやろうがphpでやろうが、perlでやろうが仕事の単価はそれほど変わらない。
だからさっさと漫画喫茶いくなり書店いくなりして「しゅごキャラ!」を全巻読んできな。特に6巻な。つい先日発売したばっかの最新巻だ。
でさあ、結局マッチョとかウィンプとかって何なの? 「ウィンプ」と「マッチョ」を分ける明確な違いって何?社会で成功したかどうか?それとも承認されているかどうか?
でさあ、しゅごキャラ!の6巻では、歌唄っていう敵キャラがこういうことを言うわけ。
そうよ私は強い! 優しさという甘さを捨てたから! 中途半端なあなたには分からないわ! あたしはずっと歌で戦ってきた!勝ち抜いてきた!
やさしさを弱いコトのいいわけにしてるあなたは、負けたって何も感じないのよ!
それに対して主人公のあむちゃんがこんなことを言う。
悔しいよ。負けて悔しい人なんていない。
でも、負けが...傷つくことがおわりとは思わない。
負けた数だけ、「次はがんばろう」って、また頑張れる
あたし...いつもふわふわしてあいまいで、ほんとうの自分なんてよくわかんない。
足りないものだらけのダメな子かもしんない
でも、信じてる あたしはあたしの中の輝きを
で、このあとあむちゃんはアンロックされてダイヤとキャラなり出来るようになるんだけど、何いってるのかよく分からないと思うから、とりあえずしゅごキャラを買って読んできなよ。
ウィンプな人たちは何に絶望しているわけ?自分の不遇を嘆いてるの?不遇に対して高尚な論理付けをして、マッチョの言うことに立ち向かおうとしてんの?
でもさあ、それって無駄じゃない?別にウィンプでもいいじゃん。「ウィンプだけど何か?」ってさあ。そもそもウィンプという位置づけそのものが絶望的存在であると認めることが、自分自身の否定につながっていて、だから自分に何の自信も持てず、想起する過去も全て絶望にしか感じられないわけでしょ?
それにさあ、よく考えたらこの世の中に「マッチョ」なんて存在しないでしょ。「マッチョ」なんていうのは、みんなが作り出した理想の人間像にすぎないものであって、そこにdan君が乗っかってくれたからみんな「dan君はマッチョだ!」って思いこんでいるわけでしょ。
みんなが「dan君はマッチョなんだ!」って叫んでるから、dan君がマッチョにならされてるだけ。欲望なんて、手に入れられないから欲望なんでしょ?欲望を手に入れた人間なんてこの世の中にはいないし、欲望を手に入れなければマッチョにはなり得ないのだから、その意味でマッチョになんて誰もなれないよ。君たちは勝手に、自分の頭の中にある理想像に「マッチョ」という名前をつけて、それにdan君という実像を当てはめているだけだよ。
いい加減気がつこうよ。みんな劇場に踊らされてるんだよ。今頃劇場の管理人は「踊ってる踊ってる」って指咥えながら見てるよ。結局さあ、みんな「社会の歯車」じゃなければいいんでしょ?もうこんな不毛な議論やめようよ。もっと一人一人が必要な人間として認められるようにしていこうと考えようよ。みんな「私が死んでも代わりがいるもの」って考えてるから、「あー俺ウィンプだもうだめぽ」とか言ってるわけでしょ?
マッチョなんて、ワープア(=ウィンプ)が生み出した想像だよ。ウィンプはマッチョなる存在が世界に存在することを仮説することで、自分たちの不遇を引き立てたいだけじゃないの?存在するのは「ウィンプじゃない人」と「ウィンプ」であって、マッチョなんて何処にもいないよ。
まあいいや、みんなしゅごキャラを買ってこよう。ラカンとかジジェクとかどうでもいいから。ありもしない「マッチョ」について論じても、何の意味もないから。だから「しゅごキャラ!」を読んで、自尊心を回復させよう。君たちはみんな、誰かに必要とされて生きているんだ。だから、その意味ではみんなウィンプなんかじゃない。それを自覚するところから、新しい議論は始まるんだ。
なんだこれ?私はしゃべりたくありません、表に出たくありません、でもスポットライトを浴びたいです?
http://d.hatena.ne.jp/guri_2/20071227/1198729607
プログラマーにコミュニケーション能力なんて、実は無くても大丈夫なんじゃないかなーって。 彼をちゃんと理解できるマネージャーがいればいい。むしろ開発に集中していた方が効率いい。 そういうマネージャーだったらやってみたいなぁ。ウルトラバックアッパーになりたい。
べつに名指しであげつらうようなエントリでもないのだが、それまでの流れと正反対なんでワロタ。
「いつか素敵な白馬の王子様があわられて私を救ってくれるの。そして私はその人を影で支えるの」ってなエントリーをよく見るようになったな。増田にも「俺が家事をするから高収入の女、結婚しない?」みたいな頓珍漢がいたが。高収入を得る女なら、結婚するのは選ぶなら重しじゃなくて一緒に飛ぶ翼だろうよ。優秀な上司なら、選ぶのは黙って働く男じゃなくて、部下をきちんと育て、対外交渉もできる部下だろうよ。王子様も非コミュの姫より明るくて社交的な姫のほうが楽しいだろう。パーティでも。
そういうわけで、非コミュとかってうじうじする時間があったら、早起きして家の前の掃除でもしろよ。そのうち近所の人と会話が始まるから。
こんなのばっかりだ。ブクマも同じ。建設的な意見を言うと寄ってたかってつぶしたがる。努力を否定する。
なぜなんだろう、と不思議でならなかった。Blogって、相互理解のツールじゃなかったのか?なぜ、上昇や努力を志向するブロガーの声がかき消されて、鬱陶しいドロドロとした非行動志向ばかりが幅を利かせるのか。
前向きな奴、上昇志向の奴は理念を練るフェーズが終わったら「口よりも手や体を動かす」って言う単純なことが原因だとやっと分かってきた。本当に結果を出したがる奴らは、座ったままで文句と反論ばかり言ってる奴にさっさと見切りをつけてる。そんな連中と言葉を交わす時間があったら、
どっちか。一方で、手も体も動かさない奴は、次々と標的を探して粘着を続ける。何が起きるか。
そういうこと。ネット以前では前者しかスポットライトが当たらなかった。後者はそもそも前向きな奴にぶつかるのは半径5mくらいだったから、増長しなかった。今は汚い姿をさらしながら結構増えてるな。
男にとって「イケメンで金持ちの男捕まえて結婚して専業主婦☆昼は毎日セレブの友達とランチ☆」などというパターンは皆無に等しい。
いや、だから女にとってもほとんど宝くじ一等当てるレベルだって。皆無に近いよ。普通の女からすれば。結局もとから家が金持ちとかそういうところの話だし。普通の男女を対称とした話ならば、どちらにとってもほとんど無縁だよ。
生活楽しむ力ってよくわかんねえ!別にほとんどの女性がテレビ恋愛大好きとかいうわけでもねえし!メディアに押し付けられた典型的若い女イメージじゃん?それ。あと単に君に趣味がないってだけじゃん?!
性欲はね。これは同情するけど。ていうかわかんないけど。
でも加害者になりかねないとか冤罪とか、その数百倍(ごめんテキトーだけど)被害者になりやすい女の方が絶対嫌やろて!ていうか加害者になってしまうかもなんてはっきりいって甘えてる。性犯罪はほとんどが衝動的なものでなく計画的なものだというよ。抑えきれずに……とかそういう風じゃないんだよ。ていうか、冤罪を妙に恐れてる男性が多いけど、実際どのくらいあったわけよそんな事例。女性の痴漢被害に比べりゃもう微々たるもんしょ?やっぱ被害者になるほうが数万倍嫌だと思うんだけど。
口げんかもね。男を変に論破すると、ややこしい。男のプライド(笑)とかなんかあるらしくて、すぐ不機嫌になる。むっとして黙り込んだり、逆ギレして物にあたったり(子供かっつーの)。はっきりいって男も結構ヒステリックなんよ。女=ヒステリーというイメージがこびりついてるから、男はヒステリーというスポットライト浴びずにすんでるけど。それも、やけに繊細だから、傷つくのが凄く早い。ちょっと言ってやっただけですぐむっと黙り込んだり物にあたったり怒鳴ってきたり。酷いときだと逆ギレして暴力奮われかねない。本当困るよ。だからプライドを刺激しないよう言いくるめてやらなきゃいけなかったりして。滅茶苦茶面倒。それとか女に議論で負けるなんてとかの差別心から、勝手に傷ついたり。なんて失礼な傷つき方だよ!と。論破されても認めないし。自分が負けそうになると話を逸らそうとする。本当ね、男と議論すると面倒だよ。繊細すぎて。ナイーブすぎて。
子供を産むとかいってもな。当事者となってみれば痛いわ仕事との関係もあるわでいいことあんまりない。男なんてそれらの痛みも苦しみもなしに、「自分の子供」を得られて、しかもその気になればおじいちゃんでも自分の子供が得られちゃうんだから得じゃん。寧ろズルいほど得じゃん。未来に繋がるとかいっても。どうせ生んだら二人の子供だから同じ事じゃない?大体、未来に繋がるというのがよくわからないけど。子供いようがいまいが自分の事は自分で解決するしかないのは同じでしょ。子供に任せるわけにもいかん、っつーか、寧ろ子供の問題まで背負わないといけないじゃん。
古川さんの話。
彼を老人だと認識している人だと「老害が」と思うんだろうけど、20代の若者だって「Googleに会社売って金持ちになるのが夢」って言われたらフザケンなって思う人もいるよね。
「なんでもいいから社長になりたい」って言ってなった人達は会社を作る前から「より大きい会社に買収してもらおう」と思って成功したの?
「会社作ってなんか凄いもの開発して世界のスタンダードになって金持ちになる」とか「俺にはアイディアがないので、アイディアのある連中を助ける投資会社を作って金持ちになる」っていうならともかく、最初から売却目当てってそこが鼻につくんだろうな。それにGoogle舐め過ぎ。
ミュージシャンになりたいといいながら、特に練習もしないで、ステージ上でかっこ良くスポットライトを浴びてる姿だけを妄想している中学生みたいだ。
美味しい店紹介とか新しくできた美容室のピックアップなんかがあって
身近な情報が得られるのはなかなか面白いので、毎月割合楽しみにしていた
その月もいつもと同じように投函された情報誌
なんとなくぱらぱらとめくっていると、巻末の「催し物」ページに目が行った
地元の市民会館やらホールやらで絵画の展示やバザーが行われる、その案内のようなものだ
児童劇団第3回公演、パッチワーク講習、親子マラソン大会、はじめてのパソコン講座…
この狭い地域でも思ったより多くの催し物があるということに驚きつつページをめくる
そこでふと見慣れた名前を見つけた
そんな小見出しをつけられて仰々しく紹介された名前
何より小さく載った顔写真は昔のままだったから確信した
公演の日付は、3日後
その日入っていた予定をすべてキャンセルして、私は気づくと会場にいた
せいぜい300人程度しか収容できないホールには驚くほど人が少ない
その事に何故か私は納得しつつ、ホールの一番後ろの席に腰をかけて開演を待った
指先が少し震えていた
すーっとホールの照明が落ちる、と同時に私の震えはすとんと停止してしまった
そして、ぱらぱらとまばらな拍手を受けて、彼が舞台の裾からゆっくりと歩いてピアノに向かい合うように静かに座った
やっぱり彼だった、間違いない
長い月日が経ったけれど、あの頃とまったく変わっていない姿
もしかして彼の時計はとまってしまっているんじゃないかと不安になるほどに
クラシックに疎い私は曲名も作曲者もほとんど知らないのだけれど、それでも彼が奏でる音は不思議と心地よく
私の中の時計すら止めてしまったようだった
何曲かを弾き終わって、初めて彼が言葉を発した。
「これで最後になります、僕の大好きな曲です」
最初の1音で分かった
私はこの音が聞きたかったんだ
遠い記憶の中、時間の流れの中でもうすっかり霞んでしまった記憶の中で、あの瞬間だけは鮮やかに彩られていた
『私、この曲がいちばん好きだよ』
あの時の私は間違い無くそう言っていた、彼に、思いを伝える代わりに。
さらさらと窓から入る風と、飾られた数々の作曲者達の肖像画、五線が描かれた緑の黒板
それから漆黒のグランドピアノ
何もできず、それでも精一杯だった子供の私
溢れるように蘇る遠い記憶の中で溺れてしまって
すっかりからっぽになってしまったホールの中で、私はずっと涙を流し続けていた