はてなキーワード: スイッチとは
実家のとある場所に電灯のスイッチが四つ並んでいる。縦二つ、横二つの配置で。一つは廊下、一つは門灯、一つは玄関、一つは廊下の足もとにある小さな常夜灯のものである。
両親はその家に住み始めてかれこれ15年になるのだが、二人とも未だにそれぞれのスイッチと対応している電灯の位置を把握していなかった。
なので、夜に門灯や廊下の明かりを付けようとする時は、スイッチを一つずつ押していき「(パチ)む、これじゃない。(パチ)これでもない。(パチ)ああ、これだ。」を繰り返していたわけだ。15年間も。
そこで私は押し入れからテプラを取り出し、それぞれのスイッチの下に対応している場所が印刷されたラベルを貼り付けておいた。
そして数ヶ月後に再び実家に帰省した時、両親はラベルを見る事もなくほぼ100%の精度で任意の場所の明かりを一発でともすことが出来るようになっていた。
「学習する」という行為を考えさせられた。
2009/07/26の「エチカの鏡」は、超英才教育という話題でした。
内容は、横峰吉文先生の幼稚園での取り組みの紹介、質問への回答でした。
「やる気になるスイッチ」
横峰先生の幼稚園で行われている指導は、強化原理に基づいた指導であり、能動的行動を起こさせる指導については非常に学ぶべきところがあります。
夏合宿のシーンでは、川に飛び込めない子どもを指導するシーンがありました。
またプール指導では、プールに子どもを投げ込むという事をしていました。その後はちゃんと子どもに注目し、褒めてあげていました。
恐怖の克服は、より小さい恐怖を味わわせ、恐怖の度合いを徐々に大きくする事によって克服する事ができます。
また読書の指導では、より少ない文字で、よりページ数の少ない本から読ませるという事をしていました。
これは明らかにシェイピングの手法です。
また川登りのシーンでは、一人の子どもが集団から遅れ泣きながら助けを求めるシーンがありました。
この時横峰先生は引率の先生に、「絶対に構うな、放っておけ。」と命じました。
これも正しい指導です。
子どもが泣き続けるのは、回りがそれに注目するからであり、その注目がその子どもの大きな好子となり、その子どもは泣き続ける行動をとるのです。
こうした事例は、僕の授業でも数多くありました。
そして全ての子どもが、一人で50分の授業を受け続ける事ができています。
このように、全ての行動は原理原則に従って行われているので、それを学びわかっていれば、あとは誰でも横峰先生の幼稚園の子ども達と同様の結果を得る事ができるのです。
最後に横峰先生は、子どもを観察する事の重要性をおっしゃってました。ここなんですよねぇ。
精神性を考える、考えない、どういう手法、理論を使うかとか使わないとか関係なく、とにかく「観察する」、つまり行動を分析するという事こそがまず大事なんです。
そしてその子に合った指導をいかに施し、「能動的行動」をいかに取らせるかが重要なのです。
みなさんはどうお感じになりましたか?
1 日光浴をする。
2 軽い運動する。
血流が良くなります。あとキモヂィィ!
3 窓を開け、簡単な掃除をする。
汚部屋で快適に過ごせる訳がありませんがな。
5 家族・友人とお喋り
楽しい気分になります。悩みは相談するだけで軽くなります。
ただ、愚痴ばかり言わない様に心がける事。グチグチしてる人は好かれません。
6 「今日は体調が悪い」と割り切る。
「だから無理しない」となり、二次災害を防ぎます。
7 好きな事をする。
趣味は心を豊かにします。
ただ、週刊誌やネガティブ系の雑誌、本を読むと余計暗くなる恐れアリ。
憂鬱な時はネサフを避けた方がいいです。
10 寝る
それでもダメなら寝ます。寝れば大抵回復します。
俺はハゲない、って思ってるやつに読んでほしい。
ある日突然その恐怖はやってくる。
あと、無料発毛体験行こうとしてる人もぜったい読んでくれ。
少し前の話。
俺25歳ね。
最近、部屋によく髪の毛が落ちていることに気がついた。
ちょっと手箒をするだけでこんもりと髪の毛が固まる。
最近掃除してなかったなーと思いながら毛の塊を捨てたのだがその夜気がついた。
おまけに一年前にはまったくたまる様子がなかった排水溝が抜け毛だらけだった。
ベッドシーツが紺色だったので気がつかなかったが枕周辺にも大量の抜け毛が。
当時そこそこ髪の毛が長かったせいで、抜け毛は確実に自分の頭から抜け落ちたものだった。
一気に血の気が引いた。
学生時代はツイストパーマしたり、ブリーチしたり、ストパーやったりと確かに頭皮にいいことはほとんどしていなかったが、親父もじいさんもハゲてなかったし、むしろ毛が多すぎると周りから言われてたため、ハゲに対する心の準備が全くできていなかったから、急に目の前にハゲるという現実が差し迫ったとき本当に心臓がドキドキ言い出した。
ちょっと頭を抱えるとハラリと髪の毛が2本ぐらい落ちてきた。
その髪の毛の毛根はもうあるんだかないんんだかわからない、むしろどっちに毛根がついていたのか肉眼では判別できない。
言いようのない絶望にも近い感情。
体験談なんか読んでいても、20代半ばで急に来たなんて人もいていっそう絶望。
「確かに、頭皮が透けて見えそうだね」と
客観的事実を頂いた。
それから、どうというわけでもないけど、一日中ハゲについて考えるようになった。
暇があれば、ハゲと発毛などについて調べる日々。
処方箋でもらえる薬は頭頂部にはあまり聞かず、体毛が濃くなるのか。
日本のリアップは海外よりも発毛成分が薄いから個人輸入した方がいいのか。
宮迫がやっているシャンプーはレビューに業者があふれていて信憑性が低いけども効きそうだ。
一日200本ぐらい抜けているけど、俺もそれぐらい抜けているかも。
シャンプーの度に排水溝にネットを貼って抜け毛の量を確かめたりもした。
最終的にはテレビで温水やブラマヨの小杉を見てもさっぱり笑えなくなった。
もう限界だ。
とりあえず原因だけでもわかれば対策ができる、そう思うようになった。
仕事が忙しく病院には行けなかったので、某育毛会社を調べると、抜け毛を送るといろいろ分析をしてくれるらしい、ということがわかったので資料請求をしてみた。
すぐに資料は届いたのだが、やっぱり面倒で、そしてなにより送る抜け毛の条件に「毛根がついているもの」という毛根があるのかないのかもわからない俺にとってはハードルが高すぎる条件のため放置していた。
資料は届きましたか?一度無料お試し体験をやっているので来ませんか?というお誘い。
無料で試せるなら、たしかにこの頭皮にとってもいいことだろうし、行ってみるか、ハゲで頭がいっぱいな俺は貴重な年末年始の会社休みのタイミングに予約をいれた。
予約すると、なんだか光明がさした気がしてすこし気が軽くなった。
正直、わくわくしてた。
で、当日。
普段行かない駅まで行って無料お試し体験をするために。
ところがどっこい。
まず、通されるのは応接室。
そして、なんちゃら部長が登場。
開口一言、「で、調子はどう?」
一応客(無料だけど)の俺に普通ため口で話しかけてくる時点でどうかと思ったが勢いに負けて、いつぐらいから抜け毛が始まって、一日どれぐらい抜けて、学生時代にはパーマをかけたとかポロポロ話してみた。
すると
「そりゃこのまま行ったらハゲね、間違いなく」
と宣告された。
抜け毛を見せてごらんと言われたので見せると
「これはまずいね。」
もう焦る俺。どうすればいいですか?と教えを請うと奴は顕微鏡みたいなので健康な毛根のサンプルを見せてきた。俺がネットで調べたときにも掲載されていたプックリとした毛根だ。
「これが僕の毛根」
自信満々に奴は言い放った。
そして、
「ハゲってのはいろいろ原因があるけど、頭皮が突っ張ることでハゲるの。突っ張るから毛根が抜けやすくなんの。」
ともっともなことを言い放ち、
「僕の頭皮柔らかいでしょ?」
と確かに柔らかい奴の頭皮を触らされた。
そのころには俺はこいつは髪の毛の神だと勘違いしそうなレベルに話をすべて信じていた。
いろいろ俺の毛根に駄目だしをされた後は、じゃあ無料体験やってみようか、という流れに。
カケテ美穂もいなければ、エミリもいない、普通のねーちゃんが俺の無料体験を施してくれた。
ちょっと気持ちのいいやつもあれば、頭皮が痛くなるようなものもあった。なんか雑談をした気もするが、覚えているのは
「最近、若い人も多いんすよねー」
というため口ぐらいだ。
で、洗面台を見たら相変わらずごっそり俺の髪の毛が抜けていた。
「これは多いっすねー」
といういろんなハゲを見てきたねーちゃんの言葉は予想以上に俺の心に刺さった。
無料体験が終わるとまた、さっきのおっさんがいた。
「どうだった?」
と聞かれたのでまあ気持ちよかったですと答えておいた。
こっからがやつの本番だった。
うちはこれを繰り返しやって頭皮を正常にして、特別な薬で発毛を促進させるんだといった類の話を始めた。
始めて速攻
「月々、いくらまでなら出せる?」
思考停止の俺はとっさに「一万なら…」と答える。
「一万か…、ボーナスは出るんだよね…、じゃあ…」
電卓をぱちぱちしながら奴は
「3年後にはフサフサだね」
と言い放った。
そっからは営業、営業で、このコースは月々4回までいつでも好きな時に来れるし、都度払いだから辞めたいタイミングで止められる、3年で生える。延々と聞かされた。
さらには、日々のケアとしてマイナスイオンの出るブラシ(なんか電源いれるとイオンで髪の毛が開いて薬品の吸収がよくなるらしい、そのあと違うスイッチを入れて髪をとくと髪の毛を閉じて薬品を閉じ込めるらしい)となんか頭皮をやわらかくする機材、シャンプーを込こみでやってみようみたいな話もしだした。
俺がちょっと冷静になってしぶってみると
「今日、こんな日にここに来た君は髪の毛をはやしたいんだ、間違いない」
「ハゲたらこの先の人生悲惨だぜ?」
「この製品はすべて俺だって試している、試して効果があると思うから君に勧めている」
「俺の髪の毛はこのブラシのおかげでまっすぐツヤツヤなんだ。」
「君が一歩動きだしたんだから、あとは走るしかない」
「君ぐらいの年でフリーターの人には勧めない、キミは勧めるだけの価値がある男だ」
と手を変え品を変えて勧めてくる。
なんつーか、もう洗脳された感じ。
最後には
「これからいっしょに生やして行こう」
結局手持ちがなかったので、頭金として1000円納めて、ローンの審査があるとかで、変なとこに電話させられてめでたく契約となった。
よく覚えていないけど総額80万ぐらいの契約だったはず。
時計を見れば2時半に予約したのにもう7時を過ぎていた。
次回の訪問時間を決めて、帰りに、ラーメン食いながら、このラーメン何杯食えるんだろう…なんて考えてた。
家に帰り、さすがに冷静になり、このあたりの無料体験について調べてみると、いわゆる大手みたいなところの発毛自体がほとんど効果がねー!!!!という口コミにあふれていた。
俺は速攻でクーリングオフの方法を調べて、彼女には「ハゲても好きでいてくれ!!」と言って書留でクーリングオフの手続きをした。
一週間後、小汚い封筒に千円とコピーでクーリングオフ受け付けましたという書面に印鑑が押された紙が届いた。
往復の交通費と書留費用、そしてなんだかわからない4時間程度の時間は授業料だったんだと思う。
そして、俺は仕事の異動をきっかけにか、博士のシャンプーのおかげかわからんが、3ヶ月後には抜け毛もおさまり今では再びボサボサになった。
今だからこうやってネタにできるけど、当時は本当に必死だった。友人にもそれとなく最近抜け毛が多いんだーなんて話して、俺も多いんだとかもさもさな奴に同調されてムキーとなったり、いろいろ心にも余裕がなかったと思う。
とにかく、みんな、昔の人はよく言ったもので
タダより高いものはないぜ、ということでこの話はお開き。
長いな俺の文章。。。スマン。
■追記(はてブで言われてること)
クーリングオフについて。
よくわかんなかったけど、一緒に買わされた機材だとか、シャンプーは次の初回のときに全部もらえるって話になっていたし、次からが料金発生ってことでまだなにもサービスが発生していなかったから普通にできたんじゃないかなぁと思う。
というか、申込書の控えの裏にクーリングオフについて超小さく書いてあったから一応OKだったんだと思う。
あとどうでもいいけど、ここの勧誘以来変なうさんくさいいろんな会社から不動産とかFXの売り込みの電話がくるようにもなった。これは関係があるのかわかんないけど。
※冒頭もちょっと追加した。
相手に悪意があるのかどうかは判らないが、元増田はその元カノさんにとって
「都合のいい依存相手」としての役割を担わされていたんじゃないかなーと思った。
とか類似点を挙げたらキリがない。
自分の場合は、しばらく付き合っているうちに「相手に極度に依存される」ことに依存している、
いわゆる共依存にかなり近い状態になっていた。
元より恋愛は軽度の共依存みたいなもの、とか言われたりはするけど、
今までにした数少ない恋愛のなかでも抜群にドロドロだったと思う。
上述したように、身近な男性に対して「付き合ってみたいなー」とか言い出したり
立場上仕方がないとはいえ、他の男の人とサシで会ってたりすると、もう気が気じゃない。
でも、向こうがこっちに依存しているなら、フラフラどこかに行ったりすることはないだろう。
そんな感じのプロセスを踏んで、
そいつが安心して居られる居場所を作ることに必死になっていた記憶がある。
結局、どうにも我慢のできない出来事があって
その事をきっかけに別れを切り出したんだが、
一度その思いに負けて、同意の上でよりを戻したことがあったんだけど、
自分と会う時間がなかなか確保できないと言いつつ、他の男友達数人と遊んでいたり
会えたとしても他の男の(しかも特定の)人の話ばっかりだったりして、
明らかに自分の優先順位が落ちているのが判ったし、
そんなこんなで前以上に疑心暗鬼になっている自分が嫌になってきた頃、
結局一ヶ月も経たないうちに「他に好きな人が出来た」と言われて唐突に振られた。
そうやって完全に望みが絶たれると、人間冷静になれるもので、
(多分今まで認めたくなかったから意図的に目を逸らしてたのもあるんだろうけど)
まさに自分が「都合のいい依存相手」だったことにようやく気がついたんだよね。
そんで一度強い拒否反応を示したものだから、そいつにとって自分は都合の良い存在では無くなったんだろうな。
自分は「彼女と」一緒にいることに、個人に対して依存していたわけだけど、
彼女のほうは「誰かと」一緒にいること、空間に対して依存していたんじゃないかと。
その辺を悟ってから、彼女の色々な行動に合点がいった。
一度別れた直後にはきっと彼女はもう別の依存相手を見つけていたんだろう。
もし違ったとしても、そういう風に思わないとちゃんと前を向ける気がしない。
元増田のケースが完全にそれだとは限らないし、
文面見る限り吹っ切れてきてるとは思うんだけど
あんまりまじめに考えすぎて気負わないようにした方がいいと思う。
次はもっと好きになれる人が見つかることを祈ってるよ。
ちょうどその事について書いてるブログみてたわ。
お堅く色んなとこに話飛んでて読みにくいんだけど、
最も解りやすくその傾向が見られる場所はmixiニュースにトラバした日記。
コメントが集まりやすいのは「3人乗り原付きに逃走車が衝突、5人死傷」の様な、加害者=悪人と被害者=善良な市民とは一見見受けられないような記事である。
被害者は原付に3人乗りをし、そこに違反車両で警察から逃亡中の車がぶつかったというニュースだ。
上記の衝突事故では、2人の若い人が実際に死亡している。
それにも関わらず「クソガキは地獄で反省しろ」、「馬鹿を巻き込んで自爆か」などと、素性を知らない若者二人の死を責め立てる人がかなりたくさんいる。
こんなひどいコメント欄になってしまったのは「3人乗り」していた事が書かれているからだ。
もし16歳の原付にのっていた少年が撥ねられて死亡したと書いてあれば、きっと「カワイソス」一色で埋まるだろう。
「3人乗り」という文字が記事にあるかないかで、被害者は同情されるか死しても尚馬鹿者と罵られるか決まってしまうのだ。
罪の無い少年が撥ねられたと報道されれば「かわいそう」コメントが並び、心無いコメントがあれば叩かれるだろう。
逆に「被害者も悪い」パターンの場合、心無いコメントが許容されてしまう。殺人者が亡くなった時も同様に。
このスイッチが入ったかのように文章だけで人の死に対する感情が180度逆転してしまう現象は私には理解出来ない。
素性を知らない人の死に「死んで当然」とか「かわいそう」などと言う権利は無いと思っている。
「かわいそう」は一見遺族の感情を配慮したコメントに見えるが、結局は他人に変わりは無く、たまたまmixiにログインしたら目に入った文字に反応して「かわいそう」と言っているだけであり、そういった短絡的な感情の吐露自体そもそも不要なのだ。
そういう話は居酒屋で友人同士との席で「あの事件かわいそうだよねー」と、一時的に倫理観の共有さえすればよいだけのチラ裏な話なのである。
まーmixiなんてネット詳しく無い層が殆ど占めてるだろうからくだらん日記が多いのは当然かと。
mixiニュース日記がチラ裏というより、mixiの収益体制からすればチラ裏大歓迎なわけで意図的に炎上しそうな記事をピックアップして滞在率・クリック数アップを狙ってるのかも。
ネット初心者にとってはブログを書く事自体敷居が高いだろうし、上のブログにも書いてあったけど自分自身のスキルや知識だけで良記事書ける人なんて中々いないだろうから、それらが1軍とすれば人の記事にあれこれつっこむ人は2軍、記事やアフィリンクを貼って意見殆ど書かないスパマー予備軍は3軍、あとはオンラインで公開する意味がないような糞ログ書く4軍。増田なんて責任放棄した根性なしの5軍以下だ。
いやぁ、http://anond.hatelabo.jp/20090706095857「IT土方に未来は無い」に思いの外ブックマークがついていて少々ビビリました元増田です。
なぜそうなんだろうか?
「好きな事やってるんだから待遇は問わないよね?」
多分、プログラマーの1/4~1/2は「自分のプログラム通りにコンピュータが動くのが好き」だと思う。けっして「仕事内容が楽しい」のではないんだと思う。充実してるプログラマーは、たまたま、仕事の内容がそれに合致しているに過ぎないんだと思う。
「好きな事やってるんだから待遇は問わないよね?」
だから、上司や管理者、経営者の言うこれは全くのお門違いだ。上司や管理者・経営者はその「習性」を利用して甘い汁を吸っているに過ぎない。現代の蟹工船。だから、プログラマーが潰れようが自殺しようが、痛くも痒くもない。そんな感覚すらない。それどころか「部下が自殺しちゃったよ、ワハハ」と自慢話になるだけだ。IT業界なんて、人を殺した分、昇進すると言われているくらいだ。
プログラムなんて、今や何処にでもあるわけですよ。それこそ炊飯器の中、携帯電話、車、飛行機、人工衛星など。プログラムの入っていないものを探す方が大変だと思う。
さて、そんな中、例えば、医療器具とか、電車など、これらもプログラムで動いているわけだけど、プログラマーがちょっとミスまたは故意の仕掛をすれば、簡単に人を殺せますよね。インフラを麻痺させて困らせる事だって可能だ。
私の今までやった仕事だって、その気になれば簡単に東京中の電車を止めて大損害を与える事だって出来るし、脱線事故起こさせる事も可能。どっかの地方のセキュリティシステムなんか、火事になったら通報もせず、人を部屋に閉じこめておく事すら可能。
※実際には最終的に「連動装置」が働いて、電車の脱線・衝突は無理。でも「継電連動装置」ならプログラムの入る余地は無いけれど、昨今導入されている「電子連動装置」なら可能かもしれない。
プログラマーがその気になれば、りっぱなテロリストになれるんですよ。プログラマーなら自分が出来る事に簡単に気が付くと思うんだけどな。ちょっとバックドアやタイマー仕掛けておくだけで、自分の好きな時に、好きな場所でテロを起こす事が可能なんだから。しかも、テロと思わせない方法で。
それほど、厳しい動作条件を求められるのに、期間も金額も雀の涙。
ブレーキの効かない車や、3日で壊れる車になん百万円も出しますか?ブレーキを踏めば止まるし、アクセルを踏めば動き出す、10年以上も耐久性があるからこそ、車には何百万円も値段が付いていても買うんじゃないですか?(税金・維持費は除く)
ちまたにあふれている「フリーソフト」「無料コンテンツ」これらも、いかん。これらのおかげで「ソフトはただ」「ソフトは安い」というイメージが出来上がってしまっている。ソフトにかかるコストを麻痺させている。
私個人としては、フリーソフトや無料コンテンツというのは極力出して欲しくない、と思っている。確かに私自身だってフリーソフトや無料コンテンツは利用させてもらってる。中には金を出しても良いと言うくらいのソフトすらある。ネット風に言えば「振り込めない詐欺」っていうんですか?
優秀なフリーソフトを提供すれば、それは、提供した本人は優越感・満足感に浸れるかも知れないけれど、それがソフト業界の価値を落としめている事に気が付いて欲しい。
もっとも、無料コンテンツである、ここ「はてな匿名ダイアリー」に投稿してる時点でそんな事言う資格は無いのかもしれないな。
あるシステムを作っていたら、1回の入力操作に対して、4回くらいの入力が生じて困った事がある。何の事はない、スイッチ部分のチャタリングだったのだが、上司とハード屋に「スイッチ部分にコンデンサとダイオードくらいつけませんか?」と提案。答えはNoだった。「だって、たかが10円程度じゃないですか」と言ってもNo。何で?と聞いたら、「ソフトはただでコピー出来るだろ?それに比べてすべてのスイッチにダイオードとコンデンサをつけるのは費用がかかる」と。
私のチャタリング除けのデジタルフィルタの作成値段は10円程度のコンデンサやダイオードにも負けるんですか、そうですか。ちなみに、単品であって、量産品じゃないんですけどねorz。
プログラムとは直接関係ないが、日本の国産ロケットH-2も開発費は2000億円を予定していた。アメリカにその事を伝えたら「クレイジー」という答えが返ってきたそうな。2000億円ぽっちで出来るわけがない、と。
日本のプログラマーも同じ状況にある。期間も費用も教育も与えられないのに、完動品を求められる。
「実弾を使用する訓練は可能な限りこれを避け、必要とあらば一撃必中。日本の兵隊と警察はそういうことになっとんの。」
と、言われるように、日本は昔からそうだったのかもしれないな。
あとIT土方の敵といえば、「人月」の神話ですな。効率を上げれば上げるほど、速度を上げれば上げるほど安くなるんだから得体が知れない。逆に、効率を下げ、ずるずるを引き延ばした方が金になる。するとなんですか、電車は各駅停車が高くて、特急列車が安いんですか?と問いたくなる。
仮に「人月」しか素人にも分かる表現方法が無いとしよう。1人でやれば10ヶ月かかるところを10人でやれば1ヶ月で出来ると本気で思ってるんですか?
かといって、「人月」に変わる指標があるのかというと……。頭の悪い自分には思いつかないな。FPとか???
ま、上司が無能だと困るよ。誰も止められないんだから。無茶な案件受注してきて、ごり押しされても、誰も止められない。
こんな業界に誰が好きこのんで入ってきますか?
でも、不思議な事に、ターゲットはいくらでもいるんだよねぇ。ゴキブリよりすごい繁殖力。なんでこんな現代の蟹工船に入ってくるんだろ?いい加減、目を覚ませ。
前述したように人命や巨大インフラにかかわるんだから、プログラマーは免許制であるといいと思うんだけどな。
あ?俺?免許制になったら職を失うだろうね、糞プログラマーだから。
623 名前: 名無しさん@引く手あまた [sage] 投稿日: 2008/11/15(土) 02:56:26
向上心を見せた途端、それをベッキベキに破壊する物量の仕事がなだれ込むのもポイント
やる気をみせたら、どいつもこいつも喜んで押し付けてくる
そうして身を守るためにやる気のないIT奴隷が出来上がる
真理だね。
なんでこんなに相手を徹底的に悪者にしようとしなないと気が済まないんだろというのはよくありますし。
犯罪レベルまで発展しない限り、誰でも一度は通る道なんで気にしないでいいです。
周りの人はぶっちゃけ関係ないので問題さえ起こさなければそのうち普通に戻ります。
もう少しドライになってもいいんじゃないかな。
自分が好意を感じてアプローチしてるだけでここまで罵倒されるって、冷静に考えると酷くないですか?
相手を責める必要はないけど、そんなものだと諦めれば一番いいと思いますよ。
ほら、エスパーじゃないし。
女性は猫被るのが上手いと覚えておくのが一番良いかも。
だから好意をもってるなと思っても社交辞令だと思って接すると楽。
断るときもはっきり断らないので強引にしないこと。
はっきりとした拒絶の意を示すのが苦手な人だと思えばいいのかな。
向こうも非コミュだと思うと楽です。
・何でもはっきり断れない優柔不断な人。
・自分が嫌われるのが怖い人。
・けど、取り繕うのは上手い人。
・愚痴言うときはものすごい人。
と思って接すればいいんじゃないかな?
突き詰めれば人間の活動なんて化学エネルギー→運動エネルギーという変換プロセスにすぎない
(コメのデンプンを分解したエネルギーで指が動いて増田を書く)。
それを踏まえると、すべての人間が意識を持たない生化学ロボットで、
おちんちん気持ちいい!とか、あらゆる思考は脳が作り出している。
だって脳っていってもCとH2Oの塊だもん。
物理学的には意識現象はリンゴの落下やピタゴラスイッチと同じことだ。
ここでふと疑問が起こる。でも俺ってピダゴラスイッチと違って意識あるじゃん。
誰の意識も介せずにピダゴラスイッチのアルゴリズムは『淡々と』進行してゆく。
こうして見渡してみると、宇宙の現象の99.99999999%以上は『淡々と』進行している。
太陽内部の核融合、蛇口から流れる水、宇宙の膨張。振ってくるオタマジャクシ。
ほとんどが誰の意思でもなしに『淡々と』進行する。ここでひとつの考えが浮かぶ。
人間(場合によってはイルカ、イヌ、カラスなども)だけが『淡々と』動かないのはなぜだろうか?
突き詰めれば人間の活動なんて化学エネルギー→運動エネルギーという変換プロセスにすぎない
(コメのデンプンを分解したエネルギーで指が動いて増田を書く)。
それを踏まえると、すべての人間が意識を持たない生化学ロボットである方が自然に思える。
炭素系ロボットがあたかも意識を持っているように二足歩行する世界。
だらだら書いたけど、結局上手い締めが思いつかなかったので終わる。
一般論として、われわれ「図書館員(読書オタク)」はかなり穏やかな性質の人間が多い。物事を1人で徹底的に考えるのが好きで、他人と激しく意見を対立させることは滅多にない。だが、うまく挑発され、一旦議論のスイッチが入ってしまうと、もう止められない!思いつく限りの言い分をとことん、最低2冊のレファレンスブックスを参照してから言い尽くすまで、話すことをやめようとはしないのだ。
では、図書館員連中(の一部)を正しく挑発するには、どんなことを言えばいいのだろうか? よくぞ聞いてくれた! その台詞を10個紹介しよう。
第10位:「本物の図書館員なら、絶対にGoogleは使わない」
第8位: 「QアンドAサイトは、現実世界で人付き合いができない人間がやるものだ」
第6位: 「娘が『プリキュア』の漫画を読めるように『利用者カード』を作ったよ。あれって、それ以外にいい使い途があるのかい?」
第5位: 「『インパクトファクター』に『H-index』に『EigenFactor』?どれだって同じだろう?」
第4位: 「最初の『日本図書館協会政策文書』三部作の一番いいところは『読書案内』だね」「図問研が先に貸出しを重視したんだよね!」
第3位: 「有山崧? うーん、前川恒雄の方が好きだな」
第2位: 「(図書館職員養成所以降のOB・OGの作家名)は三文文士だ!」
第1位: 「貸与権がそんなに悪いことだとは思わないよ!」
昼の12時30分の話だ。
http://anond.hatelabo.jp/20090513144614とhttp://anond.hatelabo.jp/20090515024628と同じことが
いや、ちがう。もっと一歩先の展開が私の身に起こった。
私は大学に向かおうと近鉄八戸ノ里駅から近大付属小学校前の道を歩いていた。
そうしていると前から自転車に乗ったおっさんが手招きしながら近づいてきた。
おっさんの特徴はやせ形、色黒、シャツを羽織りジーパン、サンダル。
自転車は前輪に鍵(ビニール傘のスイッチで開けれるやつ)がついたシルバーのカマキリ型。
おっさん 「ここら辺の町内の地図知らんか?」
私 「いやーすみません、ちょっとわかりません」
おっさん 「そうかー」
そのままおっさんは駅の方角に向かっていった。ここまではごくありふれた日常である。
また私が学校へと歩きだし少しして、ふと振り返るとおっさんは私の方角へと向かってきていた。
ちょうどその時、私は道路を挟んで向い側に町内地図を発見したので、それを教えてやろうとおっさんがくるのを待った。
私:「あれじゃないんですか」
おっさん:「いやちゃうねん」
私:「そうですか」
私は学校へとまた進み始めた。
おっさん:「ちょっとゆっくりいこうや、あわてんでもいいやろ。近大生か?」
私:「はい、そうです」
おっさん:「なに学部や」
私:「○○学部です」
そのほか世話話をしながら、道沿いにあるローソンのすぐそばまで行くと
おっさん:「ちょっと座ろうや」
警戒心のない私は見知らぬおっさんだということも気にせず、ローソンの隣の建物の段差に座ってしまったのである。
おっさん:「お前、俺を怪しい人やと思ってるやろ?」
私:「え、いや、そんな」
おっさん:「お前にケンカ売ろうとしてるわけちゃう、ケンカ売るんやったらわざわざ座らんし、それに、金取ろうとするんやったら誰もおらんとこ連れてくやろ?」
私:「はぁ、まあそうですね」
そしておっさんは「もっとおしゃれしたらいいのに、みんなブランドもんとかでおしゃれして、なんばでコンパしてるやろ」と言い出した
私「いやーブランドもんとか興味ないんで」
おっさん「そうか、財布はブランドか?」
私「いや、違いますよ。無名のですよ、二、三千円のやつです」
おっさん「それで革か?ちょっとみせてみ」
私は警戒心のないバカだったのです。
左ポケットから財布を出しおっさんに渡してしまったのです。
渡したあとおっさんは私に自転車の鍵を渡したのです。
ここで私はふと思い出したのです。
ネットであれ?同じようなこと読んだなと思い出しました。
その横でおっさんは私の財布を二つ折財布を開け、何と札をいじりだしたのです。
そう、やっとここから警戒し始めたのです。
私は財布に目線をちらちらやりました。
そうするとどうでしょうか・・・
おっさん:「お前初対面の人にその態度はないやろ、ひとがしゃべってんのに目ーみろや、え?そんな態度でいいと思ってるんか」
そんなことを言われ私は小心者ですから、急変した態度に委縮してしまいました。
私:「ちょ、ちょっと返して下さい」
私はおっさんの手から財布を取り返そうと財布に手をやりました。しかしおっさんは鍵渡してるやろといいながら手を離しません。
ほんの5秒ほどでしょうか、短い間ですが取り合いになりました。
なんとか取り返すことができました。
私は怖くなり、なにも言わずに大学に早足で向かいました。
そのあとおっさんはチャリに乗り、俺に何か礼のようなことを一言いい、交差点を右に曲がって行きました。
以上が今日起こったすべてです。
学校に着いてから財布を調べると札がくしゃくしゃに折り曲げられていました。
そしてこれは間違いなくスルきだったなと確信しました。
しかしおっさんはどう逃げるつもりだったのでしょうか。チャリの初速なら追い付けちゃうんですけどね。
まあ、そもそも財布を見ず知らずに見せるなんてバカですよね・・・
長文乱文になり申し訳ありません。おっさんはスリだ言いたかったのです。みなさんの気をつけください。
私の時おっさんは鍵を確実に掛けてました。はっきり覚えています。
うちの部署にどうしようもない乱暴者がいる。
昨年入ったばかりのFラン卒の見た目チャラ男で、普段はへらへらしているくせに、突然何かスイッチが入ったようにキレだす。男女年上役職問わずキレて、「うるせー」とか「黙れ」と叫んで睨みつける。当然、俺も何度か意味不明な理由でキレたれた。笑い声がうるさいとか何とか。何だこいつは・・・?
まぁ、そんなチャラ男も役員クラスの連中にキレて問題になって呼び出しを受けていた。コイツも流石にもうだめだろう。いい気味だと思っていたのだが、昨日、間違えておれの手元にこの夏の査定表が回ってきた。
俺とチャラ男の査定が一緒だった。
頭(TOEIC350点)にも正確にも問題のあるバカと、早慶卒、TOEIC800点以上、その他資格も多数保有の俺が同評価だと・・・。
もう、こんなクソ企業辞めてやる。
主な野菜の半分くらいがだめで、肉も食べないものがあるし、魚も数えるほどの種類しか食べない。ほかにもたくさんだめなもの。
アレルギーじゃないんだけど、小さいころに食べたおぼえのあるものしか受け付けない、と本人は言っている。
あと、人が作っているのを見学はするんだけど、手は絶対出さない。(たとえ茹でたものをざるにあけるくらいの作業でも)
買物も、荷物運びはしてくれるけど、どれを買ったらいいのかわからないからと一人で買物には行かない。おつかいも無理!!っていう。
その日は八宝菜だったんだけど、にんじんイヤー、しいたけ嫌いー、えび入れないでよ、玉子ちょうだい、とか
最初から選り好みをはじめたんで、なんだか頭のどこかがぷつんと切れた。
ごはん作るのって意外と負担になるわけよ。
献立考えて、買物して、料理して。時間もかかるし手間もかかるし、あれこれ考えなきゃいけないし。
それなりに栄養とか考えて、材料の使いまわしとかも考えて、どうせなら相手の好きなもの作りたいとか、
おいしく食べてもらいたいなーとか、和食がつづいたから今日は中華よーとか。
作り置きもできるけど、毎日同じものばかり出すわけにもいかないし。これはあんまり好きじゃないからやめとこうとかもあるし。
メニューが決まってて、材料が宅配で自宅まで届いて、料理もそのまま電子レンジに入れてスイッチオンでおしまい!
っていうなら、楽でいいんだけどねー。
そういう苦労、わかってる? わかっててそういう食べ方する?
と彼に言ったら、ケンカになった。
あんたの好きなものだけじゃ栄養が偏るんじゃー!!
で、食事は週交代で作ることになったんだけど、2週目で白旗でした。
最初のうちはがんばって作ってた。でも、献立が思いつかなかったり、栄養が偏ったり、時間がかかったり、
市販の素を使おうと思ったら、材料に自分の嫌いなものが入っていて使えなかったり、
お惣菜を買うのも、(嫌いなものが入っているので)せいぜい揚げ物くらいしか手が出ないことに気がついたり
なかなか大変だったようです。(まあ多少は手伝ったのですが)
今までごはんを作ってくれてありがとう、これからもよろしくお願いします。僕も手伝います。と頭を下げたぜ!!
特に、自分の食べられるものでバラエティを作るというのがどれだけ大変なのかを思い知ったと言ってました。
おかげで食わず嫌いを多少克服する気にはなったようで、一挙両得♪
というのを友達に語ろうとしたら、彼女は料理がぜんぜんだめで彼に作らせていて、
それでも文句を言う人だということに気がついたので、
さすがに言えないよなぁと思ったのでここに書く。
Saga2は思い出のソフトなんだ……今でもよく思いだしては切なくなってます。
俺さ、産まれた時から酷い小児喘息だったのよ。
夜中にかーちゃん起こして病院連れてってもらうなんてしょっちゅうだったし、
小学校あがって更に病状が悪くなって。もちろん体育なんかでれないし、
みんなと外で遊ぶ事すらできなかった。
んで、小五になってからほぼ毎日病院行って吸入するくらいまで悪化しちゃって、
そのまま3週間入院する事になって。。。
んでね、そん時4人部屋の病室だったんだけど
二人はおばあちゃんとおじさん、んでもう一人は俺と同い年くらいの女の子だった。
俺、昔からすげぇ人見知りが激しい上に物凄い照れ屋で、なかなかその同室の人達と仲良くなれないで
そん時家から持ってきたソフトが「Saga2」で、もう一回クリアしたやつだったんだけど
ヒマだしもっかいやるかな、って毎日やってたワケさ。
なんかその同室の女の子がじーっとこっち見てる事に気づいたんよ。俺が彼女の方みると慌てて目逸らすんだけどね。
もしかしてやってみたいのかな?と思って、「良かったらコレ借そうか?」って聞いたのよ。
そしたら目ぇ輝かせて「いいの?」っていうもんだから、「もう飽きたからな」とか照れ隠しして借してあげたさ。
でも案の定操作が分からないらしく、画面とずっとにらめっこしてるもんだから
俺が操作教えながら一緒にゲーム進めることにしたんよ。
パーティーは人間・男の主人公「リョータ(俺の名前)」で、仲間は人間・女「さやか(彼女の名前)」
あとはエスパーガールとロボットにそれぞれ同室のばあちゃんとおじさんの名前つけたっけ。
それからどんどんそのコと仲良くなって、二人でゲームボーイやるだけじゃなく、色んな話もするようになった。
学校の事、家族の事、好きな音楽の事、近くに迫った夏休みの事…
それからの時間はあっという間だった。すぐに俺が退院する時がやってきた。
看護婦や同室のおじさん、ばあちゃん達が口々に「おめでとう」って言ってくれてる中
彼女だけ泣いてた。それ見て俺も泣きそうになったさ。でもグッと堪えて
「オマエ退院するまでコレ借してやるよ。退院したら連絡くれよな」ってそのままゲームボーイとSaga2置いていったのよ。
それから何回もお見舞しに行こうと思った。…でもいざ行こうかと思うとなんか照れくさくて行けなかった。
連絡がないまま1年半が過ぎて、俺も小学校を卒業する頃になった。
せめて卒業前にもう1度会っておきたいな、と思って意を決してお見舞に行く事にしたんよ。
病室に行ったけど彼女はいなかった。病室入口の名前欄にもない。
もうとっくに退院してたのかな…?と思ってとりあえずナースセンターで聞いてみた。
「遠い所にいった」とかうまくはぐらかされたけど、俺も小6だったし、そこまでバカじゃない。
その場の空気や後ろの看護婦が泣き出したのを見ても明らかだった。
俺がショック状態で呆然としてる中、その看護婦が
「ああ、そういえばさやかちゃんから、リョータ君が来たら渡しといて、って言われた物があるのよ」
と言って俺にそれを渡してくれた。借してあげたゲームボーイとSaga2だった。
俺はそれを受けとって家に帰った。
帰るなりメシも食わないで、暗い自分の部屋でゲームボーイのスイッチを入れた。
最初から始めてすぐ飽きたんかな?と思ってそのデータをロードしてみた。
「リョータ」
「いろいろ」
「ありがと」
「バイバイ」
…今でもSaga2のOPの曲を聞くと涙が出るよ。
お見舞行ってあげられなくてゴメンな…。