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2009-11-27

美形の元カレに再会した

 先日、偶然、本当に偶然元カレに会った。

別れてからだいぶ時間も経っていたし、別れ方もさっぱりしていたので、

久々に会った友人感覚で話が盛り上がってしまい、

後日夕食を食べに行く流れになった。

 で、この前の連休、一緒に食事をした。

もともと美形だったんけど、着こなしも上手くなっていて、髪型も好みで、余計美形になっていた。

モテるんだろうな~と思いつつ、聞いてみたら、意外にも付き合っている人はいないらしい。

私も今は独り身だけど、もうこの人とは一度別れた関係なので、特に何も期待はしていなかった。

そういう話にも踏み込んだけど、彼ももう私には恋愛感情はないと言った。

その後、場所を喫茶店にうつし、付き合っていた頃の話などで盛り上がった。

付き合っていた頃にはしにくかった話(結婚観の話とか)もした。

互いに変わった所、変わってない所があって、とても楽しかった。

 遅くなってしまったので、喫茶店から彼の家までは送った。

私は「何て言って別れたらいいかな」ということを考えていた。

互いに恋愛感情を否定しあったあとで、「またね」ってのもなんか変だし。

ところが、家に着く直前に、彼の方から口を開いた。

「今晩泊まっていく?」

 その瞬間、全てが、夕方からその時間までに起こった事全てが糞になった。

私はやんわりと断って、「さよなら」とだけ言って別れた。

会うんじゃなかったと思った。

彼が下品なヤリチンに変わってしまっていたという絶望と、

そんな目で私を見ていたのかという怒りが混ざって、涙が出そうになった。

 そりゃあお前くらいの美形なら女は選び放題だろうよ。

だけど、だからこそ、じっくり相手を選ぶような人でいて欲しかった。自分を大切にして欲しかった。

もう、なんか、全てが崩壊した。

好きでもない人と寝るのは普通なんですか?そうでないあたしはおかしいんですか?

ましてや女じゃなく、男ですよ?

喫茶店で話していた間も、私をそんな風に見ていたのかと思うと、汚らわしくてしょうがない。

そして、こんなクズ適当な女を捕まえて幸せになるのかと思うと、たまらなく悔しかった。

 モテない男達、節度ある女達、こんなクズに惑わされずに自分の正しいと思う方法を貫いて欲しい

http://anond.hatelabo.jp/20091125224102

一部、男女の社会的非対称に起因する不自然な部分が残ってるのはわざと。

気ままな掌編 1/5

例えば、昼下がりの喫茶店女の子と二人きり、向かい合って淹れたてのコーヒーを飲むのって、結構幸せなことだったりするんじゃないかと思う。冬の柔らかな陽光が射し込む窓際のテーブル席で他愛もないおしゃべりに時間を費やしたり、静かに読書を楽しんだり。あるいは二人して課題に追われる羽目になっていたのだとしても、それはそれでいいような気がする。

同じ時間、同じ空間で、互いの気配を間近に感じ取ることができるのだ。これ以上、どんな幸福を望めばいいというのだろう。個人的な意見になるけれど、他にどんな幸福が存在するのか、僕にはまったく見当がつかない。

きっとそこでは、鳴り響く軽やかなポップス暖房によって心地よく温められた空気を一層朗らかなものに変えている。あちこちに配置された観葉植物は、滲み出る緑に彩られて活き活きと輝いて見える。芳しいコーヒーの香りに満たされたその空間は、何故だか分からないけれど、とても理想的で感動的な幸せで満たされているような気がするのだ。

亮太。何ぼおっとしてんの。早く勉強しなさいよ」

ただ、現実はそうそう甘いものではない。こんな風に、僕が現実逃避のごとく考えてしまう原因は案外すぐ側にあるのかもしれなかった。

例えば今、昼下がりの客もまばらなコーヒーショップで声をかけてきた女の子が美樹ではない他の誰だったとしたら、この何ともいえないやるせなさを感じる必要はなかったように思える。いや間違いなく、絶対にそうだった。もしも、今現在僕と向かい合わせに座っている女の子が、ただ黙々とシャーペンを走らせているだけ美樹じゃなかったのならば、僕は興奮した雄犬のように尾っぽを振りたくって、にこにこ顔で鼻の下を伸ばしていたはずだった。

目を閉じて額に拳を押し当てると、思わずため息が口から溢れてしまう。

――どうして神さまはいつもいつも人間に過酷な試練をお与えになるのだろう。

神仏に対する信心など皆無に等しいのだけれど、どこかでほくそ笑んでいるのであろう大いなる存在とやらのことが異様なほど腹立たしく思えてきてしまった。だって、目の前にいるのが他の女の子だったのなら、僕はすぐにでも時を止めてくださいませと膝を突いて真剣に祈っていたはずだったのだ。あるいは、代償として失うものを提示しながら遜ることも厭わなかった。

……まあ、出せるものは限られているのだけれど。いらなくなったマフラーとか、買い換えなきゃ行けないブラウン管テレビとか、あまり使っていないバイクとか、その他諸々の、あまり必要性を感じない品々ならばいくらでも出せると思う。たぶん。

そんな取りとめのない考えを展開したのは、頭皮に鋭い視線が突き刺さってきているのに気がついたからだった。そっと目を開けて正面を向くと、眉間にしわを寄せた美樹と目が合ってしまった。反射的に、強張った表情の下から乾いた笑いが込み上げてくる。

他にどうすることができよう。ヘビに睨まれたカエルが石のように固まってしまうみたいに、美樹に睨まれた僕は冷や汗を掻きながら嘘っぽく笑うことしかできないのだ。近づいてくる何かから逃れるために。もしくは、これ以上彼女を刺激しないために。

僕と美樹との間に生じている関係性という名のシーソーについて考えてみるとき、いつだって僕は宙高く持ち上げられている。不安に包まれたままどうしようもなく足をぶらつかせる羽目になっているのだ。原因として、そもそもの作用点が美樹のそれと比べて圧倒的に僕に近いことが挙げられるし、彼女がでかでかとアドバンテージと刻まれた分銅を抱えているのも理由にあるのだろうと思う。まったく理不尽だと思う。

意味もなく笑い続ける僕を心底憎んでいるように睨み付けてから鼻を鳴らして、美樹は続けていた作業へ再び意識を戻していった。週末に提出期限が迫ったマクロ経済学レポートを仕上げなければならないのだそうだ。前年のカリキュラムで、レポートに既存の論文トレースが見つかったために、手書きでまとめなくてはならなくなったらしい。最近の生徒は何でもかんでもインターネットコピペで済ませてしまうという教授の嘆きが、そうであるならせめて論文を熟読するぐらいのことはしてくれと、自らの意見レポート製作している生徒にとって見れば甚だ厄介な妥協案に落ち着いてしまった結果だった。視界に入る長い髪を邪魔そうに左手で押さえながら、美樹の大きな瞳は熱心に資料とレポート用紙との間を行き来している。

様子を眺めながら、こうやって黙っていてくれるのなら僕の気持ちも明るくなるのになあと、もったいなく思った。美樹はファッション誌で読者モデルをやってるから、それ相応に、結構な美人ではあったのだ。手足はすらりとして長いし、十分な背丈もある。引っ込むところは引っ込んでいるし、物足りない気がしないでもないけれど、欲しいところもちゃんと膨らんでいる。外を歩けば男性諸君の目を集めることはしょっちゅうだったのだ。同性からさえも、時折潤んだ眼差しを受けることがあった。美樹と一緒に歩くことができる僕は、確かに、傍から見れば多少なりとも羨ましく映っていることなのだろう。自覚がないわけではなかった。友達からは率直に、いいなあ、と言われたこともいくらかくらいはあったのだ。

(2/5につづく)

2009-11-26

美人元カノ妄想)に再会した

 先日、偶然、本当に偶然元カノに会った。

別れてからだいぶ時間も経っていたし、別れ方もさっぱりしていたので、

久々に会った友人感覚で話が盛り上がってしまい、

後日夕食を食べに行く流れになった。

 で、この前の連休、一緒に食事をした。

もともと美人だったんけど、化粧も上手くなっていて、髪型も好みで、少しドキドキしてしまった。

でも彼氏いるんだろうなと思いつつ、聞いてみたら、意外にもいないらしい。

俺も独り身だから、と無駄に期待してしまう。

とはいえ、もうこの人とは一度別れた関係なので、その期待にも躊躇いが混ざる。

ここは自分にはっきりさせようと、そういう話にも踏み込むと、彼女はもう俺には恋愛感情はないと言った。

……そうか、そうだよな。よし、わかった。

 その後、場所を喫茶店にうつし、付き合っていた頃の話などで盛り上がった。

恋愛感情はない」と割り切った方が、コミュニケーションは円滑だった。

――ここにいる二人は「恋愛感情のない」元カノ元カレだ。

そう思うと、付き合っていた頃にはしにくかった話(結婚観の話とか)も自然に出てきた。

互いに変わった所、変わってない所を言い合うのは、とても楽しかった。

――二人はもう元カノ元カレでもない。ただの友だち……しかも仲の良い友だちだよね。

そう確かめ合っているのだと思っていた。

 遅くなってしまったので、喫茶店から彼女の家までは送った。

俺は「何て言って別れたらいいかな」ということを考えていた。

「またね」なんて言ったら気があるふうに聞こえてしまうだろうか。

すると、家に着く直前に、彼女の方から口を開いた。

「今晩泊まっていく?」

 その瞬間、全てが、夕方からその時間までに起こったこと全て、いや、二人で確かめ合ったこと全てが、裏切られたと思った。

俺はやんわりと断って、「さよなら」とだけ言って別れた。

会うんじゃなかったと思った。

別れたときの記憶がよみがえってきた。

俺はできれば関係を続けたかったが、彼女は終わりにしたいと言ってきた。

俺は彼女を尊重して、話し合い、別れることにした。

未練は断ち切ったつもりだったし、今日だって変な期待は棄てた。

そして俺は今日、友人としてなら彼女と話すことができるとわかって、嬉しかった。

 彼女が裏切ったのは、その全てだ。

別れたときも、そして今日も、彼女が言うとおりに、俺は未練を棄てたんじゃないか。

それなのに、彼女は、その俺と、セックスをしようと思っている。

受け入れられる安堵と裏切られる怒りで、俺は涙が出そうになった。

俺はどうすればいいのかわからなかった。

ただ、このままでは泣いてしまうことだけはわかった。

涙を見せる悔しさを思うと、俺は断って、帰った。

 今こうして書いていても、あのときの判断が正しかったのかわからない。

でも、これで俺はようやく彼女と本当に別れることができた。

未熟者だと嗤われてもしょうがない。

俺にはこうすることしかできなかったのだから。

http://anond.hatelabo.jp/20091125224102

2009-11-25

美人元カノに再会した

 先日、偶然、本当に偶然元カノに会った。

別れてからだいぶ時間も経っていたし、別れ方もさっぱりしていたので、

久々に会った友人感覚で話が盛り上がってしまい、

後日夕食を食べに行く流れになった。

 で、この前の連休、一緒に食事をした。

もともと美人だったんけど、化粧も上手くなっていて、髪型も好みで、余計美人になっていた。

モテるんだろうな~と思いつつ、聞いてみたら、意外にも付き合っている人はいないらしい。

俺も今は独り身だけど、もうこの人とは一度別れた関係なので、特に何も期待はしていなかった。

そういう話にも踏み込んだけど、彼女ももう俺には恋愛感情はないと言った。

その後、場所を喫茶店にうつし、付き合っていた頃の話などで盛り上がった。

付き合っていた頃にはしにくかった話(結婚観の話とか)もした。

互いに変わった所、変わってない所があって、とても楽しかった。

 遅くなってしまったので、喫茶店から彼女の家までは送った。

俺は「何て言って別れたらいいかな」ということを考えていた。

互いに恋愛感情を否定しあったあとで、「またね」ってのもなんか変だし。

ところが、家に着く直前に、彼女の方から口を開いた。

「今晩泊まっていく?」

 その瞬間、全てが、夕方からその時間までに起こった事全てが糞になった。

俺はやんわりと断って、「さよなら」とだけ言って別れた。

会うんじゃなかったと思った。

彼女が下品な尻軽女に変わってしまっていたという絶望と、

そんな目で俺を見ていたのかという怒りが混ざって、涙が出そうになった。

 そりゃあお前くらいの美人なら男は選び放題だろうよ。

だけど、だからこそ、じっくり相手を選ぶような人でいて欲しかった。自分を大切にして欲しかった。

もう、なんか、全てが崩壊した。

好きでもない人と寝るのは普通なんですか?そうでない僕はおかしいんですか?

ましてや男じゃなく、女ですよ?

喫茶店で話していた間も、俺をそんな風に見ていたのかと思うと、汚らわしくてしょうがない。

そして、こんなクズ適当な男を捕まえて幸せになるのかと思うと、たまらなく悔しかった。

 モテない女達、節度ある男達、こんなクズに惑わされずに自分の正しいと思う方法を貫いて欲しい

2009-11-09

気持ち重た気な雰囲気掌編

陰鬱な空から雨が降り注いでいた。街が灰色に蝕まれていく。くすんで、濡れそぼっていく。

宵口の窓辺から覗く世界は、ほんのりと濃紺に染まっていた。行き交う車のヘッドライトが煌々と筋を刻んでいる。等間隔に立ち並ぶ街灯は、どこか所在がなさそうだった。漏れ出す家々の明かりがやけに白々しく見える。

閉め切ったガラス窓に、水滴がぽたぽた、打ち付けてはゆっくりと流れ落ちている。やがてひとつになって、窪地に溜まり、淀み、溢れて排水溝に流れ、支流は河へ、本流となって海原へ……。白光のもと、再び上空へ駆け昇っては、いつもみたいにどこかに降り注ぐ。

滑り落ち始めた一滴をなぞりながら、この雫はかつていつこの街に降っていたのだろうと考えた。数日前かもしれないし、数週間前かもしれない。数ヶ月、数年などという期間も候補に考えられなくはないような気がした。そもそも、混ざり合い、どこの、いつの雨なのかが分からなくなってしまっているのだ。数十年、数百年、数千、数億年――あるいはもっと、それ以上にも及ぶ悠久の時を深海の底で眠り過ごしてきた初めての一滴である可能性も捨てきれなかった。

可能性が選択となって、頭の中で遮るものなど何もない広大無比な高原の如く展開していく。そのあまりにも壮大なスケールに、思わずくらくらしてきてしまった。軽い眩暈瞳を閉じて、冷たい硝子に額を押し付ける。

透明な境界は、視覚的に透明であるために捉え難いだけで、確かにいまここに存在している。なるほど、姉にとってはこの敷居を跨ぐことがなによりも大変で、困難で、恐ろしいことだったのだろうなとぼんやりと考えた。

顔を上げる。後頭部を窓に、背中からもたれかかるようにして立ってみる。何年もの間、碌に光が差し込まなかった、内からさえも照らし出されなかった小部屋の中には、染み付くかのように重たい、へばりついてくる、濃厚で濃密な掬い取れるかのような闇が沈んでいた。

そんな部屋の中央に、天井から輪が釣り下がっている。簡素な机と、スチール製のベッド以外に、例えばポスターだとか、本棚だとか、CDラックだとかが病的なまでに何もない部屋の真ん中に、タオルで作られた即席の絞首台が設けられている。

込み上げるようにして息を吐き出した。そこに浮かんでいた表情が、安息そのものだったことを思い出す。彼女はやっと苦しみから解き放たれたのだ。姉は絶望的な辛苦から逃れることに、その手段を用いることに成功してしまっていた。

視界の右端、壁に面した机の上に、一冊のノートが置かれている。先ほどざらりと読み終えたばかりのノートだ。全ての紙面を埋め尽くそうとしていた心象は、あるときは言語であり、あるときは稚拙な絵であり、スケッチとなり、あるいは音階となって私の目に代わる代わる飛び込んできた。そしてその内容は、私が思っていた以上に、家族が知っていた以上に壮絶なもので、どうして姉が今日までの日々をこの小さな部屋の中で完結させなければならなかったのか、あるいはどうしてその部屋の中からさえも逃れなければならなかったのかを如実に示してきていた。

『やさしさノート』と題されたその一冊は、これまで姉が関わってきた人たちに対して、こんな自分をまだ見捨ててくれないでいる家族に対して、そしてこの世に存在しているありとあらゆる人たちに対しての謝罪を冒頭に据えて、つらりつらりと始まっていた。

ごめんなさい。

その一言を、姉は一体何度このノートの中で繰り返したのだろう。対象となった人の人数は? おそらく、私がこれからの人生で頭を下げることになる人数を優に一万倍以上超えているはずだった。姉は自らがここに存在していることを呪い、悲しみ、恨み、溜まりに溜まった申し訳ない想いを吐き出すために何度も、何度も何度も何度も何度も、ごめんなさいと謝り続けるしかなかったのだ。

完全に他者を排し、愚直に紙面とだけ対峙しながら、強大な感情に取り憑かれてペンを走らせ続けていた姉の姿を想像する。漆黒に染まった部屋の片隅で抱いていた苦しみを、廻りまわり続けていた激憎を、決して消えることのなかったその業を思い、私は再び絞首台に目を投じた。

「大変だったんだね」

彼女に向けることのできる言葉は限られている。姉の苦しみは、絶対的に姉にしか分からないものだし、他の誰かが、とりわけ私になんぞは共有できるものではなかったのだから。

姉は、小さい頃から聡明で、何でもできて、いろいろなことを知っていて、たった三つしか歳が離れていなかったはずなのに、幼い私にはまるで全知全能の神様のように映っていた。同時に、幼稚園いじめられていないかと心配をしてくれて、守ってあげるからと毎日一緒に通学してくれていた。姉の掌はどんな時も私の小さな右手を包んでくれていて、そのぬくもりを、感触を抱いていられれば、私はどんなことにも立ち向かっていけるはずだったのだ。

歯車が狂いだしたのはいつのことだったのだろう。気がついたときにはもう修復など効かなくなってしまっていた。歯はぼろぼろに欠け落ち、空回りをするばかりでうまくいかなくなってしまっていた。

姉が賢すぎたのかもしれない。本を読みすぎたのかもしれないし、私に気を回しすぎたのかもしれなかった。あるいはそれは私の問題で、そして姉を取り巻いていた周囲の問題でもあって、徐々に変化し拘泥していった姉の人格を見抜けなかったからなのかもしれなかった。様々な事柄をたったひとりで考え処理するのにはまだ小学生にすぎなかった姉は幼すぎたし、置かれている状況も恵まれすぎていた。

多眠が始まったのがちょうど中学生になった年で、以降姉は塞ぎがちになり、与えられた問題を集中的に考えることができなくなった。部屋から出られなくなったのはその翌年だ。どうすることもできないまま姉は自らの精神によって自室に追いやられ、そこから抜け出すことができなくなってしまった。

姿を、心無い人は蔑み、揶揄し、大袈裟に嘯いた。面白おかしく吹聴する者もいた。何を隠そう、私自身がそうだった。

情けない姉、駄目な姉、わがままだから絶対的に社会に求められない。荒んでも、落ちぶれても、ああはなりたくないよ、などと知ったような口をはいていた。友達と家族の悪口を言い合う行為は、思春期を迎えた嗜虐的な子供心にはとても気持ちのいいことだったのだ。纏わり付いている繫がりというものを、私は心底疎ましく思っていた。

だから、姉が私に謝る必要などないのだ。どちらかといえば私のほうこそ彼女に謝らなければならなかった。苦しみに喘いでいた姉に細心を払うわけでもなく、あろうことか邪魔者扱いをしていたのは私だったのだから。

姉は、どんな時も私のことを穏やかな視線で想い続けてくれていた。この小部屋の中にいなければならなくなりながらも、想像を絶するような苦しみの中にありながらも、真摯に私のことを心配し続けてくれていた。

それを、それを私は――

……後悔など、するだけ無駄だ。淀みの中から掬い上げて振り返り続けることなどは無意味だった。高校に進学し、幼い恋を、出会いと別れを重ねて、大学に入学する前にはちゃんと理解していた。

いまここにいる私には、彼女に言わなければならない言葉がある。

「ごめんなさい」

姉に対して、何もできなかったことを、何もしなかったことを、それどころか邪険に思い扱っていたことを。実家を離れるようになってから、ずっとずっと謝りたいと思い続けていた。

床に降ろした腰に冷たい感触が伝わってくる。膝を抱えて小さく、誰もぶら下がっていない絞首台を見上げた。その小さな輪が作り出した痣を思い出してぐっと震える唇を噛み締めた。

階下では、両親が恐慌をきたしながら救急隊の到着を待っている。通報からもう二分ほどたっただろうか。意識を失った姉に付きっ切りで、私がいなくなっていることには気が付いていないようだった。

お姉ちゃん……」

こんなの駄目だよ。ずるいよ。私が永遠に謝れなくなってしまうじゃないか。

勝手な考え方だとは理解していた。もしくはそれこそが姉の願いであり、最初で最後の、多大なる復讐なのかもしれなかった。でも、それでも私には、姉にまだ言いたいことがたくさんあったのだ。

大学生活がどんな風か。好きな音楽小説のこと、テレビ番組のこと、おいしい喫茶店のこと、教えたいことがたくさんあった。姉には私を知ってもらわなければ駄目だった。かつて守ってもらっていた、ずっと心配してもらっていた姉には、伝えなければならないことがたくさんあったのだ。

ギブ・アンド・テイクの関係性。貰っていた寛大な想いに、私はまだひとつも返事を返せていない。だから――

「駄目だよ。まだ死んだりしちゃ」

握り、額に押し当てた両の手に祈りを込めた。幸い、発見が早かった。不穏な物音に只ならぬ予感を抱いた私が、姉の部屋の扉を蹴破ったのだ。きっとまだ助かる。絶対に助かる。助からなければならないはずだった。彼女はまだ生きなければならない。他の誰でもなく、彼女自身のためだけに。

救急車サイレンが近くなる。家の前で停車。救助隊が声を上げながら駆け込んでくる。

気を失っていた姉はすぐさま運び出されて、両親と共に病院へと運ばれていった。離れていく救急車を、留守を預かると決めた私は、姉の部屋からじっと見送る。

伝え足りない想いがあるのだ。

霖雨の中を点滅する赤色灯を、角を曲がって見えなくなっても、私は凝視し続けていた。

2009-10-24

「もの凄い履歴書」に対する反応を見て思ったこと

「もの凄い履歴書

http://anond.hatelabo.jp/20091023113517

この増田とは別人だけど、従業員数名の零細企業経営者です。

上記エントリに対するブクマトラバの反応について書かずにいられなくなったので。

この創価出身の彼を採用するかどうかはケースバイケースでいろいろな可能性が考えられるが、いずれも被雇用者としての最低限のスキル・意欲・人柄がすべてこちらの要求基準をクリアしていることを前提にふたつのパターンに絞って考えてみた。


・同等のスペックの応募者が二人いて、片方は創価出身、もう片方が同程度の偏差値で公立か非宗教系の私立出身の場合

後者を選ぶ。

・他の応募者がどうであれ、創価出身の彼がものすごく高いスキルを持ち、意欲も高く、人柄もよくて他の社員とも上手にやってくれそうな場合

創価出身の彼を採用する。


このように、明らかに創価出身の彼はかなりのハンデを背負っている。

人並み以上の何がしかをクリアしないと、彼がうちの社員になることはできないということになる。(まあ、うちを志望してくれるような物好きがどれほどいるかはわからんのだが、それはそれとして…)

理由は以下の通りである。

わたしは学会員ではないし身近にもいないので、内部事情もよく知らないし、じかに彼らの価値観に触れたことはない。

知っていることといえば、宗教的理由として信仰する人々から多額のお金を預かるということと、某政党バックグラウンドだということぐらいだ。

他に知人から「昔の同級生から勧誘されて困ったが、何度か断ったらあきらめてくれた」という話を聞いたことがあるし、またネットでの偏見に満ちた書き込みを見て「こういうふうに思ってる人もいるんだな」と思うことがある。

あるいは同業者の友人たちと話していて、こないだ担当したお客さんが実は創価の人で、みたいな話題になり、大きな声では言えないけれども「ああ、創価はねえ…」みたいに苦笑いしながら反応を返す人を見ることもある。

わたしと創価との関わりはそのぐらいだ。

わたし個人に創価を毛嫌いする理由はない。

しかし、創価に対する世間の評価がじつにさまざまである、という現実もまた知っている。

さまざま、というのは、無関心も、プラスの評価も、そしてマイナスの評価もある、ということだ。

世間には、創価に対して偏見を抱いている人、創価を嫌っている人、そこまでいかなくとも「なんとなく近寄りたくないな」ぐらいには思っている人が、それぞれ確実に相当数いる。

仮に彼が社員になって、真面目に働いていたとしよう。

しかし例えば休憩時間の社内で、客先での他愛ない雑談の場で、彼が学会員とは知らずに

「どうせ公明創価の手先だろ(笑)

選挙のときなんて組織票すごいよねえ(笑)

「ていうか勧誘されたことありますよ。正直こわかったです…(苦笑)」

マジで!」

というような会話が起こったとしたらどうだろう。

良識ある人間ならそんなこと無神経に話さねえよ、さすがDQNだらけの職場は違うな底辺乙、などとは言わせない。

会社の休憩室で、街中の人ごみで、喫茶店で、すなわち学会員がそれを耳にする可能性がゼロではないという場で、これと似たようなやり取りをした経験がある人は少なくないはずだ。

事前にわたしから「彼は特定の宗教名前を出して話すかもしれんが)を信仰しているから、そのへんの話題には一応気をつけておいてね」と社員に言い含めておくこともできなくはない。

しかしそれで、腫れ物を触るかのような扱いを彼が受けることになったとしたら?

彼はそれらのような状況にすでに耐性を持っているかもしれない。

しかし、もし持っていなかったら?

また、何かのきっかけで(自分から言ってもいいし他の原因でもなんでもいいのだが)彼が学会員であることを周囲が知ったときはどうだるう。

あるいは、彼が社内や客先で万が一にも勧誘と取れることばを口にしたらどうだろう。

職場で勧誘活動をするというのは聞いた事がないし、杞憂かもしれない。

しかし、たとえば職場で新しくできた友人と休日に個人的に会っていて、互いに気心が知れた仲だとの思いもあるだろうし、ふとしたことでそういった話題に及んだりしたら?

友人がどのように感じ、どのような反応を返し、どのような対処を講じるかは、まったくわからない。

それが客先の相手だったならば、尚更のことだ。

彼が学会員であることが原因で、何かトラブルが起こるかもしれない。

うちのような零細企業経営者にとっては、それは戦慄すべき事態だ。

だから、こういうデリケートな要素を持った人は、できることなら避けたいのが雇用者の本音なのだ。

雇用主や採用担当本人が創価差別したいわけではない。

社会に広まっている、このうっすらとした差別意識、苦手意識を知っているからこそ、雇用をためらうのだ。

上記のように、総合的にそれを乗り越えられるだけの能力を持っていると見える人なら、採用することはありえる。

しかし、労働者としてのスペック特筆すべき点がないのであれば、まず間違いなく無難なほうの人材を選ぶ。

というようなことを元増田は言いたくて「英検3級」とか「免許」とか「フリーター」とか言ってたんだろうと思う。

まあ「英検3級はないわー」とわたしも思ったのだけれど、気持ちは何となく伝わってきたので書いてみた。

「それこそまさに差別だろ」という反応も当然あると思いますが、そう言われるのも承知の上で、あえて雇用者側から心情を吐露してみました。

意見を伺いたいと思っています。

お返事いただけるとうれしいです。

美人を落とし込む方法

http://anond.hatelabo.jp/20091024122041

お前童貞だろ

それにフツメンといいつつ、イケメンだと自惚れているんじゃないか

 

美人自分美人だとわかっているから、そういうしぐさで今まで男を手玉にとってきた。

美人は、友達Aと友達Bに「増田は私のこと好きみたいで、こんなメール送って来るんだよー」と言っている。

間違いない。女なんてそんなものだ。

本当に好きだったら、友達なんかと一緒に誘わない。

ぶっちゃけ美人は3日で飽きるぞ。

あきらめろと言いたいが、美人76人斬りの俺が伝授してやる

増田の超美人を落とすには、普通に振舞うこと。

友達にブスがいたらそっちの方を大切にしろ。

増田の場合は、友達A、友達Bと仲良くな。

無視されることが超美人にとって屈辱なこと。

美人に振り向けさせろ。

友達Aや友達Bをライバル視させるんだ

 

手順1.超美人天狗の鼻を折る

まず、友達Aと二人で遊んだりしろ。

友達Bとも仲良くな。

最初は軽く職場が近いからという理由で友達Aとランチ程度。

美人は誘わないこと。

友達Bとも食事すればいい。

美人とは二人で会うな。

その頃、超美人には増田が友達AとBと仲良く遊んでいる情報が入っている。

そのうち超美人からそれとなく誘ってくる。

いろいろな理由をつけて断る。

美人は断られることに慣れていない。

最初はびっくりして怒るだろう。

それでも増田は我慢して耐えろ。

メール電話はあまりするな。

手順2.偶然を装え

計画的に偶然に会う

友達Aや友達Bからさりげなく情報を得ること。

美人がどこそこに行くらしい。

さりげなくその場に行き、出会う。

駅でもいい、ちょっと会うだけ。2分くらい立ち話をしろ。そしてすぐ別れろ。

帰る際は振り向くなよ。

「あれっ?」そう思わせれば勝ちだ。

友達A、Bから情報を得られなければ、その道のプロ探偵を雇うこともありだ。

とにかく偶然を装うことが大事。

電車の中、駅、喫茶店本屋など、普段、たまたま超美人が行かないところで会うこと。

これが大事。

3回連続すると、相手は混乱する。

もしかしてストーカされているの?

それとも、偶然? 運命の出会い?

手順3.エッチに弱い

美人エッチに弱い

偶然を装って、相手に「運命?」と感じさせたら、すぐに行動だ。

美人デートに誘え。

演劇コンサートに行ってから、自宅に誘い込め。

自宅近くの王将など庶民的なところで済ませて、自宅のゲームに誘え。

高級なレストランだと食事した後、別れてしまう可能性がある。

美人ホテルよりも自宅が落ちやすい。これ常識な。

とにかく自宅に2人になることが大事。

ゲームの途中でもいい。

夜のゲーム突入だ。

キスをしろ。

キスの関門さえ突破してしまえば、あとは落ちる。

上の穴をふさいだら、下の穴をふさげ。

穴がわからない?

なら、風俗に行って指導してもらえ。

まずはブラホックの外し方を練習からだ。

がんばれよ

美人に学ぶ超スゴイ恋愛テクニック

こんにちは、自称・恋愛中級者です。

これは、超美人アプローチされているものだと思い込んでいたがダメだった男の記録。

長いけど恋愛デジタルに考えている人には役に立つと思う。俺の屍を越えて行って欲しい。

あ、超美人は本当に超美人だったので、野生の上戸彩みたいなのを思い浮かべるとよい。

事の起こりは数ヶ月前、ひょんなことから共通の友人を介して4人で昼飯を食いに行くことになった。全部で7回会った。

一回目。

初対面だったが超美人が似た仕事をしていたこともあり、話はとても弾んだ。

その昼飯時の僕は冴えていて客観的に面白い話は提供できていたのもあるが、超美人が向こうからやたらと目を合わせてくる。普通は目が合ったらしばらくしたら離す、というのを日本人なら無意識にやってると思うんだけど、そうじゃなくて明らかに長時間。僕は僕の感覚で視線があったあとしばらくして視線を外し、さらに次のタイミングで超美人をみたりするわけだけど、そのときにまだこちらを見続けているくらい長時間。やたら長い。

さらに会話だから常に最高に面白い話ができる訳ではなく、「これを言ったら小~中笑いくらいだろうなー」と思いながら喋ることが多々ある訳だけど、そういうレベルの話でも超美人はすごい強度の笑いと長時間視線を返してくる。

実際他の二人は微笑くらいで止まっているにもかかわらず「増田君おもしろーい!」と言いながらすごい大声で笑う。なにしろ昼食の次に行った喫茶店で店主から「他のお客さんもいるから静かにしてください」とわざわざ注意を受けたくらい。

その日は昼食+喫茶店で終わったわけだが、帰る直前に「良かったらアドレス教えてー。楽しすぎて思わず聞いちゃった」と言われた。超美人には彼氏はいるがちょっとだけ上手く行ってないっぽいという話題も出ていたし、とりあえずキープして何かあれば乗り換えくらいのことは考えているかもしれない、と思いながらメアド交換。

個人的には楽しかったけど彼氏もいるし、こちらから誘うつもりはなかった。しかし帰宅数十分後にメールが来て、明日のみに行きましょう、とのこと。超美人はもともと友達Aと飲みにいく予定だったらしく、それに参加してくれと。3人で飲みに行くことに。

二回目。

店を変えながら4,5時間飲んだわけだけど、このときも相変わらず長時間視線と高強度笑いは繰り返してくる。また会話の端々に「増田君なんでこんなに面白いのw?」「お腹いたいーww」「すごい楽しいね!私たち気が合うね!」みたいなセリフガンガン入れてくる。そして帰りのタクシーでちょっとボディタッチしてみると、同強度のボディタッチを返してくる。

こっちとしてはこの時点で「あーオレに惚れてんな」という感想

三回目。

またメールが来て、数日後に飲みに行くことに。今度は超美人の友達Aに友達Bを加えた4人で。まだ二人で会わないのかな?とちょっと疑問には思った。

まあ超美人は同様に長時間視線とか高強度笑いを駆使しているし、さらに「増田君の好みの女の子は??教えて~」と訊いてくる。超美人のペースに乗せられすぎかなーと思って試しにスルーしてみると、数分後にまた同じ質問。今度は「面白いやつ、かっこいいやつ」と超美人には当てはまらないフレーズを使ってみると「Bはかっこいい娘だよ」とちょっと残念そう。萌える

その日Bはかなりテンションが高く、割とみんなBの意見に従うような形で動いていたのだが、僕がごく弱い強度(会話の流れで全く無視しても問題にならない強度)で別の意見を言うと、超美人はわざわざその発言を拾って場の総意になるように空気を持っていく。

さらに会話の流れとして少し不自然だったにもかかわらず「わたし増田君大好きー」と言われたり。もちろん友人として、というニュアンスは含めてはいたが。

他には、その店で売ってた小物がかわいいと買ってしかも一つ自分にくれた。「おそろいだねw」というセリフとともに。

またみんなで手を繋ごうという流れになったとき、手を繋ぐだけじゃなくて体をこっち側に寄せてくるし、他の二人がもう手を離しているのに「楽しいね~w」と離すそぶりはない。

この時点で僕は勝ったも同然だと思っていたし、むしろあまりのアプローチっぷりにちょっと引いていたくらい。いつでも付き合えそうだから、より主導権を握るにはどういう付き合い方がいいかなーと考えていたりした。

4回目。

何度かメールをやり取りして、二人で晩飯を食べにいくことに。長時間視線はあったけど、そういや高強度笑いはなかったか。まあ二人で落ち着いてご飯食べてるんだし、マイナスには感じなかった。超美人がその日は夜勤だったので、飯→飲みには行けず。まあでも直後に「飲みに行けなくてすごく残念」という内容で絵文字に溢れたメールが着たので着実に関係進展はあったと思っていた。

5回目。

こちらから誘って焼肉を食べに行くことに。二人で、というニュアンスは含めたつもりだったが、超美人が友達Aを誘いたいと言ってきた為、強硬に主張するのも良くないかと思って同意。

この日から明らかに視線も笑いも減少。普通に友達3人で飲んでいるくらいの盛り上がりで、まあ楽しいんだけどそれだけ。帰りのタクシーで座る位置も明らかに遠い。こっちから積極的に行かないとヤバイと思い始める。

6回目。

5回目の時点でもうダメっぽいとは思ったものの、守るもんないしフラれるまでやったらいいやーと思って誘う。二人でというニュアンスを強めに出しながら飲みに誘うも、「言われる前にBちゃんに話しちゃってて一緒に行きたいねーっていう感じになってたの」というメール。ここが踏ん張りどころと思い

「オレは超美人ちゃんと二人で会いたい!!!(ハートとか星とか)

(数行空けて)

Bちゃんちょっとテンション高くて独壇場になっちゃうし。。」

というメールを送った。Bちゃんの性格のせいでという体裁は取っているものの、明らかに恋愛関係を進展させたいというメッセージを読み取れるように作った。

しかし「もともとその日はBちゃんと遊ぶ約束だったし、お願い!」みたいなメールが返ってきて、これは厳しいなーと思いながら承諾。

結局その日も向こうからのアプローチは全くなく、こっちから色々振ってみるけど反応ナシ。帰り道で手を繋いでみたが振り解かれはしないもののすごく硬い。帰宅後にダメ元で「今日は有難う!今度は二人で飲もう!」みたいなメールを送るも返信ナシ。

あ、無理。彼氏とうまく行き出してもう僕には目もくれなくなったのかなという感想

7回目。

敗戦濃厚だったからもう会わなくてもよかったんだけど、その日は6回目より以前から遊ぶことになっていた。超美人と友達Aがゲームを教えて欲しい、とウチに来た。僕の友達C(男)も含めて4人で遊ぶことに。

僕と友達Cが教師役でいろいろ教えたのだが、超美人の振る舞いが興味深かった。

ここで友達Cのスペック重要になってくる。Cは超絶イケメンでもブサメンでもなくあくまでフツメンで、話せるヤツだが特別面白いわけでもなく、何か一芸があるわけでもない、同じ仕事をしている同期だ。顔の系統も僕と似ている。つまり何が言いたいかというと、スペック的に僕とほぼ同じ、ということ。

にもかかわらず超美人は、Cの説明に大いに頷き、長時間視線を駆使して、まるでアプローチしているみたいだった。Cも「やたら目があってドキドキした」と言っていた。ちなみに僕には普通の友達と目が合う程度よりも目が合う回数は明らかに少なかった(これは迫ってくる男を袖にする態度として妥当)。

つまり超美人はそういう人間だと思った。

初対面の男には言い寄るような態度を取って近づき、距離感が丁度よくなったところで留めるシステム。最大のメリットは味方を大量に作れることか。あのデカイ両眼で見つめられて敵になる成人男子はいないだろう。しかもあの美人度だからシステムの起点となるアプローチも大概成功するだろうし。なんと出来上がってる構造。いったん距離感が固められると、僕からの影響なんて全く受けてなかったぜ。

多分付き合うための方法はおそらく3種類。

システムのなかで超美人のお眼鏡にかかったやつが釣り上げられる。

②最初はシステムに乗るが距離感を固められる前にSEXか付き合い宣言までもっていく方法。

システムに乗らずにこっちのペースで一から運んでいく方法。

世の中にはこんなロジックで動いている超美人もいるんだと勉強になった。本人は半分無意識なんだろうけど。

2009-10-19

http://anond.hatelabo.jp/20091019052759

喫茶店の店員に命預けたくないだろ。

明確な反応でよろしい。

某県で地震があった時、私はその県にあるとある喫茶店仕事の打ち合わせをしていた。

私、アラフォー女、打ち合わせの相手は部下の男、カツマタ君、30歳。

結構、大きな地震で、棚からばたばた物が落ちてきた。

私たちは、お、結構、大きいねと言いながらそのまま座っていた。

店員は4人、全部女性だった。

彼女たちはキャーキャー言いながら、半分パニック

「客のあたしたちが冷静なのに、店員のあんたらがパニくってどうすんのよ」

と思いつつ、あたしはカツマタ君に言った。

「ああいうのが女の敵は女って言われるのよねー」

カツマタ君は「?」顔。

「あのさー、こういうとき、店員ならまず客の安全を考えるべきじゃない?それをなに、あれ、とりみだしてみっともない。キャーキャー騒いで、地震が収まるなら、騒げばいいわよ。でもそんなことないんだから。パニックを増幅させて、自分だけじゃなくて客の安全も危険に晒してるじゃない。あたしだったら、まず避難路を確保するわね。ドアが曲がったら開けることも出来ないんだから。」

「わー、増田さんってきびしですねー。女性ならしょうがないんじゃないんですか」

「あたしが女に生まれて良かったって思うのは、馬鹿な女に同情しなくても男女差別だって言われないことよね。あれ、女の馬鹿じゃないから。あの人たち個人の馬鹿だから。スチュワーデス飛行機が不時着した時に、キャーキャー言ってパニックになると思う?生物学的な理由なら、スチュワーデスだってパニックになるはずよね。要は、仕事をなめてんのよ、あいつら」

しかも、よくよく見れば、だいたい私と同じ年齢くらいのいい年したおばさんばかり、あんたらいつまでギャル気分でいるのよ、と不愉快になった。

2009-10-08

コンデジデジイチで悩んでいる人へ(カメラ詳しくない人向け)

http://anond.hatelabo.jp/20091006210805

赤ちゃんが生まれるからデジカメ買い換えたい」「ペット撮りたいけどどっちかな?」「せっかくの旅行なら良いカメラが良い!」って人向け。

(「大カビネって中途半端じゃね」「富士ハニカムだとスミアってどう走るんだっけ」「あのレンズ色収差が絶妙」って人は対象外)

まず利点と欠点

コンデジ
  • 欠点
    • 凄いことは(だいたい)出来ない
    • 複雑なことが出来るカメラや出来ないカメラがある
    • あんまり綺麗な写真は撮れない
デジイチ
  • 利点
    • カメラ!って感じがする
    • 凄いことも出来る
    • お任せでも綺麗に撮れる
    • どのデジイチでも大抵複雑なことをやる方法がある
    • 奥は深い

自分はどっち?

まず最初にどっちか決めましょう

自分はぼっち?

カメラを撮る側が忘れがちなことに「周りへの威圧感」ってのがあります。

例えば、ちょっとオシャレな喫茶店ケーキの飾りが可愛いのを見つけた!撮ろう!と思ったときに、

  • コンデジなら「スっと出して、ちょっともたついて、パシャッと撮る」感じ。

友達と一緒なら「あ、見せて見せて!」となりがち。周りの人もブログにでも載せるのかなー増えたねー程度。

  • デジイチなら「よっこらと出して、スッと構えて、バシャッ!と撮る」感じ。

友達と一緒ならちょっと引き気味に「あ、カメラ凄いねそれ」となりがち。周りの人も「ああ増えたねああ言うのも……」程度。

おっきなレンズでしっかり構えて撮るのが綺麗な写真を撮るためのファーストステップです。

わいわい言いながら片手で適当シャッターを切ると、ぶれててイマイチ写真に。

どっちが自分が良くいる場に相応しいでしょう。

友達と旅行に行くときにごっついカメラを首から提げてるとなんかオジサンみたい……とちょっと残念な気持ちになりかねないなら、コンデジにしましょう。

「俺は竹美(愛娘2歳)の笑顔を、最高の形で残したいんだ!」とい人はデジイチにしましょう。

そもそも孤高の人なら、デジイチにしましょう。新しい相棒は無口ですが、期待には応えます。

自分は力持ち?

コンデジは軽く、デジイチは重いです。

具体的に言うと、

どれくらい違うかというと……

このぐらい違います。

特に、デジイチは(コンデジズームと違っていろんなサイズで撮ったりできるのが良いところの)レンズ交換の結果によっては、平気で2Lペットボトルなみの重さになったりします。

首から500mlペットボトルを2本ぶら下げた時を想像してみてください。

めげそうになったら、旅行に持って行くのはコンデジにした方が良いです。

普段ちょっと散歩に行った時に猫を撮ったり、せっかくの旅行ならちょっとは頑張る、と言う人はデジイチでも良いかも知れません。

「俺は(省略)」な人はデジイチを買え。

自分金持ち

コンデジデジイチも、最初はそんなに変わりません。

中古って選択肢も入れるならデジイチの方が状態が良くて綺麗に撮れるのが安く手に入ることだてあります。(例えばNikon D70sなら本体3万円ぐらい)

ただし、デジイチの特徴である「豊富アクセサリー!」だとか「プロフェッショナルレンズ群!」とかはお金がかかります。

デジカメレンズが7割ぐらいです。つまりレンズ中古でも高いままです。

大抵はズームレンズ1本に、固定焦点レンズが2本もあれば満足できますが、だいたい一本3万円ぐらいします。

ピンキリだけどもそれぐらいのレンズなら普通

「せっかくデジイチ買ったんだし……」と財布の紐を緩めても良い人は、買っても良いかも知れません。

撮った写真はどう残す?

プリンターで普通写真サイズで印刷したり、お店で印刷頼んでアルバム作ったりって人はコンデジでも良いかもしれません。

そのサイズだと、撮り方次第ではなんとでもなるからです。

どこにでも持って行けて、いろんな写真を撮って、選んでアルバムにして楽しむ。

コンデジでも充分に楽しめます。

フルハイビジョンに繋いでスライドショー鑑賞会したり、パソコンでじっくり見たりしたい!

写真集も作ってしまおうか!A全で印刷するぜ!

と言う人はデジイチを買わないと後悔します。

カタログスペックとは別のところで、デジイチは綺麗です。

(この辺が気になる人はツリーで催促すると死ぬほど詳しい話をみんなしてくれるぞたぶん)

最後に……カメラとの関わり方

カメラっていうのは、ある目的の一要素でしかありません。

目の前に撮りたい光景があって、撮るカメラがあって、周囲の状況があって、撮った後の選択があって、残し方があって、残す相手が居ます。

凄く高価なデジカメで愛娘の笑顔をとっても、パソコンが壊れてパーになったら意味がありません。

成人式の日に、小さい頃のアルバムを見せてあげたい。

そう思うなら、カメラではなく印刷してアルバムを作る方に力を入れましょう。思い出は記録に出来ます。

旅行を楽しみたい!せっかくなら、記念に残るように写真も撮りたい!

後でみんなで旅行を振り返っておしゃべりしたい。

そう思うなら、同行者と楽しく旅行をすることをまず第一に考えましょう。記録と思い出は違います。

自分は何がしたいのかな?それを考えながら悩んでみてください。

2009-10-06

http://anond.hatelabo.jp/20091004211200

50もブクマしてもらって、個人的にはここまで誰かに構ってもらったことがないので興奮しました!

今日は持病の通院のため朝から休み。のんびりした時間を過ごしてかなりくつろげた。毎日こうだといいな。大学時代を思い出した。孤独だったのに特に苦しくなかったのは、こういう風に充実した時間を過ごせてたおかげなんだな(平日の人の少ない書店喫茶店映画。やりたいことをストレス少なく自由にやれる感じ。←社会人になって失ってしまったものばかり)。

今からもう明日の会社が怖い。憂鬱というより、もはや怖い。一部ブコメで指摘してもらった通り、今心が苦しいのは過労が原因というのもあるかもしれない。でも、過労といっても、雑談を交わしあえる人間関係があるならいくらでも働けると思うんだ。一人ぼっちであんだけ頑張らなきゃいけないから、もう悲鳴を上げそうなんだ。

コメントを下さった方にお返事。

  • 一人暮らしで交友関係がなく職場でも一人ぼっちな25歳あたりの人間の憂鬱」を綴って芥川賞。まじおすすめ
    • そうなの?じゃあ読んでみよう。
  • 増田で書いてないで、id出してブクマしようぜ。
    • 増田だと反応がもらえるから嬉しいんです。id:RainbowSongです。
  • いやそういう人はいっぱいいるし、ちゃんと仕事があるうちはまだマシ
    • ホントに?絶対「いっぱい」はいませんよね。仕事があるからマシって、そう思うからこんだけ辛いのにやめられないんです。でもこれが本当に正しい選択なのかもわからん。。。
  • そのうちリアル孤独でもどうってことなくなるぜ。あとはネト充目指しとけ。/よく読んだらその辛さは孤独から来るんじゃなくて過労によるものだと思う。早く病院
    • ネト充になるだけの中身がありません!個人的に、ネト充になれる人はリア充になれると思ってます。だって、それだけ人間的魅力があるってことだから。/過労って部分も勿論大きいんですけど、孤独の苦しみももっと前から強く感じてます。ちなみに、過労のときに行く病院って、精神科ですかね?
  • ぱねえっす、マジ。
  • 何度も書くけど、いましろたかしの「初期のいましろたかし」「トコトコ節」はこのテーマでは絶対に読んでほしい。
    • 早速注文しました。オススメありがとうございます。
  • 心療内科に行っても孤立感は解決しない。もし忙しくて行く暇がないなら、むしろその多忙ぶりが原因かと思われ。
  • 昔好きだった何かを再開してみたらどうだろう。
    • 草野球をまた始めようと思ってます。今はできる場所(チーム)を探してます。
  • 寂しがり屋でコミュニケーション能力が低い人は確かに不幸だ。
  • 私も上京してきて2年目ぐらいはそんな感じだったかなぁ。平日は職場でそれなりに充実していたけど、土日は全く話す相手がいない孤独な生活。だから、トランスジェンダーコミュニティーにどっぷりはまったのかも。
    • 『私も上京してきて2年目ぐらいはそんな感じだったかなぁ』←こういう台詞が一番辛いです。。。僕は上京して7年経っても適応できず、孤独なまんまです(というと数少ない友人に大変失礼だけど)。やはり劣等人間なんですよね、自分は。/トランスジェンダーコミュニティーってなんですか?
  • 自死の要因のひとつはそこにもあるんだろうな。
  • ”友人も少なく” いるじゃん!
    • 今いる友人に失礼ですよね。うーん。職場に友人が欲しいのかな。同期800人もいるのに、やりとりをしている人が一人もいないんだ…。よほどひどい人格なんだと思う…。あと、恋人が欲しいのかな(誰かに必要とされたい、という意味)。
  • いや、ホント、どうしたらいいですかねえ?とりあえず、手間のかからない生き物とか花を育ててみるというのはどうか?
    • 姉から、ハムスターをすすめられました。確かに、ちょっとかわいかった。

こんなにいっぱいレスしてしまうくらいコミュニケーションに飢えてます。なので、色々コメントをもらえてうれしかったです。

同調(?)してくれるようなコメントから何人か気になる方がいたんですけど、大半の人がはてなダイアリーは書いてないんですね。人となりを知って仲良くなれるかなと期待したんですが。残念でした。

http://anond.hatelabo.jp/20091004214026さん。

創作意欲は低い人間です。センスがない。あと、今は全く時間がない。。。

http://anond.hatelabo.jp/20091005003417さん。

お互い辛いですね。2chとかで出会いはあるのかな??ネットで本当に出会いってあるのかな?ネットからリアルの付き合いになるには、それこそ抜群のコミュニケーション能力かルックスが必要だと思うんだ。その点、絶望

あー、明日の会社がいやだー。

2009-09-24

うおお非コミュは生き辛いぃいいいいいい

ほとんど無職みたいな時があったんだけど、そのとき美容院へ行ったら「何されてる方なんですか~」っていきなりつっこまれて焦った。曖昧にぼかして雑誌読もうとしたが、なぜか食いついてくる美容師。どうかわせば……

喫茶店で注文したいのに、奥まった席に案内されて店員が全然寄り付かない。「す、すみまっせーん!」と大声を出すも他の客の色んな話し声に総合的にかき消される。二度ほどやって、隣の人がチラっとこっちをみてくる。(この人全然呼べてない…)と思われている。恥ずかしい。仕方なく奥まで自分で歩いていく。「あのすみません」「あ、はい?」「注文お願いしたいんですが……」「あっわかりました!」→店員と二人で席に戻る。なんか恥ずかしい。

服屋に入って品を見てると店員がふらりとやってきて「どうですか」「試着してみてくださいね」「最近これが流行ってて」と話しかけてくる……正直いらね……自分で選ぶから!勧められて買うってのはないから!と思うが、それをどういう風に伝えればいいのかわからず(下手すると物凄く不機嫌な言い方になってしまい、相手を怯えさせることがある)「あぁ~なるほどねぇ」「そうですか~」と意味不明言葉で濁す。試着をすると、何故か店員も一緒に鏡を覗き込んでいる。やめろぉおおおおお緊張するぅうううブスな顔を見るなぁああスタイル悪いからじろじろみるなああああ「かわいいですねぇ~」ってお世辞はいらんからはやくどいてくれ……となりに店員さんがいたら決めるものも決められん……結局着替えてる間に速攻で決めることに……まるでトイレ弁当だよ……

変なセールス電話みたいなのがかかってくる。「はぁ……興味ありませんので……」を何回かくりかえし切る。本当は「うっさいんじゃぼけ!」とすぐ切りたいが、相手ももしかして同い年くらいの新人で、うっかりブラックに努めてしまい泣く泣く鬱になりそうになりながら勤務しているとしたら可哀想だ……と思ってしまいつい弱く言ってしまう。


友人と会うも、あんまり聞かれたくないことを根掘り葉掘り聞かれる。「あんまり、その辺のことは話したくないかなぁ」と私にしてはかなり思い切って言ってみるも、「え~なんで(笑)」で終了……再び質問責め……私の事なんかどうでもいいだろorzたいした人生送ってないから話すことねーんだよ。「嬉しかったこと?この前さー増田で書いたエントリが200user越えしてさ~ちょっと嬉しかったよ~。あ、増田ってのははてな匿名ダイアリーっていってさ」とかいえるわけもない……でもそんなことくらいしか……



ほんっと非コミュだ……

リア充からしたら「なんでそんなとこで悩むの?」ってとこで悩んでるんだろうな

とわかっちゃいるが、わかっちゃいるがなあ……

2009-09-21

私は不幸じゃないぞ

 そりゃ確かに私は無職失業精神病行き遅れ三十路処女独身持病持ち二年熟成ニートだが、それは自業自得であって、いちいち不幸だなんだと批評される筋合いはない。

 人のことどうこういうなら、私の条件で人生やってみろっつうの。ドブス近眼毒親持ち持病つき(不治いずれ障害者手帳いき)だぞ。それでも借金持ちや虐待よりマシな条件なんだ。単に私の努力と根性がたりてないだけじゃないか。

 それが不幸だ、災難だなんてふざけんな。

 不幸な星に生まれついてるとか、不幸の代名詞にすんな。

 私は私の努力でこういう結果になったんだ。確かに他人からみたら不幸かもしれないね。だけど私はそうおもってない。馬鹿な男にひっかかったり、借金つくったり、犯罪やったりはしていない。人の彼氏横取りしたこともないし、二股かけたことも、人を貶めたこともない。

 これからどうしようか仕方なく考えて、資格取りの勉強して、フリーターから始めて、少しでも貯金ためていこうって人生設計もたてている。いつまでもフリーター出来るとでも思ってるとか言われるけど、それしかないならえり好みする自由なんかないじゃない。

 とりあえず持ってるカードに不服をいっても仕方ないんだから、恋愛とか結婚とか昇給とかボーナスとか子供とお風呂とか両親に小遣いとかそういうものは高望みというもんだ。せいぜいが、なんとか屋根の下で死んで、棺おけ代残すの目標にして生きるしかないじゃない。自殺する勇気もないんだから(自殺は迷惑かかるしな)。

 後は好きな紅茶が飲めて本が読めればそれでいい。

 自分幸せ尺度を他人に当てはめないでくれ。私はしかたないと思っても不幸だとは思わない。それが普通だから。

 頼むから運をかえる寺社仏閣とかジンクスとかお払いとか真面目な顔して勧めないでくれ。昔っからそうだったんだよ。これで普通なんだってば。学生時代カーストでは最下層じゃなくてそれ以外の人、言うなら不可触選民というだけで枠外にいる人、それなんだよ。だからファーストフード喫茶店で友達としゃべることもなく弁当も一人で食べてきたけどそれが普通だからもうなれたよ。

 

 私は幸せじゃないかも知れないけど、不幸といわれたくはない。余計なお世話だ。

 

 だけどせめて一回でいいからボーナスがもらいたいというのが本音。千円でいいから。一度でいいからボーナス時期にボーナス買いというのをしてみたい。千円で文庫本カバーでも買う。

2009-09-20

ラブプラスきめえな

http://hukugyout.blog51.fc2.com/blog-entry-6239.html

ネット界大騒ぎのラブプラス、そんなにすげえのかと思い、動画を探して見てみた。

なんつーか…バーチャル恋人関係的なものを売りにしてる割に、やり取りが非現実的過ぎて萎える…。

そんな昔のドラマみたいな歯の浮くような台詞を連呼する女はいないし、いたとしたら脳内お花畑系かメンヘラだから近づかない方がいいだろ…って感じ。

実際恋人同士のやりとりなんて感情移入してないとキモいだけってのもあるかも。

まーでも喫茶店?に入ってどうでもいい会話する辺りはある意味現実的っちゃ現実的かな、とは思った。あれでキャラが良ければまぁ萌えるかも?

そういう部分の内容を見ればもう少しまともに見えるのかなあ。どうなんでしょう。

2009-09-19

説明しておいたほうがいいと思うよ

http://anond.hatelabo.jp/20090918221206

私はかつて物心ついた頃から毒家族奴隷として使役されていた。全ては命令形て、従わなければ暴力が待っていた。そんなわけで、男性身の回りをさせられることには過剰に反応してしまう。

 相手の家で家事をするほど近しくなったら、まず、ここのところを説明しておいたほうがいいと思うよ。特に『従わなければ暴力』ってとこね。いわゆるトラウマになってるんじゃないかな。

 「おちゃー」と言われて包丁投げつけるのは過剰反応だもの(いや、今回やらなかっただけで、やりそうでしょ?)。信頼関係があるとね、そういう通常使う言葉で傷つく場合に「あたしゃ、あんたの奴隷じゃないぞ」と言い返せる。彼がどう反応するかは未知数だけど、強烈な支配欲を持っているのでない限りは「お茶いれてくれる?」くらいには言いなおすだろう。

 元増田には「交流分析」をお薦めしておくよ。

 簡単に言うと、人には5つの自我状態があって「自由奔放な子供の心」「従順子供の心」「大人の心」「他人を受容する母親の心」「厳格な父親の心」と分かれている。この5つの状態をいったりきたりしながら、他人と関わっていくわけ。他人とまさつを起こしてしまう人は、このうちのどれかに固まっていて、ほかの反応が出来ないことが多い。元増田はいつでもどこでもどんなときでも「従順子供の心」でいることを求められ、従わざるをえなかったから、自分の判断で「従順になること」が出来ないんだ。

 「自由奔放な子供の心」と「他人を受容する母親の心」については、もう、何を言われているのかわからないほど、イメージが掴めないだろうと思う。「自由」とか「他人を受容する」なんて、どこの世界の話さと思ってるんじゃないかな。私もそうだったんだ。母親は叩いて言うこと聞かせるタイプで、私が大きくなって殴り返そうとしたら「親を殴ろうとした」とかいって泣き崩れるんだもんよ。母親なんて「子供を操ろうとする支配欲の塊」ってイメージしかなかったから、子供産んで、子供幼稚園行くようになって、他の母親をじっくり観察する機会が出来たとき「子供を可愛がる母親って実在するんだ」とえらく感動したことを覚えてる。

 男の身の回りの世話なんて、やりたくないならやらなきゃいいんだ。

 なぜ要求するのかって、通常は「自由奔放な子供の心」で甘えて「他人を受容する母親の心」に応対してもらいたがったりするからだよ。

 そういうことは、別に男だから、女だからなんてことは関係ない。

 私はとてもしんどいことがあったときに、男友達にどうしても愚痴りたくて、ちょっと約束あるんだけどというのを強引に呼び出して、愚痴ったことがある。別れ際に喫茶店お金を払ったら「いや、俺が払う」とか言い出したんで、噴き出しちゃった。「あなた。呼び出されて、愚痴られて、さらに奢らされるつもりだったの? いいんだよ。呼び出したほうが払うもんだよ。こんなの」と言ってようやく引き下がってくれたけど。女のわがままに引きずり回されるのが当たり前になってるんじゃないかと、ちょっと心配になって、それからは、あんまわがまま言わないようにしている。

 男もいろいろいるよ。

9/18

今日は遅く起きた7時40分。

朝ごはんを頂く。うどんごはんと。

朝のニュースでノリPのニュースが大々的にやってた。

その後、部屋に戻って荷物を少しまとめる。

親戚宅を出たのは10時前。

12時に知り合いと待ち合わせだったのでそれまで時間をつぶすために

御茶ノ水で降りて適当に歩く。飯田橋まで歩いて駅から秋葉原へ。

時間より少し前についたのでぶらぶら。

そして、待ち合わせに成功しあう。ネットで知り合った人に会うのは今回3人目。

すっげー楽しかった。ホント偉大だと思う。ただ不意に飛んでくるフリに対応できなかったけど。

今回、東京に来るきっかけにもなった人。

いろいろ店まわったりカレー食べたり、ファミチキおごってもらったり。

USBメモリ買ったり、ゲーセン音ゲーしたり、まんだらけフィギュア見たり

最後に喫茶店よって話して帰りました。なんかパワーをもらった気がする。

世の中あんな人がたくさん居たら変わる気がする。

なんで、見ず知らずのこんなクズを応援してくれるんだろう・・・

言いたいこともビシバシ言ってくれるし、なんかすげぇ。

それに応えられるかどうかが心配すぎる。

家に帰れば、きちんと就職しろといわれるだろう。

家のことも心配だ。親も年だし近い将来面倒をみないといけないだろう。

親戚の家に戻ってから、荷物の整理。

明日で帰らるので今日はどこかへ食べに行くんだと。

そして、お寿司をご馳走になる。ずいぶんと店員さんが賑やかな回転寿司だった。

その後、近くの駅に帰りの新幹線切符を買いにいった。

連休に入るので指定席希望時間だと取れなかったので

空いてる時間のを買った。

それから親戚宅に戻った。

戻ってきてからおばさんと話をした。

「今回は軽い気持ちで来なさいなんていって悪かったね。」なんて言われた。

「全然そんなこと無いですよ!むしろ自分あんまりお手伝いできなくてすいませんでした」と言った。

その後、生活費として親から預かってきて親戚のおじさんに渡してたお金を返された。

仕事を斡旋できなくて申し訳なかったと、このお金資格とか取るのの足しにしなさいと。

あと、自分音楽がやりたいってことを話したら、若いうちに夢を持つことはいい事だといわれた。

ただ、やっぱりそれなりのスキルがともなってくるし不安はあるが

アルバイト生活費を稼ぎながら独学やってこうと思ってる。

それは家に帰ってからの話になるが、親は聞いてくれないだろう。

だから帰ってからアルバイトか、それか再就職でもしてお金貯めて今度は一人で東京へこようと思う。

ただ、やはり未成年の壁がでかいかな。

あと、父のトラック乗りの仕事を継ぎたいと少し思う。

おばさんの言うとおり、父の仕事についてったらコミュ力上がるかもしれないし

大型の免許を取らせてもらえば他の仕事もできるだろう。

ただ、こんなことを行ってたらあの人に縁切られるだろうな。音楽もやりたいし。

あ、そういえばおばさんが家にみかんを送ってくれたという。だからお土産は買わなくていいって。

この一週間、いろいろあったけどいい社会勉強になった気がする。

ただ、一番仲のいい友人以外の人にはちょっと顔向けできないけど。

帰ったらどうしよう。バイトして金貯めてからまた来たいな。

2009-09-17

ささやか幸せ

駅前には小さな駅ビルがあって、スーパーの他、吉野屋ドトールマツキヨくらい入っている。本音を言えば、ドトールよりもスタバのほうが良いが、贅沢は言わない。

本屋、服屋はなくても問題ない。本はアマゾンでいいし、服は休日渋谷に買いに行けばいい。

駅前から100メートルくらいの小さな商店街があって、ラーメン屋喫茶店焼鳥屋、和食屋、ショットバーぐらいはある。コンビニもある。

もうちょっと歩くと、国道沿いには焼肉屋とファミレスがある。ぎりぎり徒歩圏内にホームセンターもあると嬉しい。

住宅街には、ちょっと年齢層の高い常連のいる寿司屋と、出前もしてくれる愛想のいい蕎麦屋がある。

そういう街に、俺は住みたい。

今、「そんな街、どこにでもあるじゃん」と思った奴、お前はすごく恵まれている。多分都内在住だろう。

都内に住んでいた時は、どの駅で降りてもおおよそそんな感じだった。それが当たり前だと思っていた。

ところが、少し離れただけで(関東、それも東京通勤圏である)、駅前にあるのがコンビニだけ、というのが普通になってしまった。

仕事帰りに地元の店で軽く一杯、というささやかな楽しみさえ叶わない。

別に味にうるさいわけではない。高級珍味もレアな酒も興味ない。ただ、一日の疲れを癒す場が欲しいだけだ。くつろげるならチェーン店だって構わない。(ただ実際は、チェーン店は客層が悪くてくつろげないことが多いが)

こんな低レベルの願望、どの街でも簡単に叶うはずだと思っていたのが間違いだった。

東京とは本当に特別な場所だ。青春時代をそこで過ごしてしまったのは、不幸なことだったのかもしれない。

2009-09-01

http://anond.hatelabo.jp/20090901123513

面白そうだし、需要もあると思うけど、喫茶店みたいな事業規模じゃないから、少なくとも10年は保つコンテンツじゃないと厳しいだろうな。

多分それは厳しいから、減価償却を短めに考えると宿泊費は馬鹿高くなりそう。

2009-08-19

http://anond.hatelabo.jp/20090819031337

1年半引きこもりして社会復帰した私が通りますよ。

ブレーキがかかるのは心理的な壁なんで「なまけ癖」なんて名前つけて現実から目を逸らさないほうがいいよ。私の場合は「他者は悪いとこしか見ない」って心理があって、他者の前に出るのが怖かったんだ。何せ、両親からして悪いところをあげつらう言葉しかかけてこないもんで。半年も引きこもってたら、さすがに両親も「まずい」と思ったのか、責めるだけじゃなくて励ましてくれるようになったけど、今でも両親の顔を見ると反射的に(責められる)って構えちゃう。

外に出ようと思ったのは、暑い夏だったから。当時は家にクーラーが無くて、たまらず喫茶店に避難したんだ。そしたら、その店には「他者を励ます」マスターがいて、話聞いてくれて励ましてくれた。そうなると通いたくなる。通うためにはお金が要る。お金を稼ぐにはバイトをする必要がある。だから、土日だけの短期バイトに応募した。面接行ったらビデオ見せられて、さあ仕事に行ってくださいっていうような雇われるのに壁のないバイトで、気がついたら毎週仕事を入れてた。で、自由になるお金が出来ると、欲しかったものが買えるようになった。

そうなると、今度は両親がまた責め始めるわけよ。出来るのにやらなかったのは怠慢だからだとか、とにかく他者を責めることで自分を保っている人達だから、責められる箇所を見つけたら黙ってられないんだ。

一気に脱力感が襲ってきた。

どれほどのエネルギーがあっても、この両親の元に居る限りは生き延びられないと思った。んで、毎日出来る仕事を探して半年お金を貯めて家を出た。

私は「引きこもりを産み出しているのは、親の依存心だ」と思っている。

そういった部分も含めた分析が必要だと思うよ。

2009-08-17

ばななが茶色くなるまでに

www.yoshimotobanana.com/diary/

2009.08.04より

自分にはなんの権限も判断もしない、ロボットみたいな変な仕事を毎日汗水たらしてする人たち。

持ってきたものの無事やその家庭に家電が入って喜ばれることよりも、責任問題のほうが大事な人生

かわいそうだなあ。

で、結局、カウンターの前までその人らが運んで、成田さんと蓮沼さんとヒロチンコさんで冷蔵庫を入れた。

それをじっと立って見ている力のある若い配送の人たち。

そのあと洗濯機をその人らがふたりでなんとか運んで、手伝うなと言っているので、みんなでじっと見つめる。

ほんと〜にばかみたい。怒っているのではなく、狂ってるなと思うだけだ。

人生を、助け合ったり、自分で判断したり、決めたり、失敗したりする権利を持っている俺たちは

そのあと楽しく浜に行き、夕陽をみたり花火を見たり、あじ平でおいしいラーメンを食べたりしたが、

その人たちは責任問題はいろいろ大変だから、クレームをつけてくれるなよと説明して、汗だくで帰っていった。

うまい酒が飲めなさそうでかわいそうだ。その仕事に生きがいを求めろというほうがむりだろう。

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やっぱりこれなんか読むと、かなーり殿上人フレイバー漂う世界観みたいだね。

「こんな仕事を強いる社会は狂ってる、かわいそう」て感想なら良いんだけど、

「あーウチら、あんな人生じゃなくてよかったぁぁぁぁあwww」的なゴミ虫扱いですネ。

確かに運送の人たちは、自分がその場にいたら「はぁ?」ってなるだろう融通効かない感じ。

ただ、それを強いる人たちがいる。そして、そっから外れる事は、ばななが考えるよりマズい。

彼女がそんな立場に置かれたら「そんな仕事やってられっか、辞めるわ」で済むのだろうけど、

そんな馬鹿げた仕事でも失う訳にはいかなくて、それをしなくちゃいけない人たちがいる。

高名な父の物書き一家に生まれ、大学卒業後は就職せずに、糸井重里経営喫茶店バイト

純粋培養みたいな環境で育ち、自身の能力ゆえ(正直著書読んだこと無いんですが)プライドも高い。

そんな彼女は運送屋みたいな立場に置かれた事はないだろうし、これからもないでしょーね。

ある意味幸せっちゃ幸せだねぇ。

これからの時代に共感を得るストーリーが書けるかつったら、難しそーだけどね。

まぁ居酒屋の話であれこれエントリー立ってましたけど、

詰まるとこ彼女パーソナリティが一番のポイントだったくさい気がしました。

2009-08-14

破滅エンド

http://anond.hatelabo.jp/20090809191639 の続きというか結末

こんな酷い文章がここまでブックマークされるとは思わなかった。

特定とかなんですか?

インターネット怖いです。

さて、ついさっき「相手」を見送ってきた。

ダメもとでメールで打診してOKもらったときは浮かれたよ。

で、ノコノコ羽田まで行ってきた。約束時間より一時間早く。

久しぶりに羽田来たから少し観光しつつ彼女を待った。

10時過ぎにそろそろ着くって電話があってモノレールの改札前で正座ワクテカするかの如く待ってた。

そしてしばらくして彼女はやってきた。

…あの

あなたの荷物を持って、楽しそうに話しているお隣の男性はどなたでしょうか?

うん、終わった。

それから記憶殆ど無い。

喫茶店で会ったこともない何処かの馬の骨氏を含めた三人でお茶してなんか話した。何話したか覚えてないというかここでも空気だった。

あぁ、お二人さん愉しそうですね。そんな感じで見ていた。

30分くらいお茶してお土産買うの見てて彼女はゲートの向こう側に行った。

歩いている間なるべく彼女の横にいるようにしていたのだけどなんて云うのだろう、微妙な距離を感じた。彼女意識してそうしてるのかわからないけど微妙な距離を感じた。

ゲートの前でまたね、と言ってハグする仕草したけど今度は乗ってくれなかった。そりゃそうか。

で、ゲートの向こうに行くのみ送った後馬の骨氏と別れて一人京急で帰ってきてこれ書いてる。

結論。

非モテは何やっても非モテ

だめ人間は何やってもだめ

脈無いのなんて初めから分りきっていたけど、ここまで来たらもう嗤うしかない。

私は人を好きになってはいけないんだと思う。報われることもなく、想われることもなく苦しむだけだから。故に人を好きになってはいけない。

私は非モテ非モテのまま非モテとして生き、そのまま魔法遣いのまま死んでいく。

それが私の運命というか天命だと悟った。

それにあがらうべく努力したけど結局だめだった。勇気出してメールしたはいいけど結局邪魔入って空気のまま。話もできなかったし思い出なんて作れなかった。

大事なことなのでもう一度言う。

私は非モテ非モテのまま非モテとして生き、そのまま魔法遣いのまま死んでいく。

それが私の運命というか天命だと悟った。

本当に、本当にバカみたいだ…。

明日からコミケ行こうと思ったけどもういいや、引きこもってよう

以上、通信途絶

2009-08-09

友だちから学会員カミングアウトを受けた

ちょっと話したいことがあるから会わない?と誘われた先日。頻繁というほどでもないけど、一ヶ月に一度は飲みに集まってる友だちだったので二つ返事でOKした。喫茶店で落ち合い、このところのことなどひとしきり話したところで、「ところであんた、月末何か予定あるの? 実は私、応援してる政党があってね。」と。

出たな学会員!というのが、その瞬間の正直な感想まさかこの発言から、別の政党がくるとは思ってない(あっても幸福実現党か、共産党だろう)。案の定「公明党なんだけど。」と。その子は以前私がファッキン創価学会!と発言した時に「創価にもいい子いるんだよ、友だちにいるけど。」と言ってたので、グレーなのかなとは思っていた。政教分離の原則をガン無視してるとことか、しつこすぎる勧誘、F票集め(以上二点はこれまでに遭遇したことないけれども)、芸能関係にはびこるお遊戯会状態に反感を抱いているので、私は学会嫌いを公言してはばからない。

この時点では完全に彼女の話を聴く気が失せてしまった。というか、これからこの子とどう付き合っていこうかと考えていた。繊細で、思いやりのあるいい子だ。共通の趣味でよく盛り上がるし、年下の私になついてくるのがとても可愛い子だ。距離を離すか、フェードアウトか、カットアウトか。沈黙とともに態度を決めかねていた私に、彼女は熱心に、公明党がどんなことをこれまでに実現させてきたのかを語った。「こんなことを考えている公明党を、私は応援したい。だからあんたにも、投票してくれとは言わないけれど、偏見マスコミ報道だとかに惑わされないで、ただ知ってほしいんだ。」と、続ける。ゴリ押しされると思ってた私は、若干拍子抜けした。「考えてみるわ。」と、曖昧な返事をしてしまったチキンな私に、彼女は嬉しそうだった。

それからしばらく、宗教の話をした。私は宗教神様は、人が幸福になるために人が生み出したものだと思っている。そして神は押しつけられるものではなく、自分で見出すものだ。ので、「布教される」ことに対して私は否定的でいる。もちろん布教活動ってのは、「こんなにも自分幸せにしてくれたこれに参加してもらうことで、あなたにも幸せになってもらいたい!」っていう純粋な願いが根本にあってのものだ、というのは理解しているけれども。だって私は私であり、あなたはあなたなのだ。私はもう、音楽っていう神様を見つけてしまっている(個人的に、音楽というのはたくさんの神様を抱いた多神教だと思っている)。あなたが学会という信仰を持っていることは否定しない。ただ、そうなんだね、と思うだけ。県民の友だちが先日の都議選で、「都民の友だちに公明党に入れてくれるようお願いして」「何区の人が何人いれてくれた?」とお願いメールを山のように受けてうんざりしていた。もしあんたがそんなふうにゴリ押ししてくるようだったら、友だちを止めようと思った。けれども、考えて欲しいとだけ言うのでびっくりした。考えるだけの私をそのまま認めてくれたので嬉しかった。これからも友だち付き合いを続けていきたい。

というようなことを話した私に、彼女は、あんたが受け入れてくれてよかった。本当は今日、こうして話をするのはとても怖かった、と、言った。日本では信仰を持つというのは、それだけで差別を受けかねない。あんた(私)が、そういう考えを話してくれる人でよかった。私は私、あなたはあなたっていうあんたの姿勢を、私も否定しない。考えてくれる、ただそれだけでいい。

きっと彼女の周りには、第三者視点で見ても善良な活動をしている学会員かいないのだろう。ネットでよく語られる、狂信的な人々はいないんだろう。だから、柔らかい姿勢のままでいられる。

私の返答は、正直ではなかったかもしれない。卑怯な部分が多分にあったかもしれない。けれどもなんだか彼女と前より少しわかりあえた気がして、嬉しかったのだ。

しかし彼女は、世間的に思われている学会の姿や、彼女が言う「一部の人たち」(私の言う狂信的な人たち)がどれだけの数いるか知っているんだろうか。何故信仰しているんだろうか。音楽業界で働いていたあなたは、学会ネットワークで決まってしまう仕事がたくさんあることについてどう考えているのか。その辺りを避けて会話してしまったのが心残りなので、いつかまた話し合えたらいいと思う。

デリケートな問題なので、自分blogには書けない話でした。まとまらないが終了。

2009-08-03

上司から食事に誘われ、困っている。

長らく休職していた元上司が復帰した。

メンタル面を患っていたが今は別の部署に配属され、元気でやっているとのことだ。元々嫌みなぐらい低姿勢な人ではあったが、「増田さんには迷惑かけたからね・・・」「いちど食事でもしましょう」と、エレベーターなどで会うたびに言われ、社交辞令ってものもあるし、自分の部署は常に忙しいこともあるので「まぁそのうち」程度にお茶を濁し続けている。

実は、病気になる前から自分はその上司にあまりよい感情を抱いてはおらず、おまけに休職により自分に降り掛かって来た上司の業務を引きつぐにあたり「なんで部下や後輩ならともかく、上司の失敗のせいで部下の私が社外からここまで叱責されねばならないのだ」と苦しむ日々が続いたこともあり(もしかしたら疾患のせいもあったのかもしれないが、「上司」とは思えぬ程の仕事の遅さなどが原因で、休職後に引き継いだ自分が対外的に謝罪しまくるはめになった)、現在、元気になった元上司の顔を見るだけで憎悪の感情がわいてしまう。

ある日、勤務後にお茶でもと喫茶店に入ったところ元上司に遭遇、一緒にお茶を飲むことになった。帰りの路線まで一緒なので1時間近くぎこちない会話が続いたが、「ま、これで『一緒に食事でも』のお茶も濁せるだろう」と考えたのだ。

ところがその帰りの電車で、「食べに行くならどこがいいですか、何料理がいいですかね」「いいお店、考えてくださいね、なーんてw」とのたまうではないか! 今日の茶店ではダメなのか?

理性的に断っても(ましてや感情的に断っても)それがきっかけで傷ついてまた疾患が・・・なんてことになってはいけないので、気を遣ってしまう。

ちなみに、上司自分も女なので良くも悪くもセクハラとかいうわけではない。

2009-08-01

女の弱さ

今日北海道出身女の子と食事に行ってたんだけど。

といってもデートじゃなくて多人数で遊んだ帰りに、

帰る方向が一緒だったからちょっと喫茶店に寄っただけね。

その女の子は特に好きでもなく、どっちかというと恋愛対象外で、

そんなに仲良いわけでもない子。

それで、彼女喫茶店で話してきた内容は、同級生の愚痴

この時点で、彼女も俺に異性として好意が無いことが分かると思う。

どんな愚痴かというと、同じクラスに同じ北海道出身だからって馴れ馴れしくしてくるウザい男がいるって話。

俺にとっては知ったこっちゃ無い話なんで、テキトーにあいづち打ってたのよ。

けど、話してるうちに一点気になることがあって指摘したわけ。

「でも、彼とT(女の子名前)って似てるよね?同じ北海道出身だからかな?」

って。実際、彼女が言う彼の欠点って、彼女も持っている点が多かった。

そうしたら、急に不機嫌になりだして、とうとう「私帰る」って帰った。

やっぱりなって思いつつも、ヒステリックな女だなあと驚いた。

こういうのって、この女だけじゃなくて、広く観察される現象だよな。

女性って、同属嫌悪を指摘されるとたちまち精神崩壊する。

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