2009-10-19

某県で地震があった時、私はその県にあるとある喫茶店仕事の打ち合わせをしていた。

私、アラフォー女、打ち合わせの相手は部下の男、カツマタ君、30歳。

結構、大きな地震で、棚からばたばた物が落ちてきた。

私たちは、お、結構、大きいねと言いながらそのまま座っていた。

店員は4人、全部女性だった。

彼女たちはキャーキャー言いながら、半分パニック

「客のあたしたちが冷静なのに、店員のあんたらがパニくってどうすんのよ」

と思いつつ、あたしはカツマタ君に言った。

「ああいうのが女の敵は女って言われるのよねー」

カツマタ君は「?」顔。

「あのさー、こういうとき、店員ならまず客の安全を考えるべきじゃない?それをなに、あれ、とりみだしてみっともない。キャーキャー騒いで、地震が収まるなら、騒げばいいわよ。でもそんなことないんだから。パニックを増幅させて、自分だけじゃなくて客の安全も危険に晒してるじゃない。あたしだったら、まず避難路を確保するわね。ドアが曲がったら開けることも出来ないんだから。」

「わー、増田さんってきびしですねー。女性ならしょうがないんじゃないんですか」

「あたしが女に生まれて良かったって思うのは、馬鹿な女に同情しなくても男女差別だって言われないことよね。あれ、女の馬鹿じゃないから。あの人たち個人の馬鹿だから。スチュワーデス飛行機が不時着した時に、キャーキャー言ってパニックになると思う?生物学的な理由なら、スチュワーデスだってパニックになるはずよね。要は、仕事をなめてんのよ、あいつら」

しかも、よくよく見れば、だいたい私と同じ年齢くらいのいい年したおばさんばかり、あんたらいつまでギャル気分でいるのよ、と不愉快になった。

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