激しく気持ちがわかるので書く。
俺は相当長いこと他人のことが人間だと感じ取れていなかった。というのも、俺は俺が人間であることは当たり前で、他人もまた「自分と同じような」人間であることが当たり前だと信じ込んでいたからだ。
しかし実際は異なる。他人とは宇宙人である。他人の気持ちが読み取りにくい人は、人生経験がどこか人と大きくずれている。他人は異なる星の異なる住人だと考えるべきだ。赤ちゃんのときからずっと違う。ハイハイができるようになった時期も、周りのおもちゃも周りの大人も全部何もかもが違う。同じように育っていると考えるとうまくいかなくなる。
増田の特性は「嘘をほとんどつかない」ということだと思う。発達障害ではよくありがちだが発達障害は嘘をつくのが極端に苦手だ。ついてもバレる。あるいは大げさな嘘をついてもそのまんま信じ込まれてしまう。
実はほとんどの人間はカジュアルに嘘をつく。本心を隠す。「自分はこう思う」と考えていても、それを言うことで周りの人からどう思われるかを気にして口を閉ざす。だがある種の人間、人からどう思われようが大して気に留めない人間は、自分の思うがままに話す。やったことをそのまま話す。嘘をつかない。
そうすると多くの人から嫌われる。「空気」とは、集団が円滑に回るためのものであり全員が内心「どこかおかしいな」と思っていても、それで「和」を乱すぐらいなら自分の意見を引っ込めることで完成する。
そういうところに増田が行くと「空気が壊れる」のである。みんなでまとまりかけた話も、増田がいると振り出しに戻る。そういった具合だ。
「部活にも足が向かなくなる。行こうとしても足が動かない」これは自分の意思だと思っているかもしれないが、実際は異なる。これは彼らによって排除されていると考えていい。
言葉だけでなく、身振り手振り口ぶり話し方トーン姿勢、誰が人気なのか、誰の機嫌を損なうと居心地が悪くなるのか、おのおのの人間関係はどのようになっているのか、それを観察するといいかもしれない。
「正義」「正規」「法律」「規律」「規範」のようなルールの強制を母親からされてきたように見える。完璧主義のような。
だからそこから外れたものは「間違っている」「存在してはいけない」「存在しない」というように見えているのではないか。
増田には、模範解答がなければ動けないとか、間違ってしまうなら動けないとか、そういったことがあるように思う。
運動は運動しなければうまくならないので自主トレをするといいかもしれない。
それからこれはちょっとどうかと思うが、一度しっかりと信号無視をしてみてはどうか。合法で限るならスカイダイビングや治安がやや悪めの国への海外旅行などもいい。
意図的にミスを許容する訓練が必要かもしれないな。算数の問題集でも買ってきて「70点ぐらい(誤差は許容する)を取る」というような練習をしてみるのはどうか。
あとは、客観客観客観ばかりで、自分の意思が見て取れない。しかし「怒り」が生まれているのは、そういう客観客観客観という抑圧に我慢がならなくなったときかもしれない。
普段ロボットのように生きている分、抑えていた人間の感情がたまって怒りとなって出てきているような気がする。
増田は「母親に1人暮らしを許されて自由に行動できるようになったタイミング」とも言っている。だが1人暮らしは母親から許しを得るようなものではないし(自分の人生なのだから)、精神科も今行っていい。
🐊「・・増田・・いいぞ・・人間は・・・」 🐊「・・今度生まれ変わる時には・・オレも・・ ・・に・・」 🐊「・・人間に・・ぐふっ・・!」 🐊「・・む・・無念・・」
なんで自分で質疑応答してんの?
日記だから