様々な開発案件を巻き取っては、うち含む下請けに撒いているのだが
今思えばこの時点で次の職場を探しておくべきだった。
作業者の経験値も考えず、10人いたら10人分の作業をギチギチに詰め込んでくるタイプ。
よその部署からの問い合わせを複数投げ込んでおいて、作業が遅延したら
「問い合わせ対応の資料を作って、それを相手に渡せば済むようにしておけばいいじゃないですか!それを怠ったそちらの原因でしょう!」とのこと。
状況の把握・原因の特定・解決策を全て揃え、自分がYESかNOで回答できる状態でないと応対しない、ということらしい。
このため、リーダー層はAからの指摘や問い合わせを現場に丸投げするようになり
新規メンバもAの洗礼を受けると、それ以降は報告を避けるようになった。
結果「Aさんの問い合わせ対応」が辛うじて可能な一部のメンバーに負担が集中することになり
報告内容を作るだけで定時が終わることもしばしばだった。
「あなたの同僚は使えないから、ここから外すよう上司に言ってください」等の要求もあった。
元請けもAに関わりたくないので「作業依頼はうちを通してくれってお願いしてるんだけどねぇ(笑)」と黙認していた。
スケジュールは調整してくれないので、進捗が悪いときは終電を盾に頭を下げるほかない。
「他の下請けだったら連徹だろうがやってくれるのに」とAに吐き捨てられてようやく帰宅許可が出る。
巻き取った当初はスクショ資料を作る必要はなかったが、どんどん作成要求がエスカレートしていき
ソースを直してソフトをビルドする、という一連の作業でエクセル資料を20個弱作るのがデフォルトになった。
ひどい物になると自分の指示ミスに対して「それくらい現場でピックアップできるでしょう!以後は毎回私の指示が間違っていないか資料を作って確認しなさい!」と逆ギレされたこともある。
「資料の内容がわかりづらい」「今後はこの確認も追加しろ」「資料作成に時間がかかりすぎるから短縮する方法を考えろ」
などの資料に対する指摘が大半で、自分から具体的な修正方針は絶対に示さないので
Aの指摘意図を推量して直しては、指摘件数が増えて戻ってくるの繰り返しだった。
「今後の私の指摘には必ず再発防止策を併記し、すべてのエクセル資料にも適用しろ」と言い出した。
当然、指摘の修正の難易度と工数が激増し、現場は指摘対応をほぼ放棄するようになった。
続く
マイナンバーであれこれやってるところと相性が良さそうじゃん? 「バッファがない」とか。 「オレたち頑張ってる」とか。
残業80時間程度はゆるいなぁと思ってしまった
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これはヤバイ。 製造が原因で顧客に〇人が出ているような職場だとそういうピリピリした空気になるんじゃないかな。 合掌。
ブレーキの不具合とか出してた〇菱とかかな・・・
俺はIT沖田だ!!