まぁ、自分も言うて今の日本社会と政治の現状が良いとは思わんし、上部や政府の無理解や的はずれなことに対して怒りや不満を言いたい気持ちは理解できる。
しかし不可解なことがある。
これほどまでに例えば「日本は貧しくなった」と多くの者達が共感し、その話題にTwitterで万単位の拡散されてるにも関わらず何故状況が動かないのか。
こうした声があっても現状を変えたくない者達が頑なに理解しようとしないからだと言われればそれまでだが、もしかしたらTwitter民の声自体を直接関係者や官僚とかに届ける手段を用いて意見を伝えてる人がいないか少ないのではと考えた。
いや、Twitterでつぶやくこと自体が無意味なのではない。拡散性の強さと問題の透明化の側面としてはTwitterは非常に有益なプラットフォームだ。
ただ、あくまでもTwitterは世論の可視化と情報取得に強いだけ。その情報を取得した上でさらに一歩動くものがいなければ始まらない。
即ち、それを官僚及び関係者にメールや問い合わせフォームとかの直接意見を送ることではじめて真価を発揮できると言える。
これは自分が政治に関わった上での経験上の話ってか感想なのだけども。
要は「直接相手に言わなきゃわかるワケがない」ってところだな。Twitterって意見バズっても埋もれることがほとんどだし。
とはいえ結局は人それぞれ。直接言ってもわからない、わかろうとしない人間はいる。
故に他者、特に取り仕切る立場の人間に対して不信感を抱くのも無理もない。
まぁ、自分も根っから信用しているわけではない。今も昔も変わらずだ。
赤の他人を信用するってよほどの事がない限り容易に出来るものじゃないからね。
こっちが生活に困ってて、そこでじゃないと出来ねぇことがあるから、やって貰わなきゃなんないから口を挟んで首を突っ込んででもやって貰うしかないと思う。
このまま放っておいて悪化させてしまったら最悪……我々はロシアと同じ道を歩むべきではない。
だから誰に対しても無難なコミュニケーションを取ったり、どうしてそれが必要なのか教えるだけ教えたり、なかなか聞いて貰えない相手には思いもよらないことも、自分の信念とは真逆のことも言ってでも「やれば得するよ」とかやる気にさせることを試みる必要もあったりもするかもしれない。
これらはもちろん、違法にならないよう、侵害行為にならないよう細心の注意を払いながらやらないといけないってことは常に心がけるべきだ。
前例を作ってしまえば最悪要望も意見も聞いて貰えなくなるからね。
とにかく、現状を変えるにはある問題を目の当たりにした時「どうしたら良いか」「何をアクションしたら良いか」を論点にさらに一歩踏み出した手段を取る必要があるとハッキリと伝えなければならない。
Twitter民も問題提起と何が問題かを明確にすることはしっかりとできるし、そこに1歩超えたアクションをすれば問題の解決の糸口になるかもしれない。
世の中は想像以上に複雑だ。
だからこそSNSの特性、発信されている情報、どんな手段があるか等々を把握しつつ、人に頼りながらあらゆる手段を使えるだけ使って直接相手とやり合っていくしか解決の道はないのではないだろうか。
面倒ではあるが、現状が事実である以上はそうするしかないと思う。
仮に今ある問題を解決できれば日本を憂いていたイーロン・マスクからも評価されて日本に投資が来るかもしれない。
まぁ、この記事読んでる政治家も経営者も流石にいないとは思うが。
他にやり方があるなら教えていただけるとありがたい……
俺たちだってこうやってネットでべらべら喋っておるだけで、何も行動がないじゃないか。 市民と呼ばれる多くの人間が「社会問題はやばいけど私ではない誰かが手を打ってくれるだろ...