2022-05-26

共感力が足りなすぎて離婚した

女は何かと「共感」を大切にするイメージがあるし、

実際「共感してくれない」と直接言われて夫婦生活破綻したのだが、共感ってそんな大事なのだろうか。

そもそも共感しようと思って共感なんてできるものだろうか?

それとも、世の既婚者男性諸君共感できないことも共感してるように見せてやるのがうまいのだろうか?

 

共感できないcase①:病気

元妻は何かと体調不良を訴えるタイプで、週に5日は頭痛・腹痛・腰痛・だるさなどを訴えていた。

基本健康でたまに不調なら心配もするのだが、不調が常態化していてははっきり言って訴えられても何も感じなくなっていた。

そもそも、不調を訴える→自分家事を代わるから寝てたら、と言ってもそういうことじゃないと言われる。

そういうことじゃないなら俺は医者じゃないので病院行ってくれとか薬飲んでくれとしか言えない。

俺にあなたは救えない。と言うと、共感してくれるだけでいいのに、と言われる。

共感って何? 他人病気の辛さなんて分かるわけないし、分かったような口聞かれたら自分ならむしろ腹が立つんだが。

「辛いよね、しんどいよね」と言ってもらいたいのか? 本気でわからない。そんな風に言われても自分ならバカにされているようにしか感じない。

俺が共感したところで、病気の辛さは変わらないはずだ。

 

共感できないcase②:日常生活

ある日、妻がイライラを爆発させ、家事育児仕事との両立の不満について俺にぶつけてきた。

仕事が上手くいかないこと、子供が言うことをきかなくてイライラしてしまうこと、

家事に手が回らなくて睡眠も十分にとれず、余計イライラするという悪循環に陥ってしまうと、

理路整然とではないが要約すると以上のようなことを泣き喚きながら訴えてきた。

ここで、聡明なる増田の皆様ならどのように対応すべきかお分かりのことと思う。

おそらく、答えは共感力を発揮させての「ヨシヨシ、大変だったね、辛かったね、ヨシヨシ」だ。

まぁ、俺もそれが最適解なのだろうと頭では分かっていても、どうしてもそれが一人前の大人に対する対応として抵抗があって、

つい「では家事育児の分担について再考しよう。睡眠不足については、夜のタスクを私に委託することで解決しよう」という、

自分にとってはこれがベストしか思えない提案をしてしまった。

その結果は、案の定「そう言うことじゃない、辛さを分かってくれない。あなた共感してくれない。」という答えである

まず、正直に言って妻の処理能力不足もあると感じたため、状況を理解はできても共感はできなかった。

仮に、「私はお茶碗1杯のご飯お腹いっぱいになっちゃうんです」と言われても、

「ああ、この人は少食なんだな」と理解はするけど、「俺はお茶碗3杯は食べられるけどな」と思ってしまうので、共感はできないのと同じだ。

さらに、「なぜ苦しい苦しいと言いながら、もう1杯食べようとしているのか? なぜ俺が代わりに食べると言ってるのに、そうしたがらないのか?」

と思ってしまって、ますます共感できない。この辺は、妻の完璧主義者体質と、母親としてのプライド邪魔しているのかもしれないが。

いずれにしても、俺が共感しようがしまいが、タスクの整理をするか妻の処理能力が向上しない限り、辛い状況は改善されないはずだ。

 

子供が生まれから上記のような衝突がだんだんと増えていき、

日々溝が深まる状況、喧嘩が絶えない環境子供めにも良くないと思い、離婚する運びになった。

子供と離れるのは辛く、このような結果になったことは慚愧に堪えないが、俺は最初から結婚すべきではなかったのだろうか。

俺がもう少しうまく「共感」してやることができれば、夫婦生活を続けることができたのだろうか。

今更何を言っても仕方がないが、そう思わずはいられない。

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