2021-11-21

AI使ったら官能小説になった

今日は何もなかった。

夕方まで寝てしまった。昨夜は結局、ほとんど眠れなかったから仕方ないのだけれど……。

「もう起きようかな」

まだ時間は早いけど、このままベッドにいても仕方ないしなあ。

「よっと」

身体を起こすと、部屋の隅で丸まっていたピグシード辺境伯家の家精霊であるアイシアが目に入った。あたりまえだけど、何もしなかったので精霊も動きを止めて待機状態だ。だからといって何かする気が起きるというわけでもないのだが。さぁて、どうしよう? そういえば今朝はまだ【畑】を見に行っていなかったっけ。時間もあることだし見に行くことにしようか。

着替えを済ませ部屋を出る前に、いつものように軽く伸びをする。するとその気配に気付いたのか、アイシアが俺の方に近づいてきた。

「お出かけされるのですか?」

いつもどおり執事的な物言いなやつだ。まぁ借りてるんだから文句は言えない。

「うん、ちょっと畑に行ってくるよ」

「私もお供いたします」

「え、うん…別にいいけど」

なんでついてくるんだろう?家精霊なんだから家にいればいいものを。まぁ今日は家でほぼ何もしてなかったからやることがないのかな。というか普通先に許可求めないか?まぁいいけどさ。玄関で靴を履き替え扉を開ける。目の前には

庭が広がっているはずなのだが、何故かそこに『空』が広がっていた。

「へ!?

わず変な声が出てしまう。だっておかしいだろう、普通地面が下で空が上のはずだぞ。なのにどうして青空が見えるんだよ!まさか夢遊病とかじゃないよね?自分の頬をつねってみる。痛い。

困ったな、このままでは空に落ちてしまう。我ながら陳腐表現だなと思いつつも、アイシアに何が起きているのか訊いてみる。

アイシア、これどういうことだと思う?」

アイシアはまるで何もなかったかのようなトーンで答えてくれた。

「ご主人様のお出かけに合わせて、私がお屋敷周りの重力場を調整しました」

「あーそういうことね……」

まり、俺は宙に浮かんでいるということらしい。でもそうなるとひとつ疑問が残る。

「じゃあさっきは何でわざわざ確認したの?」

「申しあげます。私はご主人様をお慕いしておりますので、家から出したくないのです」

ヤンデレだ。付き合うと逃がさない系の人じゃないですか…。

「いや、畑見に行きたいんだけど…

アイシアは目を閉じて考え込んだ後、こう言った。

「わかりました。それでは空中浮遊モードに移行します」

「ん?何を言ってるのかわかんないけど、とりあえずわかったよ」

どうせ聞き返してもわからないことが聞けることなんてないだろうし、ここは素直に従っておくことにした。

「従うと思ったか?」

不意にもう一人の僕がしゃべりだした。体が動かない―いや、正確には僕の意志では、だ。

ゆっくり右手アイシアの胸元に伸ばし果実を包む薄布を解いていく。

「朝からはち切れそうでな。まずは処理をしろ

するとアイシアは両手で僕のズボンおろし始めた。

「ごしゅじんさまぁ…♡」

は?おい、こら待て。お前誰だよ。どうしてそんな甘えた声で名前を呼ぶんだよ。何でそんな蕩けた顔で俺を見るんだよ。

「これが現実です。受け入れてください」

くそっ、いつの間にか僕の口が勝手に動いてるじゃないか。どうしようもない…。

アイシアは屹立した僕のイチモツを優しくなで始めた。正直、気持ちがいい。目の前にはアイシアの大きすぎず小さすぎないちょうどよい乳房が露わになった。色白で薄桃色の乳首がよく映える。アイシアは腰を落とししゃがみこんでいく。そして口を開け舌を出し、先端部分を舐めまわし始めた。

「うぅ……はぁ……♡」

我慢できず声が出る。ヤバいなこれ、癖になりそうだ。

「そのまま全てを受け入れなさい」

アイシア吐息がかかる。全身が熱くなる。もう限界だった。

「く、口に出すぞ…!」

言うか言わないかで僕は果てた。ドクンドクンと脈打つ度に精液が勢いよく吐き出され、それをアイシアは全て受け止めている。やがて射精が終わると、彼女は立ち上がりスカートを脱いだ。

「ご主人様のお情けを賜りたく存じます……♡」

完全にスイッチが入っているようだ。もはや抗うことなどできなかった。

「挿れるよ」

返事を聞く前に一気に貫いた。ああ、凄い締め付けてくる……。

「あっ……すごい……奥まで届いて……いい……」

アイシア身体から汗を流しながら快感に浸っている。その姿はとても綺麗で官能的だ。だが、その目はどこか虚ろで焦点があっていないように感じる。

「ふぁ……また出ちゃいましたぁ……いっぱい……あつい……しあわせ……もっと……くださいぃ……♡」

再び律動を始める。今度は先ほどより激しく、本能のままに。

「あッ、あン、あァ!すご、いィ、ごしゅ、じんさ、まぁ♡」

次第に喘ぎ声が大きくなっていく。何かにとり憑かれたかのようにひたすらにお互いを求めあう。

「も、だめぇ、イっちゃいます!ごしゅじんさまぁ、いっしょに!あぁあ~!!」

一際大きく痙攣すると同時に膣内が激しく収縮し僕を締め付ける。

「ぐっ……あぁ……!」

耐え切れずに僕もまた達してしまった。

「あぁん、出てますぅ、ごしゅじんさまの子種、たくさん、きてますゥ!うれしい、しあわせ、きもちい、い、もっとぉ……」

その後、何度も体位を変え快楽を貪った。

「ごしゅじんさまぁ、すき、だいすきですぅ……あいしてますぅ、ずっとここにいてください、はなれたくないんですぅ」

アイシア意識を失う寸前まで愛の言葉を口にし続けた。

結局畑には行けなかった。

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あれから日経った。僕はアイシアの部屋にいた。もちろんあの日以来毎日のように体を重ね合わせていた。今日アイシアは部屋にいるだろうか。そう思い扉を開けるとベッドの上で彼女が待っていた。

「お待ちしておりました。ご主人様」

「どうしたんだ?」

「実はお願いしたいことがありまして」

「何?」

「私を

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