政治家になりたかったら、大学を出て少なくとも3年たってからでないとなれない。
今の時代、いくら転職が当たり前になったといっても、それなりに安定した仕事をしているのに、
あえて、超不安定な仕事(しかも、25歳で何の後ろ盾もなく当選する議員なんてほとんどいない)
を選ぶ神経が分からない。
それとも、大学を出てから政治家になるために3年間ニートするか?
その人が結婚できるのも、子供を育てられるのも、安定した仕事があってこそ。
それを捨てて、政治家になるという選択を、普通に常識のある大人はできない。
結婚できなかったり、子供がいなかったりして、自分の人生がどうなってもいいという人だけが、政治家になるという選択ができる。
つまり、そういう人間は人生に問題を抱えているので、政治の世界においても正常な判断ができない。
選挙に落ちたら無職になるし、ある程度の年齢以上だと転職もできないし、「政治家」という職業にしがみつくしかない。
そのせいで、腐敗が横行する。
二世議員が多いのも仕方のないこと。
それは親とか先祖が、そういうクレイジーな選択をしてしまったような家で育つから、それがおかしいとは思えなくなる。
そして、それが家業になっていて、支持者もいるので、選挙に落ちて無職になることはないので、ずっと続けられてしまう。
ちなみに、そういう家では一般常識が育たないから、政治の世界においても、民意を反映した判断ができない。
彼らにとっての「民意」とは、自分の周りのイエスマンたちのことだけである。
我々一般庶民が政治的な意思を示すことができるは、年に1回あるかないかの選挙の時だけだけど、
そのときでさえ、うんこ味のカレーとカレー味のうんこしか選択肢がないのは、主にそういう事情による。
SNSとかで政策に対する運動を展開しても、それが実際の政策に反映されることはまずない。
今まで間接民主主義しかできないとあきらめてきたけど、そろそろ直接民主主義ができるかもしれない時代がきた。
政府のどこかにメールアドレスを登録しておいて、官僚が政策を作成して、何か国民に信を問いたいことがでてきたら、
そのメールアドレスにメールが配信される。そこには賛成か反対かを投票でき、意見を述べられるフォームがついているURLが貼ってあり、
そのメールに返信することで、採決ができる。
ざっくりした流れはそんな感じで、細かいところはこれからつめていけばいい。
日本中の意識高い人を集めたら、500人ぐらいはすぐに集まるだろう。
その人たちは日頃普通に社会人として働いて社会的責任を果たしながら、その中で感じたことをもとにして、政策に反映させることができる。