2020-07-14

新型コロナじわじわ感染拡大する理由の一端

モヤモヤしたので書く。

身バレを防ぐためにフェイクを入れる。

職場の同僚が5日前から高熱で休んでいたのだが、PCR検査を受け、陽性と判定された。

勤務先は業界大手企業都内自社ビル仕事場だ。

緊急事態宣言以降は在宅勤務が基本だったが、7月から出社が基本に戻り、「おいおいまだ早いんじゃねーの」とか思ってたらこんなことになった。

同じ企業内、同じビル内ってだけでも驚きだが、同じフロアしょっちゅう雑談してたりする仲間が陽性になるとは。

これで在宅勤務基本に戻るなあ、なんて考えながらPCカバンに詰めていると上からお達しが出た。「濃厚接触者は5人。こいつらは自宅待機。他の者は出社し、いつも通り仕事しろ。どの部署の誰かも秘密な。社外にもボカしとけ。他社訪問とかも基本通常通りで。」

はあ?

噂話を総合するとこんなことらしい。

感染者は発熱初日からちゃん会社を休んでいた。

発熱2日以内前にプライベートでつるんで出掛けてた奴らがいた。その5人のみが濃厚接触者と認定された。発熱してから会社休んでたし、という考え。

会社判断根拠にしたのは管轄保健所判断

社員健康経済活動バランスを取った判断とのこと。

社長現場第一主義。ついこないだも自慢げに「俺はもう普通に会食もしてるし、ゴルフも行ってる」と話してたそうで。

いやいやいやいや、おかしいだろ。

なんか発熱したヤツが感染第一号みたいな扱いになってるけど、無症状の感染者がいる可能性をなんで考えないのよ。

濃厚接触者の限定の仕方おかしくね?感染から発熱までに5日以上掛かるケースもあるんだし。

なんで社外に伏せる。知らなければお客さんとか「ちょっとこっち来て話してよ」とか言ってくるじゃん。言ってきたら行くじゃん。

経済活動とのバランスって。こないだまで在宅勤務してたじゃん、経済回してたよ俺たち。

在宅勤務できない業務人間もいる、不公平だ、って、待て待て、オフィス人口密度を減らして感染拡大の確率減らすのが重要だろうが、在宅勤務する側だって家事やれプレッシャー同居人に掛けられたり、それなりに別なしんどさがあるんだぞ。

周りには疑問を感じてる人間も居るが皆諦めてて、粛々と業務は続くらしい。県外への出張を予定してるやつもいたりする。

幸い発熱してた感染者の熱は下がりつつあるそうで、大したことなくて良かったね的な空気が広がっている。(その一方であいつは心掛けがいか感染したんだ、会社迷惑かけやがって、みたいな空気もある。)

あー、こうやって感染ゆっくりと拡大してくんだなあ、こういうのが「感染経路不明」の一角なんだろうなあ、と長い物に巻かれていきつつ眺める一日だった。

  • いや普通に保健所の基準は以前からそうだったし、会社としてはごく普通の対応 未来永劫自粛続けられるわけがないんだし

記事への反応(ブックマークコメント)

ログイン ユーザー登録
ようこそ ゲスト さん