私はレズです。社会に認めてもらいたいです。私はゲイです。社会に認めてもらいたいです。私はバイです。私はトランスセクシャルです。私は黒人です。ユダヤ人です。
政治的多様性の名の下に様々なあり方が声を上げ、デモを行い、問題として提起される時代がまいりました。
うん。私は良いと思います。元恋人はXジェンダー(性自認がわからない)だったし職場には同性のバイがいました。バレンタインにもらったクッキー美味しかった。
ただ、昔から思っていたんだけど「差別はやめろ自分は人間だ」という活動はかなり差別的だと思うんですよね。
具体的な例を挙げます。
インターネットには我々の想像を遥かに超える人がいるわけです。その男は乳幼児にしか興奮出来ません。彼は様々なネットの流行に乗り自分の描いた乳幼児エロのイラストでペドフィリアを増やしいつかコンビニで乳幼児のエロ雑誌を買えるくらいメジャーになるのを目指しています。
彼の在り方は社会的に認められるものでしょうか。認められないのですか?
では私は認めていただけますか?11歳から13歳の初潮前後の女の子が好きなのです。目の前で初潮が始まり静かに泣いていた子を見た時からロリコンになってしまいました。もちろん今は小さい子に手を出すつもりはありません。
それでもダメですか。では、私や「彼」とLGBTQや黒人はどう違いますか?今まで抑圧されていたかがポイントですか?私は今抑圧されています。
女の子が腹を殴られ内臓が拗れ苦しむ様で興奮する男を知っています。彼は許されますか?
「社会に認められるかもしれないあなた達」と「今は社会に認められていない私たち」を比べてみた時、2つの違いが目に入る気がします。ざっくり言えば「同一カテゴリの内部の人間の多さ」「他者への侵害の有無」です。
ここから差別が始まりますね。どれだけ抑圧されていても人の権利を侵害しそうなら社会から否定されるし、「声をあげる」人数がいなければ社会から無視されます。
では、ロリコンやペドフィリアやリョナ趣味の人間が増え、殴られたい人やロリコンとセックスしたい女児やペドフィリアとセックスしたい乳幼児が増えて声を上げ始めたとしましょう。そういう近未来です。ファンタジー。オーケー?
次に声をあげるのは「インド系セレブが事業の失敗で物乞いになったのを見初める成金石油王のホモ」じゃないとイけない腐女子です。そういう人がロリコンやペドフィリアより少ない程度いる事にします。
彼女達はもちろん差別されます。そんなもので興奮すると声を上げ社会に認めて欲しいと言おうと人数がロリコンより少ないのです。
ではそんな彼女達が社会に認められる世界になりました。政治的な正しさはどれだけマイノリティだろうと拾い上げる義務があります。
……今向かってる社会の在り方の果てには、おそらく「誰もが誰もに関心をもってはいけない社会」なんじゃないかな、と考えています。
誰かに関心を持ち、その人のあり方の全てを肯定するというのは難しいです。男が嫌いな人がいても良く、男が嫌いな人を嫌いな人がいても良く、そして他者がそれぞれを否定してはいけない世界を作るためには誰もが誰もに干渉してはいけない。干渉し否定した時点であなたは「黒人を差別したようなもの」になる未来が待っています。
最低でもあなたが生きてるうちには「ミミズと愛のあるセックスを行いミミズを妊娠させる男じゃないと興奮しない女性」が認められる日は来ないと思います。しかし、人間が今の在り方を曲げない限り、数千年後にはこうなるかもしれません。
……このダイアリーに解答はありません。私はただのロリコンです。まず私がするべきは自分の権利を認めてもらうことです。
ただ、この拙い文章を読んだ後に少しだけ社会について考えてもらいたいです。黒人を受け入れLGBTQが当然のように受け入れられた後、その時受け入れてもらえていない何かを受け入れてもらえますか?
とりあえずロリコンはやめとけ
お前が内心で何を愛でようとかまわんし認められているが、それをつまびらかにご開陳することは現実の幼女やその家族を恐怖せしめ健やかな生活を脅かすことになるからやっちゃだめ...