学校で見かけるたびにドキドキしていた。自分の名字とその子の名前を組み合わせてみたりもした。
しかしほとんど絡むこともなく一切の進展はなく、中学校卒業まで引きずった長い初恋は消滅した。
高校生になった。結論から言うと、俺の人生で一番モテたのは高校時代だ。
といっても「女の子から告白された」が1回、「恋人が出来た」が1回。以上だ。
高校時代は簡単にいうと「ヤンチャ」になった。髪の毛を明るく染めてみたり、バイクを乗り回したり、クラスの中心人物みたいなやつと仲良くなったり。
しかし俺はその子のことは本当にただの友達としてしか見れておらず、断ってしまった。
高校も3年生になったときにまた別の女の子と仲良くなり、自分から告白して恋人が出来た。彼女とは高校卒業までわりと平和に付き合いが続いた。将来のことも考えたりしたし、童貞も捨てさせていただいた。
だがほどなくしてフラれた。
いま振り返ると、当時自己中な言動を数多くしてしまっていたと反省してもしきれない。後半は腹の探り合いみたいになってしまった思い出がずっと心臓に突き刺さっている。
こんな経験はもうしたくない。
だいぶ凹んだ俺は、一旦別のことに興味を向けようと男友達とばかり遊ぶようになった。
(進学先が男だらけの環境だったというのも大きいが、)この頃はとにかく楽しい思い出ばかり。
異性関係の話は本当に何もない。
その後なんとか社会に出るも、ブラック企業を2社ほど渡り歩く。
もちろん彼女をつくる余裕なんて精神的にも肉体的にも金銭的にも無い。作ろうとも思えなかった。
3社目でようやくまともな会社に滑り込めたのだが、収入がここでググッと上がったことで長いこと何も無い色恋沙汰よりも、目に見えて生活水準を上げれる仕事に対する優先順位が大幅に上がったのだ。
そして気付けば30代になった。年収は800万まで上がった。
社内恋愛的なイベントは一切発生しなかった。というかこれ系のイベントは多分積極的に自分でフラグを立てないと起きない。
しかしようやく見つけた安寧の地で異性トラブルなんて絶対に起こしたくないのだ。
実家に帰省すると「会社にいい子はおらんのか」とどやされるが、恋愛フラグを立てれない自分の積極性の無さや自己中さを指摘されているように聞こえてしまい、本当につらくなる。
正直結婚はしたいし子供も欲しいと思っているので、ここ1年ほどマッチングアプリを利用しているのだが、まだ1度も直接会えていない。
うんち
恋愛も統合失調症もドーパミンの分泌量が違うだけで、どちらも同じ延長線上だと増田医師が言っていた。 どっちもやるもんじゃないよ。無い方が心穏やかでいられる。
逆に気を使いすぎていて向こうからすれば表面的な会話でつまらないんじゃないか? そのスペックで見た目も普通ならイイねはごまんと来るだろ。 向こうだってたくさんの男とやり取...
こういう人、わりと自分でフラグ折ってる気がする まあ結婚は人生の一大事だし焦らずがんばれ