見なければいい。わかっている。それでも放送時間はやってくる。しかしつまらない。
ネットに繋ぐ。とても評判がいい。これがわからないヤツはバカとでも言いたいような文字列が並ぶ。腹が立つ。
というわけで次の週も見る。やっぱりつまらない。気が狂ってしまいそうになる。なのでつまらない理由を列挙する。
分かり合うって大切だよね。(分かり合えないってつらいよね、ともいえる)
ユリ熊嵐のなかのストーリーともいえる部分は、ざっくり切って以上の3つを広げたものにすぎない。
透明な嵐に負けちゃだめ。スキを諦めない。キスをあきらめる。
1話先行発表会に集まったファンを絶句の海に叩き込んだ惑星クマリア、断絶の壁、ユリ裁判。
しかしそれらは謎でもなんでもなくなる。「あ、これ説明しないんだろうな」ということは見続けていればいやでもわかってしまう。
そして見続けていれば、テーマが他者とのコミュニケーションの話だということはどんなアホでもわかる。なぜなら同じ話の繰り返しだから。
謎だった部分が無意味であればあるほど、単純すぎるテーマが浮き彫りになっていく。結果興味が薄れていく。
同じ内容の説教を30分間週イチで聞かされているのと同じ。もう言いたいことはわかってるから、早く終わってくれと思う。つまらない。
同じセリフが同じタイミングで同じ用法としてしか出てこない。なんの機能も果たさない。キャッチコピーとしての美しさも、読み取れるほどの意味情報もない。
語感がいいかといえばそうでもない。少なくとも2015年のセンスじゃない。
るるかしこい、は脚本として正しい使われ方をしていた。ような気がする。言語自体は死ぬほどダサい。
私はスキを諦めない。わたしはキスをあきらめる。ポエムを使わないと会話が書けないのか。つまらない。
なぜなら同じセリフを繰り返し続ける機械だから、そこに全く人間(クマでもいい)が見えない。
大半がポエムなので、キャラクターが実存在からかけ離れていく。
きわめつけに演技力もない。だからキャラクターに魅力がない。彼女らの行く先にまったく興味が持てない。つまらない。
とにかく見ていて面白くない。バンク・視覚的な面白さがない。変身シーンが苦痛でしかない。
美術も過去の作品からの転用だったり、名作映画からの引用だったりする。
話題になったサイコの家やクマ撃ち写真も結局なんの意味もないただの引用だった。
現実のセットで作れるものをアニメで作る意味が感じられない。つまらない。
驚くほどツイストがない。引きのある終わり方のあと、これが起こるんだろうと思う。そして起こるべきことが起こる。やっぱりか。つまらない。
ポエム絵本が挟まれる。結論のわかりきった説教のなか、結論のわかりきった例え話が始まる。最初の説教も例え話なので、聞いていてつまらない。
話が進まなくてイライラしてくる。ポエムが繰り返される。ポエム絵本が引用される。ますますイライラしてくる。つまらない。
わからないならわからなくていいと監督が言う。この人の世界は面白いとファンが言う。
「正しいシナリオ作成術」があると思ってるタイプっぽい
タイトル見て内容の概要聞いて「ないわー」って思ってそれっきりだな。 なんかああいうノリで使わない方がいい単語ってあると思う
デレマスおもしろーいとか言ってなきゃそれで良いよ
この増田 http://anond.hatelabo.jp/20150323182721 を読んで「アーわかる」となった。 ツイッターではユリ熊嵐の11話を見て様々な人が「泣いた」「号泣」と言い合っている。 泣ければ名作とで...
るるたんはかわいいから仕方ないくま