アニオタの社会人は金が余っているはずである。ここではそういう前提で書く。
金が余っているとき、君は、それを円盤に使うのもいいし、ガチャをまわすのに使ってもいいだろう。
だが、金が余っていて、かつ時間も余っているのなら、それをパチにあてても・・・
ダメだと思うが、まあ、そんなダメな自分を楽しむのも大事なんだよ。
しかしながら、そんなに負けません。
パチンコは、だいたい賭けた金の七割くらいが統計的に戻ってくる財布にやさしいばくちです。
パチンコをやる回数は少なく、掛け金は少なく、という方針で挑むと、損する金を減らすことができます。
借金した金がさらに縮小再生産で三割減になり続ける未来がまっています。
仕事帰りに行きます。パチンコを打つことを目的でパチンコを打ちにいってはいけません。
財布の中の五千円は、捨ててもいい五千円にします。
五千円を損したと思うと心につらいので、捨てたものだと思いましょう。
重要なのは「その後の予定がないこと」と「店の閉店時間に近いこと」です。
また、損しても、その後の予定がとくになければ、あまり落ち込まないですみます。
忘れてはならないことは「パチンコはやると負ける」ということです。
ですので、土日の時間のあるときにパチンコをうちにいってはいけません。
自宅近くの店を選ぶべきなのは、職場近くの店だと打ち始め時間が早くなるため、負ける量が増えるからです。
台に座って、左上のお金を入れる口に五千円札を一枚いれて、右手前にある「玉貸」のボタンを押すと玉がじゃらじゃらでるので、右下にあるひねるやつをひねって打ちます。
ひねるときには適度にひねらないと意味がないので、左半分に落ちるように手加減してひねります。これを左うちといいます。
じゃらじゃらでた玉がなくなったらもう一度「玉貸」をおしましょう。
五千円だとだいたい全部食われるまであたらないので、全部玉がなくなったらおしまいです。帰りましょう。
あたった場合は面倒です。あたった場合は、とりあえずあたりが終わるまで台の指示に従って打ちましょう。
で、下側にある皿の前にあるでっぱりをつつくと、だいたい下皿の穴が開くので、えーと面倒くさいな。
じゃらじゃらと出た玉が自動的に計算される店では、とくに気にしなくていいです。
玉が手元にたまるタイプの店だと、面倒なのですが、台の上の方にあるCALLボタンをおして店員をよびます。
店員はなかなかきませんので、てもとの箱がもう二歩ぐらいでいっぱいになりそうだったら店員をよびましょう。
あたった場合は、「玉貸」の近くにある「返却」ボタンを押すと、カードが台の左側からでてくるので、それをもって景品交換カウンターにいきます。
店内に、女性が立っているカウンターがあれば、だいたいそれが景品交換カウンターです。
ここでは店員のいうがままに動きます。深く考えないよう。
ここからが難しいのですが、まあ、ほかにあたった人がいたらその後をついていきましょう。
どうしてもわかんないときは、カウンターの人に「このあとどうしたらいいですか?」とききましょう。
えーと、台は確立が台の上のほうにだいたい張り出してあります。
おおむね、100回に1回程度であたるライト、300回に1回ぐらいあたるミドル、400回に1回のマックスがあります。
というそのまえに、デジタルな感じのやつと、羽が動くやつがあります。
基本的にアニメはデジタル代なので、羽根の動くやつの説明は割愛します。
羽根が動くやつはものすごく「ああ、パチンコってあたんないんだな」と実感できるので、いいところもおおいです。
あーそうだ。1円パチンコと4円パチンコがあります。1円は4円の四分の一です。
が、ここからが本題ですが、アニメ台にはできのいいやつとわるいやつがあります。
つまり、台の作成側が題材になったアニメを理解して作っているやつと、そうじゃないやつがあります。
あたるとかあたらないとか、そういうのはいいのです。
別にあたるために打ってるわけじゃないのです。
でですね。これはですね。微妙なんですよ。
同じ会社が同じ題材で作ってるはずなのに、出来がよかったりわるかったりするので。
良い台か悪い台かはやってみるまでわかりません。
とりあえず、知ってるアニメの台があれば、順番に打ってみるのがいいかと思います。
「化物語」は良かった。あれは理想的だった。ぜんぜんあたらないけど。
理想的なのは、パチだけで原作の内容を理解できて、かつ原作をみたくなるやつがいいのです。
さらにいいやつは、新規録音の台詞があるやつとか。新規でアニメがあるやつ。
まあともあれ、あうか会わないか、はやってみるまでわかりません。
まあだいたいそんな感じで。
パチンコはやると負ける娯楽です。パチンコ一回いく金で円盤が一枚買えます。フィギュアが一個買えます。ガチャが一回回せます。