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薬でガン発症? 根治できない? アトピー性皮膚炎と治療【後編】
http://trendy.nikkeibp.co.jp/article/column/20120719/1042025/?P=7
アトピーの湿疹を長年診ていると、湿疹はまるで心や体からのサイン。「このままだと、体を壊してしまう」からこそ、患者自身の表面に出てきて訴えかけているように思えます。アトピー性皮膚炎の症状が出てくる部位には意味があり、その部位に問題があると教えているのではないでしょうか。
皮膚そのものの治療はもちろんのこと、体の不調のサインを見逃さないことも、アトピーの根治には重要と考えています。これにより、アトピーから卒業する頃には、皮膚のみならず、心身ともに健康になっていることと考えられます。
おしい。。。ここまで気づいていながらなぜステロイドを使う?
改めて、ステロイド外用剤のアトピー性皮膚炎における位置づけとはなんでしょうか?
アトピー性皮膚炎は、さまざまな原因で湿疹ができます。その湿疹を掻いていてしまうことで、どんどん悪化します。強靭な意思の人が、どれほどかゆくても掻かずに我慢できるなら、あまり悪化しないでしょう。とはいえ、昼間は心がけることができても、就寝時などに無意識で掻いているということもありえます。
そんな、引っ掻くことで悪化する「悪循環」を止めるのが、ステロイドです。
これが間違い。
僕もアトピーになるまでは
掻かなければ治ると思っていた。
でも掻かずにいてもどんどん液が出てくるんだなーこれが。。。
つまり鼻水や涙と同じ老廃物の排泄?
ということ。
ただ、アトピー性皮膚炎の患者さんは皮膚が刺激を受けやすいので(汗をかいたらかゆくなりやすい、カサカサしやすいなど)、よくなった後もスキンケア=保湿が必要です。
でも、女性なら、日ごろから顔に化粧水や乳液を塗って保湿しているでしょうし、最近では男性用化粧品も豊富になってきているので、フェイスケアはしますよね? それと同じことなのです。
顔の手入れをするように、体もお手入れする。そんなふうに思っていただければいいと思います。
アトピーと言えば保湿と言われるがこれも違う。
しめったままだと皮膚が強くならない感じ?
だから保湿っていわれるんだろうけど。。。
風呂やシャワーもめちゃくちゃ痒くなる。
ゴールは皮膚を強くすること。
内服薬に比べ、ステロイド外用薬で、最も気をつけるべき副作用は「軟膏を塗った皮膚がうすくなる(皮膚萎縮)」ことです。ステロイドを塗りすぎると(正常の皮膚になったのに塗り続けると)、皮膚がうすくなり、下の血管が透けて見え、赤くみえます。
ステロイドを塗ると皮膚が強くなるどころかかえって弱くなってしまう。
発症
ステロイド塗る
痒み収まる
でも実際は
ので
発症
ステロイド塗る
痒み収まる
皮膚弱くなる
新たな湿疹
ステロイド塗る
痒み収まる
皮膚弱くなる
この繰り返し。
これが下手したら一生かかる。
アトピーの痒さは今まで体験したどんな痒み、
(インキンたむし(恥)よりも痒い。
そして掻くとめちゃくちゃ気持ちいい。
だから痒ければ掻く!
掻いて、掻いて血を流し、膿を出し切れば徐々に皮膚が強くなってかゆみが収まってきます。
乗り越えるのはよっぽどの覚悟が要る。
寝間着や布団は膿と血、そしてコーンフレークのような皮膚の塊の山、
そして魚のようなにおい(笑)
日中も膿はだらだら流れてシャツはしみだらけ。
僕の場合
発症
掻かなければ治ると思い我慢(笑)
全然良くならず。
どんどん広がっていく。
掻いてないのに!(泣)
掻きはじめる
膿、血まみれ
ひどくなる
他人に見せると目を背けられる(ちょっと落ち込む)
掻く
ひどくなる。
このころは結構つらかった。
ホントに治るんだろうかと思った。
僕が女性で顔なんかに出てたら
頑張れなかったかもしれない。
やってみるが痛すぎて断念。
かわりに豚毛のブラシで掻いてみるとちょうどいい。
皮膚を均等に刺激する感じで
余りダメージを与えずに掻ける。
一進一退。
掻くのは気持ちいいので
あまり気にしなくなってくる。
膿や血にも慣れる。
数か月。。。
そのうち膿が減り
血が多くなる
乾燥し出す
あれ、治ってきたのかなーと思ったが
逆にこの部位が治ったら
他の部位(顔など)に移るかもと思い
だからわざと強めに掻いて膿を出し切ろうとしてました(泣)
乾燥進む。
掻いた時だけ膿が出る。
痒みが減る。
が、掻くと気持ちいいので
そんなに痒くない時でもわざと掻く(笑)
完治。
ああもう痒くないのかとちょっとさみしい(苦笑)
読書猿を読んでるんだけどなー
やっぱり読むだけで掻く力を付けなかったのがまずかったか。。。
ただし、ステロイド外用で、新な湿疹を抑制することはできません。あくまでも、出てきた湿疹を治す、対処療法であることは確かです。よって、根本治療ではないんでしょ、というご指摘があるのはごもっともです。
根本治療薬ではないが湿疹の原因を追究し根治する足がかりとなる
では「ステロイドは根本治療ではない」と言われてきた“弱点”を、どう克服すればいいのか。実はしっかりとステロイドで治療し、悪循環を止めると、それぞれの罹患者の「湿疹の原因のヒント」が見えてきます。
体中湿疹が出ている重度の患者でも、正しくステロイドで治療をすると、その人ごとに湿疹ができやすい“特定の場所”が出てくるものです。これを、どの筋肉の部位にできているか、どのリンパ節部位にできているかなど、解剖学的部位に注目します。そして該当部位に関して、ちょっとしたマッサージやストレッチを施すと、いつもできやすい湿疹を出にくくする、もしくは、ステロイドの効きをよくすることができるようになります。
副作用もなく金銭的負担もなく誰にでもできる、しかもアトピーがよくなるばかりか、体そのものが健康になるという方法で、“根治”に向かえるということを、私自身、多くの患者と向き合うなかで経験してきました。
なんて言われたらステロイドが根治治療じゃなくてもいいかもと思ってしまうもんな~
でもなんか論旨のすり替えのような。。。
アトピーの湿疹を長年診ていると、湿疹はまるで心や体からのサイン。「このままだと、体を壊してしまう」からこそ、患者自身の表面に出てきて訴えかけているように思えます。アトピー性皮膚炎の症状が出てくる部位には意味があり、その部位に問題があると教えているのではないでしょうか。
皮膚そのものの治療はもちろんのこと、体の不調のサインを見逃さないことも、アトピーの根治には重要と考えています。これにより、アトピーから卒業する頃には、皮膚のみならず、心身ともに健康になっていることと考えられます。
つまり排泄
悪いもん食べたら
溜まって来たら夢精するでしょ
それを薬で止めていいのか(笑)
これだけ書くのに数時間
そんなに暇じゃないはずだがな~