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2023-01-01

日本警察って賄賂受け取りそうだな、と思った

ロシアの元スパイで、イギリスポロニウムを盛られて暗殺されたアレクサンドル・リトビネンコを題材にしたドラマを見た。終盤、リトビネンコは、ロシア工作員が「警察賄賂を渡せばいい」と言ったのに対し、「ここはロシアじゃない。この国(イギリス)の警察賄賂を受け取らない」と言うシーンがある。ちなみにこのシーンの前にリトビネンコイギリス亡命して家族イギリス市民権を得られたことを喜んだというシーンがある

実際のイギリス警察がどうなのかはめいろまにでも聞いてほしいが、とにかく、これが日本だったらどうなるのかなとふと考えた。

以前なら、日本警察ロシアと違って賄賂なんか受け取らない!と言ったかもしれないけど、入管の日どうな振る舞いとか、名古屋拘置所便器に顔突っ込ませて水流したとかいニュースを聞いたあとだから、少なくとも外国人には蛮族並と言えるだろうし、外国人から賄賂は受け取るやろうなあ……と思った

2022-02-27

今回の戦争解説、これがいちばんわかりやすかったわ

ある程度世界史人物史に興味があって学んできた人間なら、この説明が一番得心がいく気がする

https://www.fnn.jp/articles/-/321106

プーチン大統領に「2つの恐怖心」 強硬手段を止められない理由専門家が読み解く

欧米諸国の猛反発の中で軍事侵攻に踏み切ったプーチン大統領。その絶対的権力を築いてきた歩みを振り返ると、胸に秘める「2つの恐怖心」が浮かび上がってきます

画像KGB情報員として勤務、ソ連崩壊大統領の経歴

KGB時代の“挫折から「強いロシア」へ

熱心な愛国主義者だった父に育てられたプーチン大統領大学卒業後には、ソ連国家保安委員会KGB」へ。情報員として滞在していたのは、当時ソ連の影響下にあった東ドイツ。その最中1989年ベルリンの壁崩壊が起こります

首都ベルリン東西に分けていた壁が崩壊し、翌年の90年に東西ドイツが統一されました。さらに、91年にはソ連崩壊母国の激動を目の当たりにしてきたプーチン大統領。その胸中を、ロシア情勢に詳しい筑波大学中村逸郎教授はこう推し量ります

筑波大学 中村逸郎教授:

プーチン大統領にとって、ソ連崩壊するというのは自己否定なんですね。そういうことが再び起こるんじゃないかという恐怖というものをずっと抱きながら、今日まで至っているわけなんです。

強硬姿勢の背景には、若かりし日に刻まれ崩壊への”恐怖心”が見え隠れするといいます。一方でプーチン大統領は、国内絶対的政治基盤を築いてきました。

大統領就任したのは2000年。「強いロシア」を掲げると同時に自身の強さを打ち出すイメージ戦略も巧みに使い、世論の支持を獲得。2021年には大統領任期を定めた憲法改正し、自身が最長で2036年まで大統領に就くことができるようにしました。

実際、支持率2022年1月には69%と、これまで60%台で推移してきているのです。その中で過去を振り返ると、2014年クリミア侵攻時は原油価格が低下。経済が苦しかったということもあったかもしれませんが、攻撃をすることで“強い祖国”にという方針に、国民一定の支持を示しました。

その結果、支持率は約20ポイント上昇し88%までに。20年以上トップに居続けるプーチン大統領の思惑として、アメリカに負けない強いロシアを作りたいという気持ち人一倍強いことを中村教授は指摘しています

しかし、その盤石にみえ長期政権の陰で、ここ数年は反対勢力の動きも活発化していました。2021年1月プーチン大統領敵対する反体制指導者・ナワリヌイ氏が自身取材をもとに「プーチン御殿」を告発しました。

大統領秘密裏建設を進めていたと指摘するその内部には、豪華な装飾が施されているほか、スケートリンクカジノ施設などを備え、価値は1000億円を超えると言います。一説では、プーチン大統領総資産は22兆円にのぼるとの証言も。告発を受けたプーチン大統領は即座にこの邸宅との関係否定しましたが、批判の声もくすぶりました。

そうした中で、プーチン大統領はもう1つの恐怖心を抱いていると専門家は言います

国民から支持率低下 批判人物を「毒殺疑惑」の過去

筑波大学 中村逸郎教授:

プーチン大統領に対して「もう飽きた」「もういい加減にしてくれ」というような気持ちが、特に20代30代の人たちの中に広がっています支持率が低下傾向にある中で、プーチン大統領は大変な恐怖感を持っているわけです。つまり自分国民が歯向かってくるという恐怖心を持ち出すわけなんです。

支持率低下への恐怖…。それを解消するため、ある方法をとっていると中村教授は指摘します。

筑波大学 中村逸郎教授:

プーチン大統領は、自分の意に合わない人はどんどん排除していく。または毒殺を使って死に追いやるという政治手法をこれまで約20年間とってきています

プーチン大統領は関与を認めていませんが、ロシアではこれまで政権批判的な人物が何者かの襲撃を受ける事態が相次いできました。

プーチン宮殿」を暴露したナワリヌイ氏は、20208月に何者かによって猛毒の神経剤で襲撃されているほか、当局による度重なる拘束を受けました。そして、2006年にはチェチェン紛争を巡ってプーチン大統領批判してきたジャーナリストアンナ・ポリトコフスカヤさんが射殺される事件が発生。

さらに、ロシアの元スパイで、プーチン大統領批判していたアレクサンドル・リトビネンコさんも同じ年にロンドンで何者かに毒殺されました。そして今…。

筑波大学 中村逸郎教授:

今回ウクライナ侵攻することによって、国民たちの目を外に向けようというところに、実はプーチン大統領の思惑があるわけです。スパイ時代に学んだ政治手法、つまり目的の為には手段を選ばないという、スパイ活動の基本中の基本というものを今、プーチン大統領は取っています

目的の為には手段を選ばない」ことを軸にプーチン大統領は行動しているというのです。さらに、「アメリカに負けない強いロシアを作りたいという気持ち人一倍強い」こともプーチン大統領の思いとしてあると中村教授は指摘します。

そして、政治経済軍事トップ存在するが、実質ロシア全体を掌握しているのはプーチン大統領であり、国内では彼を誰も止められないのではないかと話しています

国際社会でどうそ強硬手段を抑止できるかが問われています

(「めざまし8」2月25日放送

 
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