2018-12-10

HALO-tacica解釈(中々諦められない夢を持つ人へ)

アニメ宇宙兄弟で流れていたtacicaHALOがとても好きなので自己解釈してみました。

HALO(ハロー)

○この歌はtacica視点からの六太、また夢を持っているがなかなか思うようにいかず苦しみ、だけど諦めきれない人に向けた応援メッセージだと思います

HALO理想化された人物事物栄光太陽や月の周りにあるもの

音がHello(こんにちは、やあ)に似ている

理想自分こんにちは

あるいは宇宙兄弟の歌なので太陽や月にもかけている

空想花束をくれる

頑丈な哀しみの下に」

○長い間夢を持っているものの、ほとんど諦めかけている、無理だと思っている、だけどまだ諦めきれない部分があるから、上手く行ったときのことを空想して束の間の幸福を味わっている

空想がくれる花束空想することで得る幸福

頑丈な哀しみ→長い間無理だと悲観している気持ち

「真っ新な世の中の丘で

未だ且つてない不思議から一体何が零れるの?」

○真っ新な世の中=生まれたばかり、まだ若い

初めて経験した不思議なことに興味や好奇心を抱く

興味や好奇心から夢は生まれ

一体何が零れるの?→どんな夢を持つの

「又、性懲りも無く目指しちゃった」

○前にも夢を追いかけていたが苦しんで諦めた

しかしまたその夢を追いかけ始めた

アナタからは只遠のく日々」

アナタは夢を追う人の理想の人、あるいは自分より先に進む競争相手、あるいは理想自分自身

自分の持つ夢に近づきその世界を知るほど、叶うまでの距離アナタとの距離が遠く感じる

勉強するほどその科目の分からない部分が増え、量が膨大に感じたり、あるいは本を好きになる程、この世の本を読み尽くせないと絶望するのと似た感覚

「先送りになる安らかな眠り」

○夢が叶う、あるいはきっぱり諦めさえすれば苦しまないで済む

焦ったり不安になったりせずに眠れる

あるいは夢を叶えるまで死ねない、今何かの拍子で死んだら後悔するという心情

「僅かな光に似た希望

君の細胞に絡まった日から一向に離れない

それだけ」

○僅かな光に似た希望自分がこの夢を諦められない理由、叶うかもしれないと思っている些細な理由

君=六太、夢を諦められない人

それが中々捨てきれない(細胞に絡まってるのだから外すのはかなり難しい)感情で、それを持ったときからこの夢のことが忘れられない、それだけのことだろう?

君が苦しんでるのに大した理由はない

ただ君が僅かな希望を捨ててないから夢を諦めきれないだけ

「体は日増しに器用になって

心は間に合わなくて泣いてる」

○肉体的にも大人になり出来ることも増えた

脳みそ現実理解して空気も読めるようになっている

無謀な夢なんて抱くものじゃないと頭は理解している

けれど心だけは夢を捨てきれなくて、夢見ることを否定する理性的自分に負い目を感じて泣いている(心は頭の方が正しいと思ってはいるけど気持ちが追いつかない)

大人になって置き忘れたのは

軽やかなスランバー

○スランバー=眠り、うたた寝、まどろみ、無活動状態

この歌でのスランバーは"君"が抱く夢だと思います

眠りの中で見るものは夢だから

子供の頃は簡単に夢を抱くことができた

しか大人になるとそうはいかない

夢は重いものになった

「相も変わらず世の中の丘で

簡単花束を捨てる」

○相も変わらず→大人になった、世の中を知ってきた頃

空想がくれる束の間の喜びに、前向きになるのではなく、虚しさを感じそんな自分馬鹿にするようになる

毎日のように願う事は老い耄れた頃に会おう

SOS まるで届かないのは

一体だれの法則(ルール)ですか?」

毎日夢の事を思っては、今はダメだけどもう少し経てば叶うかもしれない、あるいは年取った自分ならばさっぱり諦めてるかもしれないから今はこの苦しみから逃げたい

苦しい、でも先延ばしにしてしまうことはもっと辛い

どうしようもできないその気持ちは一体誰が生み出したんだろうね?

「このどうしようもなく永い夜が

巡り巡る程頭の中「やがて」「いずれ」ばかり

夢物語

○辛くどうしようもできない時間が長く感じる

夜とは光のない世界のこと、辛い現状

そしてそんな夜にするのは眠りにつき夢を見ること

今は叶えられないがやがて、いずれは叶うかもしれない

そう思うだけで苦しみから逃れている

それこそ本当にただの空想、叶う事のない夢物語

「サヨナラ以外の術を探して

まれたままの純粋な体で一生は終われない

それだけ」

○夢を諦める以外の方法を探して

生きる過程で傷つかない事なんてない、それだけだ

生きてく上で傷つかないことなんてない、それが普通なのだからその苦しみは一生で見れば大したことはないんだよ

「代わりは一人も居ない舞台

諦める事は許されないから」

自分人生を生きる事ができるのは自分だけ

かに譲ることなんて絶対出来ないんだから

大人になった心の裏側 我が儘なスランバー

大人になっても常識的な表部分の裏側では自分本位な夢を抱いている

自分だけの夢を抱いている

自分のらしさの破片の上

歩いては血を流す者」

自分らしさを求めれば傷つくだろう

自分らしさを求めるのは難しい

他者から攻撃などを受けたりして、あるいは上手くいかない事で、集団に沿った方が楽な生き方に流されそうになるがそれでも自分らしさを追求して苦しみ血を流す人

他愛もない日の為

血を流してよ歩き出す者」

○取り留めのない日々、苦しみのない日、夢が叶った日?

あるいは、他愛自分よりも他人幸せを願うこと

から他愛もない=他人を気にせず自分幸せを願う事?

血を流してよ、今まで夢を追う者の気持ち淡々と伝えていたtacica応援する

自分の願いを叶えるために、傷ついても進んでみろよ、と。

「光に似た希望は君の細胞に絡まっているか

一生放さないそれだけ」

○君の中の夢が叶う確信は大きくなっている

それが中々捨てられないから君はその夢を解放しない、諦めないんだろう、それだけだ

「体が今一人立つ舞台が雨でも」

○例え心に連動してやっと夢へ向かって行動しだして、なかなか上手くいかないことがあっても

「心は逃げ出さない事

只愛しくて走れるよさら

真夜中のスランバー

○その苦しさから諦めることはしないこと

その気持ちが愛しいと感じる君は夢に向かって走り出す

そう夢が叶う

それはもうただの夢じゃない真実現実だ!

さようなら、夜に見た夢

辛かった日々

以上です。ここまで読んでくださりありがとうございます

歌詞だけではなく、メロディーボーカルの声が素敵な歌です。宇宙兄弟の六太の心情とも綺麗にシンクロしているので、そちらも合わせて鑑賞するとより味わい深いと思います

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