はてなキーワード: 人形とは
ボクは神なんだけど、あんまり奇跡奇跡って言われるとプレッシャーかかって正直迷惑なんだよね。ちょっと前まではインターネットなんて便利な物なかったから、布に模様浮き上がらせたり人形に涙流させたり適当なことしてればみんなありがたがってくれたけどさ、今はもうみんな驚かないのな。それどころか、やれそんなもの手品だ科学的に説明可能だで偽物扱いされちゃって辛いのよ。
あと創造が云々の話だけどさ、正直あんまり覚えてないんだよね。ボクが人間を作ったのかどうか、あまりにたくさんの物を作ったから、何を作り何を作らなかったかなんて忘れちゃったよ。多分だけど、人間みたいなこまいのは作ってないと思うんだよね。星作ったら知らない間にわいてたみたいな?うろ覚えですまんけど。
だからもうほっといてよ。君がボクのこと信じてくれてるのは嬉しいけどさ、あんまりボクのことをまわりに言いふらさないで。約束だよ。
二次創作で好きなのはあくまで原作に準拠したサイドストーリーで、作品を壊していないもの。
エロ要素がなくて、あまり見向きされないマイナー作ばかりだけど、内容が濃いことが多い。
・原作準拠、示されていない設定は使わないもの
・世界観と容姿や口調などの外的特徴、能力を間借りしているだけのもの
前者も世界と登場人物と設定を間借りしているものではあるけど、決定的に違う。
後者は二次創作じゃなくて人形遊びの延長みたいなもんだと思ってる。
作者の意図した設定を無視して枠だけ取り上げ、自分の都合のいい中身を詰めた人形を好き放題動かしてるわけだからな。
原作に準拠して人形を動かしてるって意味じゃ、子供が実際に戦隊物の人形やロボット握って遊んでるほうが余程「二次創作」らしいとすら思える。
アニメ化やドラマ化されたものがよく原作レイプと言われていたりするが、それより遥かに原作レイプ度合いが高いと思う。
舞台を作れない、お人形を作れない奴が、誰かが作った舞台と登場人物を人形にして自分の考えた設定と物語を演じさせてる部分に感じてしまう気持ち悪さ。
作者や作品に対する敬意がどうのと言うのがいるが、「作者でもないお前が勝手に設定作んな(変えんな)よ」ってほうが正しいと思う。
非モテっつーか、女の子と特に縁もなく(あったかもしれんが、基本的に興味なかった)、自分の趣味だのなんだのに打ち込んできてかれこれもうすぐ魔法使い(…もどき?)になろうという年になろうとしてる訳だが、結局、自分がやってることが逃避なのかどうか自分でもわからなくなってたりする。
途中で形を変えこそすれ、一応思春期通り越して今の今まで自分の好きなことやってきて、恐らくこれから先もそうなんだと思うんだけど、自分がやってきたことが単なる現実逃避だと断罪されたら否定できる自信はない。
ただの一度でもそういうことがあれば、自分のやってることに負い目を感じることはなかったんだろうか。
ま、んなこと言ったところで今さら方針変更する気もないので、このまま走りきれればいいなーという感じなんだけれども。
女性は男性生産用の分娩器と、全ての男のオナホールとして機能すべく人工授精された大量生産型女性の2種類に分類された。かくして日本は史上例の無い一人一穴制度が実施された!!そして経済産業省女性管理局資源分配課課長は今日も世の男性のためにあてがう大量生産型女性の分配に頭を悩ませていた!!
「失礼します。課長、本日納入のオナホールナオン187名の分配準備が完了しました」
「よし、すぐに発送してくれたまえ」
「かしこまりました。ところで、最近増えている苦情の件ですが・・・」
「またか。まったく愚民どもはこっちの苦労も知らないでいいたい放題だな」
「同感です。3年前に開始した当制度ですが、開始から半年もたたないうちに全国規模で苦情が増えはじめまして、なんでもしまりが足りないとか、胸が大きすぎる小さすぎるとか、肌が汚いとか、人形を相手にしているようで物足りないとか…」
「まったく、オナホールナオン一体を分配するのにいったいいくらかかると思っているんだ。だいたい人工授精で増やすといっても適齢期になるまで飼育して出荷できる最低限の状態にまで育てるだけでも数百万単位でかかるんだぞ。それにどんな駄目男にも従順に従うようにプログラムするのにさらに百万単位の金がかかる。その上さらに個々人のニーズに合った調教を施すとしたらさらに経費がかさむぞ。そこまでして金をかける必要があるのかね、苦情を言っている愚民どもに」
「苦情を階級別に分類しますと、もっとも苦情が多いのがE階層、ついでD階層と最下層のF階層が多いようです。しかしC階層になると苦情件数はぐっと減って無視できるほどになっています。はっきり申しまして、納税額の低い下層階層のためにオナホールナオンの品質向上を行うのは無意味だと思われます」
「君の言うとおりだ。ろくに納税もせず政府からあてがわれる女を当てにするようなやつらに女の品質云々を言う資格は無い。大体このようなばかげた制度をはじめたのが間違いだったのだ。弱者救済などとばかげた理念を掲げて貴重な金を垂れ流す現状はどうだね?外交的にも人権重視のEUやUSAをはじめ、つい最近民主化した中華民主連邦共和国からもそっぽを向かれ、世界中からクレイジーとののしられる始末。かつて基幹産業であった自動車産業は廃れ、朝鮮半島やアフリカ中近東諸国にオナホールナオンを輸出することで露命をつないでいるのがわが日本国の現状だ。こうなったのもすべて行き過ぎた弱者保護政策の結果ではないか」
課長がいつもの怒りの大演説をぶっていると、職員があわてて部屋に入ってきた。
気がつくと課全体のシステムがのっとられ、画面には「処女解放戦線」の文字が。
課長はいきり立った。
「もう許せん、やつら下層賎民どもめ、今に見ておれ」
「課長、情報戦略室のデータを下に軍警察がテロリストどもを一斉検挙しました。テロに関係ない不平分子も今回の事件を契機になし崩し的に摘発できたようです」
「うむ、大変よろしい」
「こちらが摘発した不平分子のリストですが、軍警察から経済産業省に不平分子再利用についての意見が求められているようです。当課はこの件に関してもっとも関係の深い部署ですから、当課の意見が最優先されて検討されると思われます。いかがいたしますか」
「そうだな、わしもずっと考えていたんだが、あれはどうかな、オナホールオトコ。やつらの人権を剥奪してロボトミー手術を受けさせて、同性愛者のオナホールとして分配する。彼ら同性愛者は男であるにもかかわらず、その性的嗜好が災いしてオナホールナオンを配ることができなかったからな」
「名案でございます。男性版オナホールは男性の人権が守られているために実現困難とされていました。しかし今回の事件を契機に世論が我々の味方をする方向に動いていますから、十分現実味のある案となるでしょう」
「よし、決まりだ。当課はこの案で行くぞ」
そして次年度、オナホールオトコ法案が可決され、不平分子はロボトミー手術を実施された上で、男性同性愛者に配られることとなった。かくして、従順なオナホールオトコが、日本各地で嬌声を上げる、すばらしい世界が実現した。
「いいこと思いついた、お前、俺の中でしょんべんしろ」
「アッー!」
増田は何かお尻に異物感を覚えながら目を覚ました。どうやら変な夢を見たせいで、寝ぼけてテニスのラケットを尻の穴に突っ込んでいたらしい。そして自分のIQが84であったことを思い出し、少し落ち込んでからすぐ忘れた。彼は尻をかばうようにして布団から這い出し、おもむろに壁を数回蹴った後、PCの電源を入れてはてな匿名ダイアリーを開いた。階下で「あらいけない○○に朝ごはん作るの忘れてたわ」という母の声がかすかに聞こえた。さて今日も女を馬鹿にする書き込みでも書いてオナニーして寝るか。無職の彼は匿名ダイアリーで女を侮蔑してたくさんのレスをもらうときだけ、生きていることの喜びを実感できるのだ。
おわり
元増田です。
増田にはなんとか厨とかなんとかでこういう批判や意見を言ってくるのは知ってるけど脱線気味だな。
とりあえず言ってくれた意見をまとめてみようと思う。
だから基本女はMなんだよ。だから引っ張ってくれるドキドキさせてくれる男らしいSな男が好きなんだよ。
今時の優しいだけの草食系みたいな男の彼女は家族みたいな安心を持ちながら、
ドキドキしない所を不満に持ってる、そこでSの男らしい奴が現れると、簡単に股を開くんだよ。
確かに彼女は周りに流されて、人に甘えるタイプという点ではかなり典型的なドMであると思う。
正直、俺もそうだけど彼女を引っ張っている時の自分はすごく生き生きできた瞬間だったように思う。
彼女は物足りなかったのかもしれないけど。
無理だと思うよ。彼女の好みが違うんだもん。
つまり、こういうことだったのが今の結果なんだな。
まあ、否定はできない。
リーダーではないけど、頼りになるとはサークル仲間から言われているけど、一人の女の子に対して頼りになっているかはわからない。
まあ、本人いわく彼女の大切にしていた過去を俺は否定したらしいことが本命にならない理由であるとのことらしい。
意中の人はそれを肯定したんだと。
そうだろうね。俺もそうだよ。
チャンスはない、その子はイケメンとよろしくやって増田は都合のいい男。
で完了だよ。
一緒にいて当たり前だなんて思っていたけど、彼女は不満だったんだよな。
触れた時に安心できる相手だと言ってた。
本当に積みだと思うよ。俺には安心感というか安らぎを与えられなかった。
そうだね。
一緒にいて当たり前の友達だから、これからも一緒にいましょなんて言われたけど、それって都合のいい男なんだよな。
都合がよくても構わないから一緒にいたいと思った自分は、惨めだけど最悪でダメな男なんだろうか。
簡単には彼女から離れられないな。
彼女の望む俺でいることは人形になることだけど、俺の精神が持つかわからない。
だからといって、彼女が視界に入らないところに行くのは、関係上難しいけど、よそよそしくすることも優しく居続けるのもわからない。
意中の相手を殴りつけてしまうかもしれないし。
えっ何で?私の姪っこ保育園に入ってから急に凄くしっかりしたよ。
人形とかも振り回すだけだったのが保母さんのまねして布団掛けてなでなでしたり、人形同士で遊ばせたりするようになったり。
家に居たら身につかないような子供同士の人間関係の作り方とか、身につけて行ってるし、親が働きに出てるのも2歳児なりに自慢みたいだしよく嬉しげに「ママ仕事パパ仕事爺仕事」とか言ってるよ。悲壮感はない。
祖父母と同居の初孫で家でたくさんの大人に甘やかされてる状態だから、世間と交流もてるのはいい事だと思う。愛情は家に帰ってから十分に注がれてるしな。
なんか外の人と交流した方がいいコミュ力の基本が作られる年齢ってのがあるらしいし、保母さんもしっかり者で姪はよくなついてるし、保育園にどんな悪いイメージ持ってるのかしらないけど、実際はそう悪いもんじゃないよ。
運動会とか夏祭りとか子供が大喜びする行事もしょっちゅうやってくれるし。
いや、釣りだとは思うけど。
増田です。
先ほどのエントリーの続きです。
http://anond.hatelabo.jp/20100330173554
私自身が悩みに悩んだ結果、あの方法しか考え付きませんでした。
あの後の話です。
私は増田に記事を書いた後、考え事をしていました。
自分の行動は自分にとって大切な友人を傷つける結果に至った訳ですから、自分自身なんとも思わないわけはありません。
それを思い出せば思い出すほど、涙が溢れて堪らなくなりました。
結果的にはあの後、好きな人(彼)の家に行ってしまい、部屋で告白されました。
もともと彼の家は仲間内のたまり場ということもあり、入ることに抵抗はなかったです。
むしろ第2の家と言わんばかりに落ち着ける場所でもあります。
彼とのスキンシップはやはり他の人とは違う安心感がありました。感覚的なもの…なんですかね。
彼はしばらくして、外せない用事があると言い、仕方なく離れました。
その時に「付き合ってください」と言われました。答える前に「ゆっくり考えていいから」と言われました。
それから彼と一緒に外へ出て、家まで送ってもらいました。
その後、先ほど別れた友人からメールが来ました。
「直接話がしたい」とだけ書いていました。
最後の情けだと思い、かけていい時間を伝えました。
……結果、明るくなるまで夜中の間ずっと、その友人の話を聞いていました。
友人は私の好きな人のことも知っていました。
なぜ俺はこんなにも好きなのに伝わっていないんだとか、君なしじゃ生きられないとか
今まで人を好きになったことがある、だけど君は人生初の大波なんだとか。
今はまだ好きな人ではないのかもしれないけど、いつかそこにたどり着けるように時間がほしいということ。
そのために、ちゃんと俺自身の存在を見て確かめてほしいとか言われました。
一番不安定なときに言われたことは、
「まず俺と付き合えばいいじゃないか。それからだって好きになってもらえるように頑張るからさ」
「君が選んでくれないなら、俺は死んでしまう」
と言われました。
その友人を放っておくとどうなるかわかりませんでしたが、
友人の条件を飲んだらそれこそ、人形のように私自身が押し殺して生きなければなりません。
泣きながら「私の想いはどうなるの」と言ってしまいました。
「それも俺が全部受け止める」と言われました。
自分の思いの悲しみで涙が止まりませんでした。
話を聞くだけにとどめました。
しばらくして、彼は落ち着いてきたのか。
「ごめん」といい、電話を切りました。
やはり、この友人とは付き合えないけど
大切な友人であるのは間違えないと再認識しました。
嫌いだから諦めてくださいと言えば何もかも終わるはずなのに、言い出せませんでした。
恋愛対象ではないけど、好きな人物…つまりは大切な人の1人に違いないと。
正直、私の心もかなり不安定です。
増田だけど
実を言えば、好きな人がいる。
好きの対象と見れない男友達に求められたことがある。
その男友達は大切な友人の1人なんだけど。
ずっと前に告白されて、やっぱり今も好きだって言われて2人で遊びに行った。
すごく大切な人で信頼している人だから、求めるってことを微塵もそんなこと考えたことなかった。
でもこの前に求められたけど、ごめんって言ったら向こうも謝って何も言わずに帰ってしまった。
人に触れるのは好きだけど、それ以上は好きな人としかできない。
もし、関係を持ってしまったら私は人形みたいに気持ちを押し殺して生きなければならないと思う。
大切な人だけど、好きな人じゃない。
その男友達は心も体もつながっていたいって私に言うんだけど、やっぱりできないと思う。
その男友達は私にとって大切な人の一人だから失いたくないけど、関係は作りたくない。
男友達も体だけの関係だけでなく、真面目な気持ちで付き合いたい、ダメか?って言う。
嫌なら我慢するよとはいうけど、付き合い始めたらわからないし、私には好きな人がいる。
関係は壊したくないけど、どうしたらいいかわからない。
引きこもりになってしまって辛くて苦しんでいるのは息子本人だ。
母親の人生には何の障害もないんだから勝手に自分の人生を生きていればいいだろ。
成人するまで、住むところと食べるものだけ保証してくれればいいんだよ。
中学生がたった数カ月不登校になったくらいで人生が堕ちぶれたとか言ってるんじゃねえよ。
もっと酷い境遇から大きな成功してる人なんて腐るほどいるんだろ。
俺も小六から二十歳まで引きこもりをしていたけど、何が一番苦痛だったかって言うと親なんだよ。
それまで過保護過干渉で自分ひとりじゃ何もできないように育てといた癖に、
いざ問題が起きて引きこもったら途端に心配しだしてわーわー喚きやがってなんなんだよ。まあわかるけどさ。
顔真っ赤にして泣きながら白洲次郎のワラ人形にでも釘打ってればいいんじゃね?w
あと歳取ると生き方がショボイ奴ほど顔もブッサイクになるよねw
Explorer | Science of Babies | National Geographic Channel
http://channel.nationalgeographic.com/series/explorer/3090/Overview
ヒトは他の動物と比べて、遥かに無防備で無力な状態で産まれてくる。それにも関わらず、そこから最初の一歩を踏み出すまでに、赤ちゃんは劇的な成長を遂げる。産まれる瞬間から二本足で立って歩き出すまでの約一年間、赤ちゃんに起きる様々な変化を、発達の経過に沿って検証した番組。
ヒトは一生の間におよそ6億回(一分間に10回として、一日で1440回。100歳まで約36,000日として計算した物と推測)の呼吸をする。その中で最も重要で、しかし最も危険な、初めての呼吸。母親のお腹の中に居たときには母体から酸素が供給されていたけれども、一度産まれてしまったら、そこから先は自分で酸素を供給しなければならない。ほんの数分酸素が断たれただけでも、ヒトの身体は回復不能な障害を受ける。産まれた瞬間の赤ちゃんの肺は、羊水で満たされ溺れている状態。だから、産まれて初めての呼吸は、通常の呼吸の10倍から15倍の労力が必要となる。肺胞の隅々まで空気をみたしてやらなければならないのだ。この最初の呼吸によって、肺の中の水は血流に吸収されていく。
産まれるまでは母親の体温で暖められていた身体も、自分のカロリーを消費して体温を保つように切り替えなければならない。その体制が整うまでの期間、充分に体が熱を作れるように、新生児は熱に変換しやすい褐色脂肪を豊富に蓄えて産まれてくる。冬眠中の熊のように。
赤ちゃんが、今現在の成熟度と大きさで生まれてくるようになったのは、今から約800万年ほど前。他の動物と比べると、ヒトの新生児の頭は(身体との対比で相対的に)大きい。赤ちゃんが産まれてくるタイミングは、母親の骨盤の広さと新生児の頭部の成長との兼ね合いで、ぎりぎりくぐりぬけられる大きさになったときである。真っ直ぐには出て来れず、一度頭を90度回転して骨盤をくぐり、さらにまた90度回転して出口の骨を避けるようにして生まれてくる。
ヒトの赤ちゃんはとても無防備な、無力な状態で産まれてくる。他の動物、例えばサルと比べても、自立するまでに長い時間がかかる。ヒトに最も近縁のチンパンジーでも六ヶ月くらいで歩き始めている。そのようにかなり未熟な状態で産まれてくるにも関わらず、ヒトの新生児も生まれながらにある種の動物的な本能を備えている。それは生存の為に重要な反射運動であり、またある種、進化を裏付けるような原始的な反応でもある。
まだ歩くこともできない生まれたての新生児は、抱き上げて支えながらかかとを地面につけてやると、両足を交互に繰り出し、まるで歩き方を知っているような反応を示す。でも、その反射は六週間後には消えてしまっている。ところが、不思議なことに、水の中ではその反応が蘇り、そうして反応を誘導してやると、それ以降は消えることがなくなる(番組では、透明な浴槽の中に赤ちゃんを抱きかかえて下半身をつけてやっていた)。
他によく知られている生まれながらの反射運動には、次のような反応がある。
これらは、どれも動物の生存本能に共通する原始的な反応といえる。
赤ちゃんの考えていることを知るのは難しい。しかし、赤ちゃんの認知力の一端を覗く、いくつかの方法がある。ある研究者は、赤ちゃんが何か違和感を覚えた時に、対象物を凝視する時間が長くなるという現象に目をつけた。この時間を計測することで、赤ちゃんが何に気付き何を認識しているのかを探ることができる。その研究者は、新生児が数を認識する(簡単な足し算引き算の)能力を持っていると考えている。行われた実験はこうだ。まず、一つだけ置かれている人形を赤ちゃんに見せる。そこをついたてで隠して人形を見えなくしてから、そのついたての裏にもう一体の人形が入っていく様子を見せる。そして、見えない位置からこっそりその人形を取り去った後で、ついたてをおろす。赤ちゃんから見れば、そこには二つ人形があるはずなのに、一つしか無いという状況。そのような矛盾がある場合、なにもトリックを使わない場合と比べて、人形を凝視する時間が長くなる。二つの人形を見せて、そのうちの一体がついたての後ろから出て行くところをみせたのに、ついたてをよけてみると人形が二体に残っているという引き算の矛盾にも、その反応が観察されることから、赤ちゃんは生まれながらに数の認識を持っているに違いないという話。
まだ自分で動くことのできない赤ちゃんにとって、飛び込んでくる外界の刺激はもっぱら光と音ということになる。聴覚は視覚よりも先に発達していて、お腹の中に居ても母親の声を聞き分けられるけれど、視覚は産まれてから外部の刺激を受けながら、徐々に発達していくもので、この段階ではまだぼんやりと対象物を捉えているにすぎない。
とはいえ、母体の中と比べて外界は刺激に溢れている。流れ込んでくる大量の情報を処理していく体勢を整えていく必要がある。ヒトの体には、約10億の脳細胞、神経細胞、ニューロンと呼ばれる情報処理に携わる細胞が存在する。これらが、外部から飛び込んでくる刺激を情報として捉え、ネットワークを構築していく。一つ一つのニューロンは、個別の電話機のようなもの。細胞間の情報は、シナプスと呼ばれるリンクを介してやりとりされる。最初は外界のあらゆる刺激がネットワークをフルに刺激していて、あちこちの電話機が絶え間なくなり続けているような混線状態。その中から、必要な連絡網だけが残るように、ニューロン同士が互いにリンクし合う相手を求めて競合している。この過程を可視化して映像に捉えた研究が紹介された。最初は筋繊維に複数のニューロンが繋がっているが、黄色と青色、色違いで染められた二つのニューロンがある筋繊維に連結しようとしている。最初はどちらも繋がっているように見えるが、この二つのニューロンは互いに競合し合って、最終的に一方の色に染められたニューロンだけが残るまでの過程が観察される。ニューロンネットワークが形成される様子が見て取れる。
未完成ながらも、ニューロンネットワークが成熟するに伴って、運動神経がやや発達してくる。頭を持ち上げたり、寝返りを打ったり、ものを掴んだりすることができるようになる。
野生の動物や鳥、昆虫などは、生まれながらに餌の捕まえ方や身の守り方を知っている。数を数えることさえ生得の本能だ。それが発揮できず、他者のケアが無ければ生きられない、ヒトの新生児は非常に未熟な状態と言える。そのような状態で産まれてくることは不利なことなのか、いやそうではない。生まれついての本能はそれ以上発展することがない。しかし、未完成な状態で産まれてくるヒトは、環境や経験から、より高次元の習性を構築することができる。これが学習する能力の特徴である。
学習して能力を獲得するのには適切な時期があり、その時期にきちんとした情報の入力とニューロンへの連結が行われないと、その能力は形成されない。使われない機能は失われていく。三ヶ月くらいの新生児は、各国の言語で微妙に異なるトーンを聞き分ける能力を持っているが、その後六ヶ月を過ぎてしまうと、一番身近な言語の発音を聞き取る能力だけが大きく発達していく(マルチリンガルに育てるためには、六ヶ月までにいろいろな言語を聞かせておけという理論の根拠はここにあるようだ)。
需要のない能力が失われていく話題に関連して。三ヶ月あたりで、目のレンズと視神経との連絡が完成する。この時期に、適度な情報が目を通して与えられることで視神経を構築する。ある赤ちゃんが片方の目のレンズに問題があることがわかった。このままだとその眼球からの情報入力がないために、ニューロンの連結に不備が生じてしまうということで、レンズの機能回復手術を行った。手術そのものは一時間ほどで無事に終わったが、その後の検査で、もう一方の健常な側の目に眼帯をした、なぜか。回復させた眼球を強制的に機能させ、視神経を発達させるため。
運動機能はさらに発達して、座ることができるようになる。つかまり立ちや、立ち上がるまでには至らなくても、ハイハイをして動き回れるようになり、行動範囲が広がる。ハイハイのスタイルには個性がでる。これは新生児それぞれの運動機能の発達状況は環境に依存するもので、成長に関してあまり重要ではない。この時期に最も重要な発達は、学習したことの再構築ができる柔軟性を得ること。自分から動き回れるようになって、取り巻く環境が劇的に変化する。外界からの刺激もさらに複雑なものになる。遭遇する危険も増える。座れるということは、バランスを崩して転ぶことができるということ。自分で動けるということは、溝に落ちたり、何かにぶつかったりできるということ。それなのに赤ちゃんには、届く/届かない、バランスが崩れる/保てるといった認識がまだ無いので、無鉄砲で失敗を繰り返すことになる。目標物以外に注意を払うことや、体バランスの取り方など、失敗の経験から、環境に適応していく脳の柔軟さが求められる。この時期の赤ちゃんの運動機能の発達を研究している様子の映像。何かを見つけてそれを取りにいくという動機で動き回るようになる。その間に溝などの障害があっても殆ど認知されていないで突き進む赤ちゃん。その過程で失敗を繰り返し、危険を回避するという学習の過程が認められる。
ニューロンネットワーク発達中の情報処理の取捨選択の別の例として、顔や表情の認識がある。ヒトやサルの顔写真を見せ、新生児の脳波の変化を測定することで、どのような違いを認識しているかを観察した。二ヶ月くらいまでは、人の顔のパーツの配置が乱れていても識別できない、三ヶ月くらいで、顔を顔として認識するようになる。この段階では、サルの顔写真一つ一つの個体の違いを区別している。しかし、六ヶ月くらいになると、サルの個体を区別しなくなっている。必要の無い情報処理の能力が失われている。代わりに、ヒトの表情の違い(喜怒哀楽)に敏感に反応するようになっている。
この時期の発達過程は、自閉症と関連づけて注目される。孤児をケアする施設で研究されている内容。一般的な家庭環境と比べて、この時期に人の表情に接する機会が少ないと、表情を識別する能力の発達に影響が出る。他者の感情を表情から読み取ることが難しいという自閉症の特徴に関わっているかもしれない。
運動機能の成熟、ニューロンネットワークの成熟、言語の獲得とそれに伴って起きる変化。
言語の獲得には多大なリソースを割くので、使われない能力はより顕著に消失していく。生後十二ヶ月で約40個の言葉を認識し、さらにその一ヶ月後には100個まで増えている。
ある新生児の言語獲得の記録。全ての部屋にマイクと天井から見下ろす魚眼カメラを設置して、起きている間の赤ちゃんの行動と言葉を発していくまでの過程を観察した映像。馴染みのあるモノや身近な者を通して、言葉やフレーズと対象物やイベントとをリンクさせようとする。新生児がある対象物を認識してBa、 buh、Dahといった発声をするようになる。それに対して親がDad、Ballなど、はっきりとした言葉でリピートしたり、Blue ballという形で発展させたり、あるいは動作や行動と組み合わせてフレーズで返したりする。フィジカルなイベントとソーシャルなイベントの関連づけが、言葉を学習していくプロセスである。
新生児が言葉を学習する過程を分析して、学習するロボットの開発に取り組む人たちの紹介。ロボットに「赤色」の「ボール」を取ってと指示するがロボットには対応できない。絶えず変化する状況にも対応できる学習する能力の柔軟性をいかに獲得させるかが鍵。
運動機能だけでなく、骨格も充分に発達して、肩幅も広がり、足も伸びて、筋力もついてくる時期。ここに至って、頭を持ち上げての二足歩行、つまり歩き始める準備が整う。
四本足で歩く動物はその移動の為にカロリー(消費カロリー全体の?/摂取カロリーの?)の約50%を消費する。その観点でみると、二足歩行は移動に関して非常にエネルギー効率が良い。さらに、両手をフリーにすること、より大きな容量の脳を支えることができるという利点もある。このような点に二足歩行の意味がある。
赤ちゃんすげえ。という完全に私的な興奮から、自分が理解した内容の備忘録としてここを利用させていただきました。理解のあやふやな箇所がたくさんあるので、誤った記述が含まれている可能性はかなり高いです。特に言語獲得のプロセスに関する部分は未消化だという自覚があります。何ヶ月〜何ヶ月というのは、整理のための大凡の目安として個人的に捕捉したもので、これを一般化して赤ちゃんの成長を評価するものではないです。水中で歩行する話だとか、数を数えられるよという映像は、ちょっと観察手法の正当性に注意が必要な気がしました。赤ちゃんのリアクションが周囲の観察者の期待に影響を受けていたりはしないだろうかと(昔、計算が出来る馬の話のトリックについて聞いたことがあるので)。
ナショナルジオグラフィック NATIONAL GEOGRAPHIC.JP 赤ちゃんの不思議
http://nng.nikkeibp.co.jp/nng/shop/detail.php?id=219
大多数の人間は風俗なんて行くよりも自分を見てHしてくれる女性が居たら良いと思うだろ。
何故かダッチワイフのこれ思い出した。
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以前観た深夜番組でダッチワイフ(性欲処理用の実物大精密人形)の
そりゃああんまりでっかい声で言える仕事じゃねえけどさ。おれの仲間でも娘に
ばれて何年も口聞いてもらえなかったって奴居るしさ。
女性差別だって抗議にきた団体もあったよ。
でもさ、ソープもそうだけど、だ~れもソープやダッチワイフと寝たいなんて思ってる
男なんていねえんだよね。
誰だっていい女とちゃんと恋愛して、ほれられてセックスしたいよね。
でもさ皆が皆そんなこと出来ないじゃない。ましてや障害者の人なんてそんなに
『ソープとか 行っても何となくいやな顔をされてるのが分かる』
って言って自分らの寄付したダッチワイフをいとおしそうに受け取ってくれたんだよね。
それ以来おれは 例え人におま(ピー)人形って言われても、すこしでもあういう
鳩山総理の動き-桂三枝氏による表敬-
平成21年10月21日、鳩山総理は総理大臣官邸で落語家の桂三枝氏の表敬を受けました。表敬には平野官房長官、前原国土交通大臣らも出席しました。
冒頭、桂三枝氏から鳩山総理に対して様々な記念の品が手渡されました。中でも、鳩の形をした人形焼を手渡した際には、「総理とかけて鳩の人形焼と解く、その心は・・・鳩の中には良いあん(案)がいっぱい(詰まっている)」となぞかけを披露され、合わせて色紙が鳩山総理に手渡されました。
鳩山総理は「『ゴルフ夜明け前』と『大阪レジスタンス』(注:ともに桂三枝氏作の創作落語)は最高傑作ですね。大阪レジスタンスは100回以上聞いていますよ。昨日も一昨日も聞きました。」と述べ、終始和やかな雰囲気の中で歓談されました。
これ、後で「中身は真っ黒」に変更するための仕込みだったとしたら面白いんだがなあ。
障害とはいっても、主に知的障害の話です。
多動、自閉、ダウン等ありますが勿論軽度から重度まであり、一概に言えない分野でもあるとお断りを入れておきます。
主に自閉の場合です。
世話をしなければいけないし、気苦労は耐えないし、なにより日常の一般社会から外されてしまう。
外されてしまうというより、子供が物心付く頃には障害児の子と自分二人の普通ではない世界の<普通>が彼らには常識になってしまうから。
―不思議なもので子供が不可解な奇声を発していてもそれが普通になる。
―多少変な行動をしていても目を離せるようになる。
―一つの対象に執着し、例えば人形の髪をこねくり回していても気持ち悪い所か微笑ましい。
そうして外へ出れば当然奇怪な視線に晒され、そこで彼らの奇怪が日常になっていた親は一般社会との差異を初めて猛烈に感じることになる。
そんな一般社会から親はわが子をどう守り育てればよいか?
そのポイントで一般社会からどういう目で見られるか分かれ目になっていると思う。
どうにも残念な親の方が多い気もするが・・・
一般学級に通う兄弟が居る親の方が、我が子の振る舞いに申し訳なさそうに腰が低いパターンが多い。(※1)
「親が付いているのに奇声奇行をスルー」それは親にとっては<普通>だから。
残念だが奇声は静止できない。
けれども障害のレベルでは危害を加えないもしくは他人に不快感を与えないレベルに出来なくはない。
勿論親も度が過ぎる場合は叱らなければいけない。
それがどのレベルか分からない人もいるが、個人的には人に興味を持ち絡む時には相手と場所を考えて静止すべきはする辺りがライン。
周囲に理解がある場所が少なすぎる⇒施設だけでなく社会でも、が理想だが理解を得られていない。寧ろ偏見。
http://anond.hatelabo.jp/20081211235156
注意して理解は出来るレベルなら怖がらずに注意を入れたほうがいい。
でないと野放しになるから。
彼らは親と施設関連という狭い世界で育ってきたから一般社会の常識はその住民が教えてあげるしかない。
実際の所は怖い、危うきには近づかずの偏見で注意する人はいないが・・・。
それに「人に注意されても聞かない聞けない(逆キレ)」レベルの重度、
そういう躾をされていない(親が障害だからと叱ってこなかった)場合、ストレスが貯まっていてプッチン、
もあるので難しい問題ではある。
ついでにhttp://anond.hatelabo.jp/20091108162347
何も分からないと思っていたら大間違いで、一般の人より感情が分かる。
周囲の気持ちが筒抜けだったんだろう。
お金をちゃんと払えたんだから、せめて「ちゃんと払えた!出来た!」と生暖かい目で見守ればよかったパターン。
所謂池沼に理解が全くない例。
(奇行が)キモイ・(何も出来ないから)邪魔という認識しかないから、世間から消えろと思うのは当然。
せめてそれが(奇行は)ある程度しょうがない・(学習能力はあるから)お金をちゃんと払えたな、そういう人も居る、
位の理解を持てれば、障害者とその親も少しは生き易くなるのかもしれない。
苦労は一般の子供の数倍手は掛かる。
成長はするが遅い。一日で覚えることを一年かかって覚える。十年かかることもあるだろう。
当然障害者支援施設のスタッフならばそれを親と見守り理解して褒めるが、それはその閉鎖された世界だけの話であって社会は厳しい。
そもそも成長する事すら知らない人が大半だと思う。
彼らにはその数倍手を掛ける事が<普通>であって、
その彼らは「彼らにとってはあたりまえである<普通のきくばり>を周りにもして欲しい」と考えている節がある。
問題なのは「周りにもして欲しい」という思いが一般社会の他者にはとんでもない負担なのだという事実を彼ら自身気付かない事。
世界に落差がありすぎて、その主張は奇怪異端にしか聞こえない。
しかも彼ら自身はそれを当たり前だと感じているからどうしようもない。
当然両者は合間見えない。
モンペに近いとは思うが、その感覚を一般社会に持ち込むパターンも性質悪い。
上長の親戚が障害児、受け入れられないか?というレベルならまだしも、出来ないなら自分が直接見るから受け入れて
という事を平気でやる。身内びいきを悪びれなくナチュラルに言う辺り過保護さに唖然。
言いたい事は多々あるが別で。
まずは理解してもらうしかない。
同性愛のように、こういう人間が居ると主張し、まずは存在を認めてもらうのが偏見脱却には一番だと思う。
そういう団体もあるかもしれないが、いきなり「路頭で奇声あげて困りうろついてたら助けてあげてというレベル」
で理解を求めようとしても落差があり過ぎる。
同性愛者団体が「自宅で兄が男とセックスしてても理解して許して」と主張するような物で、
まずは「同性を好きになる人が居ます」から始めないといけないように、
障害者も「奇声をあげたり言葉を繰り返したりしてします人間が居ます。奇怪に見えますが危害を加えません。」から
理解を求めないといけないと思う。それでも敷居は高いが。(※2)
勿論差別はなくならないが、障害の内容を理解してもらえば実際問題少しはマシになるからだ。
奇声を発する/意味のない言葉の連呼/突発的な所作、この辺の騒音+奇怪行動レベルでも理解は得られる。
我慢して頂ける。
勿論当初はクレームも付いたが・・・駄目と注意すれば理解し成長すると周囲理解が得られるとその子へ声を掛けてくれるように。
当然こちらも静かにするよう注意したりもする。(が、きつ過ぎると我慢後酷くなる場合があるから難しい。親の苦労を思うと・・・)
ただしその「我慢していただいている事」を当たり前だと思ってしまっては駄目。
この部分を忘れて「我慢するのが当たり前」とならないよう(なってしまっている親はモンペと言われる)気をつけないといけない。
大変だと思う。現に大変ではあるし。家から社会から。
出来るのは「障害者が居る」という事と「育てる人の苦労」を理解する事。
親がモンペとなり理解されないからせめて権利を主張する、とならないように。
※1;周囲の目を気にして行動できるが、兄弟に負担を求める。
※2;「わが子の見せしめ」と思うだろうからほぼ無理かもしれないが。