2009-11-12

知的障害児とその親

障害とはいっても、主に知的障害の話です。

多動、自閉、ダウン等ありますが勿論軽度から重度まであり、一概に言えない分野でもあるとお断りを入れておきます。

主に自閉の場合です。

一般社会に対しての親の振る舞い次第で

障害者の親はある意味可哀想だ。特に子一人の場合は特に。

世話をしなければいけないし、気苦労は耐えないし、なにより日常の一般社会から外されてしまう。

外されてしまうというより、子供物心付く頃には障害児の子と自分二人の普通ではない世界の<普通>が彼らには常識になってしまうから。

不思議なもので子供が不可解な奇声を発していてもそれが普通になる。

―多少変な行動をしていても目を離せるようになる。

―一つの対象に執着し、例えば人形の髪をこねくり回していても気持ち悪い所か微笑ましい。

そうして外へ出れば当然奇怪な視線に晒され、そこで彼らの奇怪が日常になっていた親は一般社会との差異を初めて猛烈に感じることになる。

そんな一般社会から親はわが子をどう守り育てればよいか?

そのポイントで一般社会からどういう目で見られるか分かれ目になっていると思う。

どうにも残念な親の方が多い気もするが・・・

一般学級に通う兄弟が居る親の方が、我が子の振る舞いに申し訳なさそうに腰が低いパターンが多い。(※1)

育て方が分からない?

「親が付いているのに奇声奇行スルー」それは親にとっては<普通>だから。

残念だが奇声は静止できない。

けれども障害のレベルでは危害を加えないもしくは他人に不快感を与えないレベルに出来なくはない。

勿論親も度が過ぎる場合は叱らなければいけない。

それがどのレベルか分からない人もいるが、個人的には人に興味を持ち絡む時には相手と場所を考えて静止すべきはする辺りがライン。

周囲に理解がある場所が少なすぎる⇒施設だけでなく社会でも、が理想だが理解を得られていない。寧ろ偏見

http://anond.hatelabo.jp/20081211235156

恐らくこの増田パターンの子は誰かが注意したのだと思う。

注意して理解は出来るレベルなら怖がらずに注意を入れたほうがいい。

でないと野放しになるから。

彼らは親と施設関連という狭い世界で育ってきたから一般社会常識はその住民が教えてあげるしかない。

実際の所は怖い、危うきには近づかずの偏見で注意する人はいないが・・・。

それに「人に注意されても聞かない聞けない(逆キレ)」レベルの重度、

そういう躾をされていない(親が障害だからと叱ってこなかった)場合、ストレスが貯まっていてプッチン、

もあるので難しい問題ではある。



差別

ついでにhttp://anond.hatelabo.jp/20091108162347

何も分からないと思っていたら大間違いで、一般の人より感情が分かる。

周囲の気持ちが筒抜けだったんだろう。

お金をちゃんと払えたんだから、せめて「ちゃんと払えた!出来た!」と生暖かい目で見守ればよかったパターン

所謂池沼に理解が全くない例。

奇行が)キモイ・(何も出来ないから)邪魔という認識しかないから、世間から消えろと思うのは当然。

せめてそれが(奇行は)ある程度しょうがない・(学習能力はあるから)お金をちゃんと払えたな、そういう人も居る、

位の理解を持てれば、障害者とその親も少しは生き易くなるのかもしれない。

モンペと言われる親に関して

苦労は一般の子供の数倍手は掛かる。

成長はするが遅い。一日で覚えることを一年かかって覚える。十年かかることもあるだろう。

当然障害者支援施設のスタッフならばそれを親と見守り理解して褒めるが、それはその閉鎖された世界だけの話であって社会は厳しい。

そもそも成長する事すら知らない人が大半だと思う。

彼らにはその数倍手を掛ける事が<普通>であって、

その彼らは「彼らにとってはあたりまえである<普通のきくばり>を周りにもして欲しい」と考えている節がある。

問題なのは「周りにもして欲しい」という思いが一般社会の他者にはとんでもない負担なのだという事実を彼ら自身気付かない事。

世界に落差がありすぎて、その主張は奇怪異端にしか聞こえない。

しかも彼ら自身はそれを当たり前だと感じているからどうしようもない。

当然両者は合間見えない。

モンペに近いとは思うが、その感覚を一般社会に持ち込むパターンも性質悪い。

上長の親戚が障害児、受け入れられないか?というレベルならまだしも、出来ないなら自分が直接見るから受け入れて

という事を平気でやる。身内びいきを悪びれなくナチュラルに言う辺り過保護さに唖然

言いたい事は多々あるが別で。



現実として難しいが

まずは理解してもらうしかない。

同性愛のように、こういう人間が居ると主張し、まずは存在を認めてもらうのが偏見脱却には一番だと思う。

そういう団体もあるかもしれないが、いきなり「路頭で奇声あげて困りうろついてたら助けてあげてというレベル

で理解を求めようとしても落差があり過ぎる。

同性愛者団体が「自宅で兄が男とセックスしてても理解して許して」と主張するような物で、

まずは「同性を好きになる人が居ます」から始めないといけないように、

障害者も「奇声をあげたり言葉を繰り返したりしてします人間が居ます。奇怪に見えますが危害を加えません。」から

理解を求めないといけないと思う。それでも敷居は高いが。(※2)

勿論差別はなくならないが、障害の内容を理解してもらえば実際問題少しはマシになるからだ。

奇声を発する/意味のない言葉の連呼/突発的な所作、この辺の騒音+奇怪行動レベルでも理解は得られる。

我慢して頂ける。

勿論当初はクレームも付いたが・・・駄目と注意すれば理解し成長すると周囲理解が得られるとその子へ声を掛けてくれるように。

当然こちらも静かにするよう注意したりもする。(が、きつ過ぎると我慢後酷くなる場合があるから難しい。親の苦労を思うと・・・)

ただしその「我慢していただいている事」を当たり前だと思ってしまっては駄目。

この部分を忘れて「我慢するのが当たり前」とならないよう(なってしまっている親はモンペと言われる)気をつけないといけない。

雑感

大変だと思う。現に大変ではあるし。家から社会から。

出来るのは「障害者が居る」という事と「育てる人の苦労」を理解する事。

親がモンペとなり理解されないからせめて権利を主張する、とならないように。



※1;周囲の目を気にして行動できるが、兄弟に負担を求める。

※2;「わが子の見せしめ」と思うだろうからほぼ無理かもしれないが。

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