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はてなキーワード: ダントーとは

2024-08-17

アーサー・C・ダントー提唱した「アートワールド」とは、芸術作品が成立するための社会的概念的枠組みのことを指します。彼は1964年論文「The Artworld」で、この概念提唱しました。ダントーによれば、芸術作品はそれ自体物理的な特性だけで芸術であるわけではなく、周囲の芸術的な理論批評歴史的背景、そしてその作品芸術として受け入れる社会的合意など、「アートワールド」と呼ばれる文脈によって芸術作品として認識されるのです。

この枠組みの中では、アーティスト批評家、鑑賞者、美術館ギャラリーなどの文化的社会的要素が、作品芸術性を定義づけ、芸術とされるための文脈形成します。したがって、芸術とは「アートワールド」によって成立する文化的産物であり、その文脈無視しては理解できないものだとダントーは論じました。

2024-07-26

現物取引で5年間で+2,700%にするのはほぼ不可能

2019年9月から投資をはじめて+2,700%になってる話【 anond:20240725200007

上記投稿について、+2,700%は明らかに嘘だと思って相手にする価値は無いと感じて昨晩はスルーしたけど、現在ブクマ数180を超えている。しかブコメ一覧や注目コメントによると信じている人の方が多数の模様だ。

国内製造業株で5年間で+2,700%(28倍)なんてあり得るのか? と思ったので、ここ5年間で株価上昇率の高い銘柄を調べてみた。

銘柄コード業種株価上昇率
ジャパンエンジンコーポレーション6016輸送機器49倍
タカトリ6338機械31
TOWA6315機械26.6倍
内海造船7018輸送機器18.4倍
ダントーホールディングス5337ガラス・土石製品18.3倍
名村造船所7014輸送機器16.7倍
三ッ星5820非鉄金属15.6倍
デクセリアルズ4980化学14.3倍
マツモト7901その他製品11.9倍
大阪チタニウムテクノロジーズ5726非鉄金属6.3倍

株価上昇率はここ5年間の最安値に対する最高値の比から算出した。

上記の表によると、ジャパンエンジンコーポレーションタカトリなら可能だが、とても人間業とは思えない。アルゴリズム取引だとしてもまず不可能だ。2020年1月コロナショック(最安値)で買い、株価が最高値を付けた時点で売らなければ、上記の表で示した上昇率にならないからだ。

しかも、『俺の投資の決まりごとは信用取引をせず現物取引のみで行い』とあるので、上記の上昇率以上に稼ぐことは不可能だ。それに、ジャパンエンジンコーポレーションタカトリも海運動静に影響を与えるほどの大企業ではないから、元増田手法では銘柄スクリーニング(選別)できるはずもない。

よって、元増田は嘘であると私は判断する。

ただ、リーマンショックによる就職難という身の上話だったりMarineTraffic.comによる海運動静の分析などといった説明論理的になされていることから100%完全な嘘という訳でもなさそうだ。+273.2%を+2,732%とするように、1桁盛ったというのならあり得る話だ。

 
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