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はてなキーワード: 「見取り図」とは

2020-12-21

見取り図ネタは「正統派」でも「ちゃんとした」漫才でもないのでは

先に書いておきますが、私個人の考えとしては、M-1決勝に上がった方々は皆さん「漫才」をしていたと思っているし、どのネタもとても面白かったと感じています。 

このエントリーは、マヂカルラブリーやおいやすこがを「漫才ではない」と断定し、「ちゃんとした漫才をした見取り図が優勝すべきだった」とする意見への違和感きっかけとして書いたものです。

  

2020年M-1終了後、Twitterトレンド「見取り図」が上がりました。その中で多く散見されたのが、「見取り図が一番面白かった、優勝してほしかった」というもの

その気持ちはとてもよくわかりました。笑いの感性は人それぞれ。自分のツボにハマった人が最も面白いし、勝って欲しいと思うのも当然です。

ただ、その中で気になる意見がありました。「最終決戦に上がった3組の中で、『ちゃんとした、正統派漫才』をしていたのは見取り図だけだったから、M-1と冠するなら見取り図を勝たせるべきだった」というものです。決して少なくない方々がそのように呟き、トレンドを盛り上がらせる一端を担っていました。

  

ですが、その感想は的を射ていないと思うのです。

なぜなら、その方達が言うように「漫才」の定義にこだわるべきなら、見取り図そもそも最終決戦に上がれなかったことになるからです。

  

漫才は、辞典において下記のように定義されています

  

コトバンク

寄席演芸一種。2人で一組になり,滑稽な話題掛合で聞かせるもの

https://kotobank.jp/word/漫才-137921 より

  

Wikipedia

漫才(まんざい)は、2人ないしそれ以上の複数人による寄席演芸一種目。通常、コンビを組んだ2人によるこっけいな掛合いで客を笑わすものを言う。

(中略)

漫才基本的に、演者が「演者自身」として発話し、その会話の流れによって観客の笑いを呼び起こそうとする演芸であり、その点で、何らかの役柄や舞台設定を、扮装や簡単なセットによって提示するコントとは異なる。

https://ja.m.wikipedia.org/wiki/漫才 より

  

  

複数人間が、演者自身として滑稽な掛け合いをすることが漫才なのです。会話の掛け合いでなくてはならないとは書いていません。

マヂカルラブリー野田さん自身としての動きと村上さん自身としてのツッコミ。おいでやすこがは、こがさん自身としての歌と小田さん自身としてのツッコミで、しっかり掛け合いをしていました。

  

対して見取り図は、最終決戦では盛山さんとしてのツッコミリリーさんとしてのボケで掛け合いをしていましたが、1回戦では挨拶もそこそこにマネージャー大御所としての設定に入り、締めまでキャラクターを演じ続けていました。「ちゃんとした漫才」という定義にこだわってしまえば、1回戦のネタ正統派とはいえず、決勝の決勝には上がれなかったことになります

  

ただ、上記のようなスタイルの、いわゆるコント漫才というものは、サンドウィッチマンパンクブーブーなど、過去王者達も採用しており、漫才の1つのスタイルとして確立されていますほとんどの人が、漫才であるということに異論はないでしょう。私ももちろんありません。

  

私が言いたいのは、漫才正統派なんてないんじゃないか、ということです。

漫才スタイルは、時代に合わせてどんどん変わっていきます

コント漫才が、本来漫才定義とズレながらもスタイルの一つとして定着していったように、これからも多くのスタイルが生まれ定着していくことでしょう。

サンドウィッチマン伊達さんの言葉を借りれば、「センターマイクに向かって舞台から出てきて『どうも』と始まれば、それは漫才」なのです。

演芸としての枠が大きいからこそ、時代ごとの芸人さん達が新しい発明をしていき、内容を進化させ、思いもよらなかった角度で私たちを笑わせてくれるのだと思います

  

改めて書きますが、2020年M-1では、マヂカルラブリーもおいでやすこがも、見取り図も、もちろんその他のメンバーも、内容やスタイルが違っただけで、皆間違いなく素晴らしい漫才をしていました。

からしませていただきました。ありがとうございました!

2011-01-25

http://anond.hatelabo.jp/20110125222738

レポートを書く」って目的なら助言を。

マインドマップでもなんでもいいか

おおざっぱな「見取り図」を作ってみるのがいいよ。

全体を把握することでどこが足りないのか、どこへ偏ってるのかを確認、

修正を繰り返し大きな流れをつかんでから

その段取りを元にレポートを書く。

つれづれなるままに書くのもいいけどね。

 
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