虎に翼が最初絶賛だらけなのに後半から不評が増えてるのは、単純にドラマとして面白くなくなった(と感じている人が多い)からなのに
「先進的な思想が気に食わない保守派が叩いてるだけなんですよ」って宣伝しようとしているのが卑怯だなあ、と
子供と夕飯代わりに菓子食べるシーン、脚本家的にはそういう意図なんだろうというのは分かったが
「元々寅子の知り合いの元女中で、現在孤独を持て余し社会との繋がりを求めていてタダでもいいから働かせてほしいと言っている」
という超絶都合良い「稲」というキャラを設定しておいて何故か週1しか雇わない
別に毎日ちゃんと金払って雇っても良いくらい稼いでる設定だろうし、史実でも住み込みで家政婦雇ってるのに
そこを変えたのは、むしろ「何がなんでも他人に頼らず母親が家事しなければならない」というメッセージ(少なくとも「寅子はそう思い込んでいる」という設定)か?と思ったよ
それでやっぱり家事回らなくなって菓子食べてごまかすって、やってる事が矛盾していて意味が分からん
普通に素直に史実通りに稲を毎日雇って「母親が家事する事に拘らなくていいんだ、頼れるものは頼れ」ってメッセージにした方がよっぽど現代に即した話になったんじゃね?
それが嫌ならむしろ菓子なんか食わせないで「寅子はスーパーウーマンなので仕事も家事も一人で完ぺきにやりました!」にしとけよリアリティゼロだけどさ
当時小学生の娘にも相当家事やらせてないと回らないはずだし実際寅子の帰宅前に家事やってる描写もあって(包丁なんかも使わせてたよな)、
それを母娘が協力して生活する良き風景かのように描いて、ヤングケアラーかよそれ賞賛するの気持ちわりいなと思ってたけど
その後寅子の再婚後に義祖母がボケた時は、新潟時代は頑なに雇わなかった家政婦毎日雇って夜は寅子&夫が義祖母の介護してるという状況にしておいて
「娘がヤングケアラーになってるのを描きたかった」って言ってた時も疑問しかなかった
娘、ヤングケアラーと言えるような事なんかやってたか?あくまで家事介護は家政婦がメインでやってる中少し手伝ってただけだろ?
「母子家庭で母はフルタイムで働いている中、母の代わりに家事をやらされる小学生の娘」はヤングケアラーではないけど
「両親&家政婦がいて昼間は家政婦、夜は両親が家事介護やってる状況で少し手伝ってる高校生の娘」はヤングケアラーなんです!ってさあ
自分が前に描いてた状況忘れて思い付きでヤングケアラーネタぶち込みたかっただけだろこれ
他も社会問題()を思い付きでぶち込んだっぽい浅い描写だらけ、金曜に唐突に問題が解決するパターン連発、登場人物が何考えてるか意味不明だらけになって、