2024-08-29

悠仁親王東大入学はなぜ「ズル」と呼ばれているのか

秋篠宮悠仁親王が、コネによるゴリ押し東大の推薦入試突破しようとしている件について、 「ズルヒト」と呼ばれるなど批判されているようだ。 すでに、ズルヒトの東大入学を阻止するために1万人を超える署名活動も行われた。

ではなぜ悠仁が親のゴリ押し東大に入ることは「ズル」と呼ばれるのだろうか。

悠仁東大推薦に関してはよく言われる意見として、 東大入学する人は悠仁に限らずとも、持って生まれた才能や環境を使っているのだから悠仁だけを特別批判するのはおかしいのではないかというものがある。 確かに東大入学するためには生まれつき頭(東大生の平均IQは120と言われる)が良くないといけないだろうし、 東大を目指せる環境に生まれることも必要だ。 他には、(特に運動系の)部活動全国大会に出たりすることも似たようなことだと思う。

しかし、彼らが「ズル」と呼ばれてきたかというと、そうではない。 ではなぜ、悠仁はズルヒト呼ばわりされているのか。

これには大きく、

大学受験から

東大から

推薦だから

の3つの理由があると考える。

現代社会においてもっと重要問題の一つとして格差がある。 格差世代に渡って固定化する傾向があり、国によっては生まれによって人生が決まる国もあるし、 そうでなくとも事実上そうである国も少なくない。

アジア圏のゴリゴリ受験戦争批判されることが多いが、 最近では、フィンランド教育の失敗が指摘される一方で アジア詰め込み教育価値が見直されている側面もあるし、 もっと重要なことは、アジア受験は公平だということである必死勉強して高い点数をとれば、生まれも育ちも関係なく 一流大学に入って人生を勝つことが出来るというのは、 実に素晴らしいことだ。

日本において大学受験は、事実上人生を決定付けるものである偏差値の高い大学に行けば基本的には偏差値の高い企業就職出来、 年収偏差値も高くなる傾向があり、社会的な信用も得やすくなる。 その頂点が東大であり、世の中には東大合格人生を賭けている「東大 or die」な人も少なくない。

幸運なことに、現代においては情報化社会の進展により、 仮にゴリゴリ地方に住んでいたとしても受験に関する情報量という観点で 都会に住んでる人と大きな差はなくなってきており、 大学受験一般入試は、我々平民にとって人生を逆転する最大のチャンスとなっている。

この一般入試に対して、最近私立大学を中心に導入が進められているのがAOや推薦入試である。 推薦入試割合が増えると、推薦入試必要な「経験」を積める金がある家庭に生まれることが 条件となってしまい、格差固定化助長するという批判がある。

まり悠仁親王が親のゴリ押しによって東大に推薦入学することは、 平民に生まれ人間が生まれの悪さを逆転するためにせっかく得たチャンスを1枠略奪する行為に 他ならず、それ故に平民に敵視され、「ズル」と揶揄されているわけである

天皇日本国の象徴憲法に書かれているわけであるが、 憲法改正のどさくさに紛れて「格差象徴」とでも書き換えるつもりだろうか?

  • 揶揄するにしてもズルはねーわ 子供の僻みかよ 他にもっともらしい表現あんだろ

  • 東大行くなら是非行って欲しいけど、推薦はまずいよなあ。その推薦で受かるための経験が、まあまさに皇族だから得られたって面が多分にあるんだから、結局は皇族だから東大行けた...

    • 推薦なんだから良いじゃんって思うのに反対の声が多くてびっくりしてるわ。

      • 推薦って底辺ゴミに下駄はかせる制度だよね まともな人間なら一般入試一択だよ

    • 推薦入試=比例復活だからね マトモな人間は推薦なんか選ばない どっかの田舎の大学が推薦入試の有用性についてわざわざ論文に書いたそうだけど さすが陰湿な田舎のやること、都会...

    • というか官僚養成機関もしくは就職予備校である東大に行く意味がそもそも低いのがね。研究者として、東大の特定の先生に師事したいにしても、家庭教師としてやって来てもらうこと...

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