2024-04-05

わたしには子どもを作らずに死んでいく責任がある話

わたしは二十代後半の女です

男性社員の多い職場で働いていますすがよく「子どもはつくらないの?」と聞かれます 今日も暇そうな会長に散々セクハラじゃないよと予防線を張られながら聞かれました

(弊社の独身男性に女を宛てがい辞めにくくさせるために遠回しに誰かと番えと促しているんでしょう)

わたし 子どもはきっと産めます 血迷って子どもが欲しいと思ってしまった時に妊娠できるか検査を受けたのでそこは断言できます

でも 子どもは産めるとしてもわたしは産んではいけないのです

わたしの両親は側から見てちょっとずつおかしい人たちでした

父は出産の時に「側に居ても何もできないから」と釣りに行く様な人で

母はそんな父に苦しめられてきたカサンドラでありながらも「わたし正直者だから」を口癖に平気で暴言を吐く様な人で(わたししたことの一例をあげると 象の足みたい 目がない 太っている等の暴言 センター試験の点数を見て情けないと泣く など)

当然その二人の間に生まれわたし社会的常識を教えてもらえず

(たとえば正直者を免罪符にして思ったことを口にしてはいけないとか ハンカチを借りたら洗って返さなければいけないこととか 誰かが大変な時に助けずに自分のやりたいことを優先してはいけないとか)

そんなわたし常識を叩き込んでくれる友人や先生にも特にまれ

結局自力で周りを観察して頑張るしかありませんでした

けれど自力努力しても限界があり また幼い頃から親に教えてもらえる子たちとは当然のように差が出来てしまい その差は嘲笑と見下しを呼び

つのまにかわたし構成する主成分は60%の水ではなく 98%の惨めさと2%の非常識さになっていました

立派に人でなしです

化け物です

と言うよりきっと親たちも元々が人でなしだったんでしょう

ではこんな人間からまれ子ども幸せにできる自信があるかと言われれば 当然ありません

わたしがどれだけ努力しても 生まれ子どもがどれだけ努力しても 子どもは惨めな人でなしになるのです

なぜならわたしは人でなしから産まれた人でなしだからです 人でなしがいくら人間のふりをしようと人間にはなれないからです

そんな不幸になると決まっている子どもを 少子化労働力が減った国のために 国を存続させる礎にするために産むなんてもっとひとでなしになります そんなのは御免です

寂しいとは思います 人でなしの両親とはとっくに縁を切っています

(同い年+1秒だか1分だかの姉は居ましたが もうわたしの心の中にしかいません)

子どもがいない以上 わたし人生に残されたライフイベントは死のみであり 考えるべきことといえば「いか迷惑をかけずに死ぬか 〜安楽死制度導入希望〜」ぐらいです

そんな人間は当然 未来に期待して想いを馳せたりしません

終わりゆく日々のことだけ考えて死んでいくのはどれほど惨めなんだろうと思います

でもいいのです わたしの体の98%は惨め成分でできているのだから全部今更の話です

それよりもわたし以外の誰かを不幸にしたくない それがわたしの願いであ責任だと思います

もし子どもを産まないわたしを 「労働力へのタダ乗り」「無責任」「他の子どもたちに負担を掛けるだけでしかないどうしようもない存在」だと思っている方がいらっしゃるのなら何も言い返せませんが せめてもの協力として毎年児童養護施設寄付をしています そういうサイトがあるので これも一つの子育てです

もしそれでも赦せないと仰るのなら 是非是非安楽死制度の導入へ賛同なさってください 

わたしアルツハイマーリウマチ発症した元祖母(縁切りしているのでこう呼びます 本当は憎んでいるのでこんな風にさえ呼びたくありませんが)が死ぬまでの壮絶な半年間を見ていて 長生きは地獄だと思っているので 出来ることな迷惑をかけないうちにさっさと死にたいのです

話が逸れました と言う訳で わたし子どもを作らずに一生を終えます 寂しさに負けてしまわないように耐え続けながら

それが人でなしに産まれしまったわたしにできる唯一の善行です

  • それでも奇跡的に理解ある彼くんに優しく常識を教えてもらえる環境になったら「半分は彼の子だし大丈夫かも」って思って子供を産むよ だって読んでる限り増田自身に問題はないじゃ...

    • お優しいお言葉ありがとうございます 嬉しかったです ですが たとえ奇跡が起きて理解のある彼くんとやらに出会えて 常識を教えてもらえるとしても わたしは人でなしなので う...

  • わたしの両親は側から見てちょっとずつおかしい人たちでした 父は出産の時に「側に居ても何もできないから」と釣りに行く様な人で(おそらくASD) 母はそんな父に苦しめられてきたカ...

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