2024-02-29

西麻布で働いてた20代の頃は確かに浮き世離れしてたわ

大学生インターンを騙してイベント運営して荒稼ぎしてる反社フロント企業に籍をおいてたことあるけど

反社も当時はとにかく羽振りがよくて

給料は30万程度だったが取引先に打ち合わせに行くたびに上司ランチ代として10万くれたか手取りは80超えてて、一個千円の凝ったいなり寿司おやつにパクパク食ってた

幹部が月イチくらいでガールズバー女子大生を金で集めて乱交パーティー開いてた

麻布警察の偉い人も来てたし、もちろん俺もご相伴に預かった

近所のバー芸能人が暴れたらしいって噂が流れたことがあったけど、ニュースみたら海老蔵で笑った

潰れそうな私大にうちの母体が金貸してたから、無理矢理ホームページリニューアル案件をとりつけて

もともと俺の知らん言語で書かれてた大規模システム適当ワードプレスで作り変えて学生を困らせた上に3000万ぼったくった

イベント会場で半グレと抗争になって、デカハンマー持った半グレ構成員上司ランドローバーで轢き飛ばし

その時俺は助手席に居て、楽しいなーって思ってた

土日もずっと仕事してて睡眠時間4時間くらいだったけど満足だったし楽しかった

今思うと感性ぶっ壊れてたな

普通エンタメではまったく心が動かなくなって友達との付き合いも全部なくなった

その会社解散したのと、結婚することになったので普通企業転職したが

それから3年くらいは久しぶりに異世界から帰ってきたみたいで日本社会に馴染めなかった

毎日ただ頼まれ仕事をこなして、効率の悪い業務も慣習だからと受け入れて

褒められても感謝されても「だから?」って感じだった

すごく少ないお金ですごくつまらないものを買って死なないように生きるだけの生活があまりにくだらないと感じた

でもアドレナリン漬けだった脳が回復して刺激を求めなくなるとこれでいいんだと思うようになった

朝起きて夜寝る生活になって体調が明らかに良くなったし

金にならない趣味も本気で楽しめるようになった

少しずつ感性が周りの人間と合うようになって少ないながら友人も出来た

ただ慢性的に金はなく、稼いでいた当時すこしでも貯金していればという後悔はある

新卒大企業に入れたら全然違う人生だったんだろうな

でも氷河期末期世代のなかでは俺はまともに生きれたほうだと思う

  • こんな奴でも結婚できるんだ

  • わかってて続けてたなら君も反社の一端。文章読んでてももうまともには戻れないんだなって感じるよ。本人はそういう臭いに麻痺しているんだろうけど。

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