2024-01-28

節分産婦人科

小2の子どもが居るんだけど、2月が近づくのを思い出して「あー、よかった。小学生になって。もう鬼こないもんね」とよくつぶやいてる。

多分今年入って5回は言ってきてる。

子どもが行ってた園は寺系ということもあるのか、しっかりした節分をする。

しっかり怖い鬼の顔をした鬼(園長)が、日常生活に急に現れて襲ってくる。

鬼が来た! お坊さんも来た! お坊さんと一緒に豆で退治! チャンチャン」

という流れを作ってはくれているものの、やはり子どもたちは大号泣しているようだ。

毎回、部屋の隅に身を寄せながら号泣している子どもたちの写真が報告として壁に貼られる。

で、中には1月から鬼が怖くて登校拒否なる子がでてきて、前後ダメージを考えて当日休ませるという判断をしていた親もいる。

うちの子は毎回泣いてはいたが、そこまでではなかった。節分とわかっても園に行っていた。

それでも、こうやって数年後に思い出してはつぶやくくらい心に残ってしまってるんだなと。

最近の性被害気持ちを数年後にようやく出せるのと一緒なのかなと思った)



そんな中TLに流れてきた、産婦人科の基本麻酔なし処置の話。(n回目ではある。もういい加減変わっていってほしい)

子宮卵管造影検査も、ミレーナ入れるのも、なんなら出産も痛いのに「耐えろ」と一蹴されてる。

私は「男性医師女性が泣くのが嬉しくてしてるんだ」みたいな意見ちょっと言い過ぎだと思っているけど、性別関係なく医師が寄り添えてない事実はあると思う。

ほんと、もっと女性身体へのダメージ自分で決めさせてほしい。

アフターピルもなんで諸外国みたいに手に入れやすくなってないのか…)


それを思ったら、上の子どもへの全力節分も同じようなものじゃないのかと思った。

よく聞かれる言い訳として「この経験が成長になる」「いままでそうしてきたから」というものがあるけど、最近の流れでいくとそれは理由としておかしいという声が上がってきてる。

科学的なエビデンスも出てきてるのでは。

不要な怖さや痛みは感じないほうがいいでしょう。

トラウマなんて少ないほうがいいでしょう。

本当に節分・鬼が襲いに来てもらいたいと思うなら、なまはげ体験しに行ったらいいんだとおもうよ。

子ども気持ち確認したうえで。

USJハロウィンナイトに無理やり子どもを連れて行って、泣く姿を撮影する親もほんとどうかと思う…😩)

産婦人科系の痛みも、体験したほうがいいと思うなら そうしたらいいと思う。

苦痛経験したくない人にはさせない選択をさせてほしい。

からして「泣いてる子どもたちも可愛い」という気持ちもわかるけど(多分ドッキリとかで驚いてる人をみる愉快さなんだろうな)、もう令和だし別の形で節分体験させてあげてほしい。

外に向かって豆なげるでも、かわいい工作作るとかだけでもいいじゃん。

産婦人科のしんどさとつなげてみたときに、私は子どもへの必要以上の怖がらせは 節分ハラスメントだなとおもった。

ハラスメント(Harassment)とは、ある言動や行動によって、相手不快な思いをさせたり、脅したり、人間としての尊厳を傷つけたりすることです。 広い意味で「いじめ」や「嫌がらせ」と同義言葉ですが、「相手を傷つける意思」や「悪意」がなくても、受け取る側が不快感情を抱けばハラスメントとして成立します。/ネット検索から

正直、考えすぎなのかもしれないけれど、やっぱり少しでも声をあげていきたい。


来週は節分

この投稿が届くとは思わないけれど、将来的に節分で鬼を怖がる園児さんたちが減ることを願います

(園にも今度遊びに行ったとき一言伝えようと思ってる)

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